THE ROLLING STONES - MALMO 1970(1CD) [IMPORT TITLE]
THE ROLLING STONES - MALMO 1970(1CD)
[IMPORT TITLE]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Baltiska Hallen, Malmo, Sweden 30th August 1970 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(UPGRADE)
1970年代のローリング・ストーンズは最初のヨーロッパツアーでさっそく絶頂を迎えていた訳ですが、主なアイテムがパリ二日目のラジオ放送とラバーダバーの『EUROPEAN TOUR LIVE 1970』らに限られがちだったことから、そのキレまくりパフォーマンスはマニアの間で語り継がれるにとどまっている感が否めません。おまけに近年はアイテムの流通もままならないほど。そんな状況に一石を投じるべくリリースされるのが今回のフランクフルト2 Daysなのですが、さらに貴重な70年ツアー音源を同時にリリース。
70年ヨーロッパツアーの初日は8月30日のスウェーデンはマルメからスタートしたのですが、この日もまたフランクフルト初日と同じように二種類のモノラル・オーディエンス録音が存在します。「recorder 1」の方はCD時代を迎えて発掘された貴重なツアー初日ということもあってVGPレーベルが二度に渡ってリリース。それぞれ紙ジャケ『SWEDEN 1970』に他の日とカップリングした『MADE IN SWEDEN』というタイトルでしたが、ライブ後半でテープの状態が不安定へ陥るという大きな欠点を抱えていました。
その点DACの『IT'S JUST A KISS AWAY』で明らかになった「recorder 2」に関してそのようなリスニング上のストレスもなく、距離感のある音像ながら驚くほどクリアーな音質であったことから現在マニアの間ではこちらがマルメ70オーディエンスのベストとされています。
ただでさえ前年のツアーにあったヘビー・グルーブから打って変わってスピード感マシマシになった70年ヨーロッパツアーですが、ツアー初日ということもあってマルメではさらにスピーディな演奏が際立っている。なおかつ後の日程では演奏されなかった曲が試されているのもツアー初日ならでは。
今でこそライブでもっと頻繁に演奏されるレパートリーの一つである「Gimme Shelter」も当初はライブアレンジを考えあぐねていたようで、前年はオークランドを始めとした数回の披露に留まります。ここマルメではそれ以来となるライブ演奏が実現したものの、キースは相変わらずアレンジを決めかねている模様。その結果イントロのアルペジオなしでルーズに始まるという意外なパターンで披露されました。
キースによる気持ち薄めなイントロからも解るように、ここでの演奏は相当にラフ。案の定70年ツアーではこの日だけの披露に終わってしまい、結局レギュラーレパートリーの座を得るには1972年まで待たなければならなかったのです。
そんなこの日の目玉である「Gimme Shelter」からよりによってヒスノイズが「サーッ」とマシマシという、あってほしくない状態でリリースされてしまったのが先のDAC盤。そのリリースからも早いもので10年が経過し、今であればより良い状態でのリリースが可能がであることは明白でした。
そこでフランクフルト同様、マルメに関しても「GRAF ZEPPELIN」が上位マスターを入手した上で緻密なレストアを敢行。その結果、音源が持っていた魅力である音の抜けの良さがマシマシとなってさらに聞きやすくなったのはもちろん、例の「Gimme Shelter」以降の問題であったヒスノイズも格段に減少…もちろんこれはイコライズではなくより良い状態のマスターを入手できたからこそ。
そしてフランクフルト二日目ほどではないにせよビンテージオーディエンス特有のヨレが散見された箇所も徹底的にアジャスト。元々70年ヨーロッパの中でも聞きやすかったマルメがいよいよ安心して聞き込める状態へと進化したのです。これぞアッパー版かと。
さらにツアー初日らしくセット中盤のアコースティック・ナンバーがこの時点で二曲。どちらも前年から引き継いだレパートリーですが、ここでは12弦アコギにピックアップを付けた形でキースが伴奏しており、なおかつキーが変えられてさわやかな雰囲気で演奏されているのが新鮮。この二曲は少なくとも9月16日のベルリンまで継続されたのですが、先に「You Gotta Move」が姿を消す一方、「Prodigal Son」はツアー終了まで粘ります。それがよりによってラジオ放送のパリでは省かれたというのが皮肉でした。
また「Love In Vain」では前年のようなボトルネックを捨て、ひたすらリードをアグレッシブに弾きまくるテイラー節の芽生えが見事に捉えられている。ここでも69年と70年の違いをまざまざと見せつけられます。そして何と言っても随所で聞かれるミックのハイパーシャウト。これがツアー初日だとは信じがたいほど充実した演奏や超レア「Gimme Shelter」70年版を捉えたマルメが遂にバージョンアップ!
----------------------------------------------------
REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)
★既発
Made In Sweden (VGP-105)Disc1、
It's Just Kiss Away (DAC-101)Disc1
★Rec2音源で、既発盤はDAC-101に収録
DAC盤で数ヶ所あったテープの繋ぎによるようなヒスノイズの突然の増加などはなし
★時折散見された回転ムラを補正
----------------------------------------------------
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(69:55)
01. Introduction
02. Jumping Jack Flash
03. Roll Over Beethoven
04. Sympathy For The Devil
05. Stray Cat Blues
06. Love In Vain
07. Prodigal Son
08. You Gotta Move
09. Dead Flowers
10. Midnight Rambler
11. Gimme Shelter
12. Live With Me
13. Let It Rock
14. Little Queenie
15. Brown Sugar
16. Honky Tonk Women
17. Street Fighting Man
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Baltiska Hallen, Malmo, Sweden 30th August 1970 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(UPGRADE)
1970年代のローリング・ストーンズは最初のヨーロッパツアーでさっそく絶頂を迎えていた訳ですが、主なアイテムがパリ二日目のラジオ放送とラバーダバーの『EUROPEAN TOUR LIVE 1970』らに限られがちだったことから、そのキレまくりパフォーマンスはマニアの間で語り継がれるにとどまっている感が否めません。おまけに近年はアイテムの流通もままならないほど。そんな状況に一石を投じるべくリリースされるのが今回のフランクフルト2 Daysなのですが、さらに貴重な70年ツアー音源を同時にリリース。
70年ヨーロッパツアーの初日は8月30日のスウェーデンはマルメからスタートしたのですが、この日もまたフランクフルト初日と同じように二種類のモノラル・オーディエンス録音が存在します。「recorder 1」の方はCD時代を迎えて発掘された貴重なツアー初日ということもあってVGPレーベルが二度に渡ってリリース。それぞれ紙ジャケ『SWEDEN 1970』に他の日とカップリングした『MADE IN SWEDEN』というタイトルでしたが、ライブ後半でテープの状態が不安定へ陥るという大きな欠点を抱えていました。
その点DACの『IT'S JUST A KISS AWAY』で明らかになった「recorder 2」に関してそのようなリスニング上のストレスもなく、距離感のある音像ながら驚くほどクリアーな音質であったことから現在マニアの間ではこちらがマルメ70オーディエンスのベストとされています。
ただでさえ前年のツアーにあったヘビー・グルーブから打って変わってスピード感マシマシになった70年ヨーロッパツアーですが、ツアー初日ということもあってマルメではさらにスピーディな演奏が際立っている。なおかつ後の日程では演奏されなかった曲が試されているのもツアー初日ならでは。
今でこそライブでもっと頻繁に演奏されるレパートリーの一つである「Gimme Shelter」も当初はライブアレンジを考えあぐねていたようで、前年はオークランドを始めとした数回の披露に留まります。ここマルメではそれ以来となるライブ演奏が実現したものの、キースは相変わらずアレンジを決めかねている模様。その結果イントロのアルペジオなしでルーズに始まるという意外なパターンで披露されました。
キースによる気持ち薄めなイントロからも解るように、ここでの演奏は相当にラフ。案の定70年ツアーではこの日だけの披露に終わってしまい、結局レギュラーレパートリーの座を得るには1972年まで待たなければならなかったのです。
そんなこの日の目玉である「Gimme Shelter」からよりによってヒスノイズが「サーッ」とマシマシという、あってほしくない状態でリリースされてしまったのが先のDAC盤。そのリリースからも早いもので10年が経過し、今であればより良い状態でのリリースが可能がであることは明白でした。
そこでフランクフルト同様、マルメに関しても「GRAF ZEPPELIN」が上位マスターを入手した上で緻密なレストアを敢行。その結果、音源が持っていた魅力である音の抜けの良さがマシマシとなってさらに聞きやすくなったのはもちろん、例の「Gimme Shelter」以降の問題であったヒスノイズも格段に減少…もちろんこれはイコライズではなくより良い状態のマスターを入手できたからこそ。
そしてフランクフルト二日目ほどではないにせよビンテージオーディエンス特有のヨレが散見された箇所も徹底的にアジャスト。元々70年ヨーロッパの中でも聞きやすかったマルメがいよいよ安心して聞き込める状態へと進化したのです。これぞアッパー版かと。
さらにツアー初日らしくセット中盤のアコースティック・ナンバーがこの時点で二曲。どちらも前年から引き継いだレパートリーですが、ここでは12弦アコギにピックアップを付けた形でキースが伴奏しており、なおかつキーが変えられてさわやかな雰囲気で演奏されているのが新鮮。この二曲は少なくとも9月16日のベルリンまで継続されたのですが、先に「You Gotta Move」が姿を消す一方、「Prodigal Son」はツアー終了まで粘ります。それがよりによってラジオ放送のパリでは省かれたというのが皮肉でした。
また「Love In Vain」では前年のようなボトルネックを捨て、ひたすらリードをアグレッシブに弾きまくるテイラー節の芽生えが見事に捉えられている。ここでも69年と70年の違いをまざまざと見せつけられます。そして何と言っても随所で聞かれるミックのハイパーシャウト。これがツアー初日だとは信じがたいほど充実した演奏や超レア「Gimme Shelter」70年版を捉えたマルメが遂にバージョンアップ!
----------------------------------------------------
REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)
★既発
Made In Sweden (VGP-105)Disc1、
It's Just Kiss Away (DAC-101)Disc1
★Rec2音源で、既発盤はDAC-101に収録
DAC盤で数ヶ所あったテープの繋ぎによるようなヒスノイズの突然の増加などはなし
★時折散見された回転ムラを補正
----------------------------------------------------
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(69:55)
01. Introduction
02. Jumping Jack Flash
03. Roll Over Beethoven
04. Sympathy For The Devil
05. Stray Cat Blues
06. Love In Vain
07. Prodigal Son
08. You Gotta Move
09. Dead Flowers
10. Midnight Rambler
11. Gimme Shelter
12. Live With Me
13. Let It Rock
14. Little Queenie
15. Brown Sugar
16. Honky Tonk Women
17. Street Fighting Man