BON JOVI - LANDOVER 1987 SOUNDBOARD(2CD) plus Bonus DVDR [ZODIAC 626]
BON JOVI - LANDOVER 1987 SOUNDBOARD(2CD) plus Bonus DVDR
[ZODIAC 626]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Coliseum, Landover, Maryland, USA 21st July 1987 STEREO SBD
世紀の怪物ヒットを起こし、地球を丸ごと征服してしまった『SLIPPERY WHEN WET』時代のBON JOVI。その最高傑作サウンドボード・アルバムが復刻。永遠の超名盤を永久保存するプレス2CDでリリース決定です。
そんな本作に刻まれているのは「1987年7月21日ランドバー公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。今なお絶大な人気を誇るBON JOVIではありますが、その彼の歴史でも“SLIPPERY WHEN WET Tour”は最大級のモンスター・ツアー。その中で最高傑作たる本作はいつ記録されたのか。まずは、世界征服を果たした栄光の活動全景から俯瞰してみましょう。
●1986年
・7月14日ー26日:北米#1(8公演)
・8月11日ー25日:日本#1(10公演)
《8月18日『SLIPPERY WHEN WET』発売》
・8月30日+31日:西ドイツ(2公演)
・9月9日ー10月18日:北米#2(21公演)
・11月7日ー12月8日:欧州(23公演)
・12月19日ー31日:北米#3a(8公演)
●1987年
・1月2日ー8月9日:北米#3b(134公演)←★ココ★
・8月22日:MONSTERS OF ROCK出演
・9月5日ー19日:オセアニア(12公演)
・9月24日ー10月7日:日本#2(10公演)
・10月15日ー17日:ホノルル(3公演)
これが1986年/1987年のBON JOVI。文字通りのワールド・ツアーだったわけですが、その中でもメインだったのが「北米#3」。休みらしい休みもなく全日程の6割以上を締める140公演以上を駆け抜けました。本作のランドバー公演は、その終盤130公演目にあたるコンサートでした。
これだけの規模にも関わらず、“SLIPPERY WHEN WET Tour”は音源の不毛地帯でもあります。当然リリースされると思われた公式作品が実現しなかっただけでなく、(傑作レベルの)オーディンス録音でさえ厳しい。フル・サウンドボードなど夢のまた夢だったのです。その状況が変わったのが2013年。ネット某所で突如として全長サウンドボードが発掘されたのです。しかも、そのクオリティがとんでもなかった。収録もミックスも完璧で、いわゆる「完全オフィシャル級」。流出サウンドボードにありがちな荒さがなく、超巨大な大歓声も綺麗にミックスされている。しかも、劣化痕もない。エアチェックではない……と申しますか、そもそも放送ではないので一度も電波に乗った形跡がありませんし、ダビング痕もゼロ。その一方でデジタル時代の発掘によくあるデータ圧縮の痕跡も見当たらない。それだけの超絶サウンドは全世界を震撼させ、一瞬にして定番化したのです。
しかし、その衝撃マスターも完全無欠ではありませんでした。ショウ中盤の「Livin' On A Prayer」でテープ・チェンジと思しきカットが発生。約20秒ほどですが、厳密には完全ライヴアルバムではなかったのです。そして、そんな唯一(にしてささやかな)欠点も解決し、「完全アルバム」を実現したのがZodiacレーベルの『WET & WILD』でした。当店独自の細心マスタリングで磨き上げられ、ピッチも位相も帯域バランスも丁寧に補正されたサウンドはまさに最高峰。何と言っても「Livin' On A Prayer」のノーカット収録。同じツアーのシンシナティ公演(3月19日)録音でパッチされているのですが、原音が似ている上に精密なマスタリングで違和感を解消。言われなければ……いえ、言われてもパッチされていることが分からないほどの仕上がりで、唯一無二の完全アルバムが実現しているのです。
そして、本作はそんな究極サウンドボード・アルバムを精密に復刻したもの。復刻に際して再マスタリングも試みたのですが、これ以上の向上は果たせなかった。もちろん、ちょっとだけ音色を変える程度の誤魔化しリマスターはカンタンですが、ハッキリ向上でないのなら意味がない。それならば……と、オリジナルの凄みをそのまま残すことにいたしました。
そんな究極クオリティで描かれるのは、絶賛ロック史塗り替え中だった究極のフルショウ。その極端なセットは当時ならではですので、ここで整理しておきましょう。
●SLIPPERY WHEN WET(8曲+α)
・(Pink Flamingos) Raise Your Hands/I'd Die For You/You Give Love A Bad Name/Wild In The Streets/Never Say Goodbye/Livin' On A Prayer/Let It Rock/Wanted Dead Or Alive
●その他(6曲)
・クラシックス:Tokyo Road/In And Out Of Love/Runaway
・カバー:Twist & Shout/Drift Away/We're An American Band
……と、このようになっています。歴史的大名盤『SLIPPERY WHEN WET』ナンバーの大盤振る舞い。もちろんアルバム再現ではありませんが、「Social Disease」「Without Love」以外の全曲を披露しているのです。そもそも「Social Disease」は指折り数える程度しか演奏されていませんし、「Without Love」に至っては現在までステージ演奏されたという記録自体がない。そんな中で8曲を押さえている本作は、十分に「生演奏版SLIPPERY WHEN WET」なのです。
将来有望な若者バンドから全世界の覇者へ……英雄ひしめくロック史でも類い希な成功劇を演じた『SLIPPERY WHEN WET』時代のBON JOVI。本作は、そんな栄光の刹那を脳みそに直接流し込んでくれる奇跡の極上サウンドボードです。本来であればオフィシャルが残さなければならない文化遺産をさらに磨き上げた唯一無二の完全アルバム。どうぞ、輝きを永久に失わないプレス2CDでいつでも、いつまでもお楽しみください。
★「1987年7月21日ランドバー公演」のステレオ・サウンドボード録音。完全オフィシャル級クオリティのサウンドボードで、唯一の欠点だった「Livin' On A Prayer」も別音源でパッチした完全ライヴアルバム。歴史を塗り替えた“SLIPPERY WHEN WET Tour”のフルショウを楽しめる文化遺産サウンドボードの絶対作です。
Disc 1 (49:35)
1. Pink Flamingos
2. Raise Your Hands
3. I'd Die For You
4. Tokyo Road
5. You Give Love A Bad Name
6. Wild In The Streets
7. Twist & Shout
8. Never Say Goodbye
9. Livin' On A Prayer
Disc 2 (60:22)
1. Let It Rock
2. Guitar Solo
3. Drum Solo
4. In And Out Of Love
5. Runaway
6. Acoustic Guitar Solo
7. Wanted Dead Or Alive
8. Drift Away
9. We're An American Band
Jon Bon Jovi - Vocals, Guitar
Richie Sambora - Guitar, Vocals
David Bryan - Keyboards, Vocals
Alec John Such - Bass, Vocals
Tico Torres - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
★★特別企画
★栄光の“SLIPPERY WHEN WET Tour”を象徴する最高傑作サウンドボード・アルバム『LANDOVER 1987 SOUNDBOARD』。同じツアーを目撃できるプロショット作品『SLIPPED INTO THE NIGHT: VANCOUVER 1987』が特別に付属致します。
BON JOVI - SLIPPED INTO THE NIGHT: VANCOUVER 1987 (Bonus DVDR)
Live at Pacific Coliseum, Vancouver, BC. Canada 2nd July 1987 PRO-SHOT
本編プレス2CDはBON JOVIの運命を……いや、80年代音楽シーンそのものを塗り替えた“SLIPPERY WHEN WET Tour”の最高傑作。まさに文化遺産、博物館級のサウンドボード・アルバムです。しかし、どれほど素晴らしかろうともライヴアルバムはライヴアルバム。その向こうに広がる「光景」は教えてくれません。そこで、全身で栄光の風を受けていた彼らの姿を目撃できる映像篇もご用意しました。
そんな本作が撮影されたのは「1987年7月2日バンクーバー公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。ショウのポジションは本編解説のスケジュールで言うところの「北米#3」の122公演目。本編プレス2CDのランドバー公演の8公演前(19日前)にあたるコンサートでもありました。
このショウは以前から長尺プロショットが残された事でも知られ、“SLIPPERY WHEN WET Tour”の代表映像として大定番となってきました。本作は、そんな有名映像のベスト・マスターからDVD化されたもの。時代柄アナログ感は拭えず、デジタル大全盛の現代基準で「完全オフィシャル級!」と喧伝するのは迷いますが、当時基準であれば声を枯らして叫びたい。何よりも衝撃なのはマスター鮮度でして、ダビング音のない艶やかさと瑞々しさが絶大。ゴワゴワ感も色滲みも白線ノイズすら見当たらない。「Tokyo Road」など走行ヨレもなくはないので完全無欠とは言えませんが、そうしたシーンは非常に短く、基本のクオリティは極めて高い。それこそ当時のTV電波をそっくり受診しているかのような映像美なのです。
そんな映像美で描かれるのは、全身から一大全盛のオーラを発する5人。セットは本編プレス2CDに酷似しており、放送枠の関係かアンコールのお楽しみカバー「Drift Away」「We're An American Band」意外は同一。それはつまり、『SLIPPERY WHEN WET』から8曲が大盤振る舞いされているという事であり、「目で観るSLIPPERY WHEN WET」でもあるわけです。
しかも、パフォーマンスが若々しく、猛烈にアクティヴ! 「You Give Love A Bad Name」のPVよろしく煌びやかなステージングが全開なわけですが、本物ステージの爆テンションはPVの比ではない。ジョンは端から端まで駆け回っては唱和を誘い、ネックを振って弾き倒すリッチーもキレッキレ。演奏の熱量は本編プレス2CDでも十分すぎるほどに味わえましたが、やはり目で観る映像の説得力は格別です。
まさに全盛。まさに絶頂。世界中を支配し、地球を塗り替えていったBON JOVIの魅力を、百の言葉よりも雄弁な光景で教えてくれる映像作品です。本編プレス2CDの「向こう側」を想像させてくれるだけでなく、本作自体がロック史の文化遺産である1枚なのです。眩しすぎる“SLIPPERY WHEN WET Tour”の輝き、どうぞ存分にご体験ください!
1. Pink Flamingos
2. Raise Your Hands
3. I'd Die For You
4. Tokyo Road
5. You Give Love A Bad Name
6. Wild In The Streets
7. Twist And Shout
8. Never Say Goodbye
9. Livin' On A Prayer
10. Let It Rock
11. Richie Sambora Guitar Solo
12. Tico Torres Drum Solo
13. In And Out Of Love
14. Runaway
15. Wanted Dead Or Alive
Jon Bon Jovi - Vocals
Richie Sambora - Guitar & Vocals
David Bryan - Keyboards & Vocals
Alec John Such - Bass & Vocals
Tico Torres - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 86min.
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Coliseum, Landover, Maryland, USA 21st July 1987 STEREO SBD
世紀の怪物ヒットを起こし、地球を丸ごと征服してしまった『SLIPPERY WHEN WET』時代のBON JOVI。その最高傑作サウンドボード・アルバムが復刻。永遠の超名盤を永久保存するプレス2CDでリリース決定です。
そんな本作に刻まれているのは「1987年7月21日ランドバー公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。今なお絶大な人気を誇るBON JOVIではありますが、その彼の歴史でも“SLIPPERY WHEN WET Tour”は最大級のモンスター・ツアー。その中で最高傑作たる本作はいつ記録されたのか。まずは、世界征服を果たした栄光の活動全景から俯瞰してみましょう。
●1986年
・7月14日ー26日:北米#1(8公演)
・8月11日ー25日:日本#1(10公演)
《8月18日『SLIPPERY WHEN WET』発売》
・8月30日+31日:西ドイツ(2公演)
・9月9日ー10月18日:北米#2(21公演)
・11月7日ー12月8日:欧州(23公演)
・12月19日ー31日:北米#3a(8公演)
●1987年
・1月2日ー8月9日:北米#3b(134公演)←★ココ★
・8月22日:MONSTERS OF ROCK出演
・9月5日ー19日:オセアニア(12公演)
・9月24日ー10月7日:日本#2(10公演)
・10月15日ー17日:ホノルル(3公演)
これが1986年/1987年のBON JOVI。文字通りのワールド・ツアーだったわけですが、その中でもメインだったのが「北米#3」。休みらしい休みもなく全日程の6割以上を締める140公演以上を駆け抜けました。本作のランドバー公演は、その終盤130公演目にあたるコンサートでした。
これだけの規模にも関わらず、“SLIPPERY WHEN WET Tour”は音源の不毛地帯でもあります。当然リリースされると思われた公式作品が実現しなかっただけでなく、(傑作レベルの)オーディンス録音でさえ厳しい。フル・サウンドボードなど夢のまた夢だったのです。その状況が変わったのが2013年。ネット某所で突如として全長サウンドボードが発掘されたのです。しかも、そのクオリティがとんでもなかった。収録もミックスも完璧で、いわゆる「完全オフィシャル級」。流出サウンドボードにありがちな荒さがなく、超巨大な大歓声も綺麗にミックスされている。しかも、劣化痕もない。エアチェックではない……と申しますか、そもそも放送ではないので一度も電波に乗った形跡がありませんし、ダビング痕もゼロ。その一方でデジタル時代の発掘によくあるデータ圧縮の痕跡も見当たらない。それだけの超絶サウンドは全世界を震撼させ、一瞬にして定番化したのです。
しかし、その衝撃マスターも完全無欠ではありませんでした。ショウ中盤の「Livin' On A Prayer」でテープ・チェンジと思しきカットが発生。約20秒ほどですが、厳密には完全ライヴアルバムではなかったのです。そして、そんな唯一(にしてささやかな)欠点も解決し、「完全アルバム」を実現したのがZodiacレーベルの『WET & WILD』でした。当店独自の細心マスタリングで磨き上げられ、ピッチも位相も帯域バランスも丁寧に補正されたサウンドはまさに最高峰。何と言っても「Livin' On A Prayer」のノーカット収録。同じツアーのシンシナティ公演(3月19日)録音でパッチされているのですが、原音が似ている上に精密なマスタリングで違和感を解消。言われなければ……いえ、言われてもパッチされていることが分からないほどの仕上がりで、唯一無二の完全アルバムが実現しているのです。
そして、本作はそんな究極サウンドボード・アルバムを精密に復刻したもの。復刻に際して再マスタリングも試みたのですが、これ以上の向上は果たせなかった。もちろん、ちょっとだけ音色を変える程度の誤魔化しリマスターはカンタンですが、ハッキリ向上でないのなら意味がない。それならば……と、オリジナルの凄みをそのまま残すことにいたしました。
そんな究極クオリティで描かれるのは、絶賛ロック史塗り替え中だった究極のフルショウ。その極端なセットは当時ならではですので、ここで整理しておきましょう。
●SLIPPERY WHEN WET(8曲+α)
・(Pink Flamingos) Raise Your Hands/I'd Die For You/You Give Love A Bad Name/Wild In The Streets/Never Say Goodbye/Livin' On A Prayer/Let It Rock/Wanted Dead Or Alive
●その他(6曲)
・クラシックス:Tokyo Road/In And Out Of Love/Runaway
・カバー:Twist & Shout/Drift Away/We're An American Band
……と、このようになっています。歴史的大名盤『SLIPPERY WHEN WET』ナンバーの大盤振る舞い。もちろんアルバム再現ではありませんが、「Social Disease」「Without Love」以外の全曲を披露しているのです。そもそも「Social Disease」は指折り数える程度しか演奏されていませんし、「Without Love」に至っては現在までステージ演奏されたという記録自体がない。そんな中で8曲を押さえている本作は、十分に「生演奏版SLIPPERY WHEN WET」なのです。
将来有望な若者バンドから全世界の覇者へ……英雄ひしめくロック史でも類い希な成功劇を演じた『SLIPPERY WHEN WET』時代のBON JOVI。本作は、そんな栄光の刹那を脳みそに直接流し込んでくれる奇跡の極上サウンドボードです。本来であればオフィシャルが残さなければならない文化遺産をさらに磨き上げた唯一無二の完全アルバム。どうぞ、輝きを永久に失わないプレス2CDでいつでも、いつまでもお楽しみください。
★「1987年7月21日ランドバー公演」のステレオ・サウンドボード録音。完全オフィシャル級クオリティのサウンドボードで、唯一の欠点だった「Livin' On A Prayer」も別音源でパッチした完全ライヴアルバム。歴史を塗り替えた“SLIPPERY WHEN WET Tour”のフルショウを楽しめる文化遺産サウンドボードの絶対作です。
Disc 1 (49:35)
1. Pink Flamingos
2. Raise Your Hands
3. I'd Die For You
4. Tokyo Road
5. You Give Love A Bad Name
6. Wild In The Streets
7. Twist & Shout
8. Never Say Goodbye
9. Livin' On A Prayer
Disc 2 (60:22)
1. Let It Rock
2. Guitar Solo
3. Drum Solo
4. In And Out Of Love
5. Runaway
6. Acoustic Guitar Solo
7. Wanted Dead Or Alive
8. Drift Away
9. We're An American Band
Jon Bon Jovi - Vocals, Guitar
Richie Sambora - Guitar, Vocals
David Bryan - Keyboards, Vocals
Alec John Such - Bass, Vocals
Tico Torres - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
★★特別企画
★栄光の“SLIPPERY WHEN WET Tour”を象徴する最高傑作サウンドボード・アルバム『LANDOVER 1987 SOUNDBOARD』。同じツアーを目撃できるプロショット作品『SLIPPED INTO THE NIGHT: VANCOUVER 1987』が特別に付属致します。
BON JOVI - SLIPPED INTO THE NIGHT: VANCOUVER 1987 (Bonus DVDR)
Live at Pacific Coliseum, Vancouver, BC. Canada 2nd July 1987 PRO-SHOT
本編プレス2CDはBON JOVIの運命を……いや、80年代音楽シーンそのものを塗り替えた“SLIPPERY WHEN WET Tour”の最高傑作。まさに文化遺産、博物館級のサウンドボード・アルバムです。しかし、どれほど素晴らしかろうともライヴアルバムはライヴアルバム。その向こうに広がる「光景」は教えてくれません。そこで、全身で栄光の風を受けていた彼らの姿を目撃できる映像篇もご用意しました。
そんな本作が撮影されたのは「1987年7月2日バンクーバー公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。ショウのポジションは本編解説のスケジュールで言うところの「北米#3」の122公演目。本編プレス2CDのランドバー公演の8公演前(19日前)にあたるコンサートでもありました。
このショウは以前から長尺プロショットが残された事でも知られ、“SLIPPERY WHEN WET Tour”の代表映像として大定番となってきました。本作は、そんな有名映像のベスト・マスターからDVD化されたもの。時代柄アナログ感は拭えず、デジタル大全盛の現代基準で「完全オフィシャル級!」と喧伝するのは迷いますが、当時基準であれば声を枯らして叫びたい。何よりも衝撃なのはマスター鮮度でして、ダビング音のない艶やかさと瑞々しさが絶大。ゴワゴワ感も色滲みも白線ノイズすら見当たらない。「Tokyo Road」など走行ヨレもなくはないので完全無欠とは言えませんが、そうしたシーンは非常に短く、基本のクオリティは極めて高い。それこそ当時のTV電波をそっくり受診しているかのような映像美なのです。
そんな映像美で描かれるのは、全身から一大全盛のオーラを発する5人。セットは本編プレス2CDに酷似しており、放送枠の関係かアンコールのお楽しみカバー「Drift Away」「We're An American Band」意外は同一。それはつまり、『SLIPPERY WHEN WET』から8曲が大盤振る舞いされているという事であり、「目で観るSLIPPERY WHEN WET」でもあるわけです。
しかも、パフォーマンスが若々しく、猛烈にアクティヴ! 「You Give Love A Bad Name」のPVよろしく煌びやかなステージングが全開なわけですが、本物ステージの爆テンションはPVの比ではない。ジョンは端から端まで駆け回っては唱和を誘い、ネックを振って弾き倒すリッチーもキレッキレ。演奏の熱量は本編プレス2CDでも十分すぎるほどに味わえましたが、やはり目で観る映像の説得力は格別です。
まさに全盛。まさに絶頂。世界中を支配し、地球を塗り替えていったBON JOVIの魅力を、百の言葉よりも雄弁な光景で教えてくれる映像作品です。本編プレス2CDの「向こう側」を想像させてくれるだけでなく、本作自体がロック史の文化遺産である1枚なのです。眩しすぎる“SLIPPERY WHEN WET Tour”の輝き、どうぞ存分にご体験ください!
1. Pink Flamingos
2. Raise Your Hands
3. I'd Die For You
4. Tokyo Road
5. You Give Love A Bad Name
6. Wild In The Streets
7. Twist And Shout
8. Never Say Goodbye
9. Livin' On A Prayer
10. Let It Rock
11. Richie Sambora Guitar Solo
12. Tico Torres Drum Solo
13. In And Out Of Love
14. Runaway
15. Wanted Dead Or Alive
Jon Bon Jovi - Vocals
Richie Sambora - Guitar & Vocals
David Bryan - Keyboards & Vocals
Alec John Such - Bass & Vocals
Tico Torres - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 86min.