IRON MAIDEN - POZNAN 1984(2CDR) [Shades 1929]

IRON MAIDEN - POZNAN 1984(2CDR) [Shades 1929]

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商品詳細

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Hala Arena, Poznan, Poland 11th August 1984 PERFECT SOUND*UPGRADE

 冷戦時代にありながら、鉄のカーテンを越えてヘヴィメタルを共産圏にぶちまけた1984年のIRON MAIDEN。その歴史的な現場を伝える名録音の最長・最高峰更新盤が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは、「1984年8月11日ポズナン公演」。その極太オーディエンス録音です。80年代末期にはロックの共産圏進出が一種のブームにもなりましたが、IRON MAIDENは違いました。何しろゴルバチョフがソ連書記長に就任するのが1985年であり、そこからペレストロイカが推進され、ロックが解放されていった。MAIDENが鉄のカーテンを越えた1984年は、そんな流れが生まれる前だったのです。まずは、当時の活動概要をスケジュールで振り返り、歴史を切り拓いたショウのポジションを確かめてみましょう。

●1984年
・8月9日ー9月8日:欧州#1(19公演)←★ココ★
《9月3日『パワースレイヴ』発売》
・9月11日ー10月13日:英国(25公演)←※NEWCASTLE 1984
・10月15日ー11月14日:欧州#2(22公演)←※STOCKHOLM 1984
・11月24日ー12月21日:北米#1a(20公演)←※SLAVERY MASTER
●1985年
・1月3日ー3月31日:北米#1b/ROCK IN RIO(56公演)←※死霊復活
・4月14日ー5月10日:日本/豪州(15公演)
・5月23日ー7月5日:北米#2(31公演)
《10月14日『死霊復活』発売》

【最新リサーチによって大増量した名録音】
 これが1984年/1985年のIRON MAIDEN。“WORLD SLAVERY Tour”は彼らの絶頂ツアーとして知られるわけですが、そのスタート地点がポーランド5連続公演。本作のポズナン公演は、その3公演という極初期のコンサートでした。もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ツアー冒頭のポーランド/ハンガリー公演はオフィシャル映像作『BEHIND THE IRON CURTAIN』にも残され、ポズナン公演からも「The Trooper」「The Number of the Beast」「Hallowed Be Thy Name」が収録された。つまり、本作はオフィシャル採用ライヴをフルで楽しめるライヴアルバムでもあるのです。
 そんな現場を吸い込んだ本作は、伝説医的な名録音の最高峰をグイッと更新したアップグレード盤。実のところ、古くから音が良い事で知られていたのですが、「Hallowed Be Thy Name」後半がばっさり録音漏れであまり流通してこなかったのです。ところが、最近の研究により「実はオフィシャル『BEHIND THE IRON CURTAIN』と同じ演奏」という事が判明。数秒の音飛びがあった「The Trooper」とも併せ、公式サウンドボードをパッチすることで一気に最長を更新したのです。
 さらに最新リサーチによって実現したのがボーナス・トラックの「Smoke On The Water」。これはコンサート・ライヴではなく、IRON MAIDENのメンバー達はポーランド側イベント・マネージャーのドロタ・ナウロッカとピョートル・ズムジンスキの結婚式に出席してジャムったもの。その模様は『BEHIND THE IRON CURTAIN』にも収録されて有名なのですが、実はこの結婚式は本編と同じ「8月11日」で、式場もボスナンと判明。同じ日の生演奏という事で、公式ビデオのオーディエンス録音をボーナス収録したのです。

【サウンドも大幅アップグレードした新名盤】

 というわけで大幅に長尺化したわけですが、実はサウンドも最高峰を更新している。海外研究家が推奨したベスト・マスターを土台にしつつ、最新マスタリングでブラッシュ・アップ。大幅に狂っていたピッチをビシッと補正し、帯域分析で各音域のバランスも調整。格段に聴きやすく仕上がっている。こうなると、名録音のスゴ味が爆発。そもそも「Hallowed Be Thy Name」の欠けが問題だっただけで音質には定評があったわけですが、さらに鮮やかでセパレート感も向上している。そもそも公式サウンドボードで補填できるという時点で、いかに本作のサウンドボードが極太なのかがご想像できるのではないでしょうか。
 特に強烈なのは、バッキバキに暴れまくるベース。現在でもスティーヴ・ハリスは唯一無二のベース・サウンドを轟かせていますが、キレッキレなエッジは80年代にトドメを刺す。本作はその切れ味が全開でして、こんなにバキバキしたオーディエンス録音は……いや、サウンドボードを含めてもちょっと覚えがないくらいにブッちぎれたベースが堪能できるのです。

【鉄のカーテンをブチ破った東欧ならではのフルショウ】

 さらにさらに、本作の聴きどころは観客ノリにまで及ぶ。何しろ、本作の現場はヘヴィメタルどころか、西側ロック自体初体験であろう群衆が集うポーランド。単に盛り上がるだけでなく、スポーツ観戦かのようにホイッスルが鳴り響いたりもする。それがまた曲に合わせようとしているのが面白く、ビシッとキマッたり、り今いちだったり。一生に一度かもしれない機会に全力でぶつかりつつ、ロックに不慣れなムードが微笑ましかったりするのです。
 本来であれば、貴重な「Losfer Words (Big 'Orra)」も披露するセットにも字数を割くべきなのでしょうが、それより何より「初東欧のムード」が面白くも歴史的なライヴアルバムです。欠けていた「Hallowed Be Thy Name」「The Trooper」も完全版となり、同日の「Smoke On The Water」も追加。その上で全体を貫くサウンドも大幅アップグレード。40周年を迎えた歴史的な現場、生まれ変わった名録音で存分にご体験ください!
UP THE IRONS!!!

★「1984年8月11日ポズナン公演」の極太オーディエンス録音。『BEHIND THE IRON CURTAIN』にも採用されたショウをフル体験できる名録音で、録音漏れのあった「The Trooper」「Hallowed Be Thy Name」も公式サウンドボードで補填。さらに公演後に出席したプロモーターの結婚式で演奏した「Smoke On The Water」もボーナス追加した最長盤です。サウンドも大幅にアップグレードしており、ホイッスルも飛び交う『BEHIND THE IRON CURTAIN』の現場を本生体験できます。


Disc 1 (68:08)
1. Churchill's Speech/Aces High 
2. 2 Minutes To Midnight
3. The Trooper ★公式SBDで補填(約6秒)
4. Revelations 
5. Flight Of Icarus
6. Rime Of The Ancient Mariner
7. Losfer Words (Big 'Orra)
8. Powerslave
9. Guitar Solo
10. The Number Of The Beast
11. Hallowed Be Thy Name ★公式SBDで補填(後半3分17秒)

Disc 2 (30:15)
1. MC
2. 22 Acacia Avenue
3. Iron Maiden
4. Member Introduction
5. Run To The Hills
6. Running Free

BONUS TRACK
Klub Adria, Poznan, Poland 11th August 1984
7. Smoke On The Water ★同日結婚式パフォーマンス

Bruce Dickinson - Vocal 
Steve Harris - Bass 
Dave Murray - Guitar 
Adrian Smith - Guitar
Nicko McBrain - Drums