JEFF BECK - PHILADELPHIA 1999(2CDR) [Uxbridge 2022]

JEFF BECK - PHILADELPHIA 1999(2CDR) [Uxbridge 2022]

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商品詳細

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Tower Theater, Philadelphia, PA, USA 16th March 1999 TRULY PERFECT SOUND

 不遇の90年代から華麗な復活を果たした『WHO ELSE!』時代のジェフ・ベック。その現場を極上体験できる新名盤が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1999年3月16日フィラデルフィア公演」。その美麗オーディエンス録音です。今週同時リリースとなるプレス新名盤『DEFINITIVE TORONTO 1999(Wardour-578)』と『CINCINNATI 1999 DAT MASTER(Uxbridge 2020)』は同録音家コレクションによる姉妹作でしたが、本作だけは個性もポジションも(チョット)異なる。当時の活動概要は両作の解説に譲るとして、ここでは同時リリース3作を生み出した「北米#1」レッグに絞り込んで各作品の位置関係を確認してみましょう。

●「北米#1」の詳細
・3月15日:ワシントンD.C.公演
《3月16日『WHO ELSE!』発売》
*3月16日:フィラデルフィア公演 ←★本作★
・3月17日+19日(2公演)
*3月20日『WHO ELSE! IN USA』
*3月21日『WALLINGFORD 1999 SOUNDBOARD』他
・3月22日+23日(2公演)
*3月24日『DEFINITIVE TORONTO 1999』
・3月27日:コロンバス公演
*3月28日『CINCINNATI 1999 DAT MASTER』
・3月30日ー4月18日(13公演)

 これが来日直前に行われた「北米#1」の全22公演。同時リリースの『DEFINITIVE TORONTO 1999』『CINCINNATI 1999 DAT MASTER』は一週間と違わない姉妹作でしたが、本作のフィラデルフィア公演だけは離れた2公演目。『WHO ELSE!』発売の当日でもありました。
 そんなショウを伝える本作は、最近になって公開された新発掘マスター。録音者は確定されていませんが、名機Schoepsが使用された大元DATクローンからトランスファーされた銘品なのです。実際、そのサウンドはきめ細やかで繊細。音色的にもサウンドボードと間違えるタイプではないのですが、その芯は密度たっぷりでスカスカ感がなく、突きつける突進力よりも包み込む包容力に溢れている。
 もちろん、ボワボワ・ボケボケなサウンドだったら元も子もありませんが、本作は違う。厚めの鳴りの中にしっかりとディテールが描かれており、1音1音がキラキラと浮き立つタイプでもある。しかも、本作はそうした旨みを細心マスタリングで磨き込んだ最高峰更新盤。帯域毎に分析した上でバランスを整え、原音そのままではやや強すぎた重低音を整理。そのお陰でアンサンブル事態がすっきりとヌケ良くなったのです。そして、細部や輪郭が活きるほど鳴りの厚みはダイナミズムに転化する。アンサンブルの躍動や強弱ダイナミズムが大きなうねりとなり、聴いているこっちの感情をグイグイと掻き立ててくれるのです。
 そんなダイナミック・サウンドで描かれるのは、普段よりも長尺なフルショウ。1999年を代表するプレス名盤2種と比較しながら整理してみましょう。

●フー・エルス!(9曲)
・What Mama Said/Psycho Sam/Brush With The Blues/Blast From The East/Declan/THX 138/Space For The Papa/Angel (Footsteps)/Even Odds
●クラシックス他(11曲)
・ゼア・アンド・バック:Star Cycle/The Pump/You Never Know
・ギター・ショップ:Savoy/Where Were You(★)/Big Block/Sling Shot(★★)
・その他:A Day In The Life/Led Boots(★)/'Cause We've Ended As Lovers/Blue Wind
※注:「★」印はサウンドボード超名盤『DEFINITIVE TOKYO 1999』では聴けない曲。特に「★★」印はプレス新名盤『DEFINITIVE TORONTO 1999』にもなかった曲。

……と、このようになっています。『WHO ELSE!』時代の象徴でもある日本公演サウンドボードは放送枠に沿った編集作でもあった。本作はそこで聴けない「Led Boots」「Where Were You」「Sling Shot」も楽しめます。特に「Sling Shot」は1999年でも限られたショウでしか演奏されていない限定曲。今週のプレス新名盤『DEFINITIVE TORONTO 1999』にもない美味しい1曲でもある。もちろん、曲の増加はジェフ自身の意欲を反映したもの。全編を貫く演奏もその意欲が透ける素晴らしいショウなのです。
 競い合うかのように立て続けに極上マスターが発掘された“WHO ELSE! Tour”。もちろん、まずはコレ!の代表作はプレス新名盤『DEFINITIVE TORONTO 1999』ではありますが、3連作いずれも必聴の名作揃いです。本作は、そんな新名盤の一挙リリースでも最長を誇る1本。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1999年3月16日フィラデルフィア公演」の美麗オーディエンス録音。名機Schoepsが使用された銘品録音で、きめ細やかで繊細。芯は密度たっぷりでスカスカ感がなく、突きつける突進力よりも包み込む包容力に溢れている。細心マスタリングで帯域バランスも整え、アンサンブル事態がすっきりとヌケ良い最高峰更新盤です。同時期のプレス新名盤『DEFINITIVE TORONTO 1999』で聴けない「Sling Shot」も楽しめます。

Disc:1 (49:49)
1. Intro
2. What Mama Said
3. Psycho Sam
4. Brush With The Blues
5. Star Cycle
6. Savoy
7. Blast From The East
8. A Day In The Life
9. Declan
10. THX 138
11. The Pump

Disc:2 (58:26)
1. Led Boots
2. Drum Solo
3. Cause We've Ended As Lovers
4. Space For The Papa
5. Angel (Footsteps)
6. Even Odds
7. You Never Know
8. Blue Wind
9. Band Introductions
10. Where Were You
11. Big Block
12. Sling Shot★

Jeff Beck - Guitar
Jennifer Batten - Guitar & Guitar-Synthesizer
Randy Hope-Taylor - Bass
Steve Alexander - Drums