THE ROLLING STONES - VIENNA 1976(3CD) [IMPORT TITLE]
THE ROLLING STONES - VIENNA 1976(3CD)
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販売価格: 4,500円(税込)
商品詳細
Live at Stadthalle, Vienna, Austria 23rd June 1976
75年からのブラック・テイストなサウンドがエスカレートしたのが1976年のヨーロッパ・ツアー。前年のアメリカでのミックを中心としたワイルドな勢いが鳴りを潜めた代わりに、よりねっとりとしたファンキー・グルーブは圧巻。このツアーからはフランクフルトやパリ二日目などといった音源をリリースした実績があることからも解るように、何かとサウンドボードに恵まれた印象があります。アールズ・コートやリヨンに関しても以前から素晴らしいサウンドボードがリリースされていましたものです。ところがパリやリヨンを過ぎたツアー終盤になると音源が一気に恵まれなくなってしまうのもこのツアーの特徴かと。
そんな状況に一石を投じたのがこれまた「GET OFF OF MY STONE」4CDセットでした。未だにツアー終盤では本タイトルがもっとも音質の優れた音源として君臨しているほど。その一週間後にツアーはウィーンで千秋楽を迎えるのですが、この日は音源が存在し、なおかつアイテムもリリースされ続けてきたにもかかわらず、印象が薄い一日となっている感が否めません。まず「TOUR OF EUROPE ‘76」というタイトルがリリースされたのを皮切りとして、懐かしのEXILEに至っては二回もこの音源をリリースしていました。にもかかわらず、どうにも印象が薄いのは「悪くはないものの音像が遠め」な音源がジェネ落ち状態でCD化され続けたせいかもしれません。もう一つの要因としては、ほとんどアイテムがそうした状態を隠蔽すべくがごとくイコライズを加えていたことも原因だったように思えます。
言うなればカウ・パレス二日目と同様に不遇な扱いを受け続けてきた音源だと言って間違いないでしょう。ところかこのウィーンに関してもkrw_coが素晴らしいバージョンをアップロードしてくれたのです。彼が所有していたのはファースト・ジェネレーションのマスター。先にも述べたようにジェネ落ちコピーが横行していたこの日ですが、krw_coバージョンのアッパー感は流石のレベル。ウォーミーな味わいだけでなく、非常に明るくて抜けの良さが際立ちます。もちろん同時リリースとなるカウ・パレスほど万人向けなクオリティではありませんが、過去のアイテムを「絵に書いたようなB級音源」と思っていたマニアなら、今回は「全然イケてる音源」として楽しんでもらえることを約束します。
非常にナチュラルなアッパー感が魅力ですので、もちろん余計なイコライズなどは一切施していません。そんなことをするのは野暮というもの。その一方でマスターからのファースト・ジェネレーション・コピーの作成時に生じてしまったと思われる微弱な問題を今回は緻密にアジャスト。元がモノラルの録音ながら、ダビングによって生じた位相のふらつきを調整しています。これはソフトを使って片チャンだけを活かした画一的なモノラル化によっても解消できる問題ですが、それによって鮮度やレンジが過度に狭まってしまう危険性がありますので、敢えて微調整を徹底させました。つまり、片チャンづつの安定した箇所をいかした調整ということ。
さらに微々たる問題ではありますが、やはりファースト・ジェネレーション作成時に生じたと思われる音のダブり(例えば28:30辺り)もつまんで正常な状態へと補正しているのです。この音源は1976年のオーディエンス録音としては異例とも言えるカットがない状態の録音状態を誇りますので、なおさらテープの乱れを正す方へと力を注いだ結果です。
こうした入念なアジャストにファースト・ジェネレーションという血統書付きの状態での限定プレスCDリリースともなれば、それだけでも見過ごされていたツアー最終日がいいことづくめのアッパー版へと生まれ変わった訳ですが、何と今回はそれだけにとどまりません。krw_coがアップロードしてくれた音源とは別に、今までほとんど知られていなかった同日のステレオ・オーディエンス録音も同時に収録されるのです。
こちらは今までネット上にひっそりと出回っていた音源であり、その存在を知らなかったマニアがほとんどであるかと思われます。むしろ今回のリリースによって明らかとなるのではないでしょうか。もっとも収録状態はショーの前半を欠いた不完全収録であり、なおかつ曲中、曲間を問わずのカットが頻発します。そのせいでマニアから放置プレイ扱いだったのだと推測されます。
しかしステレオで録音され、おまけにモノラル・ソースよりもオンな音像という大きなアドバンテージもある。そこで三枚目のディスクにはレアなステレオ・ソースを収録。それに際しては、まるで蜂の巣のごとく頻発したカットという名の「穴」をモノラル・ソースにて徹底的に補てん。せっかくのステレオ録音のストレスを最小限にとどめ、最後まで通しで聞ける状態にまで修復してみせました。その詳細は別項に掲載しましたのでぜひご確認ください。
もちろん音質自体の鮮度などは従来のモノラル・ソースが上回り、こちらは荒れくれ感すらあるほどの録音クオリティではありますが、それでもなおモノラルでは伝わり切らなかった演奏のディティールがリアルに伝わってくるのが魅力的。ツアー最終日らしくミックのテンションが非常に高い。それこそ前年のワイルドさを彷彿とさせるほどの激しさでしょう。さらにライブが後半に差し掛かるとバンド全体が「Midnight Rambler」で爆発。随所でツアー最終日ならではの完全燃焼ぶりが伝わってきます。
以前から知られていたモノラル・ソースが過去最高のアッパー感として収録されるのはもちろん、知られざるステレオ・ソースまでも収録という、マニアには文句なしの1976年ツアー最終日の集大成へとバージョンアップしたリリースがここに!
★76年ツアーとしての最終日、6月23日ウイーン公演を2種類のAud音源で総括収録してみせたもの。新ソース(ステレオ)を含む’76ツアー最終日の決定的3枚組がプレス盤で登場です!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Recorder 1
Disc 1 (51:41)
1. Introduction
2. Honky Tonk Women
3. If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud
4. Hand Of Fate
5. Hey Negrita
6. Ain't Too Proud To Beg
7. Fool To Cry
8. Hot Stuff
9. Star Star
10. You Gotta Move
11. You Can't Always Get What You Want
Disc 2 (47:36)
1. Band Introductions
2. Happy
3. Tumbling Dice
4. Nothing From Nothing
5. Outa Space
6. Midnight Rambler
7. It's Only Rock 'n Roll
8. Brown Sugar
9. Jumping Jack Flash
10. Street Fighting Man
Recorder 2
Disc 3 (79:33)
1. Hey Negrita ★出だし〜1:14 Rec1で補填 / 1:27〜1:32Rec1オーバーダブ(音切れ緩和処置)
2. Ain't Too Proud To Beg
3. Fool To Cry ★0:57-3:54 / 5:06以降 Rec1で補填
4. Hot Stuff ★0:00-2:46 Rec1で補填
5. Star Star ★3:58以降 Rec1で補填
6. You Gotta Move ★0:46-0:50 / 4:04以降 Rec1で補填
7. You Can't Always Get What You Want ★0:00-0:01 / 0:45-0:50 / 8:51-9:39 Rec1で補填
8. Band Introductions
9. Happy
10. Tumbling Dice ★2:48以降の1分半 Rec1で補填
11. Nothing From Nothing ★丸ごと Rec1で補填
12. Outa Space ★0:00-0:38 Rec1で補填
13. Midnight Rambler ★6:46-7:10 / 7:30-7:39 / 11:03-12:16 Rec1で補填
14. It's Only Rock 'n Roll
15. Brown Sugar
16. Jumping Jack Flash ★0:48以降 Rec1で補填
17. Street Fighting Man (part) ★丸ごとRec1(オマケ収録・1分50秒ほどで終了)
75年からのブラック・テイストなサウンドがエスカレートしたのが1976年のヨーロッパ・ツアー。前年のアメリカでのミックを中心としたワイルドな勢いが鳴りを潜めた代わりに、よりねっとりとしたファンキー・グルーブは圧巻。このツアーからはフランクフルトやパリ二日目などといった音源をリリースした実績があることからも解るように、何かとサウンドボードに恵まれた印象があります。アールズ・コートやリヨンに関しても以前から素晴らしいサウンドボードがリリースされていましたものです。ところがパリやリヨンを過ぎたツアー終盤になると音源が一気に恵まれなくなってしまうのもこのツアーの特徴かと。
そんな状況に一石を投じたのがこれまた「GET OFF OF MY STONE」4CDセットでした。未だにツアー終盤では本タイトルがもっとも音質の優れた音源として君臨しているほど。その一週間後にツアーはウィーンで千秋楽を迎えるのですが、この日は音源が存在し、なおかつアイテムもリリースされ続けてきたにもかかわらず、印象が薄い一日となっている感が否めません。まず「TOUR OF EUROPE ‘76」というタイトルがリリースされたのを皮切りとして、懐かしのEXILEに至っては二回もこの音源をリリースしていました。にもかかわらず、どうにも印象が薄いのは「悪くはないものの音像が遠め」な音源がジェネ落ち状態でCD化され続けたせいかもしれません。もう一つの要因としては、ほとんどアイテムがそうした状態を隠蔽すべくがごとくイコライズを加えていたことも原因だったように思えます。
言うなればカウ・パレス二日目と同様に不遇な扱いを受け続けてきた音源だと言って間違いないでしょう。ところかこのウィーンに関してもkrw_coが素晴らしいバージョンをアップロードしてくれたのです。彼が所有していたのはファースト・ジェネレーションのマスター。先にも述べたようにジェネ落ちコピーが横行していたこの日ですが、krw_coバージョンのアッパー感は流石のレベル。ウォーミーな味わいだけでなく、非常に明るくて抜けの良さが際立ちます。もちろん同時リリースとなるカウ・パレスほど万人向けなクオリティではありませんが、過去のアイテムを「絵に書いたようなB級音源」と思っていたマニアなら、今回は「全然イケてる音源」として楽しんでもらえることを約束します。
非常にナチュラルなアッパー感が魅力ですので、もちろん余計なイコライズなどは一切施していません。そんなことをするのは野暮というもの。その一方でマスターからのファースト・ジェネレーション・コピーの作成時に生じてしまったと思われる微弱な問題を今回は緻密にアジャスト。元がモノラルの録音ながら、ダビングによって生じた位相のふらつきを調整しています。これはソフトを使って片チャンだけを活かした画一的なモノラル化によっても解消できる問題ですが、それによって鮮度やレンジが過度に狭まってしまう危険性がありますので、敢えて微調整を徹底させました。つまり、片チャンづつの安定した箇所をいかした調整ということ。
さらに微々たる問題ではありますが、やはりファースト・ジェネレーション作成時に生じたと思われる音のダブり(例えば28:30辺り)もつまんで正常な状態へと補正しているのです。この音源は1976年のオーディエンス録音としては異例とも言えるカットがない状態の録音状態を誇りますので、なおさらテープの乱れを正す方へと力を注いだ結果です。
こうした入念なアジャストにファースト・ジェネレーションという血統書付きの状態での限定プレスCDリリースともなれば、それだけでも見過ごされていたツアー最終日がいいことづくめのアッパー版へと生まれ変わった訳ですが、何と今回はそれだけにとどまりません。krw_coがアップロードしてくれた音源とは別に、今までほとんど知られていなかった同日のステレオ・オーディエンス録音も同時に収録されるのです。
こちらは今までネット上にひっそりと出回っていた音源であり、その存在を知らなかったマニアがほとんどであるかと思われます。むしろ今回のリリースによって明らかとなるのではないでしょうか。もっとも収録状態はショーの前半を欠いた不完全収録であり、なおかつ曲中、曲間を問わずのカットが頻発します。そのせいでマニアから放置プレイ扱いだったのだと推測されます。
しかしステレオで録音され、おまけにモノラル・ソースよりもオンな音像という大きなアドバンテージもある。そこで三枚目のディスクにはレアなステレオ・ソースを収録。それに際しては、まるで蜂の巣のごとく頻発したカットという名の「穴」をモノラル・ソースにて徹底的に補てん。せっかくのステレオ録音のストレスを最小限にとどめ、最後まで通しで聞ける状態にまで修復してみせました。その詳細は別項に掲載しましたのでぜひご確認ください。
もちろん音質自体の鮮度などは従来のモノラル・ソースが上回り、こちらは荒れくれ感すらあるほどの録音クオリティではありますが、それでもなおモノラルでは伝わり切らなかった演奏のディティールがリアルに伝わってくるのが魅力的。ツアー最終日らしくミックのテンションが非常に高い。それこそ前年のワイルドさを彷彿とさせるほどの激しさでしょう。さらにライブが後半に差し掛かるとバンド全体が「Midnight Rambler」で爆発。随所でツアー最終日ならではの完全燃焼ぶりが伝わってきます。
以前から知られていたモノラル・ソースが過去最高のアッパー感として収録されるのはもちろん、知られざるステレオ・ソースまでも収録という、マニアには文句なしの1976年ツアー最終日の集大成へとバージョンアップしたリリースがここに!
★76年ツアーとしての最終日、6月23日ウイーン公演を2種類のAud音源で総括収録してみせたもの。新ソース(ステレオ)を含む’76ツアー最終日の決定的3枚組がプレス盤で登場です!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Recorder 1
Disc 1 (51:41)
1. Introduction
2. Honky Tonk Women
3. If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud
4. Hand Of Fate
5. Hey Negrita
6. Ain't Too Proud To Beg
7. Fool To Cry
8. Hot Stuff
9. Star Star
10. You Gotta Move
11. You Can't Always Get What You Want
Disc 2 (47:36)
1. Band Introductions
2. Happy
3. Tumbling Dice
4. Nothing From Nothing
5. Outa Space
6. Midnight Rambler
7. It's Only Rock 'n Roll
8. Brown Sugar
9. Jumping Jack Flash
10. Street Fighting Man
Recorder 2
Disc 3 (79:33)
1. Hey Negrita ★出だし〜1:14 Rec1で補填 / 1:27〜1:32Rec1オーバーダブ(音切れ緩和処置)
2. Ain't Too Proud To Beg
3. Fool To Cry ★0:57-3:54 / 5:06以降 Rec1で補填
4. Hot Stuff ★0:00-2:46 Rec1で補填
5. Star Star ★3:58以降 Rec1で補填
6. You Gotta Move ★0:46-0:50 / 4:04以降 Rec1で補填
7. You Can't Always Get What You Want ★0:00-0:01 / 0:45-0:50 / 8:51-9:39 Rec1で補填
8. Band Introductions
9. Happy
10. Tumbling Dice ★2:48以降の1分半 Rec1で補填
11. Nothing From Nothing ★丸ごと Rec1で補填
12. Outa Space ★0:00-0:38 Rec1で補填
13. Midnight Rambler ★6:46-7:10 / 7:30-7:39 / 11:03-12:16 Rec1で補填
14. It's Only Rock 'n Roll
15. Brown Sugar
16. Jumping Jack Flash ★0:48以降 Rec1で補填
17. Street Fighting Man (part) ★丸ごとRec1(オマケ収録・1分50秒ほどで終了)