STYX - SEATTLE 1976 FM BROADCAST REEL MASTER(1CDR) [Uxbridge 1949]

STYX - SEATTLE 1976 FM BROADCAST REEL MASTER(1CDR) [Uxbridge 1949]

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商品詳細

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Paramount Theater, Seattle, WA, USA 26th March 1976 STEREO SBD

 トミー・ショウを迎え、一大変革期の真っ直中だった1976年のSTYX。歴史的ターニング・ポイントの生演奏を脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1976年3月26日シアトル公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。アルバム『EQUINOX』はジョン・クルリュウスキと製作されたわけですが、その後のツアー中にクルリュウスキが脱退。トミーが加入します。そのため、“EQUINOX Tour”はわずかな時期の違いでも意味がまったく異なってしまう。その辺をチェックするためにも、当時のスケジュールを振り返ってショウのポジションを確かめてみましょう。

●1975年
“MAN OF MIRACLES Tour”
・1月3日ー8月30日:北米#1(70公演)
“EQUINOX Tour”
・10月7日ー12月6日:北米#2(13公演)
《クルリュウスキ離脱→トミー・ショウ加入》
・12月16日ー28日:北米#3(8公演)
●1976年
・1月10日ー5月12日:北米#4(38公演)←★ココ★
・6月5日ー12日:北米#5(3公演)
”CRYSTAL BALL Tour”
・9月3日ー12月31日:北米#6(28公演)

 これが1975年/1976年のSTYX。「北米#2-5」が“EQUINOX Tour”でした。クルリュウスキ→トミー・ショウ交代のタイミングには11月説もあったりしますが、いずれにせよツアー序盤でのこと。本作のシアトル公演は年の改まった「北米#4」の24公演目であり、トミー交代後でした。
 そんなショウはシアトルの地方局“102.5 KZOK”で放送。本作は、そのFMサウンドボードの最高峰盤です。実のところ、本作のソースは名門「JEMS」コレクションによる大元リール・マスターでして、『PIECES OF EIGHT』が大ヒットした1979年になってから放送されたもの。それを同じく匠の「Krw_co」がデジタル化した銘品中の銘品なのです。実際、そのクオリティは完全オフィシャル級。ダビング痕など微塵もなく、セパレート感も1音1音の微細部までクッキリとしており、それが重なり合っても決して混じり合わない。
 そして何よりも強烈なのはステレオ感。凄まじいまでの幅のパンで左右に吹っ飛び、脳内に広大な音宇宙を組み立てていく。あくまでFM放送サウンドボードではあるのですが、ビビッドな浮き立ち方とステレオ感は卓直結の流出サウンドボードに近いのです。「北米#4」にはサンフランシスコ公演のモノクロ・プロショットもありましたが、あのモノラル音声とは比べものにならない超鮮やかサウンドボードなのです。
 そんな超ビビッド&極太サウンドで画かれるのは、トミーを迎えて新時代に突入したばかりの大熱演。ここで初期臭たっぷりなセットをチェックしてみましょう。

●分岐点(4曲)
・Born For Adventure(★)/Lorelei/Suite Madame Blue/Midnight Ride
●その他(2曲)
・You Need Love(★)/Rock & Roll Feeling(★★)
※注:「★」印は80年代以降には演奏していない曲。特に「★★」印は1976年サンフランシスコ公演プロショットでも聴けなかった曲。

……と、このようになっています。この日はRUSHのオープニング・アクトだったのですが、そのせいかあるいは放送枠の関係か、いずれにせよ約44分と短い持ち時間にトミーによって染め変えられた初期の名曲が濃縮。最新作『EQUINOX』からの4曲を地としつつ、さらに初期の名曲を差し込んでいる。後の大ヒットを予感させる充実感をうかがわせつつ、まるでイメージの違う70年代後期だけのステージがスピーカーから吹き出してくるのです。
 クルリュウスキ時代を総括しつつ、トミーを迎えた新時代のエネルギーも感じさせる1976年の生演奏。そのスゴ味を完全オフィシャル級のステレオ・サウンドボードで味わい尽くせる新名盤です。それこそ公式のデラックス・エディションにでも使って欲しいほどのクオリティと熱演がギュウ詰めになった1枚。どうぞ、存分にお楽しみください。

★トミー・ショウ加入直後だった「1976年3月26日シアトル公演」のステレオ・サウンドボード録音。名門「JEMS」コレクションによる大元リール・マスターで、そのサウンドは完全オフィシャル級。ダビング痕など微塵もなく、凄まじいまでの幅のパンで左右に吹っ飛ぶステレオ感も強烈。初期クルリュウスキ時代の名曲を濃縮したステージを楽しめる新名盤です。

(44:11)
1. Intro
2. Born For Adventure
3. Lorelei
4. You Need Love
5. Suite Madame Blue
6. Midnight Ride
7. Rock and Roll Feeling with Guitar & Drum Solos
8. KZOK Station Outro

Dennis DeYoung - lead and backing vocals, keyboards
James Young - guitar, backing and lead vocals
Tommy Shaw - guitar, lead and backing vocals
Chuck Panozzo - bass, backing vocals
John Panozzo - drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING