JEFF BECK - CAPE COD 1980(2CD) [Wardour-601]

JEFF BECK - CAPE COD 1980(2CD) [Wardour-601]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Cape Cod Coliseum, South Yarmouth, MA, USA 11th October 1980 TRULY PERFECT SOUNDC★初登場・高音質!

 名手サイモン・フィリップス/トニー・ハイマス/モー・フォスターを従え、全盛時代最後のワールド・ツアーに乗り出した1980年のジェフ・ベック。その海外公演を伝える衝撃の新発掘アルバムが登場。永久保存プレスCDで緊急リリース決定です!
 そんな本作に刻まれているのは「1980年10月11日サウス・ヤーマス公演」。その超絶級オーディエンス録音です。『THERE & BACK』時代の極上録音と言うと日本公演に集中していましたが、当店では海外公演も可能な限りの名作ライヴアルバムでアーカイヴしてきました。まずは当時の活動概要で当店コレクションを整理しつつ、本作のポジションにも迫っていきましょう。

●1980年
《6月『THERE & BACK』発売》
・8月29日ー9月15日:北米#1(12公演)←※SAN DIEGO 1980他
・10月1日ー19日:北米#2(15公演)←★ココ★
・12月4日ー18日:日本(11公演)
●1981年
・3月4日ー10日:英国(5公演)

 これが1980年/1981年のジェフ・ベック。来日前の全米ツアーは2週間オフを挟んで二分されており、本作のサウス・ヤーマス公演は後者「北米#2」の一幕でした。ここでは名録音の多産地帯でもありますので、さらに日程をフォーカスしてみましょう。

●「北米#2」の詳細
・10月1日ー9日(7公演)
*10月11日:サウス・ヤーマス公演 ←★本作★
・10月12日(1st):ニューヨーク公演
*10月12日(2nd)『DEFINITIVE PALLADIUM 1980』
・10月14日+15日(2公演)
*10月16日『DETROIT 1980』
・10月17日ー19日(3公演)

 上記『DEFINITIVE PALLADIUM 1980(Uxbridge 003)』『DETROIT 1980(Uxbridge 1837)』は「北米#2」を代表してきた名作ではあるもののCD-Rレベルでしたし、「北米#1」も状況は同じ。本作は遂に登場したプレス級の海外録音であり、そうした既発群を一掃する最高傑作なのです。
 実際、そのサウンドは衝撃。これまで音盤化は元より存在自体がほとんど知られてこなかった録音にも関わらず、堂々のサウンドボード級……いや、「完全オフィシャル級」なのです。新発掘の2ndジェネ・カセットからデジタル化されているのでオーディエンスなのでしょうが、音には客録のニュアンスが感じられない。芯は極太でセパレート感も素晴らしく、ディテールも超細やか。曲間になると盛大な喝采も沸きますが、それさえもFM放送みたいに端正で広大。とかく海外録音は楽音は良くても騒がしいオーディエンス・ノイズに悩まされるケースが多いのですが、本作はそれさえもないのです。
 「鳴りがオーディエンスっぽい……か? いや、これくらいはFM放送でもありがちだしな。。。」と全力で客録の証拠を探しながら聴いていってもなかなか確信が持てない。4曲目の「The Pump」で間近席の手拍子がわずかに聞こえ、そこでやっと「本当にオーディエンスなのか」と得心がいく……そんな次元の極上サウンドなのです。
 そんなスーパー・サウンドで描かれるのは、フュージョン時代を総括するようなフルショウ。ここでセットを整理してみましょう。

●ゼア・アンド・バック(6曲)
・Star Cycle/El Becko(★)/Too Much To Lose(★)/The Pump/Space Boogie/You Never Know
●その他(8曲)
・ブロウ・バイ・ブロウ:Cause We've Ended As Lovers/Freeway Jam(*)/Diamond Dust/Scatterbrain
・ワイアード:Led Boots/Blue Wind/Goodbye Pork Pie Hat
・ジェフ・ベック・グループ:Going Down
※注:「★」印はこのツアーだけの限定曲。「*」印は北米#1では演奏していなかった曲。

……と、このようになっています。「Going Down」以外はインスト三部作の濃縮還元。セット自体は日本公演と同じで、「北米#1」では演奏していなかった「Freeway Jam」も追加。さらに集大成的になっています。
 そして、そんなセットを綴るパフォーマンスが素晴らしいのなんの。前年から組んでいるトニー・ハイマス/サイモン・フィリップスとはすでに鉄壁の域に達しており、モー・フォスターとも「北米#1」を経たことで完全に馴染んでいる。しかも2週間のオフを挟んで疲れも取れ、そこから8公演重ねたことでエンジンも全開。さらにはアメリカらしい熱狂に煽られてグイグイと盛り上がっていく。すべての条件が上手い具合に重なり、なるべくしてなった名演なのです。
 ピンと張り詰めた日本とは異なるムードが楽しいものの、これまで永久保存の域には届かなかった“THERE & BACK Tour”の海外録音。その歴史に終止符を打ち、オフィシャル作品かと錯覚するほどのサウンドで貴重な現場をフル体験させてくれる新名盤です。まさに文化遺産と呼ぶに相応しいライヴアルバム。どうぞ、輝きを永久に残すプレス2CDでいつでも、いつまでもお楽しみください。

★「1980年10月11日サウス・ヤーマス公演」の超絶級オーディエンス録音。これまで知られてこなかった新発掘マスターで、芯は極太でセパレート感も素晴らしく、ディテールも超細やか。『THERE & BACK』時代の極上録音と言うと日本公演に集中していましたが、本作は遂に登場したプレス級の海外録音。ピンと張り詰めた日本とは異なるムードで熱演も盛り上がる海外篇の最高傑作です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc:1 (41:30)
1. Star Cycle
2. El Becko
3. Too Much to Lose
4. The Pump
5. Cause We've Ended as Lovers
6. Space Boogie
7. Freeway Jam

Disc:2 (43:08)
1. Led Boots
2. Diamond Dust
3. Scatterbrain
4. Drum Solo
5. Scatterbrain(Reprise)
6. Blue Wind
7. Goodbye Pork Pie Hat
8. You Never Know
9. Going Down

Jeff Beck - Guitar
Tony Hymas - Keyboards
Mo Foster - Bass
Simon Phillips - Drums