DAVID BOWIE - NHK HALL 1978(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-584]
DAVID BOWIE - NHK HALL 1978(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only
[Wardour-584]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 12th December 1978 PERFECT SOUND(from Original Masters)
伝説の初来日から５年、ベルリン時代に実現した二度目のジャパン・ツアー。その語り部でもあった伝説の名録音がブラッシュ・アップ。最高峰更新サウンドを永久保存するプレス２CDで登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1978年12月12日NHKホール」公演。その伝説オーディエンス録音です。二度目の来日と言えば、当店では象徴的なTV放送プロショットを筆頭に幾多の名作群でアーカイヴしてきました。まずは、当店コレクションと照らし合わせながら本作のポジションも確認してみましょう。
・12月５日：名古屋市公会堂
・12月６日：大阪厚生年金会館
・12月７日：大阪厚生年金会館
＊12月９日『BANPAKU KAIKAN 1978』
＊12月11日『BUDOKAN 1978』他
＊12月12日：NHKホール ←※TV放送＆★本作★
※各日とも代表作のみ。
以上の全６公演。本作のNHKホール公演は、有名なTV放送と同じ最終日でした。また日本は“ISOLAR II Tour”の最終公演地ですから、この日はワールド・ツアーの千秋楽。もっと言いますと翌1979年のボウイは『Lodger』をリリースするもののツアーは行っておらず、TV出演だけ。つまり、この日が70年代最後のコンサートでもあったのです。
そんな歴史的な現場を伝える本作は、伝説的な名録音『BLACKOUT』をブラッシュアップした最高峰更新盤。この名録音とは2011年に発掘されたのですが、力強い芯とクリアさを併せ持ったサウンドは登場と同時に従来盤を一掃。TV放送ライヴの完全形が聴けるだけでなく、“ISOLAR II Tour”来日を代表する逸品としての地位を確立したのです。
本作は、そんな名録音を元マスターに遡って磨き直したもの。そのポイントはナチュラル感。この録音は距離感を力強い芯の突進力で相殺するタイプなのですが、その力強さがところどころで過剰気味になる事もあった。例えば、バスドラの打音ピークが瞬間的にビビったり、シンバルの残響がキツく感じるシーンもあったわけです。本作では、そうしたパートを聞きやすく補正。もちろん単に加工しているのではなく、あくまで当時の出音に忠実なスタンスはキープ。その上で、より自然な音楽アルバムとしての聞き易さを追求したのです。
そんなナチュラル・サウンドで描かれるのは、TV放送プロショットでは分からなかったフルショウ。良い機会でもありますので、ここではTV放送でカットされたパートに着目しながらフルセットを俯瞰してみましょう。
●序盤（２曲）
・Warszawa／"Heroes"
★未放送パート#1（６曲）★
・What In The World／Be My Wife／The Jean Genie／Blackout／Sense Of Doubt／Breaking Glass
●中盤（８曲）
・Fame／Beauty And The Beast／Five Years／Soul Love／Star／Hang On To Yourself／Ziggy Stardust／Suffragette City
★未放送パート#2（２曲）★
・Art Decade／Alabama Song
●終盤（２曲）
・Station To Station／TVC 15
★未放送パート#3（２曲）★
・Stay／Rebel Rebel
……と、このようになっています。TV放送はランダムに編集されていたわけではなく、ショウの序盤・中盤・終盤から抜粋した12曲でした。本作はその合間でカットされた３パート（10曲）も完全収録なのです。そして、そんなセットを綴るパフォーマンスこそが素晴らしい。ボウイ史上の最強ラインナップとも呼ばれるバック・バンドの演奏力は凄まじく、鬼才エイドリアン・ブリューを筆頭にヴァイオリンのサイモン・ハウスや七色キーボードのロジャー・パウエルもビビッドに描かれるのです。
そんなフルショウでもお腹いっぱいですが、本作は『BLACKOUT』と同様に来日中のインタビューもボーナス収録しています。これは
日本の有名司会者（100人に聞いちゃうクイズ番組のあの人です）がボウイにインタビューしており、某民放テレビ番組にて放送されたもの。「音楽家としては２度目ですが、観光では何度も来日していますよ」「日本の牛乳は興味深い味です。ヨーロッパの味とも違うし……」「三島由紀夫が好きです。彼の油絵も画いたんです」「日本に住むなら、東京ではなく、京都とかもっと南がいいです」等々など、なかなか興味深いコメントをボウイ自身の肉声で聴ける。しかも、この番組は通訳がしっかり付いており、映像字幕なしでも意味やムードがしっかりと分かります。
ひとつの時代の締めくくりとなった70年代最後のフルショウ。その歴史的な現場を完全再現するベスト録音の最高峰更新盤です。日本だけでなく、全世界的にも重要な文化遺産アルバム。どうぞ、その輝きを永久に残すプレス２CDでいつまでもお楽しみください。
★「1978年12月12日NHKホール」公演の伝説オーディエンス録音。名録音『BLACKOUT』をブラッシュアップした最高峰更新盤で、力強い芯を付く敷く補正。バスドラの打音ピークやシンバルの残響がキツく感じるパートを緩和。当時の出音を可能な限り忠実に、そして自然な音楽アルバムとしての聞きやすさも追求されています。来日中のインタビューも追加収録しており、70年代最後のフルショウを現場体験できる文化遺産アルバムです。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (48:31)
1. Warszawa
2. "Heroes"
3. What In The World
4. Be My Wife
5. The Jean Genie
6. Blackout
7. Sense Of Doubt
8. Breaking Glass
9. Fame
10. Beauty And The Beast
Disc 2 (79:37)
1. Five Years
2. Soul Love
3. Star
4. Hang On To Yourself
5. Ziggy Stardust
6. Suffragette City
7. Art Decade
8. Alabama Song
9. Station To Station
10. TVC 15
11. Stay
12. Rebel Rebel
13. Interviews in Japan 1978(Broadcast on 6th December 1978)
David Bowie - Vocals, Keyboards
Adrian Belew - Guitar
Carlos Alomar - Guitar
George Murray - Bass
Simon House - Violin
Sean Mayes - Piano
Roger Powell - Keyboards
Dennis Davis - Drums
★★特別企画
★70年代最後のフルショウを伝える文化遺産アルバムの最高峰更新盤『NHK HALL 1978』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じショウを象徴してきたTV放送プロショット『DEFINITIVE TOKYO 1978』が特別に付属致します。
DAVID BOWIE - DEFINITIVE TOKYO 1978(Bonus DVDR)
Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 12th December 1978 PRO-SHOT
*Taken from the original video master
本編プレス２CDは、５年ぶりの再来日で最も有名なコンサートをフル体験できる文化遺産アルバムです。その解説でも触れましたが、このショウを時代の象徴たらしめてきたのはTV放送の存在でした。そこで、ライヴアルバムの最高峰更新盤に相応しいボーナスとして、映像篇の最高峰更新盤もご用意しました。
というわけで、本作に収められているのは本編プレス２CDと同じ「1978年12月12日NHKホール」公演。そのマルチカメラ・プロショットです。このプロショットは古くからベルリン時代を代表する大傑作として知られておりますが、その最高峰マスターが世に出たのは2002年のこと。Masterportレーベルの『TOKYO 1978（MDM-001）』でした。とにかく、それまでの既発を一掃する圧倒的なクオリティを誇り、世界中のボウイ・ファンに衝撃を走らせた。とにかく異常なレベルのクオリティで、圧倒的な画質の鮮やかさ、深み、そして画素の滑らかさ。どこをとっても、おおよそ70年代の映像とは思えない強烈にクリアな映像美に充ち満ちていました。それもそのはず、このオリジナル・マスターは、普通のエアチェックではない。当時すでにビデオデッキが登場していたとは言え、まだまだ一般に普及しているとはとても言えない時代。テレビ放送は二度見ることはできないのが当たり前だった頃で、この放送も全国のファンが本番ステージと同様に一期一会の覚悟で見つめていました。そんな時代に、当時最先端の業務用デッキで録画している人物がいた。その録画マニアは熱狂的なボウイ・ファンで、放送を知るや当時は高価だったビデオテープを携え、知人を頼って業務用デッキのあるところへ録画を頼み込んだそう。自分ができる限り、思いつく限り最高の方法を試さずにはいられなかった。その想いがあったからこそ残し得たマスターなのです。
しかも、本作はそんな最高峰をブラッシュ・アップした2016年の最高峰更新バージョン。オリジナル・マスターをアナログ映像専門メーカーのハイエンド機材で再デジタル化しており、さらに僅かにあった経年劣化もデジタル・リマスターでリペア。万全を尽くした大決定版なのです。このバージョンはプレス・タイトル『TOKYO 1978（Wardour-176）』としてリリースされ、瞬く間に完売・廃盤。今回は、その至上バージョンを特別にボーナスDVDRとして復刻したわけです。
実際、本作のクオリティは究極。オリジナル・マスターに吹き込まれたクオリティを極限まで引き出しただけでなく、細心のデジタル・マスタリングのリペアも徹底的。もちろん、無理矢理ハイライトを上げたり、無粋なイコライジングはしておりません。主な作業は、音声にあった数カ所のノイズを１つひとつ丁寧に修正すること。そうして生み出された映像美と美音は、Masterportレーベル盤よりも明らかに発色は鮮やかに、質感もグッと深みを増している。シャツの皺ひとつ、ギター弦の１本、振り乱す髪の１本まで鮮明で、それが激しいアクションに揺れ動こうと、ボケも乱れもなく描き出される。既発では気になったプチプチとしたノイズもありません。
そのクオリティで描かれるショウは、まさに至福。特に圧巻なのは後半の『ジギー・スターダスト』６連発。このツアーはベルリン時代の『LOW』『”HEROES”』に加え、名作『ジギー・スターダスト』も大きな柱の１つ。日本公演では「Five Years」「Soul Love」「Star」「Hang On To Yourself」「Ziggy Stardust」「Suffragette City」が披露されましたが、本作にはそのすべてが収録されている。特に「Suffragette City」は、オフィシャル盤『STAGE』が何度増補を繰り返しても省かれ続けているだけに、当時のパフォーマンスがオフィシャル・クオリティで聴けるのは格別です。この番組はショウの完全版ではないわけですが、それでもこの６曲は１つも外すことがなかった。当時の放送スタッフがいかにボウイ・ファンの気持ちを捉えていたかが分かろうというものです。
日本を愛するボウイは、このライヴの後も日本に留まり、1978年のクリスマスを楽しんだそうです。胸をはだけた虹色のシャツでダンディに歌う彼、ベージュのコートに身を包んでジギーの世界を綴るボウイ。彼のキャリアでもひときわ輝く“ベルリン時代”の全世界千秋楽となったNHKホール公演を現代に語り継ぐ傑作中の傑作です。
フルショウを完全体験できる本編プレス２CDと、映像の説得力で1978年のボウイを脳裏に刻み込む本作。ライヴアルバム篇とプロショット篇の最高峰更新盤を一度にコレクトできる豪華セットです。どうぞ、併せて存分にお楽しみください。
The performance at the NHK Hall in Tokyo, Japan on 12th December 1978 was filmed and broadcast on Japanese TV Program "Young Music Show"
(59:35)
1. Warszawa
2. "Heroes"
3. Fame
4. Beauty And The Beast
5. Five Years
6. Soul Love
7. Star
8. Hang On To Yourself
9. Ziggy Stardust
10. Suffragette City
11. Station To Station
12. TVC 15
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.60min.
David Bowie - Vocals, Keyboards Adrian Belew - Guitar Carlos Alomar - Guitar
George Murray - Bass Simon House - Violin Sean Mayes - Piano Roger Powell - Keyboards
Dennis Davis - Drums
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "NHK HALL 1978"(Wardour-584)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 12th December 1978 PERFECT SOUND(from Original Masters)
伝説の初来日から５年、ベルリン時代に実現した二度目のジャパン・ツアー。その語り部でもあった伝説の名録音がブラッシュ・アップ。最高峰更新サウンドを永久保存するプレス２CDで登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1978年12月12日NHKホール」公演。その伝説オーディエンス録音です。二度目の来日と言えば、当店では象徴的なTV放送プロショットを筆頭に幾多の名作群でアーカイヴしてきました。まずは、当店コレクションと照らし合わせながら本作のポジションも確認してみましょう。
・12月５日：名古屋市公会堂
・12月６日：大阪厚生年金会館
・12月７日：大阪厚生年金会館
＊12月９日『BANPAKU KAIKAN 1978』
＊12月11日『BUDOKAN 1978』他
＊12月12日：NHKホール ←※TV放送＆★本作★
※各日とも代表作のみ。
以上の全６公演。本作のNHKホール公演は、有名なTV放送と同じ最終日でした。また日本は“ISOLAR II Tour”の最終公演地ですから、この日はワールド・ツアーの千秋楽。もっと言いますと翌1979年のボウイは『Lodger』をリリースするもののツアーは行っておらず、TV出演だけ。つまり、この日が70年代最後のコンサートでもあったのです。
そんな歴史的な現場を伝える本作は、伝説的な名録音『BLACKOUT』をブラッシュアップした最高峰更新盤。この名録音とは2011年に発掘されたのですが、力強い芯とクリアさを併せ持ったサウンドは登場と同時に従来盤を一掃。TV放送ライヴの完全形が聴けるだけでなく、“ISOLAR II Tour”来日を代表する逸品としての地位を確立したのです。
本作は、そんな名録音を元マスターに遡って磨き直したもの。そのポイントはナチュラル感。この録音は距離感を力強い芯の突進力で相殺するタイプなのですが、その力強さがところどころで過剰気味になる事もあった。例えば、バスドラの打音ピークが瞬間的にビビったり、シンバルの残響がキツく感じるシーンもあったわけです。本作では、そうしたパートを聞きやすく補正。もちろん単に加工しているのではなく、あくまで当時の出音に忠実なスタンスはキープ。その上で、より自然な音楽アルバムとしての聞き易さを追求したのです。
そんなナチュラル・サウンドで描かれるのは、TV放送プロショットでは分からなかったフルショウ。良い機会でもありますので、ここではTV放送でカットされたパートに着目しながらフルセットを俯瞰してみましょう。
●序盤（２曲）
・Warszawa／"Heroes"
★未放送パート#1（６曲）★
・What In The World／Be My Wife／The Jean Genie／Blackout／Sense Of Doubt／Breaking Glass
●中盤（８曲）
・Fame／Beauty And The Beast／Five Years／Soul Love／Star／Hang On To Yourself／Ziggy Stardust／Suffragette City
★未放送パート#2（２曲）★
・Art Decade／Alabama Song
●終盤（２曲）
・Station To Station／TVC 15
★未放送パート#3（２曲）★
・Stay／Rebel Rebel
……と、このようになっています。TV放送はランダムに編集されていたわけではなく、ショウの序盤・中盤・終盤から抜粋した12曲でした。本作はその合間でカットされた３パート（10曲）も完全収録なのです。そして、そんなセットを綴るパフォーマンスこそが素晴らしい。ボウイ史上の最強ラインナップとも呼ばれるバック・バンドの演奏力は凄まじく、鬼才エイドリアン・ブリューを筆頭にヴァイオリンのサイモン・ハウスや七色キーボードのロジャー・パウエルもビビッドに描かれるのです。
そんなフルショウでもお腹いっぱいですが、本作は『BLACKOUT』と同様に来日中のインタビューもボーナス収録しています。これは
日本の有名司会者（100人に聞いちゃうクイズ番組のあの人です）がボウイにインタビューしており、某民放テレビ番組にて放送されたもの。「音楽家としては２度目ですが、観光では何度も来日していますよ」「日本の牛乳は興味深い味です。ヨーロッパの味とも違うし……」「三島由紀夫が好きです。彼の油絵も画いたんです」「日本に住むなら、東京ではなく、京都とかもっと南がいいです」等々など、なかなか興味深いコメントをボウイ自身の肉声で聴ける。しかも、この番組は通訳がしっかり付いており、映像字幕なしでも意味やムードがしっかりと分かります。
ひとつの時代の締めくくりとなった70年代最後のフルショウ。その歴史的な現場を完全再現するベスト録音の最高峰更新盤です。日本だけでなく、全世界的にも重要な文化遺産アルバム。どうぞ、その輝きを永久に残すプレス２CDでいつまでもお楽しみください。
★「1978年12月12日NHKホール」公演の伝説オーディエンス録音。名録音『BLACKOUT』をブラッシュアップした最高峰更新盤で、力強い芯を付く敷く補正。バスドラの打音ピークやシンバルの残響がキツく感じるパートを緩和。当時の出音を可能な限り忠実に、そして自然な音楽アルバムとしての聞きやすさも追求されています。来日中のインタビューも追加収録しており、70年代最後のフルショウを現場体験できる文化遺産アルバムです。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (48:31)
1. Warszawa
2. "Heroes"
3. What In The World
4. Be My Wife
5. The Jean Genie
6. Blackout
7. Sense Of Doubt
8. Breaking Glass
9. Fame
10. Beauty And The Beast
Disc 2 (79:37)
1. Five Years
2. Soul Love
3. Star
4. Hang On To Yourself
5. Ziggy Stardust
6. Suffragette City
7. Art Decade
8. Alabama Song
9. Station To Station
10. TVC 15
11. Stay
12. Rebel Rebel
13. Interviews in Japan 1978(Broadcast on 6th December 1978)
David Bowie - Vocals, Keyboards
Adrian Belew - Guitar
Carlos Alomar - Guitar
George Murray - Bass
Simon House - Violin
Sean Mayes - Piano
Roger Powell - Keyboards
Dennis Davis - Drums
★★特別企画
★70年代最後のフルショウを伝える文化遺産アルバムの最高峰更新盤『NHK HALL 1978』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じショウを象徴してきたTV放送プロショット『DEFINITIVE TOKYO 1978』が特別に付属致します。
DAVID BOWIE - DEFINITIVE TOKYO 1978(Bonus DVDR)
Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 12th December 1978 PRO-SHOT
*Taken from the original video master
本編プレス２CDは、５年ぶりの再来日で最も有名なコンサートをフル体験できる文化遺産アルバムです。その解説でも触れましたが、このショウを時代の象徴たらしめてきたのはTV放送の存在でした。そこで、ライヴアルバムの最高峰更新盤に相応しいボーナスとして、映像篇の最高峰更新盤もご用意しました。
というわけで、本作に収められているのは本編プレス２CDと同じ「1978年12月12日NHKホール」公演。そのマルチカメラ・プロショットです。このプロショットは古くからベルリン時代を代表する大傑作として知られておりますが、その最高峰マスターが世に出たのは2002年のこと。Masterportレーベルの『TOKYO 1978（MDM-001）』でした。とにかく、それまでの既発を一掃する圧倒的なクオリティを誇り、世界中のボウイ・ファンに衝撃を走らせた。とにかく異常なレベルのクオリティで、圧倒的な画質の鮮やかさ、深み、そして画素の滑らかさ。どこをとっても、おおよそ70年代の映像とは思えない強烈にクリアな映像美に充ち満ちていました。それもそのはず、このオリジナル・マスターは、普通のエアチェックではない。当時すでにビデオデッキが登場していたとは言え、まだまだ一般に普及しているとはとても言えない時代。テレビ放送は二度見ることはできないのが当たり前だった頃で、この放送も全国のファンが本番ステージと同様に一期一会の覚悟で見つめていました。そんな時代に、当時最先端の業務用デッキで録画している人物がいた。その録画マニアは熱狂的なボウイ・ファンで、放送を知るや当時は高価だったビデオテープを携え、知人を頼って業務用デッキのあるところへ録画を頼み込んだそう。自分ができる限り、思いつく限り最高の方法を試さずにはいられなかった。その想いがあったからこそ残し得たマスターなのです。
しかも、本作はそんな最高峰をブラッシュ・アップした2016年の最高峰更新バージョン。オリジナル・マスターをアナログ映像専門メーカーのハイエンド機材で再デジタル化しており、さらに僅かにあった経年劣化もデジタル・リマスターでリペア。万全を尽くした大決定版なのです。このバージョンはプレス・タイトル『TOKYO 1978（Wardour-176）』としてリリースされ、瞬く間に完売・廃盤。今回は、その至上バージョンを特別にボーナスDVDRとして復刻したわけです。
実際、本作のクオリティは究極。オリジナル・マスターに吹き込まれたクオリティを極限まで引き出しただけでなく、細心のデジタル・マスタリングのリペアも徹底的。もちろん、無理矢理ハイライトを上げたり、無粋なイコライジングはしておりません。主な作業は、音声にあった数カ所のノイズを１つひとつ丁寧に修正すること。そうして生み出された映像美と美音は、Masterportレーベル盤よりも明らかに発色は鮮やかに、質感もグッと深みを増している。シャツの皺ひとつ、ギター弦の１本、振り乱す髪の１本まで鮮明で、それが激しいアクションに揺れ動こうと、ボケも乱れもなく描き出される。既発では気になったプチプチとしたノイズもありません。
そのクオリティで描かれるショウは、まさに至福。特に圧巻なのは後半の『ジギー・スターダスト』６連発。このツアーはベルリン時代の『LOW』『”HEROES”』に加え、名作『ジギー・スターダスト』も大きな柱の１つ。日本公演では「Five Years」「Soul Love」「Star」「Hang On To Yourself」「Ziggy Stardust」「Suffragette City」が披露されましたが、本作にはそのすべてが収録されている。特に「Suffragette City」は、オフィシャル盤『STAGE』が何度増補を繰り返しても省かれ続けているだけに、当時のパフォーマンスがオフィシャル・クオリティで聴けるのは格別です。この番組はショウの完全版ではないわけですが、それでもこの６曲は１つも外すことがなかった。当時の放送スタッフがいかにボウイ・ファンの気持ちを捉えていたかが分かろうというものです。
日本を愛するボウイは、このライヴの後も日本に留まり、1978年のクリスマスを楽しんだそうです。胸をはだけた虹色のシャツでダンディに歌う彼、ベージュのコートに身を包んでジギーの世界を綴るボウイ。彼のキャリアでもひときわ輝く“ベルリン時代”の全世界千秋楽となったNHKホール公演を現代に語り継ぐ傑作中の傑作です。
フルショウを完全体験できる本編プレス２CDと、映像の説得力で1978年のボウイを脳裏に刻み込む本作。ライヴアルバム篇とプロショット篇の最高峰更新盤を一度にコレクトできる豪華セットです。どうぞ、併せて存分にお楽しみください。
The performance at the NHK Hall in Tokyo, Japan on 12th December 1978 was filmed and broadcast on Japanese TV Program "Young Music Show"
(59:35)
1. Warszawa
2. "Heroes"
3. Fame
4. Beauty And The Beast
5. Five Years
6. Soul Love
7. Star
8. Hang On To Yourself
9. Ziggy Stardust
10. Suffragette City
11. Station To Station
12. TVC 15
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.60min.
David Bowie - Vocals, Keyboards Adrian Belew - Guitar Carlos Alomar - Guitar
George Murray - Bass Simon House - Violin Sean Mayes - Piano Roger Powell - Keyboards
Dennis Davis - Drums
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "NHK HALL 1978"(Wardour-584)