【取り寄せ】BRUCE SPRINGSTEEN - TOKYO 1997 FINAL NIGHT(2CD) [ZION-109]
【取り寄せ】BRUCE SPRINGSTEEN - TOKYO 1997 FINAL NIGHT(2CD)
[ZION-109]
販売価格: 3,800円(税込)
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商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 31st January 1997 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND(from Origial Masters)
ブルース・スプリングスティーンが最後に来日公演を行ったのは1997年。そう、今からちょうど20年前なのです。この時の来日が実現したソロの「GHOST OF TOM JOAD」ツアーはその二年後にE・ストリート・バンドが再結成されて現在に至っていることから、ファンの間では微妙な扱いへと変わってしまいました。それどころか90年代前半の「LUCKY TOWN」、「HUMAN TOUCH」ツアーと並んで、90年代のスプリングスティーンのライブ活動はファンに顧みられる頻度が低い10年と化してしまった感すらあります。Facebook上には「奇妙な90年代のブルース」というコミュニティまで作られてしまったほど。
この後もスプリングスティーンは何度かソロ・ツアーやギグを行いましたが、それらの方が親しみやすい内容だったことから、なおさら「TOM JOAD」ツアーは弾き語りで行ったツアーのありがたみが薄れてしまいました。これは一重に淡々とした曲調の演奏の多いステージだったことが原因だったように思えてなりません。特にツアーが開始された1995年から96年のステージはその傾向が強く、過去の名曲の弾き語りが聴けるのかと思いきや、アルバム「GHOST OF TOM JOAD」からの収録曲と、過去の曲もそれに合わせたかのような淡々としたアレンジで演奏されていたことがなおさら一本調子なように聴こえてしまったようなもの。
スプリングスティーンからしてみれば弾き語りで有名な曲ばかりやるつもりはさらさらなく、あくまでストーリーテラーに扮したソロ・ツアーを行いたかったのでしょう。そのコンセプトが96年の途中までは徹底されており、それが結果として「淡々とした」弾き語りショーという印象を決定づけてしまったように思えます。
その点、96年11月にスプリングスティーンが故郷のニュージャージーでライブを行った際に「The River」を演奏した辺りから、ようやく過去のレパートリーが増え始めます。さらに「Two Hearts」や「Bobby Jean」といった過去の曲も投入されていたことから、97年の来日公演は「TOM JOAD」ツアーにおいてもっともバランスの良い選曲で行われた時期となりました。
完成したばかりの東京フォーラムで行われたスプリングスティーンの弾き語りライブは都合四回行われています。しかも初日のショーが行われた27日などはライブ終了後にニュース番組のインタビューに答えるなど、精力的な活動ぶりに驚かされたものです。またそれぞれのショーでしか演奏されない曲もあり、連日通ったマニアなども満足させるステージングとなっていたものです。
今回リリースされるのはタイトルが示す通り最終公演である1月31日。この日はクリスタル・キャットの名盤「TOKYO NIGHT」がリリースされている日。もちろんそれとはまったく別のオーディエンス録音であるばかりか、また違った魅力を放つ極上音源なのです。録音してくれたのはストーンズにクラプトン、ジェフ・ベックなどのタイトルでおなじみのテーパーによるものであり、もちろんトレーダー間にも一切流通していなかった貴重音源。
彼が録音してくれた最終日ステージのクオリティの高さ、それこそ「クリアネス」と呼ぶに相応しいもの。「TOKYO NIGHT」はそれこそサウンドボードのような音圧が素晴らしい録音でしたが、今回の音源もまたサウンドボード・レベルの驚愕クオリティでありながら、より繊細な音質がアコースティックの弾き語りの繊細さを余すところなく伝えてくれます。さらに「TOKYO NIGHT」よりも周囲の観客の声が静かであり、場所によっては針を落としても聴こえそうなほどのサイレントぶりには驚かされるばかり。アコースティックなライブを聴き込むのに、これほど理想的な録音状態はないでしょう。
97年の来日公演においてはストーリーテラー・ステージということから、いくつかの曲間においてスプリングスティーンが頑張って日本語を話してくれているのも聴きどころ。英語が通じない国でのステージでもオーディエンスに少しでも理解してもらおうとした彼の誠意が感動を呼びます。同じように感動を呼び起こすのが、それぞれの曲の繊細な演奏。もちろん「Atlantic City」や「The River」といった名曲群にも惹かれるのですが、ライブが中盤から後半に向かう「Sinaloa Cowboys」から「Across The Border」辺りまでの癒しサウンド・パートは今回のリリースによって再評価していただきたいポイントであり、むしろ日本人に響くのでは?と思える優しい演奏が魅力。そして何よりも、そんな繊細なサウンドをイコライズもなしに捉え切った新たな音源の素晴らしさを、限定のプレスCDにてじっくりと味わってください。「TOM JOAD」ツアーを聴いたことがないファンにも自信を持っておすすめします。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (66:05)
1. Intro. 2. The Ghost of Tom Joad 3. Atlantic City 4. Adam Raised a Cain 5. Highway 29
6. Darkness on the Edge of Town 7. Murder Incorporated 8. Highway Patrolman 9. Red Headed Woman
10. Two Hearts 11. The River 12. Born in the U.S.A. 13. Dry Lightning 14. Youngstown
Disc 2 (67:09)
1. Spare Parts 2. Sinaloa Cowboys 3. The Line 4. Balboa Park 5. Across the Border 6. Bobby Jean
7. This Hard Land 8. No Surrender 9. Galveston Bay 10. If I Should Fall Behind
11. The Promised Land
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 31st January 1997 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND(from Origial Masters)
ブルース・スプリングスティーンが最後に来日公演を行ったのは1997年。そう、今からちょうど20年前なのです。この時の来日が実現したソロの「GHOST OF TOM JOAD」ツアーはその二年後にE・ストリート・バンドが再結成されて現在に至っていることから、ファンの間では微妙な扱いへと変わってしまいました。それどころか90年代前半の「LUCKY TOWN」、「HUMAN TOUCH」ツアーと並んで、90年代のスプリングスティーンのライブ活動はファンに顧みられる頻度が低い10年と化してしまった感すらあります。Facebook上には「奇妙な90年代のブルース」というコミュニティまで作られてしまったほど。
この後もスプリングスティーンは何度かソロ・ツアーやギグを行いましたが、それらの方が親しみやすい内容だったことから、なおさら「TOM JOAD」ツアーは弾き語りで行ったツアーのありがたみが薄れてしまいました。これは一重に淡々とした曲調の演奏の多いステージだったことが原因だったように思えてなりません。特にツアーが開始された1995年から96年のステージはその傾向が強く、過去の名曲の弾き語りが聴けるのかと思いきや、アルバム「GHOST OF TOM JOAD」からの収録曲と、過去の曲もそれに合わせたかのような淡々としたアレンジで演奏されていたことがなおさら一本調子なように聴こえてしまったようなもの。
スプリングスティーンからしてみれば弾き語りで有名な曲ばかりやるつもりはさらさらなく、あくまでストーリーテラーに扮したソロ・ツアーを行いたかったのでしょう。そのコンセプトが96年の途中までは徹底されており、それが結果として「淡々とした」弾き語りショーという印象を決定づけてしまったように思えます。
その点、96年11月にスプリングスティーンが故郷のニュージャージーでライブを行った際に「The River」を演奏した辺りから、ようやく過去のレパートリーが増え始めます。さらに「Two Hearts」や「Bobby Jean」といった過去の曲も投入されていたことから、97年の来日公演は「TOM JOAD」ツアーにおいてもっともバランスの良い選曲で行われた時期となりました。
完成したばかりの東京フォーラムで行われたスプリングスティーンの弾き語りライブは都合四回行われています。しかも初日のショーが行われた27日などはライブ終了後にニュース番組のインタビューに答えるなど、精力的な活動ぶりに驚かされたものです。またそれぞれのショーでしか演奏されない曲もあり、連日通ったマニアなども満足させるステージングとなっていたものです。
今回リリースされるのはタイトルが示す通り最終公演である1月31日。この日はクリスタル・キャットの名盤「TOKYO NIGHT」がリリースされている日。もちろんそれとはまったく別のオーディエンス録音であるばかりか、また違った魅力を放つ極上音源なのです。録音してくれたのはストーンズにクラプトン、ジェフ・ベックなどのタイトルでおなじみのテーパーによるものであり、もちろんトレーダー間にも一切流通していなかった貴重音源。
彼が録音してくれた最終日ステージのクオリティの高さ、それこそ「クリアネス」と呼ぶに相応しいもの。「TOKYO NIGHT」はそれこそサウンドボードのような音圧が素晴らしい録音でしたが、今回の音源もまたサウンドボード・レベルの驚愕クオリティでありながら、より繊細な音質がアコースティックの弾き語りの繊細さを余すところなく伝えてくれます。さらに「TOKYO NIGHT」よりも周囲の観客の声が静かであり、場所によっては針を落としても聴こえそうなほどのサイレントぶりには驚かされるばかり。アコースティックなライブを聴き込むのに、これほど理想的な録音状態はないでしょう。
97年の来日公演においてはストーリーテラー・ステージということから、いくつかの曲間においてスプリングスティーンが頑張って日本語を話してくれているのも聴きどころ。英語が通じない国でのステージでもオーディエンスに少しでも理解してもらおうとした彼の誠意が感動を呼びます。同じように感動を呼び起こすのが、それぞれの曲の繊細な演奏。もちろん「Atlantic City」や「The River」といった名曲群にも惹かれるのですが、ライブが中盤から後半に向かう「Sinaloa Cowboys」から「Across The Border」辺りまでの癒しサウンド・パートは今回のリリースによって再評価していただきたいポイントであり、むしろ日本人に響くのでは?と思える優しい演奏が魅力。そして何よりも、そんな繊細なサウンドをイコライズもなしに捉え切った新たな音源の素晴らしさを、限定のプレスCDにてじっくりと味わってください。「TOM JOAD」ツアーを聴いたことがないファンにも自信を持っておすすめします。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (66:05)
1. Intro. 2. The Ghost of Tom Joad 3. Atlantic City 4. Adam Raised a Cain 5. Highway 29
6. Darkness on the Edge of Town 7. Murder Incorporated 8. Highway Patrolman 9. Red Headed Woman
10. Two Hearts 11. The River 12. Born in the U.S.A. 13. Dry Lightning 14. Youngstown
Disc 2 (67:09)
1. Spare Parts 2. Sinaloa Cowboys 3. The Line 4. Balboa Park 5. Across the Border 6. Bobby Jean
7. This Hard Land 8. No Surrender 9. Galveston Bay 10. If I Should Fall Behind
11. The Promised Land