THE MICHAEL SCHENKER GROUP - HIROSHIMA 1984 SOUNDBOARD(2CD) [ZODIAC 643]

THE MICHAEL SCHENKER GROUP - HIROSHIMA 1984 SOUNDBOARD(2CD) [ZODIAC 643]

販売価格: 3,800(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Hiroshima Yubin Chokin Hall, Hiroshima, Japan 12th January 1984 STEREO SBD(UPGRADE)

 名作『BUILT TO DESTROY』を引っさげ、キャリア最大級にして黄金時代最後となるジャパン・ツアーに臨んだ1984年1月のMSG。そのサウンドボード・アルバムがブラッシュ・アップ。40周年に相応しい究極仕様の永久保存プレス2CDで登場です。
 そんな本作に刻まれているのは「1984年1月12日:広島郵便貯金」公演。そのステレオ・サウンドボード録音です。当時のMSGは日本人気が絶頂だった反面、あまりにも目まぐるしいメンバーチェンジにも見舞われていました。その辺を思い出すためにも、まずは当時の活動概要を俯瞰してみましょう。

●1983年
・1月13日ー20日:日本#1(6公演)←※GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER
《8月デレク・セント・ホルムズ参加→9月『限りなき戦い』発売》
・10月6日ー11月3日:英国(19公演)←※公式
《ホルムズ離脱→ジョン・ベリティ参加》
・11月7日ー12月18日:欧州(28公演)
《ベリティ離脱》
●1984年
・1月11日ー27日:日本#2(12公演)←★ココ★
・2月1日ー2月25日:北米#1(13公演)
《クリス・グレン離脱→デニス・フェルドマン参加》
・3月2日ー4月13日:北米(20公演)
《ゲイリー・バーデン離脱→レイ・ケネディ参加》
・8月4日ー12日:日本#3(SUPER ROCK'84:6公演)

 これが1983年/1984年のマイケル・シェンカー。ヨーロッパ・ツアー中にデレク・セント・ホルムズから元ARGENTのジョン・ベリティへの交代がありましたが、厳密な日付までは分かっていません。ともあれ、ベリティはあくまで代打サポートに過ぎず、1983年内に離脱しました。来日は1月と8月の二度あり、本作はまだゲイリー・バーデンもいる1月ツアーの方でサポート・ギターなしの5人編成で臨みました(アンプの裏で元CRAWLERのテリー・スレッサーがバック・ヴォーカルを執っていたとも言われています)。
 この1月来日はMSG全史でもマッコーリー時代と並んで最多公演数を誇る最大のジャパン・ツアー。当店では可能な限りの名作でアーカイヴしておりますので、ここで日程に照らしながらコレクションを整理しておきましょう。

●「日本#2」の詳細
*1月11日『CONCERTO TO DESTROY(横浜)』
*1月12日:広島郵便貯金 ←★本作★
・1月13日:福島サンパレス
*1月15日『DESTROY SENDAI 1984』
・1月17日:北海道厚生年金
*1月18日『SAPPORO 1984 2ND NIGHT』
*1月20日『EVE OF DESTRUCTION(大阪城)』他
*1月21日『PRINCE DAKKAR(渋谷)』他
・1月22日:名古屋市公会堂
*1月23日『THE MOVING ELEMENT(武道館)』他
・1月25日:静岡市民文化会館
*1月27日『SYSTEMS NEVER FAILING(名古屋SBD)』
※注:各日とも代表作のみ。

……と、このようになっています。ほとんどが極上オーディエンスですが、最終日の『SYSTEMS NEVER FAILING』と本作だけはサウンドボードです。この音源は90年代に発掘された流出系サウンドボードで、古参コレクターの方なら既発『ROCK IN THE ATOMIC PLACE』をご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。本作は、その伝統録音をベスト・マスターから復刻。さらに細心マスタリングで磨き直した最高峰更新盤なのです。
 実際、そのサウンドは鮮烈。大歓声もほとんど聞こえないミックス卓直結系ですのでいわゆる「オフィシャル級」とは言い難いのですが、その分ムキ出しの1音1音が脳みそに直接流し込まれる醍醐味は絶大。脳内でフライングVが泣き、舞い踊る快感は何物にも代えられません。もちろん、ブラッシュアップ効果もばっちり。従来マスターではややくぐもってこぢんまりとしていましたが、本作はグッと鮮やかでダイナミック。従来盤では中間部に音飛びのあった「Armed And Ready」も美しくシームレスに聴き通せます。また、既発でヒスノイズが気になった方もいらっしゃるかも知れませんが、本作は演奏音に影響が出ないギリギリの線でトリートメント。原音の持つ旨みを最大限に引き出しています。
 そんなダイレクト・サウンドボードで描かれるのは、黄金時代を総括するような“BUILT TO DESTROY Tour”のフルショウ。このツアーの象徴と言えば、公式『ROCK WILL NEVER DIE』なわけですが、日本公演はセットもかなり変わりました。ここで比較しながら整理してみましょう。

●限りなき戦い(6曲)
・Captain Nemo/Rock My Nights Away/Rock Will Never Die/I'm Gonna Make You Mine/Systems Failing(★★)/Still Love That Little Devil(★★)
●その他(9曲+α)
・神:Cry For The Nations/Into The Arena/Lost Horizons(★)/Armed And Ready
・神話:/Are You Ready To Rock/On And On(★)/Attack Of The Mad Axeman
・UFO他:Courvoisier Concerto/Rock Bottom(★)/Doctor Doctor
※注:「★」印は公式『ROCK WILL NEVER DIE』で聴けなかった曲。特に「★★」印はこのツアーだけに限定曲。

 軸となるのは『BUILT TO DESTROY』でして、特にいまや望むべくもないこのツアー限定の名曲「Systems Failing」「Still Love That Little Devil」は美味しい。「Rock Bottom」はレアでも何でもありませんが、最終日の名古屋サウンドボード『SYSTEMS NEVER FAILING』では聴けない1曲だったりもします。
 マイケル・シェンカーとゲイリー・バーデン。2人の天才メロディ・メイカーが揃い、他のどんな時代よりも眩しく輝いていた黄金時代MSG。本作は、その最後の輝きを脳みそに刻み込んでくれるサウンドボード・アルバムです。忘れられた名録音を最高峰更新クオリティで甦らせたプレス2CD。いつでも、いつまでもお楽しみください。

★「1984年1月12日:広島郵便貯金」公演のステレオ・サウンドボード録音。大歓声もほとんど聞こえないミックス卓直結系で、その分ムキ出しの1音1音が脳みそに直接流し込まれる醍醐味は絶大。ややくぐもってこぢんまりとしていた従来マスターとは異なり、グッと鮮やかでダイナミック。中間部に音飛びのあった「Armed And Ready」も美しくシームレスに聴き通せます。「Systems Failing」「Still Love That Little Devil」など、公式『ROCK WILL NEVER DIE』では聴けない名曲も美味しい日本公演を楽しめる絶対盤です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc:1 (41:10)
1. Intro
2. Captain Nemo
3. Rock My Nights Away
4. Are You Ready To Rock
5. Cry For The Nations
6. On And On
7. Attack Of The Mad Axeman
8. Band Introductions
9. Into The Arena
10. Courvoisier Concerto
11. Lost Horizons

Disc:2 (41:15)
1. Rock Will Never Die
2. I'm Gonna Make You Mine
3. Systems Failing
4. Still Love That Little Devil
5. Armed And Ready
6. Rock Bottom
7. Doctor Doctor

Michael Schenker - Guitar
Gary Barden - Vocal
Chris Glen - Bass
Ted McKenna - Drums
Andy Nye - Keyboards

STEREO SOUNDBOARD RECORDING