WHITESNAKE - SAN SEBASTIAN 1990(2CDR) [Shades 1873]

WHITESNAKE - SAN SEBASTIAN 1990(2CDR) [Shades 1873]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Velodromo de Anoeta, San Sebastian, Spain 12th August 1990 TRULY PERFECT SOUND

 なんと、3姉妹ではなく4姉妹だった……。HR/HM系コレクターなら避けては通れない名手コレクションから、スティーヴ・ヴァイ時代のさらなる新名盤が誕生です!
 そんな本作に吹き込まれているのは「1990年8月12日:サン・セバスティアン公演」。その極上オーディエンス録音です。冒頭から「姉妹」だの「名手」だのと畳みかけてしまいましたが、イチからご説明致しましょう。本作はヴァイ時代の新発掘ライヴアルバムなのですが、実はすでに同じ録音家の傑作が連発している。その録音家というのが「Stephane」氏。IRON MAIDENのプレス名盤やSCORPIONS、MOTLEY CRUE、GUNS N' ROSES、SKID ROW等々など、大量の名録音を公開している話題の名手なのです。ほとんどバンドは録音1本なのですが、“SLIP OF THE TONGUE Tour”は例外。よほどWHITESNAKEが好きなのか、あるいはヴァイのファンなのか、今回で4本目の録音なのです。
 もちろん普通なら同じ録音家/ツアーで4本も聴いたら食傷気味になるものですが、そうはならないのが「Stephane」氏マジックでもあります。その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション。当時のツアースケジュールを振り返って4姉妹の位置関係も確かめておきましょう。

●1989年
《11月7日『SLIP OF THE TONGUE』発売》
●1990年
・2月2日ー3月28日:北米#1(34公演)
・4月7日ー7月13日:北米#2(62公演)
・8月8日ー9月7日:欧州(15公演)←★ココ★
・9月19日ー26日:日本(5公演)
《WHITESNAKE活動停止》

 これが“SLIP OF THE TONGUE Tour”の全体像。パリを本拠地とする「Stephane」氏コレクションはすべて「欧州」レッグで記録されました。ここからは公式作『LIVE AT DONINGTON 1990』も残されていますので、さらに日程をズームしてみましょう。

●「欧州」レッグの詳細
・8月8日ー11日(3公演)
*8月12日:サン・セバスティアン公演 ←★本作★
・8月18日:ドニントン公演 ←※公式
・8月21日『SLIP OF THE GLOBE(ストックホルム)』
・8月23日:ベルリン公演
*8月25日『DORTMUND 1990: DEFINITIVE MASTER』
・8月26日ー30日(3公演)
*9月1日『MANNHEIM 1990』
*9月3日『PARIS 1990』
・9月4日ー8日(3公演)

……と、このようになっています。「*」印が「Stephane」氏コレクション。これまでの3作はレッグ終盤に固まっていましたが本作のサン・セバスティアン公演は逆に序盤。あの『LIVE AT DONINGTON 1990』の1つ前のショウでもありました。
 そんなショウを真空パックした本作はこれまでと同様……いや、それ以上の名録音。これまでの3作も『DORTMUND 1990』『MANNHEIM 1990』『PARIS 1990』も骨太肉厚でしたし、大元カセットから起こされたダビング痕ゼロの瑞々しさが絶大でした。本作もそんな「Stephane」サウンドの個性をキープしているわけですが、さらにグッとクリアなのです。
 ホール鳴り自体は吸い込んでいるのでサウンドボードと間違えるタイプでもないのですが、その空気感が透き通っていて輪郭がえらくシャープ。それに伴ってディテールも細やかに伝わり、アンサンブルのセパレート感も素晴らしい。ヴァイ時代のWHITESNAKEはメンバー全員の音数が多いですから、この鮮やかさが殊更うれしいのです。
 そんなクリア・サウンドで描かれるのは、大舞台“MONSTERS OF ROCK”を目の前に控えて意気上がるフルショウ。セットは公式でもお馴染みですので省略しますが、その熱演ぶりは圧倒的。ツアー疲れが出やすいカヴァデールもレッグ序盤のためか伸びも張りも素晴らしく、シャウトのパワーも明らかに絶好調です。そして、そのスキを突くようにして異次元ムードを紡ぎ出すヴァイの妙技もキレッキレ。当時は違和感ばかりが取り沙汰されたものですが、異種格闘技戦だからこそ他では聴けない超個性が炸裂していますし、何より当代きっての才人のガチンコはメチャクチャ質が高い。本作は、その熱量までも肌感覚で味わえるライヴアルバムなのです。
 それにしても本拠地のパリだけでなく、ドイツやスペインまで遠征して録音しまくるとは……。イロモノ的に思われがちだった「ヴァイ時代WHITESNAKE」を、録音の名手がここまで深く愛してくれた。その事実自体に嬉しくなってしまう名録音です。絶世の美姉妹たちの中でもひときわクリアな新名盤。どうぞ、存分に味わい尽くしてください。

★「1990年8月12日:サン・セバスティアン公演」の極上オーディエンス録音。話題の名手「Stephane」氏コレクションの最新弾で、本作で「ヴァイ時代白蛇」は4本目。これまでの3作と同様に骨太肉厚ですが、さらにグッとクリア。空気感が透き通っていて輪郭がえらくシャープ。それに伴ってディテールも細やかに伝わり、アンサンブルのセパレート感も素晴らしい。「ヴァイ時代白蛇」にこだわって録音を繰り返した名手コレクションでもピかイチの最高傑作です。

Disc 1(49:55)
1. Intro
2. Slip of the Tongue
3. Slide It In
4. Judgement Day
5. Slow an' Easy
6. Kittens Got Claws
7. Adrian Vandenberg Guitar Solo
8. Is This Love
9. Cheap an' Nasty

Disc 2(60:12)
1. Crying in the Rain
2. Drum solo
3. Crying in the Rain (reprise)
4. Fool for Your Loving
5. Steve Vai Guitar Solo
6. Here I Go Again
7. Bad Boys (Incl. Children of the Night)
8. Ain't No Love in the Heart of the City
9. Still of the Night
10. We Wish You Well

David Coverdale - Lead Vocals
Steve Vai - Guitars, Backing Vocals
Adrian Vandenberg - Guitars, Backing Vocals
Rudy Sarzo - Bass, Backing Vocals
Tommy Aldridge - Drums