ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS (WITH AFRODIZIAK & THE TKO HORNS) - GLASGOW 1983 FM(1CDR) [Uxbridge 2084]

ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS (WITH AFRODIZIAK & THE TKO HORNS) - GLASGOW 1983 FM(1CDR) [Uxbridge 2084]

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Tiffany's, Glasgow, Scotland 6th October 1983 STEREO SBD

Radio Clyde FM Stereo Radio Broadcast

 エルヴィス・コステロとアトラクションズ1978年の超高音質な放送用音源二タイトルは予想をはるかに上回る好評を博してベストセラー続行中ですが、今回はさらに人気のある1980年代のコステロ&アトラクションズの超高音質ステレオ・サウンドボードの放送用音源が一気に三タイトルもリリースされます。
 まず最初は83年のスコットランド。この年のコステロはアルバム『PUNCH THE CLOCK』を引っさげた大々的なツアーを敢行。しかもアトラクションズだけでなくTKOホーンズに黒人コーラス隊のアフロディジアックも加わった大所帯バンドという伝説のツアーでもありました。
 そんなコステロの攻めの姿勢はそれぞれのツアーで現地からテレビやラジオから放送されたことからも伺え、エッセンのロックパラストTV映像にオースティンのラジオ放送といった具合にいくつもの映像や音源が存在します。そうした甲斐もあって『PUNCH THE CLOCK』は大ヒット。

 10月6日のグラスゴーもそうした中から放送されたライブなのですが残念ながらステージのすべてが放送された訳ではなく、50分ほどの抜粋というもの。それが災いして今までアイテムとしてリリースされたことのない放送だったのですが、これが凄い。
 音質が完璧なステレオ・サウンドボードというだけでなく、迫力満点のミキシングが素晴らしい。リリース用に整理されたライブアルバムとは違う生々しさはラジオ放送ならでは。こうなるとCD-Rではなくプレス盤でもイケそうなレベル。それでいてステレオのクリアネスは完璧ときた。
 
 この安心して聞き込めるステレオ・サウンドボードの放送用音源が捉えたコステロ83年の演奏は正に盤石。同時リリースのハマースミスと違いこちらの放送はTKOホーンズやアフロディジアックのない曲が中心にまとめられているのですが、どれもハイテンションであっという間に駆け抜けるアトラクションズらしい演奏ばかり。
 「The Greatest Thing」や「Head To Toe」といったこの時期ならではのレパートリーが完璧な音質で聞ける。あまりにも音質と演奏の両方が充実しているので、50分という時間を短く感じるどころか、その長さに83年のコステロのライブの魅力がぎっしりと凝縮されているようにすら思えてしまう。これを聞いて不満を覚えるマニアはいないはず。
 それどころは完璧な音質は初心者にも自信を持って推せるウルトラ・クオリティ。そして放送の最後は『PANCH THE CLOCK』からのヒット・シングルとなった「Everyday I Write The Book」。ここではアフロディジアックも登場してソウルフルかつ重厚な演奏へと変化。正に83年のコステロを代表する一曲のライブバージョンもまた完璧な音質で捉えてくれた初登場ステレオ・サウンドボード・アルバム!

(49:20)
1. Watching The Detectives
2. Watch Your Step
3. The Greatest Thing
4. Man Out Of Time
5. Head To Toe
6. New Lace Sleeves
7. The World And His Wife
8. Alison
9. Backstabbers-King Horse
10. Clowntime Is Over
11. Pills And Soup
12. Everyday I Write The Book

Elvis Costello - vocals, guitars
Steve Nieve - keyboards
Bruce Thomas - bass
Pete Thomas - drums

The TKO Horns:
Jim Paterson - trombone
Jeff Blythe - alto saxophone, baritone saxophone, clarinet
Paul Speare - tenor saxophone, flute
Dave Plews - trumpet

Afrodiziak:
Caron Wheeler, Naomi Thompson and Claudia Fontaine - backing vocals

STEREO SOUNDBOARD RECORDING