ERIC CLAPTON - PARIS 1995 1ST NIGHT: DAT MASTER(2CD) [Beano-195]

ERIC CLAPTON - PARIS 1995 1ST NIGHT: DAT MASTER(2CD) [Beano-195]

販売価格: 3,800(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Palais Omnisports de Paris Bercy, Paris, France 21st April 1995 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

エリック・クラプトンの秘蔵音源では定評のあるイギリス在住の重鎮テーパーから久々にもたらされたニューマスターをリリース致します!それは、クラプトンが全キャリアにおいて最も弾き捲ったと言ってもよい95年の「ナッシン・バット・ザ・ブルース・ツアー」から、4月21日のパリ公演初日を最高峰のステレオ・オーディエンス録音で完全収録したファースト・ジェネレーションDATマスターでした。マニアの方ならお気づきかと思いますが、この日の優良な音源は旧ARMSレーベルから出ていたのですが、今回当店が重鎮テーパーから入手したのは、既発盤とは異なる、さらに音質に優れたDATマスターだったのです。重鎮テーパーは同じくクラプトンマニアの友人からこのDATマスターを入手したと言います。聴いてみますと、「ナチュラルさ」においては既発盤を明らかに上回るもので、このステージのリアリティを伝える上では本マスターが最良と断言できるものだったのです。既発盤もクリアで迫力があるのですが、派手にイコライズした結果、ヒスノイズがあがってしまってるのとデバイドの前後でCDRと思われる元マスターにあったであろうギャップノイズによる音の変調が確認できました。それに比べ本盤は、無用なイコライズなどする必要もないほどのナチュラルで鮮明なサウンドがお楽しみいただけるものです。既発盤とはまったく別物と考えていただいていいかと思います。本マスターでは、Everyday I Have The Blues終演後の曲間と Early In The Morning の冒頭17秒のギターイントロが欠落していましたので、重鎮テーパーから同時にもたらされた「Tape 2」とも言うべき同日の別のオーディエンスマスター(本盤にはやや劣りますが、これも非常に良好なステレオ・オーディエンス録音でした)から補填し、最高音質の最長版として成立させました。補填部分の違和感はまったくありません。従いまして、本盤がこの日の決定版であると断言致します。
さて、「ナッシン・バット・ザ・ブルース・ツアー」は、クラプトンのキャリアにおいて神懸かり的に歌い、弾き捲ったツアーと評されるものでした。2年がかりで行なわれたこのツアーの全公演では一切の手抜きなし、全公演で弾き捲り、歌い捲り。余裕を持ち、リラックスしながらもブルースに体当たりのチャレンジをしたようなステージでした。それはこのパリ公演も例外ではありませんでした。彼にとって「ブルース」というものに対する答えを自ら出したとも言える「決意」を示したツアーであったと位置づけられます。アルバム「FROM THE CRADLE」のリリースを受けて、自身ではライブステージでもブルースを極めたいという意思だったのでしょう。ここで「ナッシン・バット・ザ・ブルース・ツアー」の日程をおさらいしておきますと、

<1994年>
9月28日:ニューヨーク、ハマースタイン・ボールルームにてツアーリハーサルを映像収録。これは後にアメリカ、ヨーロッパ、日本で放映された。
10月3日〜11月4日:全米アリーナ・ツアー
11月7日〜11月28日:全米クラブ・ツアーI
<1995年>
2月15日〜3月7日:イギリス・ツアー
4月5日〜5月5日:ヨーロッパ・ツアー  ←【本作】
8月28日〜9月24日:全米アリーナ・ツアーII 
10月1日〜10月13日:ジャパン・ツアー

前年の秋から半年をかけて回ってきたツアーだっただけに、完全にステージをコントロールできるようになったことに加え、ツアーの集大成に入っていた時期だったと言えるでしょう。シッティングのアコースティックセットからスタンディングのエレクトリックセットに移行する中、その進行に連れてクラプトンとバンドの「熱」が急激に高まっていき、終盤では火を噴くように激しく情熱的な演奏が展開され、究極まで上り詰めたところでレギュラーセットが終了。アンコールラストではピアノだけをバックに独唱し、エンディングはバンド総勢での感動的な演奏で締めるという意外なナンバーAin't Nobody's Businessでオーディエンスの心を震わせて終了、という構成でした。前半は、アコースティックもしくは定型のリフで構成されたナンバーでのプレイのため、パターン化された演奏を手堅く決めている感じですが、中盤以降のギターソロが大々的にフィーチュアされるナンバーについては、ライブアーティストであるクラプトンの真髄を見せるように、完全アドリブで澱むことのない切れ味抜群の怒涛のフレーズを畳み掛けています。特にEarly In The Morning以降の終盤での弾き捲りは凄過ぎます。よくぞここまで指が動くものだと感嘆させられること請け合い。しかもただの速弾きではなく、スピリットが乗っかっているクラプトンならではのフレーズなのです。セットリスト的には、この日のメインセットのラストでSweet Home Chicagoが演奏されているのが貴重です(アメリカン・ツアーではレギュラーでは演奏されませんでした)。そのすべてがサウンドバランス抜群でクリアな極上ステレオ・オーディエンス録音で捉えられています。
またこのツアーでは、クラプトンはキャリア史上ワンステージでの使用ギター数としては最多記録となる10本ものギターを使い分けたことも特筆すべきことでした。それは、オリジナルのブルースアーティスト&レコーディングを重んじ、同じサウンドを出そうとしてのことでした。そのこだわりを整理してみますと、

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (63:18)
1. Intro.
2. Motherless Child
3. Malted Milk
4. From Four Until Late
5. How Long Blues
6. Kidman Blues
7. I'm Gonna Cut Your Head
8. .44
9. Blues Leave Me Alone
10. Standing Around Crying
11. Hoochie Coochie Man
12. It Hurts Me Too
13. Blues Before Sunrise
14. Third Degree
15. Reconsider Baby
16. Sinner's Prayer
17. Everyday I Have The Blues ★7:00 - 最後まで補填

Disc 2 (62:12)
1. Early In The Morning ★0:00 - 0:17 補填
2. Before You Accuse Me
3. Someday After A While
4. I'm Tore Down
5. Have You Ever Loved A Woman
6. Crossroads
7. Five Long Years
8. Sweet Home Chicago
9. Ain't Nobody's Business

Eric Clapton - guitar / vocals
Andy Fairweather Low - guitar
Chris Stainton - keyboards
Dave Bronze - bass
Steve Gadd - drums
Jerry Portnoy - harmonica
The Kick Horns (Simon Clarke - baritone saxophone, Roddy Lorimer - trumpet, Tim Sanders - tenor saxophone)