JEFF BECK - NEW YORK 1995(1CD) [Wardour-577]

JEFF BECK - NEW YORK 1995(1CD) [Wardour-577]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Paramount Theatre, New York, NY, USA 8th October 1995 ULTIMATE SOUND (NEW SOURCE)

 作品的に不遇だった「90年代のジェフ・ベック」の真価を伝える新名盤が誕生。テリー・ボジオ&トニー・ハイマス、ピノ・パラディーノも従えた生演奏を永久保存するプレスCDでリリース決定です。
 そんな本作に刻まれているのは「1995年10月8日ニューヨーク公演」。その超・極上オーディエンス録音です。60年代のTHE YARDBIRDSから2020年代まで、60年に及ぶキャリアで無数の名作・名演を残してきたジェフ・ベック。その栄光のキャリアで最も不遇だったのが「90年代」でした。『GUITAR SHOP』がグラミー賞に輝いたものの、その後活動は急速に停滞。企画盤『CRAZY LEGS』や幾つかのセッションワークが届きはするものの、肝心なオリジナルのスタジオ作品や来日はぱったりと止んでしまいました。そんな中で唯一の例外だったのが1995年の全米ツアー。その貴重度をイメージするためにも、まずは「ジェフの90年代」をトータルで俯瞰してみましょう。

・1990年:欧州#1(15公演)
 ー5年後ー
・1995年:北米#1(43公演)←★ココ★
 ー3年後ー
・1998年:欧州#2(20公演)
・1999年:北米#2(50公演)+日本&英国(11公演)

 これが90年代のライヴ・スケジュール。この他にも細かい単発イベント出演はありましたが、本腰を入れて移動とステージを繰り返す“ツアー”はこれだけでした。「欧州#1」は1989年ツアーの続きであり、1998年の「欧州#2」以降は復活作『WHO ELSE!』に伴うもの。90年代独自の活動は、ポツンと独立した「北米#1」だけだったことがご理解頂けるでしょう。
 当店では、そんなミッシング・リンク「北米#1」を可能な限りの名作群でアーカイヴしてきました。良い機会ですので、ここで日程をフォーカスし、それぞれの位置関係も確認しておきましょう。

・7月31日ー8月20日(16公演)
*8月22日『RIVERBEND HURRICANE』
*8月23日『NOBLESVILLE 1995』
*8月24日『ILLINOIS HURRICANE(プレス)』
・8月26日:ミルウォーキー公演
*8月27日『MARYLAND HEIGHTS 1995 SOUNDBOARD』
・8月28日ー10月6日(21公演)
*10月8日:ニューヨーク公演 ←★本作★

……と、このようになっています。プレス名盤『ILLINOIS HURRICANE(Wardour-105)』を筆頭に怱々たる名作が並んでおりますが、そのほとんどがツアー前半にあたる8月の連続公演。それに対して本作のニューヨーク公演は、ツアー千秋楽にあたるコンサートでした。
 そんなショウを伝える本作は、猛烈に鮮やかな極上サウンドの銘品。ごく最近になって公開されたDATマスターなのですが、オンで密度たっぷりな芯が力強く伸び、ディテールも異様に細やか。まだ記憶に新しいサウンドボード・アルバム『MARYLAND HEIGHTS 1995 SOUNDBOARD(Uxbridge 1819)』と比較しても本作はアンサンブルが自然で鳴りも美しい。いわゆる「まるでサウンドボード」と呼ぶタイプでありつつ、実際には「サウンドボード超え」しているのです。
 しかも、本作はそんな衝撃マスターをさらにブラッシュアップした最高峰更新盤。ネットに登場した原音は十分に高音質ではあったものの、ピッチが少々高く、(鮮烈なリズム隊やシンセに比べると)ギター音の輪郭にやや甘みも感じられた。もちろん本作ではピッチをビシッとジャストに整えていますし、ギターの輪郭も磨き込み。無闇矢鱈な音圧稼ぎなどはしていませんが、ギターの輪郭をキリッとタイトに仕上げることで、アンサンブル全体がなお一層サウンドボード的に整ったのです。
 そんな輝きのシャープ・サウンドで描かれるのは、ギターショップ・トリオ+ONEの妙技が乱れ飛ぶフルショウ。セットはサウンドボード・アルバム『MARYLAND HEIGHTS 1995 SOUNDBOARD』とは似て非なるものですので、ここで比較しながら整理しておきましょう。

●ギター・ショップ(6曲)
・Guitar Shop/Savoy/Behind The Veil/Where Were You/Big Block/Sling Shot
●その他(8曲)
・ブロウ・バイ・ブロウ:Freeway Jam/Cause We've Ended As Lovers
・ワイアード:Goodbye Pork Pie Hat/Blue Wind
・ゼア・アンド・バック:You Never Know/Star Cycle
・その他:Hurricane/People Get Ready/Going Down(★)
※注:「★」印はサウンドボード・アルバム『MARYLAND HEIGHTS 1995 SOUNDBOARD』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。『MARYLAND HEIGHTS 1995 SOUNDBOARD』で聴けた「Stand On It」が落ちた代わりに、アンコールに「Going Down」が入ったスタイル。このツアーの象徴である未発表曲「Hurricane」やその後は演奏されなくなった「Guitar Shop」もばっちりです。
 本物サウンドボードよりもサウンドボード的。そんな超絶のクリア&タイト・サウンドで「90年代のジェフ」を楽しめる新名盤です。公式作品だけでは知る由のないミッシング・リンクを味わい尽くすための「オフィシャル代わり」となる1枚。どうぞ、輝きを永久に失わないプレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください。

★「1995年10月8日ニューヨーク公演」の超・極上オーディエンス録音。ごく最近になって公開されたDATマスターで、オンで密度たっぷりな芯が力強く伸び、ディテールも異様に細やか。名作『MARYLAND HEIGHTS 1995 SOUNDBOARD』と比較してもアンサンブルが自然で鳴りも美しい。「サウンドボード超え」クオリティでギターショップ・トリオ+ONEの妙技が乱れ飛び、未発表曲「Hurricane」も美味しい“1995年ツアー”を超極上体験できるオフィシャル代わりの新名盤です。

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(リマスター・メモ)

★速いピッチを修正。
★高音質ですがギターの輪郭が甘いのでタイトになるよう調整しました。
★ヒスが大きいのは元々なので仕方ない。

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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(72:35)
01. Hurricane
02. Star Cycle
03. Guitar Shop
04. Savoy
05. Behind The Veil
06. Freeway Jam
07. You Never Know
08. Where Were You
09. Big Block
10. Cause We've Ended As Lovers
11. Sling Shot
12. Goodbye Pork Pie Hat
13. Blue Wind
14. People Get Ready
15. Goin' Down

Jeff Beck - Guitar
Tony Hymas - Keyboards
Terry Bozzio - Drums
Pino Paladino - Bass