BLACK SABBATH - ZWOLLE 1983(2CDR) [Shades 2006]

BLACK SABBATH - ZWOLLE 1983(2CDR) [Shades 2006]

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Ijsselhal, Zwolle, The Netherlands 2nd October 1983 PERFECT SOUND

 ロック史に異形の魅力を刻みつつ、泡沫に終わった幻のユニット「イアン・ギラン+BLACK SABBATH」。その現場を伝える新名盤が2タイトル同時リリース決定です!
 本作は2連作の第二弾。「1983年10月2日ズヴォレ公演」の強力オーディエンス録音です。同時リリースの『OFFENBACH 1983(Shades 2005)』解説では有名サウンドボードを足がかりにショウのポジションを確認していきましたが、ここではオーディエンスの2大名盤『COMPLETE STOCKHOLM 1983(Zodiac 602)』『CHICAGO 1983: DEFINITIVE EDITION(Zodiac 517)』との位置関係で見ていきましょう。

●1983年
《8月7日『BORN AGAIN』発売》
・8月18日ー28日:欧州#1(7公演)←※COMPLETE STOCKHOLM 1983
・9月13日ー10月3日:欧州#2(15公演)←★ココ★
・10月17日ー11月30日:北米#1(32公演)←※CHICAGO 1983
●1984年
・1月25日ー3月4日:北米#2(25公演)
《4月27日:DEEP PURPLE再結成》

 これがイアン・ギラン時代のBLACK SABBATH。2大プレス名盤はそれぞれ「欧州#1」「北米#1」の最高傑作だったわけですが、本作のズヴォレ公演はその間を繋ぐ「欧州#2」。その代表作となるライヴアルバムなのです。同時リリースの『OFFENBACH 1983』も同じ「欧州#2」ですので、さらに日程をフォーカスしてそれぞれの位置を確認しておきましょう。

●欧州#2の詳細
・9月13日:バルセロナ公演
*9月14日『GILLAN IS A ROCK 'N' ROLL DOCTOR(マドリード)』
・9月15日ー15日(3公演)
*9月18日『OFFENBACH 1983』
・9月19日ー25日(5公演)
*9月27日『GERMANY 1983(ノインキルヒェン)』
*9月28日『GERMANY 1983(ベーブリンゲン)』
*9月30日『DEFINITIVE PARIS 1983(SBD)』
・10月1日:ブリュッセル公演
*10月2日:ズヴォレ公演 ←★本作★
・10月3日:ナイメーヘン公演

 本作は最終盤の14公演目でした。「欧州#2」はいずれ劣らぬ名作揃いなのですが、その中でナゼ本作が代表作なのか。それはオンな芯の力強さ。それこそ2大プレス名盤『COMPLETE STOCKHOLM 1983』『CHICAGO 1983』にも匹敵するほどでして、まさに本作を間に挟んだ三部作を成している。クリアさなら『OFFENBACH 1983』の方が上かも知れませんし、『GERMANY 1983(ノインキルヒェン)』のゴージャス・サウンドも美しい。しかし、サウンドボード的な聴きやすさや密着感を求めるなら、本作こそが代表作なのです。しかも、本作は完全版。この日の録音は「Iron Man」「Paranoid」にテープチェンジのカットがあるのですが、本作は別録音で補完。フルショウをシームレスで楽しめる完全アルバムに仕上がっています。
 そのダイレクト・サウンドで描かれるのは、転換期「欧州#2」の最終盤となるフルショウ。ここまで2大プレス名盤を引き合いにしてきましたので、セットも比較しながら整理しておきましょう。

●悪魔の落とし子(4曲)
・Hot Line/Disturbing The Priest/Zero The Hero/Digital Bitch(*)
●クラシックス(8曲)
・オジー時代:Children Of The Grave/War Pigs/Supernaut/Rock 'n' Roll Doctor/Iron Man/Black Sabbath/Paranoid
・その他:Heaven And Hell(★)/Smoke On The Water
※注:「★」印は『COMPLETE STOCKHOLM 1983』で、「*」は『CHICAGO 1983」で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。「欧州#2」は日に日にセットが変化していく時期でしたが、最終盤ともなると「Born Again」や「Keep It Warm」といったツアー初期のレア曲がなくなり、「Heaven And Hell」も導入。次の「北米#1」に酷似したセットになっています。
 レア曲がない事、ジェネが断定されていない事。この2点でプレス化は見送られましたが、内容的には2大プレス名盤にも肉薄する新名盤です。本作自体が“BORN AGAIN Tour”屈指のフル・ライヴアルバムですし、『COMPLETE STOCKHOLM 1983』『CHICAGO 1983』と合わせれば各レッグを代表作で渡り歩く楽しみも味わえる。プレス名盤だけでなく、そこから一歩踏み出すのに最適の1本。どうぞ、じっくりとお楽しみください。

★「1983年10月2日ズヴォレ公演」の強力オーディエンス録音。オンな芯が力強い名録音で、それこそ2大プレス名盤『COMPLETE STOCKHOLM 1983』『CHICAGO 1983』にも匹敵するほど。原音は「Iron Man」「Paranoid」にテープチェンジのカットがあるのですが、そこも別録音で補完された完全版で、貴重なイアン・ギラン時代のフルショウをシームレスで楽しめる完全ライヴアルバムです。

Disc 1 (45:49)
1. Supertzar
2. Children Of The Grave
3. Hot Line
4. War Pigs
5. Supernaut 
6. Drums Solo
7. Rock 'n' Roll Doctor
8. Disturbing The Priest
9. Iron Man

Disc 2 (42:35)
1. The Dark/Zero The Hero
2. Heaven And Hell 
3. Guitar Solo
4. Digital Bitch
5. Black Sabbath
6. Smoke On The Water
7. Paranoid/Heaven And Hell(reprise)

Ian Gillan - Vocals
Tony Iommi - Guitar
Geezer Butler - Bass
Bev Bevan - Drums
Geoff Nicholls - Keyboards