RUSH - ANAHEIM 1981 MIKE MILLARD 1ST GENERATION TAPES: 2024 REMASTER(2CD) [Cygnus 039/040]

RUSH - ANAHEIM 1981 MIKE MILLARD 1ST GENERATION TAPES: 2024 REMASTER(2CD) [Cygnus 039/040]

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商品詳細

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Anaheim Convention Center, Anaheim, CA, USA 12th June 1981 TRULY PERFECT SOUND*UPGRADE

 大代表作『MOVING PICTURES』を送り出し、絶頂の真っ直中にいた1981年のRUSH。その象徴でもあるマイク・ミラードの名録音がブラッシュアップ。「GRAF ZEPPELIN」による最高峰更新サウンドを永久保存したプレス2CDでリリース決定です。
 そんな本作に刻まれているのは「1981年6月12日アナハイム公演」。その超極上オーディエンス録音です。1981年と言えば、時期によってツアーが切り替わりますし、公式のライヴ作品『EXIT... STAGE LEFT』も制作された。そうした事情をまとめて整理するためにも、まずは当時の活動概要を俯瞰しておきましょう。

●1980年
・1月17日ー5月23日:北米#1(79公演)←※ST. LOUIS 1980他
・6月1日ー22日:英国(19公演)
“MOVING PICTURES Tour”
・9月11日ー10月1日:北米#2(16公演)
●1981年
《2月12日『MOVING PICTURES』発売》
・2月20日ー7月5日:北米#3(79公演)←★ココ★
“EXIT... STAGE LEFT Tour”
・10月29日ー11月29日:欧州(20公演)
・12月1日ー22日:北米#4(15公演)

 これが1980年/1981年のRUSH。“MOVING PICTURES Tour”は、アルバムが制作される前の「北米#2」と発売後の「北米#3」の総称。その後の「欧州」レッグ以降は、ライヴアルバムに伴う“EXIT... STAGE LEFT Tour”でした。本作のアナハイム公演は、メイン・レッグ「北米#3」の一幕。ここでは公式作のだけでなく、当店のプレス名盤『DEFINITIVE CHICAGO 1981(Cygnus 014/015)』『LONG BEACH 1981(Cygnus 034/35)』も残されている。さらに日程をフォーカスしてみましょう。

●「北米#3」の詳細
・2月20日ー28日(7公演)
*3月1日『DEFINITIVE CHICAGO 1981』
・3月2日ー25日(14公演)
*3月27日:公式『EXIT... STAGE LEFT』
・3月28日ー6月11日(42公演)
*6月12日:アナハイム公演 ←★本作★
*6月14日『LONG BEACH 1981』
・6月15日ー7月5日(12公演)

……と、このようになっています。本作は、公式作『EXIT... STAGE LEFT』が収録されたモントリオール公演の約2ヶ月半後。名門キニーの傑作『LONG BEACH 1981』の1つ前にあたるコンサートでもありました。
 さて、そんなショウは何より絶対名手ミラードの名録音が残された事で知られ、特に2020年の1stジェネ・マスター発掘はコレクター界の事件。「RUSHのLISTEN TO THIS EDDIE」とまで呼ばれる新名盤として大ヒット。瞬く間に完売・廃盤となっていました。本作は、そんな事件マスターを「GRAF ZEPPELIN」がブラッシュアップした最高峰更新盤なのです。

【異様な精度で補正するGRAF ZEPPELINマスタリング】
 「GRAF ZEPPELIN」マスタリングは基本に忠実な作業を常識外の精度で突き詰めるのが特徴。今回も1/1000秒の狂いも許さないピッチ/位相補正や帯域分析など、あらゆる手法が凝らされています。そんな成果は全編にわたるわけですが、本作の場合は1曲目「2112 (Overture / The Temples Of Syrinx)」だけでもその凄みがよく分かる。まず、長い。2020年発掘の1stジェネ・マスターはサウンドこそ最高峰なものの、その1回のダビングで冒頭約38秒が欠損していました。本作では、そのパートを同じミラード録音の従来マスターで補填しているのです。もちろん、当店の前回盤『Cygnus 032/033』でも同様に補填されていたのですが、「GRAF ZEPPELIN」マスタリングの本作はさら精度アップ。もしお手元に前回盤『Cygnus 032/033』があるようでしたら、ぜひ「0:22」付近を聴いてみてください。ココがテープの繋ぎ目でして、極わずかに音が歪んでいるのがご理解いただけると思います。本作は、この些細な歪みさえキレイに整っているのです。
 さらに「3:59-4:05」や「6:17-6:19」もチェック・ポイント。前回盤では片チャンネルが瞬間的に途切れるなど、ステレオ感が狂っているのに気づかれると思います。本作では、こうした瞬間ポイントも補正。しかも、処理方法も歪みの特性に合わせて変えており、前者は別マスターに差し替えていますし、後者はバランス調整で美しく整えられている。えらく細かい話と思われるでしょうが、こうした微細な修正を全編にわたって積み上げることで「突き詰める」のが「GRAF ZEPPELIN」マスタリングなのです。

【超名録音でフル体験する絶頂RUSHの現場】
 そうした補正・修正だけで亡く、全体を貫くサウンドもアップグレード。うっすらわずかに乗っていた高周波ノイズをキレイに除去し、帯域分析の上でバランスを調整。低音をより力強く、中域を絞り込むことで現場で鳴っていたであろうRUSHの出音を忠実に再現している。もっとも、元の1stジェネ・マスターからして「RUSHのLISTEN TO THIS EDDIE」と言われるくらいなので「まるで別モノ」とはなっていません(そこまで加工したら台無しです)が、原音の可能性はきっちり極限まで追求しているのです。
 そんな細密マスタリングで甦ったのは、絶頂RUSHのフルショウ。公式ライヴアルバム『EXIT... STAGE LEFT』は別ツアーも交えた編集作でしたが、本作は終始一貫の一発録り。本来の“MOVING PICTURES Tour”を一気にたっぷりと味わえる。最後に、そのセットも整理しておきましょう。

●80年代
・パーマネント・ウェイヴス:Freewill/The Spirit Of Radio/Natural Science(★)
・ムーヴィング・ピクチャーズ:Limelight(★)/The Camera Eye(★)/YYZ/Red Barchetta/Tom Sawyer/Vital Signs(★)
●70年代
・神々の戦い:Hemispheres (Prelude)(★)/The Trees (with Broon's Bane)/La Villa Strangiato
・その他:2112 (Overture / The Temples Of Syrinx)(★)/Beneath, Between & Behind/Xanadu/Closer To The Heart
・70年代メドレー(★):Working Man/Hemispheres (Armageddon)/By-Tor And The Snow Dog/In The End/In The Mood/2112 (Grand Finale)
※注:「★」印は公式ライヴアルバム『EXIT... STAGE LEFT』では聴けなかった曲。

 ロック史上最強のトリオとも言われるRUSH、そんな彼らが絶頂を極めていた“MOVING PICTURES Tour”、その現場を記録しきった絶対名手ミラード・サウンド、そしてその銘品の可能性を極限まで追求した「GRAF ZEPPELIN」マスタリング…………まさに万全。本作は、あらゆる点であらん限りの趣向を凝らしたロック史の文化遺産なのです。その輝きを後世まで届ける永久保存プレス2CDでトコトンお楽しみください。

★「1981年6月12日アナハイム公演」の超極上オーディエンス録音。「RUSHのLISTEN TO THIS EDDIE」とまで呼ばれたマイク・ミラードの1stジェネ・マスターを「GRAF ZEPPELIN」がブラッシュアップした最高峰更新盤。同録音の別ジェネも活用し、極わずかな音荒れや揺れも徹底補正。超名録音の可能性を極限まで追求した文化遺産アルバムです。
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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★2019年末にJEMSにより公開されたミラード1st Gen Tapeからの最新リマスタリング!

★Disc1の15.5kHz付近にあった高周波ノイズを除去

★低域と中域を中心にEQ補正。低域は増量し、中域は幾分絞ったことで、低域が出つつ、いくぶん締まり(張り)のあるサウンドへ。

★一部1st Genでテープの乱れる箇所を別枝葉のミラード音源(ジェネ不明)で差し替えています。差し替えは緻密に処理されてますので、差し替えによる音質の変化はありません。

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Disc 1 (64:49)
1. 2112 (Overture / The Temples Of Syrinx)
2. Freewill
3. Limelight
4. Hemispheres (Prelude)
5. Beneath, Between & Behind
6. The Camera Eye
7. YYZ / Drum Solo / YYZ
8. Broon's Bane
9. The Trees
10. Xanadu

Disc 2 (57:42)
1. The Spirit Of Radio
2. Red Barchetta
3. Closer To The Heart
4. Tom Sawyer
5. Vital Signs
6. Natural Science
7. Medley: Working Man / Hemispheres (Armageddon)
/ By-Tor And The Snow Dog / In The End / In The Mood / 2112 (Grand Finale)
8. La Villa Strangiato

Geddy Lee - Bass & Vocals
Alex Lifeson - Guitars
Neil Peart - Drums