DAVID BOWIE - LORELEY 1996(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-573]
DAVID BOWIE - LORELEY 1996(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only
[Wardour-573]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Loreley Open Air Festival, St. Goarshausen, Germany 22nd June 1996 STEREO SBD
公式/非公式の垣根を越えて君臨している「“OUTSIDE Tour”の最高傑作」。今なお超える物のないサウンドボード・アルバムの超名盤が復刻リリース決定です。
その最高傑作に刻まれているのは「1996年6月22日ローレライ野外フェス」公演。そのステレオ・サウンドボード録音です。ボウイは没後すぐから偉大なるキャリアを祝福するように膨大なライヴ記録が登場。本作は「OUTSIDE時代の象徴・最高傑作・公式代わり」と絶賛された伝説のライヴアルバムなのです。現在では、オフィシャルでも“OUTSIDE Tour”のアーカイヴが進み『OUVREZ LE CHIEN (LIVE DALLAS 95)』『NO TRENDY RECHAUFFE (LIVE BIRMINGHAM 95)』も作品化されているわけですが、もちろん本作は別公演。ここでツアー全景を振り返り、本作との位置関係を確かめてみましょう。
●1995年
《9月25日『OUTSIDE』発売》
・9月14日ー10月31日:北米#1(27公演)←※公式DALLAS 95
《11月8日ー11日:リハーサル》←※SLINKY SECRETS
・11月14日ー12月14日:英国(17公演)←※公式BIRMINGHAM 95他
●1996年
・1月17日ー2月20日:欧州#1(23公演)
・6月4日ー13日:日本(7公演)
・6月18日ー7月21日::欧州#2/中東(20公演)←★ココ★
《8月『EARTHLING』製作》
・9月6日ー14日:北米#2(4公演)
・10月19日+20日:BRIDGE BENEFIT CONCERT出演
・10月24日:VH-1 FASHION AWARDS
《11月『ChangesNowBowie』製作》
これが1995年/1996年のデヴィッド・ボウイ。公式2作や当店のプレス名盤『SLINKY SECRETS(Wardour-230)』『THE WHITE ROOM(DBAS04)』は1995年の記録でしたが、本作は1996年の“SUMMER FESTIVAL Tour”篇。来日直後でもあった「欧州#2」の3公演目にあたるステージでもありました。
このショウはドイツの名番組“ROCKPALAST”で放送され、当時から数々の既発群を生み出してきた定番中の大定番でした。本作は、その中でも最高峰に君臨するベスト・マスター。当時の放送ではなく、ボウイが亡くなった後のデジタル再放送バージョンなのです。しかも、ボウイ研究で知られるコア・マニアが記録してマスタリング。放送局マスターから劣化ゼロでCDに移し替えられている。それこそ公式作『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』と並べて聞いても半歩も譲らない完全オフィシャル級クオリティなのです。
そんな公式級サウンドで綴られるのは、公式超えを果たしたショウ。何しろ、本作はフェス用セットとは言え20曲の大ボリューム。15曲前後だった公式『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』では聞けない名曲もたっぷりなのです。その凄みをご理解頂くためにも、ここでセットを比較してみましょう。
●70年代/80年代(13曲)
・グラム時代:The Man Who Sold The World/Andy Warhol/Moonage Daydream/White Light-White Heat(★)/Aladdin Sane (1913-1938-197?)(★)/Diamond Dogs(★)
・ベルリン時代:Breaking Glass/"Heroes"(★)/Look Back In Anger
・その他:All The Young Dudes(★)/Lust For Life(★*)/Scary Monsters (and Super Creeps)/Under Pressure
●90年代(8曲)
・アウトサイド:The Heart's Filthy Lesson/Outside/The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)/Hallo Spaceboy/We Prick You(*)
・その他:Baby Universal(★*)/Jump They Say/Telling Lies(★)
※注:「★」印は公式『OUVREZ LE CHIEN (LIVE DALLAS 95)』『NO TRENDY RECHAUFFE (LIVE BIRMINGHAM 95)』を合わせても聴けない曲。「*」印はこのツアーだけの限定曲。
……と、このようになっています。公式2作もセットが異なっていましたが、両方合わせても聴けないレパートリーが8曲にものぼる。特にイギー・ポップの「Lust For Life」やTIN MACHINEの「Baby Universal」をソロ・ツアーで歌ったのはこのツアーだけ。そんな貴重曲も完全オフィシャル級クオリティで楽しめるのです。
公式サイドでアーカイヴが進んでもツアーNo.1の座を譲らない、まさに最高傑作サウンドボードです。デジタル再放送だからこそのロスレス・クオリティを、ボウイのキャリを知り尽くした研究家が丹念にCDに移し替えた伝説のサウンドボード・アルバム。ここに堂々の復刻です。
★「1996年6月22日ローレライ野外フェス」公演のステレオ・サウンドボード録音。古くからの大定番サウンドボードながら、ボウイ没後のデジタル再放送された最高峰盤。完全オフィシャル級クオリティで、「Aladdin Sane」や「Lust For Life」「Baby Universal」など、公式作『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』出聞けないレパートリーも満載のフルショウを楽しめる絶対作です。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (47:43)
1. Intro
2. Look Back In Anger
3. Scary Monsters (And Super Creeps)
4. Diamond Dogs
5. The Hearts Filthy Lesson
6. Outside
7. Aladdin Sane
8. Andy Warhol
9. The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)
10. The Man Who Sold The World
11. Telling Lies
Disc 2 (52:25)
1. Baby Universal
2. Hallo Spaceboy
3. Breaking Glass
4. We Prick You
5. Jump They Say
6. Lust For Life
7. Under Pressure
8. “Heroes”
9. Band Introductions
10. White Light/White Heat
11. Moonage Daydream
12. All The Young Dudes
13. Outro
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
David Bowie - vocals
Reeves Gabrels - guitar, backing vocals
Gail Ann Dorsey - bass guitar, vocals
Zachary Alford - drums
Mike Garson - keyboards, backing vocals
★★特別企画
★“OUTSIDE Tour”の大代表サウンドボードを究極クオリティで収めた大最高傑作『LORELEY 1996』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じショウを収めた極上プロショット放送盤『LORELEY 1996: THE VIDEO』が特別に付属いたします。
DAVID BOWIE - LORELEY 1996: THE VIDEO(Bonus DVDR)
Open Air Festival, Loreley
Loreley Open Air Festival, St. Goarshausen, Germany 22nd June 1996 PRO-SHOT
本編プレス2CDは、“OUTSIDE Tour”の最高傑作として君臨するを超名盤サウンドボード・アルバム。その解説でも触れましたが、このサウンドボードはそもそもテレビ番組“ROCKPALAST”として有名。そこで、最高傑作の復刻リリースに伴って映像版のベスト・マスターも特別ボーナス付属決定です。
と言うわけで、本作に収められているのは本編プレス2CDと同じ「1996年6月22日ローレライ野外フェス」公演。そのマルチカメラ・プロショットです。この映像は昔から大定番で、完璧なマルチカメラぶりは“ドンピカ”・“オフィシャル級”・“ツアーベスト”の激賞を一身に集めるものでした。しかし、それらはあくまで20年前のエアチェック。1996年当時と言えば、最初の据え置き型DVDプレイヤーがやっと発売されたばかりであり、まだまだ普及にはほど遠い時代。当時はVHSによる録画が圧倒的で、既発群もアナログ画質のものばかりでした。それに対し、本作は本編プレス2CDと同様のHD再放送版。しかも、同じようにボウイ研究の大家が太鼓判を押したマスターであり、ボウイが亡くなった2016年のデジタル放送を当時の最新機材で録画。まさに劣化ゼロ・マスターをダイレクトにDVDに移し替えたのです。こうした経緯はクオリティが物語っている。長年見慣れたエアチェックとは比較にならず、隅から隅まで徹底的に超・鮮明ですし、サウンドも鉄壁。元々、撮影の完璧ぶりでも有名だった放送だけに「完全オフィシャル級」「公式リリース可能」以外の言葉がありません。
その究極クオリティで“OUTSIDE Tour”を目撃できることこそ、本作最大の旨み。なにしろ、怪奇・猟奇趣味で知られる時代だけに、ここにいるボウイは他のどの時代とも違い、妖しくも凄まじくかっこいい。『OUTSIDE』からの新曲群はもとより、クラシックスもリーブス・ガブレルスの変態ギターによって退廃的・猟奇的な世界に染め変えられている。短く刈った黄色い髪のボウイも、時に気だるく、時に激しく吠える。この時代からはツアー末期のフェニックス公演のプロショット『PHOENIX FESTIVAL 1996: JAPANESE TV BROADCAST』をご紹介したこともありますが、収録時間・クオリティ・パフォーマンスの総てで圧倒する超傑作なのです。
サイコホラーまでも取り込み、5部作という長大な計画から生まれた『OUTSIDE』の世界。結局、未完に終わってしまいましたが、その壮大にして妖しい魅力を発散する世界観を史上最高級の映像美で捉えきった超傑作です。70年代のヴィンテージ・ボウイや80年代のポップスター・ボウイ、はたまたまたは21世紀ボウイとも違う、90年代だけのボウイに出逢える1枚です。本編プレス2CDの光景を味わえるだけでなく、本作自体が時代を象徴する映像傑作。どうぞ、本編プレス2CDと併せ、存分に「OUTSIDEモードのボウイ」を味わい尽くしてください。
01 Look Back In Anger
02 Scary Monsters (And Super Creeps)
03 Diamond Dogs
04 The Hearts Filthy Lesson
05 Outside
06 Aladdin Sane
07 Andy Warhol
08 The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)
09 The Man Who Sold The World
10 Telling Lies
11 Outside My Window
12 Hallo Spaceboy
13 Breaking Glass
14 We Prick You
15 Jump They Say
16 Lust For Life
17 Under Pressure
18 “Heroes”
19 White Light/White Heat
20 Moonage Daydream
21 All The Young Dudes
David Bowie - vocals
Reeves Gabrels - guitar, backing vocals
Gail Ann Dorsey - bass guitar, vocals
Zachary Alford - drums
Mike Garson - keyboards, backing vocals
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "LORELEY 1996"(Wardour-573)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Loreley Open Air Festival, St. Goarshausen, Germany 22nd June 1996 STEREO SBD
公式/非公式の垣根を越えて君臨している「“OUTSIDE Tour”の最高傑作」。今なお超える物のないサウンドボード・アルバムの超名盤が復刻リリース決定です。
その最高傑作に刻まれているのは「1996年6月22日ローレライ野外フェス」公演。そのステレオ・サウンドボード録音です。ボウイは没後すぐから偉大なるキャリアを祝福するように膨大なライヴ記録が登場。本作は「OUTSIDE時代の象徴・最高傑作・公式代わり」と絶賛された伝説のライヴアルバムなのです。現在では、オフィシャルでも“OUTSIDE Tour”のアーカイヴが進み『OUVREZ LE CHIEN (LIVE DALLAS 95)』『NO TRENDY RECHAUFFE (LIVE BIRMINGHAM 95)』も作品化されているわけですが、もちろん本作は別公演。ここでツアー全景を振り返り、本作との位置関係を確かめてみましょう。
●1995年
《9月25日『OUTSIDE』発売》
・9月14日ー10月31日:北米#1(27公演)←※公式DALLAS 95
《11月8日ー11日:リハーサル》←※SLINKY SECRETS
・11月14日ー12月14日:英国(17公演)←※公式BIRMINGHAM 95他
●1996年
・1月17日ー2月20日:欧州#1(23公演)
・6月4日ー13日:日本(7公演)
・6月18日ー7月21日::欧州#2/中東(20公演)←★ココ★
《8月『EARTHLING』製作》
・9月6日ー14日:北米#2(4公演)
・10月19日+20日:BRIDGE BENEFIT CONCERT出演
・10月24日:VH-1 FASHION AWARDS
《11月『ChangesNowBowie』製作》
これが1995年/1996年のデヴィッド・ボウイ。公式2作や当店のプレス名盤『SLINKY SECRETS(Wardour-230)』『THE WHITE ROOM(DBAS04)』は1995年の記録でしたが、本作は1996年の“SUMMER FESTIVAL Tour”篇。来日直後でもあった「欧州#2」の3公演目にあたるステージでもありました。
このショウはドイツの名番組“ROCKPALAST”で放送され、当時から数々の既発群を生み出してきた定番中の大定番でした。本作は、その中でも最高峰に君臨するベスト・マスター。当時の放送ではなく、ボウイが亡くなった後のデジタル再放送バージョンなのです。しかも、ボウイ研究で知られるコア・マニアが記録してマスタリング。放送局マスターから劣化ゼロでCDに移し替えられている。それこそ公式作『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』と並べて聞いても半歩も譲らない完全オフィシャル級クオリティなのです。
そんな公式級サウンドで綴られるのは、公式超えを果たしたショウ。何しろ、本作はフェス用セットとは言え20曲の大ボリューム。15曲前後だった公式『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』では聞けない名曲もたっぷりなのです。その凄みをご理解頂くためにも、ここでセットを比較してみましょう。
●70年代/80年代(13曲)
・グラム時代:The Man Who Sold The World/Andy Warhol/Moonage Daydream/White Light-White Heat(★)/Aladdin Sane (1913-1938-197?)(★)/Diamond Dogs(★)
・ベルリン時代:Breaking Glass/"Heroes"(★)/Look Back In Anger
・その他:All The Young Dudes(★)/Lust For Life(★*)/Scary Monsters (and Super Creeps)/Under Pressure
●90年代(8曲)
・アウトサイド:The Heart's Filthy Lesson/Outside/The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)/Hallo Spaceboy/We Prick You(*)
・その他:Baby Universal(★*)/Jump They Say/Telling Lies(★)
※注:「★」印は公式『OUVREZ LE CHIEN (LIVE DALLAS 95)』『NO TRENDY RECHAUFFE (LIVE BIRMINGHAM 95)』を合わせても聴けない曲。「*」印はこのツアーだけの限定曲。
……と、このようになっています。公式2作もセットが異なっていましたが、両方合わせても聴けないレパートリーが8曲にものぼる。特にイギー・ポップの「Lust For Life」やTIN MACHINEの「Baby Universal」をソロ・ツアーで歌ったのはこのツアーだけ。そんな貴重曲も完全オフィシャル級クオリティで楽しめるのです。
公式サイドでアーカイヴが進んでもツアーNo.1の座を譲らない、まさに最高傑作サウンドボードです。デジタル再放送だからこそのロスレス・クオリティを、ボウイのキャリを知り尽くした研究家が丹念にCDに移し替えた伝説のサウンドボード・アルバム。ここに堂々の復刻です。
★「1996年6月22日ローレライ野外フェス」公演のステレオ・サウンドボード録音。古くからの大定番サウンドボードながら、ボウイ没後のデジタル再放送された最高峰盤。完全オフィシャル級クオリティで、「Aladdin Sane」や「Lust For Life」「Baby Universal」など、公式作『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』出聞けないレパートリーも満載のフルショウを楽しめる絶対作です。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (47:43)
1. Intro
2. Look Back In Anger
3. Scary Monsters (And Super Creeps)
4. Diamond Dogs
5. The Hearts Filthy Lesson
6. Outside
7. Aladdin Sane
8. Andy Warhol
9. The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)
10. The Man Who Sold The World
11. Telling Lies
Disc 2 (52:25)
1. Baby Universal
2. Hallo Spaceboy
3. Breaking Glass
4. We Prick You
5. Jump They Say
6. Lust For Life
7. Under Pressure
8. “Heroes”
9. Band Introductions
10. White Light/White Heat
11. Moonage Daydream
12. All The Young Dudes
13. Outro
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
David Bowie - vocals
Reeves Gabrels - guitar, backing vocals
Gail Ann Dorsey - bass guitar, vocals
Zachary Alford - drums
Mike Garson - keyboards, backing vocals
★★特別企画
★“OUTSIDE Tour”の大代表サウンドボードを究極クオリティで収めた大最高傑作『LORELEY 1996』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じショウを収めた極上プロショット放送盤『LORELEY 1996: THE VIDEO』が特別に付属いたします。
DAVID BOWIE - LORELEY 1996: THE VIDEO(Bonus DVDR)
Open Air Festival, Loreley
Loreley Open Air Festival, St. Goarshausen, Germany 22nd June 1996 PRO-SHOT
本編プレス2CDは、“OUTSIDE Tour”の最高傑作として君臨するを超名盤サウンドボード・アルバム。その解説でも触れましたが、このサウンドボードはそもそもテレビ番組“ROCKPALAST”として有名。そこで、最高傑作の復刻リリースに伴って映像版のベスト・マスターも特別ボーナス付属決定です。
と言うわけで、本作に収められているのは本編プレス2CDと同じ「1996年6月22日ローレライ野外フェス」公演。そのマルチカメラ・プロショットです。この映像は昔から大定番で、完璧なマルチカメラぶりは“ドンピカ”・“オフィシャル級”・“ツアーベスト”の激賞を一身に集めるものでした。しかし、それらはあくまで20年前のエアチェック。1996年当時と言えば、最初の据え置き型DVDプレイヤーがやっと発売されたばかりであり、まだまだ普及にはほど遠い時代。当時はVHSによる録画が圧倒的で、既発群もアナログ画質のものばかりでした。それに対し、本作は本編プレス2CDと同様のHD再放送版。しかも、同じようにボウイ研究の大家が太鼓判を押したマスターであり、ボウイが亡くなった2016年のデジタル放送を当時の最新機材で録画。まさに劣化ゼロ・マスターをダイレクトにDVDに移し替えたのです。こうした経緯はクオリティが物語っている。長年見慣れたエアチェックとは比較にならず、隅から隅まで徹底的に超・鮮明ですし、サウンドも鉄壁。元々、撮影の完璧ぶりでも有名だった放送だけに「完全オフィシャル級」「公式リリース可能」以外の言葉がありません。
その究極クオリティで“OUTSIDE Tour”を目撃できることこそ、本作最大の旨み。なにしろ、怪奇・猟奇趣味で知られる時代だけに、ここにいるボウイは他のどの時代とも違い、妖しくも凄まじくかっこいい。『OUTSIDE』からの新曲群はもとより、クラシックスもリーブス・ガブレルスの変態ギターによって退廃的・猟奇的な世界に染め変えられている。短く刈った黄色い髪のボウイも、時に気だるく、時に激しく吠える。この時代からはツアー末期のフェニックス公演のプロショット『PHOENIX FESTIVAL 1996: JAPANESE TV BROADCAST』をご紹介したこともありますが、収録時間・クオリティ・パフォーマンスの総てで圧倒する超傑作なのです。
サイコホラーまでも取り込み、5部作という長大な計画から生まれた『OUTSIDE』の世界。結局、未完に終わってしまいましたが、その壮大にして妖しい魅力を発散する世界観を史上最高級の映像美で捉えきった超傑作です。70年代のヴィンテージ・ボウイや80年代のポップスター・ボウイ、はたまたまたは21世紀ボウイとも違う、90年代だけのボウイに出逢える1枚です。本編プレス2CDの光景を味わえるだけでなく、本作自体が時代を象徴する映像傑作。どうぞ、本編プレス2CDと併せ、存分に「OUTSIDEモードのボウイ」を味わい尽くしてください。
01 Look Back In Anger
02 Scary Monsters (And Super Creeps)
03 Diamond Dogs
04 The Hearts Filthy Lesson
05 Outside
06 Aladdin Sane
07 Andy Warhol
08 The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)
09 The Man Who Sold The World
10 Telling Lies
11 Outside My Window
12 Hallo Spaceboy
13 Breaking Glass
14 We Prick You
15 Jump They Say
16 Lust For Life
17 Under Pressure
18 “Heroes”
19 White Light/White Heat
20 Moonage Daydream
21 All The Young Dudes
David Bowie - vocals
Reeves Gabrels - guitar, backing vocals
Gail Ann Dorsey - bass guitar, vocals
Zachary Alford - drums
Mike Garson - keyboards, backing vocals
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "LORELEY 1996"(Wardour-573)