BRIAN MAY - TOKYO 1998 1ST NIGHT(2CDR) [Uxbridge 2144]

BRIAN MAY - TOKYO 1998 1ST NIGHT(2CDR) [Uxbridge 2144]

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商品詳細

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Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 10th November 1998 ULTIMATE SOUND★音良いです。

 フレディに続いてコージー・パウエルを失いつつ、それでも己のHR道を突き進んでいた1998年のブライアン・メイ。6年ぶりの来日公演をフル体験できる極上ライヴアルバムが2種同時リリース決定です!
 本作は、そんな2連作の第一弾。「1998年11月10日:中野サンプラザ」公演の超極上オーディエンス録音です。当時のブライアンは盟友コージーと2ndソロ『ANOTHER WORLD』を製作していましたが、完成を待たずしてコージーが事故死。スティーヴ・フェローンやテイラー・ホーキンスを迎えてアルバムを完成させ、ツアーにはKISSのエリック・シンガーを起用してロードに出ました。良い機会でもありますので、まずはそんな当時の活動概要を俯瞰してみましょう。

《4月5日:コージー・パウエル死去》
・5月19日:ウェンブリー公演(G3)
《6月1日『ANOTHER WORLD』発売》
・6月5日ー11日:欧州#1(3公演)
・9月12日:Rockstock出演
・9月15日ー11月22日:欧州#2(22公演)
・10月24日ー11月3日:英国(8公演)
・11月6日+7日:ロシア(2公演)
・11月10日ー14日:日本(4公演)←★ココ★
・11月20日ー28日:豪州(5公演)

 これが1998年のブライアン・メイ。アルバム発売前にもコージー没後の初ライヴがありましたが、それはジョー・サトリアーニのG3への参加。「欧州#1」以降が正式な“ANOTHER WORLD Tour”です。ツアーは北米・南米が一切なく、欧州/日本/豪州というユニークな構成。本作の中野公演は、そんな来日公演の初日にあたるコンサートでした。
 そんな現場を真空パックした本作は、透き通る空気感を極太な芯が突き抜けてくる超クリア録音。リアルな喝采も沸くのでオーディエンス録音だと分かりますが、演奏音やヴォーカルはほとんどサウンドボード。輪郭がえらくクッキリとしていて微細部まで鮮明ですし、各楽器やコーラスがぶ厚く重なっても決して混じり合わないセパレート感も絶大。オーディエンスでは弱点になりがちなベースもアタック音がゴリゴリと心地よく、名手ニール・マーレイならではの歌心ラインがくっきりと味わえる。ヘッドフォンで耳を澄ますとタムに客録の証しも刻まれていると気づきますが、聴き応えはサウンドボードとなんら変わりません。
 そんな激クリア・サウンドで描かれるのは、見逃されがちな『ANOTHER WORLD』時代のフルショウ。細かくお話しする前に、まずはセット概要を整理しておきましょう。

●ソロ(10曲)
・T.E. CONWAY:It's Only Make Believe/C'mon Babe
・バック・トゥ・ザ・ライト:Last Horizon/Driven By You/Too Much Love Will Kill You(★)/Resurrection
・アナザー・ワールド:China Belle/On My Way Up(★)/Another World(★)/All The Way From Memphis
●その他(11曲+α)
・RAINBOW:Since You Been Gone
・QUEEN:Fat Bottomed Girls/I Want It All/Headlong/Tear It Up/The Show Must Go On/Love Of My Life/'39/Hammer To Fall (Slow/Fast)/We Will Rock You/Tie Your Mother Down(ヌーノ・ベッテンコート共演)
※注:「★」印は同時リリースの『TOKYO 1998 2ND NIGHT』では聴けなかった曲。

……と、このようになっています。ショウはコージーを偲ぶような「Dance With The Devil」のビートで幕を開けるのですが、しっとり気分かと思いきや、いきなり登場した日本スタッフが珍妙なことを口走る。

「レディース&ジェントルマン(ママ)! 皆さまにお知らせしたいことがあります。ブライアン・メイさんのコンサートがまもなく始まると思うんですが、その前に! 今日のスペシャル・ゲストを紹介します。ブライアン・メイの長い間生き別れになっていた従姉で、米国テネシーよりやって来た伝説の男、ミスターT・E・コーンウェーイのステージを、どうぞぉ!!!」

 実はこの人物、従姉でも何でもなく変奏したブライアン本人。オールディーズのカバー「It's Only Make Believe」やロックンロール「C'mon Babe」を披露するだけでなく、いかにもオープニング・アクトらしくブライアンを紹介したりもするのです。
 いかにも英国人なセンス・オブ・ユーモアで翻弄してくれた後は、いよいよショウ本編が開幕。序曲「Space」に導かれて始まるのは、なんと「Since You Been Gone」! “BACK TO THE LIGHT Tour”でも演奏していましたが、冒頭から亡き友コージー
・パウエルへの想いが溢れ出すのです。
 もちろん、その後はソロやQUEENの名曲が止めどもなく溢れ出す名曲の宝箱。セットは日替わりでして、この日はソロ重視。このツアーでしか聞けない『ANOTHER WORLD』ナンバーが集めにセレクトされています。そんな中で初日だけのポイントなのが「Tie Your Mother Down」。ここではヌーノ・ベッテンコートが飛び入り参加(当時のヌーノは『MOURNING WIDOWS』の発売直前。プロも来日していたのかも知れません)。豪華共演を聴かせてくれるのです。
 QUEENサウンドを受け継ぎつつ、新たな名曲を次々と生み出していた90年代のブライアン・メイ。現在進行形に拘っていた最後の時代でもありました。その後の「QUEEN+」とは異なり、公式アーカイヴからも見逃されている“ANOTHER WORLD Tour”をフル体験できる極上ライヴアルバム2連作の同時リリースです。ヌーノ・ベッテンコートも登場する日本発の世界名盤。どうぞ、存分にお楽しみください!

★「1998年11月10日:中野サンプラザ」公演の超極上オーディエンス録音。透き通る空気感を極太な芯が突き抜けてくる超クリアな名録音で、聴き応えはほとんどサウンドボード。ブライアンが生き別れの従姉に変装するオープニングや貴重な『ANOTHER WORLD』の名曲群、飛び入りヌーノ・ベッテンコート等々。聴きどころの塊のようなフルショウを楽しめる公式代わりの大名盤です。

Disc:1 (70:56)
[T.E. Conway]
1. Intro (Dance With The Devil)

★「レディース&ジェントルマン(ママ)! 皆さまにお知らせしたいことがあります。ブライアン・メイさんのコンサートがまもなく始まると思うんですが、その前に! 今日のスペシャル・ゲストを紹介します。ブライアン・メイの長い間生き別れになっていた従姉で、米国テネシーよりやって来た伝説の男、ミスターT・E・コーンウェーイのステージを、どうぞぉ!!!」

2. It's Only Make Believe
3. Come On Babe

[Brian May]
4. Space
5. Since You Been Gone
6. China Belle
7. Fat Bottomed Girls
8. I Want It All
9. Headlong
10. Tear It Up
11. The Show Must Go On
12. Bass Solo
13. Last Horizon
14. Love Of My Life
15. Driven By You
16. Band Introduction
17. Too Much Love Will Kill You

Disc:2 (58:40)
1. '39
2. On My Way Up
3. Hammer To Fall (Slow)
4. Hammer To Fall (Fast)
5. Guitar Solo
6. Drums Solo
7. Resurrection (reprise)
8. We Will Rock You
9. Tie Your Mother Down (with Nuno Bettencourt)★
10. Another World
11. All The Way From Memphis

Brian May - Lead Vocals, Lead Guitar
Jamie Moses - Guitar, Backing Vocals
Neil Murray - Bass
Eric Singer - Drums, Backing Vocals★
Spike Edney - Keyboards, Backing Vocals
Zoe Nicholas - Backing Vocals
Susie Webb - Backing Vocals