GENESIS - L.A. FORUM 1982 1ST NIGHT: MIKE MILLARD 1ST GENERATION TAPES(2CDR) [Amity 726]

GENESIS - L.A. FORUM 1982 1ST NIGHT: MIKE MILLARD 1ST GENERATION TAPES(2CDR) [Amity 726]

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商品詳細

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The Forum, Inglewood, CA, USA 9th August 1982 TRULY PERFECT SOUND

 絶対名手サウンドに加え、激レア曲やビル・ブルーフォードまでてんこ盛り。聴きどころが塊になった絶対の必聴アルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1982年8月9日イングルウッド公演」。天才マイク・ミラードが遺した極上オーディエンス録音です。直近のスタジオ作は『ABACAB』でしたが、当時はその後のライヴアルバム『THREE SIDES LIVE』にまつわるツアーでした。また1982年と言えば、歴史的な再結成イベントSIX OF THE BESTが実現し、フィル・コリンズのソロ作『THE HELLO, I MUST BE GOING! 』も大ヒット。活動が複雑化していった時期でもありました。まずは、その概要をスケジュールで俯瞰し、本作のポジションも確かめてみましょう。

《5月『3×3』発売》
《6月4日『THREE SIDES LIVE』発売》
・8月1日ー29日:北米(23公演)←★ココ★
・9月3日ー16日:欧州(10公演)←※FESTIVAL UNITA 1982他
・9月18日ー30日:英国(12公演)←※MAN ON THE HAMMERSMITH他
・10月2日:SIX OF THE BEST
《11月5日『THE HELLO, I MUST BE GOING! 』発売》
《11月21日“THE HELLO, I MUST BE GOING Tour”開始》

 これが1982年のGENESIS。当時は大ヒット時代でもあったのですが、前1981年中に“ABACAB Tour”を一度実施。二巡目でもあった1982年の“THREE SIDES LIVE: ENCORE Tour”はわずか2ヶ月で欧米を一気に巡るものでした。本作のイングルウッド公演は、その序盤である「北米」レッグの7公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを真空パックした本作は、絶対名手ミラードによる極上級オーディエンス録音。冒頭ではいかにも大ヒット時代らしい喧騒が吹き出してイヤな予感もしますが、それはあくまで開演時だから。いざ演奏が始まると喧騒も徐々に落ち着いていき、クリアでビビッドな演奏音が会場を支配していく。そうなったらもう、いつも通りのミラード・ワールド。何しろ現場はミラードの庭である“The Forum”ですし、バンドは彼がライフワークのように録音を重ねたGENESIS。出音の特性もキッチリと把握しており、高音質にならないハズがないのです。
 実際、本作のサウンドはプレス化が相応しいのですが、完全無欠というわけでもありませんでした。まず第一に、発見されたのが大元マスターではなく、1回だけダビングを経た1stジェネ・マスターであった事。第二に、アンコールラストに演奏された「I Know What I Like」が未収録な事。後者に関しては録音漏れなのか(ミラードがそんなミスする!?)、ダビングの際に落としたのかは不明ですが、いずれにせよ将来的なアップグレードの可能性が残された。その可能性(はあまり高くないものの)を願って今回は永久保存を見送ることになったのです。
 そして、そんなミラード・サウンドで画かれるのは、激レア曲と美味しいゲストも大注目のショウ。このツアーの代表作と言えば、当店のプレス名盤『MAN ON THE HAMMERSMITH 1982(Virtuoso 137/138)』が有名ですので、比較しながら整理してみましょう。

●3人時代
・デューク:Behind The Lines/Misunderstanding/Turn It On Again
・アバカブ:Dodo/Lurker/Abacab/No Reply At All(*)/Man On The Corner/Who Dunnit?
・その他:Follow You, Follow Me/Paperlate(*)
●クラシックス
・ガブリエル時代:Supper's Ready/メドレー(In The Cage/Cinema Show/The Colony Of Slippermen)/メドレー(★:The Lamb Lies Down On Broadway/Watcher Of The Skies)
・4人時代:Dance On A Volcano/Los Endos/Afterglow/Drum Duet
※注:「★」印はビル・ブルーフォードとの共演曲。「*」印はPHENIX HORNSが参加し、プレス名盤『MAN ON THE HAMMERSMITH 1982』で聴けない曲。

……と、このようになっています。PHENIX HORNSとの共演でもある「No Reply At All」「Paperlate」はまさに激レアで、特に「Paperlate」は片手で数えられるほどしか演奏されていない。生演奏で聴けるだけでも奇跡的なのに、それをミラード・サウンドで味わえるとは……。それ以上に耳を惹くのがアンコール。バンドが再登場した際にフィルがコールしたのは、ビル・ブルーフォード。「The Lamb Lies Down On Broadway」&「Watcher Of The Skies」がメドレー演奏で共演しているのです。
 さらに言えば、ショウ全編が「プログレ回帰」と話題になった“THREE SIDES LIVE: ENCORE Tour”の旨みたっぷり。「Dance On A Volcano」で始まり「Los Endos」で締めるセット本編はコンセプチュアルなムードがありますし、中核の大曲「Supper's Ready」も20分以上のフル演奏なのです。
 わずか2ヶ月だった貴重な“THREE SIDES LIVE: ENCORE Tour”。そのコレクションでも特級のサウンド・クオリティに加え、激レアな「No Reply At All」「Paperlate」やゲスト共演までギュウ詰めの決定盤です。内容的にもクオリティ的にも、本来であれば永久保存プレス化が相応しい新名盤。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1982年8月9日イングルウッド公演」の極上オーディエンス録音。絶対名手マイク・ミラードによる1stジェネ・マスターで、彼の庭である“The Forum”で録音されたサウンドが悪かろうハズもない。激レアな「No Reply At All」「Paperlate」やビル・ブルーフォード、PHENIX HORNSのゲスト参加まで楽しめる絶対の新名盤です。

Disc 1 (72:25)
1. Intro
2. Dance On A Volcano
3. Behind The Lines
4. Follow You Follow Me
5. Dodo/Lurker
6. Abacab
7. Paperlate (with Phenix Horns)
8. No Reply At All (with Phenix Horns)
9. Story Of Romeo And Juliet
10. Supper's Ready

Disc:2 (55:03)
1. Misunderstanding
2. Man On The Corner
3. Who Dunnit?
4. In The Cage/ Cinema Show / Colony Of Slippermen
5. Afterglow
6. Turn It On Again
7. Drum Duet
8. Los Endos
9. The Lamb Lies Down On Broadway (with Bill Bruford)
/ Watcher Of The Skies (with Bill Bruford)

Phil Collins - Vocals, Drums & Percussion
Mike Rutherford - Bass & Guitar
Tony Banks - Keyboards
Chester Thompson - Drums & Percussion
Daryl Steurmer - Guitar