BOB DYLAN - THE MAINE EVENT: DEFINITIVE DAT MASTER; PORTLAND 1996 3RD NIGHT(2CD) [ZION-257]
BOB DYLAN - THE MAINE EVENT: DEFINITIVE DAT MASTER; PORTLAND 1996 3RD NIGHT(2CD)
[ZION-257]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
State Theater, Portland, Maine 21st April 1996 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)
そしてディラン1996年ポートランド三日連続公演の中でも世界中のマニアが完全版のリリースを望んでいた…と言っても過言でないのが三日目のショー。この日こそ、かの『THE MAINE EVENT』においてもっともぞんざいな扱いを受けてしまった日でした。というのも初日をメインとして三枚のディスクに収める…という編集方針でいくと、どうしても消去法から三日目の収録曲が少なくなってしまう。
実際に三日目は『THE MAINE EVENT』において採用されたのはたったの7曲。それもDisc-3に押しやられるという有様。前日ですら大半の曲が収録されていたのですから、その編集コンセプトの割りを完全に食らってしまったとしか。それではポートランド三日目の全容などつかめるはずもない。正に三日目のコンプリがリリースされることを今回の目玉だと呼んでいいのではないかと。
ましてやセットリストの変化はもちろん、毎日のショーの表情が変化を見せるディランのステージ、それが1990年代の絶頂期である96年ツアーともなればなおさら。実際これらポートランド三日間の演奏はどれも本当に素晴らしく、『THE MAINE EVENT』からはその片鱗しか伺い知れなかったことを思い知らされるのです。
言うまでもなく音質も他の二日と完全に同レベルの極上オーディエンスであり、この日も程よい距離感とクリアーさが輝きを放っている。特にクリアーさの度合いに関しては何度も繰り返すように既発盤のアナログ・ダビングを介した状態で一番犠牲になっていた個所であり、これをオリジナルのDATマスターならではの聞き心地を実感してもらえるはず。その収録内容以前に音質面でも既発盤を寄せ付けません。
何より驚かされるのは、これがポートランドにおける三日目の公演となっただけでなく、それどころかこのツアーにおける8夜連続公演の真っ最中（！）であったということ。今でこそ50代半ばと言えばまだ現役バリバリと言った感がありますが、当時はむしろ初老といった印象すらあった。そんな年齢のディランが一週間以上の連続公演をこなしていたという事実には驚きを禁じえません。しかし当時のディランはまだこうした連続公演を精力的にこなしており、まだまだ若かったということなのでしょう。
それだけでなく、ポートランド三日目となるこの日もディランとバンドは絶好調。オープニングから「Leopard-Skin Pill-Box Hat」に「If Not For You」と前の二日間で披露しなかった曲を立て続けに聞かせてくれますが、それよりも定位置三曲目の「All Along The Watchtower」においてディラン以下ハイテンションさがピークに。ウインストン・ワトソンが脱退する夏までの間、毎晩で当たり前のように名演が繰り広げられた96年の同曲ですが、ここでの演奏も実に96年らしいと同時に、既発盤では見事にカットされてしまっていた。
さらにライブ前半は「This Wheel's On Fire」のようなどっしりとした迫力のある演奏が続きますが、そこから一息入れるような「Mama, You Been On My Mind」が絶品。本当にこの時代のディランは毎晩のショーで何が飛び出すか分からない楽しみがあったものですが、これこそ典型的な例であり、その繊細な演奏ぶりがDATマスターからの収録によって既発盤以上に際立っているのも間違いない。さらに陽気な「When I Paint My Masterpiece」でのディランの元気いっぱいな歌いっぷりもお見事。
96年ならではのレアなレパートリーだった「Seven Days」は前日にも披露されていたせいで既発盤にはそちらのテイクが採用されていましたが、演奏の出来はこちらの方が上でして、これもまた今回のリリースで初めて聞けるようになった名演。
そしてこの日も絶妙なバランスの臨場感が素晴らしく、特にアンコール「My Back Pages」と「Rainy Day Women # 12 & 35」での大合唱は聞いているこっちまで楽しくなってくるほど。おまけに既発盤では後者がカットされていただけに、このハッピーなフィナーレが始めて楽しめるようになったのもまた完全収録DATマスターならでは。やはりディランのライブはコンプリでなければ始まらない。そんな画期的かつマニア待望なポートランド三日目のリリースが遂に実現します！
Disc:1 (56:25)
1. Intro
2. Leopard-Skin Pill-Box Hat
3. If Not For You
4. All Along The Watchtower
5. Under The Red Sky
6. This Wheel's On Fire
7. Silvio
8. Mama, You Been On My Mind
9. Masters Of War
10. Friend Of The Devil
Disc:2 (46:19)
1. Maggie's Farm
2. When I Paint My Masterpiece
3. Band Introductions
4. Seven Days
5. Alabama Getaway
6. My Back Pages
7. Rainy Day Women # 12 & 35
Bob Dylan - vocal & guitar
Bucky Baxter - pedal steel guitar & electric slide guitar
John Jackson - guitar
Tony Garnier - bass
Winston Watson - drums & percussion
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
State Theater, Portland, Maine 21st April 1996 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)
そしてディラン1996年ポートランド三日連続公演の中でも世界中のマニアが完全版のリリースを望んでいた…と言っても過言でないのが三日目のショー。この日こそ、かの『THE MAINE EVENT』においてもっともぞんざいな扱いを受けてしまった日でした。というのも初日をメインとして三枚のディスクに収める…という編集方針でいくと、どうしても消去法から三日目の収録曲が少なくなってしまう。
実際に三日目は『THE MAINE EVENT』において採用されたのはたったの7曲。それもDisc-3に押しやられるという有様。前日ですら大半の曲が収録されていたのですから、その編集コンセプトの割りを完全に食らってしまったとしか。それではポートランド三日目の全容などつかめるはずもない。正に三日目のコンプリがリリースされることを今回の目玉だと呼んでいいのではないかと。
ましてやセットリストの変化はもちろん、毎日のショーの表情が変化を見せるディランのステージ、それが1990年代の絶頂期である96年ツアーともなればなおさら。実際これらポートランド三日間の演奏はどれも本当に素晴らしく、『THE MAINE EVENT』からはその片鱗しか伺い知れなかったことを思い知らされるのです。
言うまでもなく音質も他の二日と完全に同レベルの極上オーディエンスであり、この日も程よい距離感とクリアーさが輝きを放っている。特にクリアーさの度合いに関しては何度も繰り返すように既発盤のアナログ・ダビングを介した状態で一番犠牲になっていた個所であり、これをオリジナルのDATマスターならではの聞き心地を実感してもらえるはず。その収録内容以前に音質面でも既発盤を寄せ付けません。
何より驚かされるのは、これがポートランドにおける三日目の公演となっただけでなく、それどころかこのツアーにおける8夜連続公演の真っ最中（！）であったということ。今でこそ50代半ばと言えばまだ現役バリバリと言った感がありますが、当時はむしろ初老といった印象すらあった。そんな年齢のディランが一週間以上の連続公演をこなしていたという事実には驚きを禁じえません。しかし当時のディランはまだこうした連続公演を精力的にこなしており、まだまだ若かったということなのでしょう。
それだけでなく、ポートランド三日目となるこの日もディランとバンドは絶好調。オープニングから「Leopard-Skin Pill-Box Hat」に「If Not For You」と前の二日間で披露しなかった曲を立て続けに聞かせてくれますが、それよりも定位置三曲目の「All Along The Watchtower」においてディラン以下ハイテンションさがピークに。ウインストン・ワトソンが脱退する夏までの間、毎晩で当たり前のように名演が繰り広げられた96年の同曲ですが、ここでの演奏も実に96年らしいと同時に、既発盤では見事にカットされてしまっていた。
さらにライブ前半は「This Wheel's On Fire」のようなどっしりとした迫力のある演奏が続きますが、そこから一息入れるような「Mama, You Been On My Mind」が絶品。本当にこの時代のディランは毎晩のショーで何が飛び出すか分からない楽しみがあったものですが、これこそ典型的な例であり、その繊細な演奏ぶりがDATマスターからの収録によって既発盤以上に際立っているのも間違いない。さらに陽気な「When I Paint My Masterpiece」でのディランの元気いっぱいな歌いっぷりもお見事。
96年ならではのレアなレパートリーだった「Seven Days」は前日にも披露されていたせいで既発盤にはそちらのテイクが採用されていましたが、演奏の出来はこちらの方が上でして、これもまた今回のリリースで初めて聞けるようになった名演。
そしてこの日も絶妙なバランスの臨場感が素晴らしく、特にアンコール「My Back Pages」と「Rainy Day Women # 12 & 35」での大合唱は聞いているこっちまで楽しくなってくるほど。おまけに既発盤では後者がカットされていただけに、このハッピーなフィナーレが始めて楽しめるようになったのもまた完全収録DATマスターならでは。やはりディランのライブはコンプリでなければ始まらない。そんな画期的かつマニア待望なポートランド三日目のリリースが遂に実現します！
Disc:1 (56:25)
1. Intro
2. Leopard-Skin Pill-Box Hat
3. If Not For You
4. All Along The Watchtower
5. Under The Red Sky
6. This Wheel's On Fire
7. Silvio
8. Mama, You Been On My Mind
9. Masters Of War
10. Friend Of The Devil
Disc:2 (46:19)
1. Maggie's Farm
2. When I Paint My Masterpiece
3. Band Introductions
4. Seven Days
5. Alabama Getaway
6. My Back Pages
7. Rainy Day Women # 12 & 35
Bob Dylan - vocal & guitar
Bucky Baxter - pedal steel guitar & electric slide guitar
John Jackson - guitar
Tony Garnier - bass
Winston Watson - drums & percussion