QUEEN - DEFINITIVE BUENOS AIRES 1981 1ST NIGHT(2CD) [Wardour-252]

QUEEN - DEFINITIVE BUENOS AIRES 1981 1ST NIGHT(2CD) [Wardour-252]

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商品詳細

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Live at Velez Sarfield Stadium, Buenos Aires, Argentina 28th February 1981 STEREO SBD(BEST EVER)

 全盛の頂点を極める灼熱のサウンドボード・アルバムが復刻プレス決定です。その頂点とは、「1981年2月28日ブエノスアイレス公演」。そのラジオ放送音源を収めたベストマスター・アルバム『BUENOS AIRES 1981 DEFINITIVE EDITION』が新装ジャケットで再登場です。
 とにかく、このブエノスアイレス公演は「成功の塊」でした。当時のQUEENはアルバム『THE GAME』もシングル『Crazy Little Thing Called Love』『Another One Bites the Dust』も大ヒット。各国チャートを席巻し、いずれも全米No.1も獲得。その追い風を駆って飛び出したワールドツアーも大成功を収めました。世界中がQUEENに振り向いている中、特に熱い視線を送っていたのは南米。それまで南米を訪れたことがなかったQUEENが初めてツアーを実現させ、7公演で50万人(!)を動員する巨大な成功を収めたのです。しかも、その頂点だったのがブエノスアイレス公演。たった3公演で30万人(!!)をかき集め、“アルゼンチンの歴史上、最大のコンサート”となった。本作に収められているショウは、その第一夜。南米ツアー全体でもキックオフ公演にあたる“ファースト・ショウ”なのです。

【史上最高峰バージョンのサウンドボード・アルバム】
 このコンサートは現地のラジオ曲でも放送され、当時から定番サウンドボードが知られてきました。長い歴史の中で幾度かのアップグレードが果たされましたが、本作こそがその頂点なのです。そのクオリティは、まさに“てっぺん”。放送されなかった「Get Down, Make Love」「God Save The Queen」以外の全曲が網羅され、幾多の既発が押さえられなかった「Now I'm Here」のリプライズも初めて登場。そんな最大級スケールも素晴らしければ、サウンド自体も過去最高。既発群よりも遙かにジェネレーションの若いマスターを使用しており、クリアさも、細やかなディテールも、ナチュラルな鳴りも、音の粒立ち1つとってもまるで違うのです。
 その鮮度がサウンドボードの鮮やかさを一層際立たせる。80年代初期の南米放送だけに「オフィシャル級」とはいかないものの、逆にその荒っぽい「卓直結感」が凄まじい。巨大な大歓声が遠くに微かに聞こえる反面、パンするステレオ感まで超鮮やか(「Keep Yourself Alive」後のギターソロが凄い!)。QUEEN史上にライン録音は数あれど、ジョンのベースがここまでゴリゴリと肌触り感覚で迫る記録はちょっと覚えがない。もちろん、そこまでの革命的マスターですから、正確なピッチも含めて完璧なマスタリングで総仕上げ。実のところ、前回リリースの『BUENOS AIRES 1981 DEFINITIVE EDITION』を復刻するにあたり、再度のマスタリングも試みては見たのですが「どうイジッても、これ以上にはならない」が結論。究極盤を究極なままに復刻することに致しました。

【女神に愛されたベスト・ショウ】
 その“てっぺん”サウンドで描かれるのが、“てっぺん”のショウ。先ほどブエノスアイレス公演の背景をカンタンにご紹介しましたが、それだけではなくQUEEN自身にもすべての条件が完璧に揃っていた。それをご説明するため、ここで“THE GAME TOUR”の概要も見ておきましょう。

●1980年
・6月30日-7月14日:北米#1(14公演)
・8月5日-9月30日:北米#2(35公演)
・11月23日-12月18日:欧州(17公演)
●1981年
・2月12日-19日:日本(6公演)
・2月28日-3月21日:中南米#1(7公演)←★ココ★
・9月25日-10月18日:中南米#2(6公演)
・11月24日+25日:北米#3(2公演)

 これが大成功ワールドツアーの全体像。1980年のうちに主戦場たる「北米」「欧州」をサーキットし、その後年末年始でたっぷり充電してから日本と中南米へ向かうスケジュール。つまり、1980年に大成功の風を全身に浴びまくり、休養も充分、日本6公演でバンドのエンジンも暖まって全力運転。「さぁ、いよいよ記録的な大群衆が待つ新天地へ!」……本作は、その初対面の第一夜なのです。
 実際、本作に詰まっているショウは、毛穴からオーラが滲み出す超熱演。4人が4人ともハイテンションではありますが、やはり分かりやすいのはフレディ。とにかく絶好調で、初っぱなから「オーラーイ、アルデンティーナ!ゲットダウン!ボラビエーン!」とまくしたて、声も気持ちよく伸びに伸び、パンパンの張りも最高。「Play The Game」を歌いきっても「エスターコ、テント!オーラーイ!!」、「Love Of My Life」の大合唱に感動しては「ファンタスティコ!」。ブライアンまでもが「You're the best!」を連呼している。直結系サウンドボードだけに、大群衆の巨大な返しが遠いのは残念ですが、逆を返せば気迫が呼気になって吐き出されるフレディの息づかいが直接脳ミソに流し込まれるビビッド感なのです。
 そんな調子がショウ全編、途切れない。オフィシャル『QUEEN ROCK MONTREAL』では聴けない「Mustapha」「Rock It」でも絶好調の歌声が轟き、「Death On Two Legs」でもグルーヴたっぷりのピアノが転がり、キメもビシビシ決まる。「Need Your Loving Tonight」冒頭でブライアンが音を外すものの、絶品のソロで強引に名演に変えてしまう。極めつけは「Save Me」。何から何まで上手くハマり、マニア筋からも「ベスト・ライヴ・バージョン」と大絶賛されるテイクなのです。

 「日本と並ぶ」と言われるほどQUEENを熱狂的に愛している南米。そして、世界的ヒットを飛ばし、充分に充電し、相思相愛の日本で調子を上げたQUEEN。その双方が初対面を果たした……そんな“頂点の夜”を最高峰サウンドボードで収めた歴史的決定盤です。ロックの女神に愛された“てっぺん”のライヴアルバム、ここに堂々の復刻です。

Disc 1 (46:44)
1. Introduction 2. We Will Rock You 3. Let Me Entertain You 4. Play The Game 5. Mustapha
6. Death On Two Legs 7. Killer Queen 8. I'm In Love With My Car 9. Need Your Loving Tonight
10. Rock It (Prime Jive) 11. Save Me 12. Now I'm Here 13. Dragon Attack 14. Now I'm Here (Reprise)

Disc 2 (44:02)
1. Love Of My Life 2. Keep Yourself Alive 3. Guitar Solo 4. Flash's Theme 5. The Hero
6. Crazy Little Thing Called Love 7. Bohemian Rhapsody 8. Tie Your Mother Down
9. Another One Bites The Dust 10. Sheer Heart Attack 11. We Will Rock You
12. We Are The Champions

STEREO SOUNDBOARD RECORDING