SCORPIONS - ARROW ROCK FESTIVAL 2004(1CDR) [Shades 1770]

SCORPIONS - ARROW ROCK FESTIVAL 2004(1CDR) [Shades 1770]

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Live at De Schans, Lichtenvoorde, Netherlands 12th June 2004 ULTIMATE SOUND

 長い長い実験の旅を終え、『UNBREAKABLE』で正調ハードロックの世界へと帰還した2004年のSCORPIONS。その現場を極上体験できるオリジナル・マスターが2種同時リリース決定です。
 本作は同時リリースの第一弾。「2004年6月12日リヒテンフォールデ公演(オランダ)」の強力オーディエンス録音です。『UNBREAKABLE』と言えば、まさに蠍団復活の時代でした。エレクトロ・ポップやオケ共演、アコースティックと実験的な企画を続けていたSCORPIONSが満を持して本来のHR路線に復帰。そのツアーも2年半に及ぶ巨大なもので、その間に2つの公式作『ONE NIGHT IN VIENNA』『LIVE AT WACKEN OPEN AIR』も製作されました。その中で本作のポジションはいかなるものなのか。まずはワールド・ツアーの全体像から振り返ってみましょう。

●2004年
《5月4日『UNBREAKABLE』発売》
・4月17日ー9月4日:欧州#1(24公演) ←★ココ★
・9月10日ー10月10日:アジア/欧州#2(15公演)
・10月21日ー12月10日:北米#1(34公演)←※LOS ANGELES 2004
●2005年
・3月16日ー7月28日:欧州#3(26公演)←※ATHENS 2005他
・7月30日+31日:北米#2(2公演)
・8月29日ー10月22日:欧州#4/中南米(11公演)
・11月10日+17日:中東(2公演)
●2006年
・5月19日ー7月8日:欧州#5/北米#3(11公演)
・7月13日ー9月9日:欧州(13公演)←※公式LIVE AT WACKEN OPEN AIR

 これが2004年ー2006年のSCORPIONS。本作のリヒテンフォールデ公演はアルバム発売前から始まっていた序盤「欧州#1」の12公演目にあたるコンサートでした。この「欧州#1」は公式映像『ONE NIGHT IN VIENNA』にも残されており、本作はその13日前でもありました。
 そんな現場を真空パックした本作は、独自ルートでもたらされたオリジナル・マスターで、そのサウンドは猛烈にオンで力強いダイレクト。この日はオランダの音楽祭“Arrow Rock Festival”でもあったのですが、現場はモトクロスのレース会場にも使用されている史跡。恐らくそこに特設された野外ステージだったのか、本作のサウンドはヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴り成分が感じられず、反響ゼロの野外にしか思えない。音色的にはオーディエンス色が濃厚ですし、リアルな熱狂からもサウンドボードと間違えたりはしませんが、1音1音くっきりとした鮮やかさとセパレート感はFM放送辺りにも負けない聴き応えです。
 その極太リアル・サウンドで画かれるのは、正道ハードロックに立ち返った熱気吹き出すフルショウ。フェス出演だけにやや短めではあるのですが、約78分の持ち時間には公式映像『ONE NIGHT IN VIENNA』でも聴けなかったレパートリーも披露してくれる。ここで比較しながら整理してみましょう。

●反撃の蠍団(4曲)
・New Generation/Love 'Em Or Leave 'Em/Deep And Dark/Blood Too Hot(*)
●クラシックス(10曲)
・禁断の刺青:Bad Boys Running Wild/Big City Nights/Still Loving You/Rock You Like A Hurricane
・その他:Coast To Coast/Lovedrive(★★)/The Zoo/Blackout/Tease Me Please Me(★)/Hit Between The Eyes(★★)
※注:「★」印は公式映像『ONE NIGHT IN VIENNA』で聴けない買った曲。特に「★★」印は『LIVE AT WACKEN OPEN AIR』にもない曲。「*」印はこのツアーだけの限定曲。

……と、このようになっています。『CRAZY WORLD』ナンバーが増量しているわけですが、それはレア云々というよりショウにキビキビと快活な勢いを宿らせている。演奏ムードとしては『ONE NIGHT IN VIENNA』に似ていて、あの名作映像の現場体験盤のようでもある一方、ショートセットだからこその途切れない集中力はそれ以上なのです。また、「Lovedrive」「Hit Between The Eyes」辺りは同時リリースの『LOS ANGELES 2004(Shades 1767)』にもなかった曲。いかにエネルギッシュでアップ主体のショウなのかがご理解頂けるでしょう。
 名曲の魅力を引き出したアコースティックやオーケストラ共演も素晴らしかったですが、やはりSCORPIONSの真髄は正調ハードロックに尽きる。現在まで続く王道回帰の起点ともなった2004年の現場を極太&リアル・サウンドで体験できるライヴアルバム。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「2004年6月12日リヒテンフォールデ公演」の強力オーディエンス録音。野外フェスらしく反響ゼロなサウンドは猛烈にオンで力強いダイレクト。音色的にはオーディエンスらしくリアルですが、1音1音くっきりとした鮮やかさとセパレート感はFM放送辺りにも負けない聴き応えです。「Lovedrive」「Tease Me Please Me」「Hit Between The Eyes」など、公式『ONE NIGHT IN VIENNA』よりアップでエネギッシュなショウを極太サウンドで現場体験できます。

(77:48)
1. New Generation
2. Love 'Em Or Leave 'Em
3. Bad Boys Running Wild
4. The Zoo
5. Deep And Dark
6. Coast To Coast
7. Lovedrive
8. Tease Me Please Me
9. Hit Between The Eyes
10. Kottak Attack
11. Blackout
12. Blood Too Hot
13. Six String Sting
14. Big City Nights
15. Still Loving You
16. Rock You Like A Hurricane

Klaus Meine - Vocals
Rudolf Schenker - Guitars
Matthias Jabs - Guitars
Pawel Maciwoda - Bass
James Kottak - Drums