THE WHO - SPRINGFIELD 1975 REVISITED(2CD) [Wardour-588]
THE WHO - SPRINGFIELD 1975 REVISITED(2CD)
[Wardour-588]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Springfield Civic Center, Springfield, MA, USA 14th December 1975 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)
ここのところ『TORONTO 1975』に『TORONTO1976 REVISITED』と二年分のトロントでの極上音源のリリースと再リリースが続いたキース・ムーン存命時ザ・フーのラストツアーですが、こうした流れの中で再リリースを渇望されていたのが75年トロントから三日後のスプリングフィールド。この日は懐かしのダン・ランピンスキー録音によるスーパークリアーな音源が存在し、今から10年以上前にリリースされた名盤がその名も『SPRINGFIELD 1975』でした。
ピートのギターの迫力を始めとした音圧が圧巻だった三日前の『TORONTO 1975』に対し、こちらはいかにもランピンスキーらしい豊かで広がりのある臨場感と澄み切った鮮度が大きな魅力。トロントとは対照的に奥行きのある音像がまたランピンスキーらしく、マニアでなくとも楽しめる極上のクオリティは2010年のリリース当時に大きな反響を呼んでベストセラーと化したものです。
しかし、そんな名盤も今は昔、入手困難となって久しくマニアからのリクエストが絶えない一枚となったのも当然の事かと。
そこで最近のトロント75や76のリリースが続いたこのタイミングということもあり、それらを手掛けた「GRAF ZEPPELIN」が今度は満を持してスプリングフィールドのレストアに着手してくれました!
とはいっても2010年のリリース時点でも驚くほど安定した録音状態だったことが思い起こされ、その点では色々と手を加える必要があった三日前のトロントとは何とも対照的。実際のところ今回のリリースに際して「GRAF ZEPPELIN」ですら修正を加えた個所は微調整レベルというのがランピンスキー録音の優秀さを物語っています。
一応「Magic Bus」と「Join Together」という自由な展開を見せる二曲の中にそれぞれで微弱なカットが生じていたのですが、本当に幸いなことにどちらも演奏の目立たない箇所でして、2010年のリリース時から「全く気にならない」とマニアの間でもスルーされていたレベル。むしろ今回のリリースに際して一番の修正ポイントはピッチのアジャストだったと言えるかもしれません。
このように音の良さだけでも十分すぎる魅力を放っていたスプリングフィールド75ですが、演奏がまた素晴らしい…というかトロントとはまったく違った表情を見せている。こうした部分は気まぐれピートと酔いどれキースによる部分が大きいのですが、それにしても数日違うだけでこれほどまで演奏の違いが現れるのが絶頂期ザ・フーの面目躍如。
そもそも「Magic Bus」は連日でさまざま展開を見せてきた曲ではありますが、この日はキースの軽快なスティックさばきが冴えまくり。ワンコードで延々と演奏する楽曲ということでジョンは嫌いな曲だと何度も挙げていましたが、そんな曲の単調さを防ぐ役割を果たしていたのが他ならるキースだったのです。この日のいつも以上にかろやかなキースのリズムに乗ってピートやロジャーも負けじと応酬。特にピートの切れっぷりは凄まじく、ロジャーのブルースハープが演奏の手綱を握っていたトロントとはまるで違う。
この曲で勢いに乗ったバンドがさらに疾走するのが『TOMMY』パート。いつものキースによる前説からしてもったいぶった調子で観客をじらすのが面白く、何故かMCするそばからシンバルを叩いたりするほど。そこから始まった『TOMMY』パートの高速な演奏ぶりが面白い。これがまたトロントとはまるで表情が違っており、ピートのギターを中心として骨太な演奏だったトロントにない勢いに溢れた演奏であっという間に駆け抜ける。
75年から76年にかけてのステージにおいて、これほどまで高速な『TOMMY』パートというのは他に類を見ません。かといってキースが一人でぶっ飛んでしまった様子もなく、むしろバンドがゾーンに入って演奏された結果がこの日の『TOMMY』パートだったのでしょう。この日ならではのキレッキレな演奏をランピンスキーならではの唯一無比な極上オーディエンスが「GRAF ZEPPELIN」の手によって遂に復活!
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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)
★位相、音量、ピッチ修正
★元々超高音質ステレオAudのため、必要最小限の処理に留めております。
★2箇所カットがありますが、サブソースもないため補填なし。しかし殆ど問題ないと思います。
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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (49:18)
01. Introduction
02. I Can't Explain
03. Substitute
04. My Wife
05. Baba O'Riley
06. Squeezebox
07. Behind Blue Eyes
08. Dreaming From The Waist
09. Boris The Spider
10. Magic Bus
Disc 2 (58:56)
01. MC
02. Amazing Journey
03. Sparks
04. The Acid Queen
05. Fiddle About
06. Pinball Wizard
07. I'm Free
08. Tommy's Holiday Camp
09. We're Not Gonna Take It
10. See Me, Feel Me
11. Summertime Blues
12. My Generation
13. Join Together
14. Roadrunner
15. Won't Get Fooled Again
Dan Lampinski Master Collection
Pete Townshend - Guitar, Vocals
Roger Daltrey - Vocals, Harmonica
John Entwistle - Bass, Vocals
Keith Moon - Drums, Vocals
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Springfield Civic Center, Springfield, MA, USA 14th December 1975 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)
ここのところ『TORONTO 1975』に『TORONTO1976 REVISITED』と二年分のトロントでの極上音源のリリースと再リリースが続いたキース・ムーン存命時ザ・フーのラストツアーですが、こうした流れの中で再リリースを渇望されていたのが75年トロントから三日後のスプリングフィールド。この日は懐かしのダン・ランピンスキー録音によるスーパークリアーな音源が存在し、今から10年以上前にリリースされた名盤がその名も『SPRINGFIELD 1975』でした。
ピートのギターの迫力を始めとした音圧が圧巻だった三日前の『TORONTO 1975』に対し、こちらはいかにもランピンスキーらしい豊かで広がりのある臨場感と澄み切った鮮度が大きな魅力。トロントとは対照的に奥行きのある音像がまたランピンスキーらしく、マニアでなくとも楽しめる極上のクオリティは2010年のリリース当時に大きな反響を呼んでベストセラーと化したものです。
しかし、そんな名盤も今は昔、入手困難となって久しくマニアからのリクエストが絶えない一枚となったのも当然の事かと。
そこで最近のトロント75や76のリリースが続いたこのタイミングということもあり、それらを手掛けた「GRAF ZEPPELIN」が今度は満を持してスプリングフィールドのレストアに着手してくれました!
とはいっても2010年のリリース時点でも驚くほど安定した録音状態だったことが思い起こされ、その点では色々と手を加える必要があった三日前のトロントとは何とも対照的。実際のところ今回のリリースに際して「GRAF ZEPPELIN」ですら修正を加えた個所は微調整レベルというのがランピンスキー録音の優秀さを物語っています。
一応「Magic Bus」と「Join Together」という自由な展開を見せる二曲の中にそれぞれで微弱なカットが生じていたのですが、本当に幸いなことにどちらも演奏の目立たない箇所でして、2010年のリリース時から「全く気にならない」とマニアの間でもスルーされていたレベル。むしろ今回のリリースに際して一番の修正ポイントはピッチのアジャストだったと言えるかもしれません。
このように音の良さだけでも十分すぎる魅力を放っていたスプリングフィールド75ですが、演奏がまた素晴らしい…というかトロントとはまったく違った表情を見せている。こうした部分は気まぐれピートと酔いどれキースによる部分が大きいのですが、それにしても数日違うだけでこれほどまで演奏の違いが現れるのが絶頂期ザ・フーの面目躍如。
そもそも「Magic Bus」は連日でさまざま展開を見せてきた曲ではありますが、この日はキースの軽快なスティックさばきが冴えまくり。ワンコードで延々と演奏する楽曲ということでジョンは嫌いな曲だと何度も挙げていましたが、そんな曲の単調さを防ぐ役割を果たしていたのが他ならるキースだったのです。この日のいつも以上にかろやかなキースのリズムに乗ってピートやロジャーも負けじと応酬。特にピートの切れっぷりは凄まじく、ロジャーのブルースハープが演奏の手綱を握っていたトロントとはまるで違う。
この曲で勢いに乗ったバンドがさらに疾走するのが『TOMMY』パート。いつものキースによる前説からしてもったいぶった調子で観客をじらすのが面白く、何故かMCするそばからシンバルを叩いたりするほど。そこから始まった『TOMMY』パートの高速な演奏ぶりが面白い。これがまたトロントとはまるで表情が違っており、ピートのギターを中心として骨太な演奏だったトロントにない勢いに溢れた演奏であっという間に駆け抜ける。
75年から76年にかけてのステージにおいて、これほどまで高速な『TOMMY』パートというのは他に類を見ません。かといってキースが一人でぶっ飛んでしまった様子もなく、むしろバンドがゾーンに入って演奏された結果がこの日の『TOMMY』パートだったのでしょう。この日ならではのキレッキレな演奏をランピンスキーならではの唯一無比な極上オーディエンスが「GRAF ZEPPELIN」の手によって遂に復活!
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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)
★位相、音量、ピッチ修正
★元々超高音質ステレオAudのため、必要最小限の処理に留めております。
★2箇所カットがありますが、サブソースもないため補填なし。しかし殆ど問題ないと思います。
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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (49:18)
01. Introduction
02. I Can't Explain
03. Substitute
04. My Wife
05. Baba O'Riley
06. Squeezebox
07. Behind Blue Eyes
08. Dreaming From The Waist
09. Boris The Spider
10. Magic Bus
Disc 2 (58:56)
01. MC
02. Amazing Journey
03. Sparks
04. The Acid Queen
05. Fiddle About
06. Pinball Wizard
07. I'm Free
08. Tommy's Holiday Camp
09. We're Not Gonna Take It
10. See Me, Feel Me
11. Summertime Blues
12. My Generation
13. Join Together
14. Roadrunner
15. Won't Get Fooled Again
Dan Lampinski Master Collection
Pete Townshend - Guitar, Vocals
Roger Daltrey - Vocals, Harmonica
John Entwistle - Bass, Vocals
Keith Moon - Drums, Vocals