【取り寄せ】BRUCE SPRINGSTEEN - THE ESSENTIAL BORN TO RUN SESSIONS(1CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [IMPORT TITLE]
【取り寄せ】BRUCE SPRINGSTEEN - THE ESSENTIAL BORN TO RUN SESSIONS(1CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only
[IMPORT TITLE]
販売価格: 2,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
alternate takes & outtakes of "Born To Run" album tracks
「BORN IN THE U.S.A. ESSENTIAL RARE MASTERS」は違いの解りづらい別ミックスや演奏がラフすぎて印象の薄い別テイクなどを省いて一枚にレア音源を凝縮させた結果、予想を大きく上回る好評をいただく結果となりました。やはり貴重な音源であれど、面白味を欠いたスタジオ音源を聴かされるくらいなら、いっそのこと楽しめるパートだけで十分…そんな思いはコアなマニアですら薄々あったことでしょう。その結果が「BORN IN THE U.S.A. ESSENTIAL〜」の大好評へと結びついたのだと実感させられました。
今回、次なるスタジオ音源の凝縮タイトルをリリースいたします。そこで「BORN IN THE U.S.A.」から時計の針を十年ほど戻し、1975年に舞い降りてみたいと思います…そう、今回はスプリングスティーンの金字塔アルバムと言っても過言ではない、あの名作「BORN TO RUN」のセッション音源がリリースされるのです!スプリングスティーンは近年「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」と「THE RIVER」のアウトテイクやライブ映像をまとめたボックスをリリースしてきましたが、まず「BORN IN THE U.S.A.」に関しては今後のリリースが予想されますが、それが何年後になるのかは予想不可能(笑)、それに「ESSENTIAL RARE MASTERS」に収められたラフミックスが収録されるとは到底思えません。
それならまだしも「BORN TO RUN」に関しては十年前にボックスがリリースされておきながら、そこにはアウトテイクが一切含まれていなかった…。確かにハマースミスという衝撃的なライブ映像が見られたものの、その点に不満が残された点は否めません。このボックスのリリースから十年が経過し満を持してリリースするのが同アルバムのセッション音源集なのです!
ちょっと待って、「BORN TO RUN」のセッション音源と言えば「WAR AND ROSES」や「RUNNING OUT OF INNOCENCE」で聴けた別ミックス音源じゃないの?あれこそ元は同じテイクのミックス違いばかり…今更それらを聴かされても。そんな風に思い起こすマニアの方が大多数ではないでしょうか。安心してください、今回は演奏自体が全く別物、正しく別テイクの嵐でしかも初登場音源ばかり。
実のところ、2005年の「BORN TO RUN」アニバーサリー・ボックスのリリース時、マニアが秘匿していた同アルバムのセッション音源がネットラジオという形で公開されていたのですが、どうしたことか話題とならず、先の「RUNNING OUT OF INNOCENCE」などはその放送の後でリリースされたにもかかわらず、従来のミックス違いばかりを寄せ集めていました。それに今回の音源は何といっても音質が素晴らしい。これほど貴重な音源が最高の音質で聴かれるとは。残念ながら「Tenth Avenue Freeze-Out」の音源のみが発掘なりませんでしたが、それぞれの収録トラックに関して触れてみましょう。
1. Thunder Road
別ミックスだけでなく、以前から別テイクが流出していた数少ない「BORN TO RUN」収録曲ではありますが、ここで聴かれるのはまた違った初登場別テイク。アルバム・バージョンと比べるとまだまだ詰めが足りない雰囲気ではありますが、はるかにワイルドな演奏とブルースのホットな歌が圧巻!間違いなく初期の段階のテイクだと思われます。
2. Night
従来は音質のあまり良くない別ミックスしか存在しなかった曲ですが、今回聴けるのは驚きの完全別テイク。スプリングスティーンは仮歌的な雰囲気で流すように歌っています(それでも時にアツくシャウトしてしまうのが微笑ましい…)が、演奏の方はアレンジが完成の域に達していて、スプリングスティーンがギターを弾き違えなければいい線に行けたテイクです。
3. Backstreets
何と、この曲の完全別テイクまで聴けてしまうとは。ここでも完成度の高い演奏となっていますが、スプリングスティーンが流し気味で歌っている一方で、終始リードギターを弾いているのが面白い!まだ後の雄大な雰囲気には及びませんが、その違いこそが最大の魅力でしょう。こんなワイルドな別テイクが聴けてしまうと、従来の別ミックスを忘れてしまいたくなってしまいます。
4. Born To Run
アルバム・タイトル曲だけは1974年の夏、アーネスト・カーターやデヴィッド・サンシャスといった当時のE・ストリート・バンドのメンバーと録音を済ませていたことは有名な話ですが、ここで聴かれるのはアルバム・バージョンのベーシック・トラック。ということで別テイクではなく、それでいて歌も入っていないインスト状態なのですが、スプリングスティーンのキャリアにおいて決定的な存在となった曲の骨組みが初めて明らかになった驚きは筆舌を尽くしがたいものがあります。アルバム収録時、あれだけトラックが作り込まれていただけに、ここで聴かれるバンドメンバーだけのベーシックながらもアッパーな雰囲気の演奏のスリリングさを聴いて鳥肌が立たない人はいないでしょう。今回のリリースにおけるハイライトがここにある。
5. She’s The One
従来はスプリングスティーンのボーカルが別テイクのミックス違いが聴かれましたが、ここで聴かれるのはより初期の段階で、しかも演奏が非常にワイルドな別テイク。スプリングスティーンのシャウトと、彼の弾くギターがあまりに生々しい。しかも後のライブでおなじみとなるコーラス・パターンを自身が歌っている点が面白いですね。ちなみにイントロで聴こえる妙な音は公開された際に被さられたラジオのジングルの断片です。
6. Meeting Across The River (aka The Heist)
こちらもまたスプリングスティーンが独りで弾き語りながら歌う初期テイク。その証拠に歌詞が所々完成していません。当然ながらイントロのホーンやウッドベースも登場しません。ここでも生々しい状態のテイクに感動を覚えずにはいられません。
7. Jungleland
今回登場したのは後に使われなかったドラマチックなイントロから始まる別編集バージョン。このイントロの抜粋はボックスのドキュメンタリーでも聴かれ、さらに長く収録されてたここでは、イントロの最中にこのパートを聴きながら笑ってしまう2005年のスプリングスティーンの声も入っています(ここから音源の出所が推測できるというものです…)そこから従来聴かれた、ストリングス入り別ミックスへと移ります。
8. Lonely Night In The Park
一部のマニアの間では以前から広まっていたと言われる、今回初登場のアウトテイク。非常に力強い雰囲気がむしろ「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」を予見させる未発表曲で、それ故にお蔵入りしてしまったように思われます。しかし曲自体は魅力十分。もしアウトテイク集「TRACKS」に収録されたとしても、何ら違和感がなかったのでは。多くのマニアがこの未発表曲に衝撃を受けることでしょう。
9. Walking In The Street
こちらは昔からおなじみのアウトテイク。このような未完成な状態のトラックしか残されていないのだと思われますが、ポップな雰囲気はこれまた魅力的。この曲や以下の音源も今回改めてロージェネレーション音源を使用し、ナチュラルで鮮度の高い状態での収録を実現しました。
10. Thunder Road
古くは「E TICKET」や「BORN IN THE STUDIO」で世界中のマニアに衝撃を与えたアコースティック・バージョン。こちらもまた改めてロージェネレーション音源から収録しています。
11. Backstreets (with strings)
12. Born To Run (double-track vocal with strings)
13. Jangleland
そしてこれらは従来からおなじみの別ミックス音源。これはボーナストラック的な存在と言っていいかもしれません。中でも「BORN TO RUN」は複数存在する(違いの解りづらい)別ミックスの中で一番違いが分かりやすい、スプリングスティーンが多重コーラスしてしまった冴えないバージョン(笑)。最後の「Jangleland」は先の別イントロ・ミックスの元になったストリングス入りバージョン。こうして驚きのレア音源を一枚に凝縮した、最高に贅沢なリアル・セッション集タイトルが限定のプレスCDにてリリースされます。大好評「BORN IN THE U.S.A. ESSENTIAL RARE MASTERS」をも凌ぐ内容と音質、スプリングスティーン・マニアならずとも聞き逃せない、70年代ロック歴史的名盤のドキュメントが今ここに!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(70:19)
1. Thunder Road (alternate take)
2. Night (alternate take)
3. Backstreets (alternate take)
4. Born To Run (backing track)
5. She's The One (alternate take)
6. Meeting Across The River (aka “The Heist" alternate vocal take)
7. Jungleland (alternate take)
8. Lonely Night In The Park (outtake)
9. Walking In The Street (outtake)
10. Thunder Road (acoustic)
11. Backstreets (with strings)
12. Born To Run (double-track vocal with strings)
13. Jangleland (with strings)
Bruce Springsteen (vocals, guitar, harmonica)
Roy Bittan (piano, keyboards)
Clarence Clemons (tenor, baritone, and soprano saxophones, backing vocals, percussion)
Danny Federici (organ, accordion, glockenspiel, piano)
Garry Tallent (bass, percussion)
Steven Van Zandt (guitar, backing vocals)
Max Weinberg (drums)
Suki Lahav (backing vocals, plays violin on “Jungleland”)
Charles Calello (arranged and conducted the strings on “Jungleland”)
David Sancious (keyboards on “Born To Run” )
Ernest 'Boom' Carter (drums on “Born To Run”)
★★特別企画
★ブルース・スプリングスティーン「THE ESSENTIAL BORN TO RUN SESSIONS」の初回ナンバー入りステッカー付きに限り、「BORN TO RUN」のUSオリジナル盤から収録したボーナスディスク「BORN TO RUN US ORIGINAL LP」が特別に付属致します。
BRUCE SPRINGSTEEN - BORN TO RUN US ORIGINAL LP(Special Bonus CDR)
Taken from the original US LP(Columbia PC 33795)
2014年にリリースされたマスターボックスセットは、リマスター化を永く待ち望んでいた全てのブルースファンを納得させる素晴らしい作品でした。そして今回ご紹介するのは"Born To Run"のUSオリジナル盤です。このアルバムはファンにはお馴染みの幾つかのエピソードがあります。音楽的にはこのアルバムの制作時期にデビュー時からのEストーリートバンドのメンバーのうち何人かがバンドから独立することもあり、曲ごとにEストリートバンドのメンバーが異なっていたり、有名スタジオミュージシャンを招いて録音されていること。新たにプロデューサーを招いたこと。このアルバムの完成時にはこれ以降ブルースの現在に至るまでの音楽活動のパートナーとなるEストリートバンドのメンバーがほぼ確立したこと。そしてこのアルバムのアイテム的なことになりますが、発売前になってジャケットに表記されているブルースの名前とタイトルとが違う字体に変更されたこと(当初予定されてた字体でのテストプレス盤が存在しているのは有名です)。そして発売時にプロデューサーの名前の印刷にスペルミスがあり急遽そのミス印刷に正しい綴りが印刷されたシールを貼って発売されたことです。このオリジナル盤は上記の理由からプレス数が少ない為、レコードマニアには有名なレア盤の一枚となっています。
もちろん今回採用したデイスクはこのシールが貼られているUSオリジナル"Born To Run"です。肝心のオリジナル盤の”音”ですがご自身でお聴きになってご判断ください、と申し上げるのが正直なお伝え方だと思います。このアルバムを解説したDVDでブルース本人が語っている箇所を中心に注意深くお聴きになるとリマスター盤とこのオリジナルアナログ盤の明らかな違いがお楽しみいただけることと思います。だだ一言だけ申し添えるとすればこのオリジナル盤には世間で言われているような”霧”は感じられない”音”だと言うことでしょうか。1975年のリアルタイムの「音」で聴ける名盤「BORN TO RUN」を是非、お楽しみ下さい。
1. Thunder Road 2. Tenth Avenue Freeze-Out 3. Night 4. Backstreets
5. Born To Run 6. She's The One 7. Meeting Across The River 8. Jungleland
Special Bonus CDR for limited numbered stickered edition of "THE ESSENTIAL BORN TO RUN SESSIONS"(1CD)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
alternate takes & outtakes of "Born To Run" album tracks
「BORN IN THE U.S.A. ESSENTIAL RARE MASTERS」は違いの解りづらい別ミックスや演奏がラフすぎて印象の薄い別テイクなどを省いて一枚にレア音源を凝縮させた結果、予想を大きく上回る好評をいただく結果となりました。やはり貴重な音源であれど、面白味を欠いたスタジオ音源を聴かされるくらいなら、いっそのこと楽しめるパートだけで十分…そんな思いはコアなマニアですら薄々あったことでしょう。その結果が「BORN IN THE U.S.A. ESSENTIAL〜」の大好評へと結びついたのだと実感させられました。
今回、次なるスタジオ音源の凝縮タイトルをリリースいたします。そこで「BORN IN THE U.S.A.」から時計の針を十年ほど戻し、1975年に舞い降りてみたいと思います…そう、今回はスプリングスティーンの金字塔アルバムと言っても過言ではない、あの名作「BORN TO RUN」のセッション音源がリリースされるのです!スプリングスティーンは近年「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」と「THE RIVER」のアウトテイクやライブ映像をまとめたボックスをリリースしてきましたが、まず「BORN IN THE U.S.A.」に関しては今後のリリースが予想されますが、それが何年後になるのかは予想不可能(笑)、それに「ESSENTIAL RARE MASTERS」に収められたラフミックスが収録されるとは到底思えません。
それならまだしも「BORN TO RUN」に関しては十年前にボックスがリリースされておきながら、そこにはアウトテイクが一切含まれていなかった…。確かにハマースミスという衝撃的なライブ映像が見られたものの、その点に不満が残された点は否めません。このボックスのリリースから十年が経過し満を持してリリースするのが同アルバムのセッション音源集なのです!
ちょっと待って、「BORN TO RUN」のセッション音源と言えば「WAR AND ROSES」や「RUNNING OUT OF INNOCENCE」で聴けた別ミックス音源じゃないの?あれこそ元は同じテイクのミックス違いばかり…今更それらを聴かされても。そんな風に思い起こすマニアの方が大多数ではないでしょうか。安心してください、今回は演奏自体が全く別物、正しく別テイクの嵐でしかも初登場音源ばかり。
実のところ、2005年の「BORN TO RUN」アニバーサリー・ボックスのリリース時、マニアが秘匿していた同アルバムのセッション音源がネットラジオという形で公開されていたのですが、どうしたことか話題とならず、先の「RUNNING OUT OF INNOCENCE」などはその放送の後でリリースされたにもかかわらず、従来のミックス違いばかりを寄せ集めていました。それに今回の音源は何といっても音質が素晴らしい。これほど貴重な音源が最高の音質で聴かれるとは。残念ながら「Tenth Avenue Freeze-Out」の音源のみが発掘なりませんでしたが、それぞれの収録トラックに関して触れてみましょう。
1. Thunder Road
別ミックスだけでなく、以前から別テイクが流出していた数少ない「BORN TO RUN」収録曲ではありますが、ここで聴かれるのはまた違った初登場別テイク。アルバム・バージョンと比べるとまだまだ詰めが足りない雰囲気ではありますが、はるかにワイルドな演奏とブルースのホットな歌が圧巻!間違いなく初期の段階のテイクだと思われます。
2. Night
従来は音質のあまり良くない別ミックスしか存在しなかった曲ですが、今回聴けるのは驚きの完全別テイク。スプリングスティーンは仮歌的な雰囲気で流すように歌っています(それでも時にアツくシャウトしてしまうのが微笑ましい…)が、演奏の方はアレンジが完成の域に達していて、スプリングスティーンがギターを弾き違えなければいい線に行けたテイクです。
3. Backstreets
何と、この曲の完全別テイクまで聴けてしまうとは。ここでも完成度の高い演奏となっていますが、スプリングスティーンが流し気味で歌っている一方で、終始リードギターを弾いているのが面白い!まだ後の雄大な雰囲気には及びませんが、その違いこそが最大の魅力でしょう。こんなワイルドな別テイクが聴けてしまうと、従来の別ミックスを忘れてしまいたくなってしまいます。
4. Born To Run
アルバム・タイトル曲だけは1974年の夏、アーネスト・カーターやデヴィッド・サンシャスといった当時のE・ストリート・バンドのメンバーと録音を済ませていたことは有名な話ですが、ここで聴かれるのはアルバム・バージョンのベーシック・トラック。ということで別テイクではなく、それでいて歌も入っていないインスト状態なのですが、スプリングスティーンのキャリアにおいて決定的な存在となった曲の骨組みが初めて明らかになった驚きは筆舌を尽くしがたいものがあります。アルバム収録時、あれだけトラックが作り込まれていただけに、ここで聴かれるバンドメンバーだけのベーシックながらもアッパーな雰囲気の演奏のスリリングさを聴いて鳥肌が立たない人はいないでしょう。今回のリリースにおけるハイライトがここにある。
5. She’s The One
従来はスプリングスティーンのボーカルが別テイクのミックス違いが聴かれましたが、ここで聴かれるのはより初期の段階で、しかも演奏が非常にワイルドな別テイク。スプリングスティーンのシャウトと、彼の弾くギターがあまりに生々しい。しかも後のライブでおなじみとなるコーラス・パターンを自身が歌っている点が面白いですね。ちなみにイントロで聴こえる妙な音は公開された際に被さられたラジオのジングルの断片です。
6. Meeting Across The River (aka The Heist)
こちらもまたスプリングスティーンが独りで弾き語りながら歌う初期テイク。その証拠に歌詞が所々完成していません。当然ながらイントロのホーンやウッドベースも登場しません。ここでも生々しい状態のテイクに感動を覚えずにはいられません。
7. Jungleland
今回登場したのは後に使われなかったドラマチックなイントロから始まる別編集バージョン。このイントロの抜粋はボックスのドキュメンタリーでも聴かれ、さらに長く収録されてたここでは、イントロの最中にこのパートを聴きながら笑ってしまう2005年のスプリングスティーンの声も入っています(ここから音源の出所が推測できるというものです…)そこから従来聴かれた、ストリングス入り別ミックスへと移ります。
8. Lonely Night In The Park
一部のマニアの間では以前から広まっていたと言われる、今回初登場のアウトテイク。非常に力強い雰囲気がむしろ「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」を予見させる未発表曲で、それ故にお蔵入りしてしまったように思われます。しかし曲自体は魅力十分。もしアウトテイク集「TRACKS」に収録されたとしても、何ら違和感がなかったのでは。多くのマニアがこの未発表曲に衝撃を受けることでしょう。
9. Walking In The Street
こちらは昔からおなじみのアウトテイク。このような未完成な状態のトラックしか残されていないのだと思われますが、ポップな雰囲気はこれまた魅力的。この曲や以下の音源も今回改めてロージェネレーション音源を使用し、ナチュラルで鮮度の高い状態での収録を実現しました。
10. Thunder Road
古くは「E TICKET」や「BORN IN THE STUDIO」で世界中のマニアに衝撃を与えたアコースティック・バージョン。こちらもまた改めてロージェネレーション音源から収録しています。
11. Backstreets (with strings)
12. Born To Run (double-track vocal with strings)
13. Jangleland
そしてこれらは従来からおなじみの別ミックス音源。これはボーナストラック的な存在と言っていいかもしれません。中でも「BORN TO RUN」は複数存在する(違いの解りづらい)別ミックスの中で一番違いが分かりやすい、スプリングスティーンが多重コーラスしてしまった冴えないバージョン(笑)。最後の「Jangleland」は先の別イントロ・ミックスの元になったストリングス入りバージョン。こうして驚きのレア音源を一枚に凝縮した、最高に贅沢なリアル・セッション集タイトルが限定のプレスCDにてリリースされます。大好評「BORN IN THE U.S.A. ESSENTIAL RARE MASTERS」をも凌ぐ内容と音質、スプリングスティーン・マニアならずとも聞き逃せない、70年代ロック歴史的名盤のドキュメントが今ここに!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(70:19)
1. Thunder Road (alternate take)
2. Night (alternate take)
3. Backstreets (alternate take)
4. Born To Run (backing track)
5. She's The One (alternate take)
6. Meeting Across The River (aka “The Heist" alternate vocal take)
7. Jungleland (alternate take)
8. Lonely Night In The Park (outtake)
9. Walking In The Street (outtake)
10. Thunder Road (acoustic)
11. Backstreets (with strings)
12. Born To Run (double-track vocal with strings)
13. Jangleland (with strings)
Bruce Springsteen (vocals, guitar, harmonica)
Roy Bittan (piano, keyboards)
Clarence Clemons (tenor, baritone, and soprano saxophones, backing vocals, percussion)
Danny Federici (organ, accordion, glockenspiel, piano)
Garry Tallent (bass, percussion)
Steven Van Zandt (guitar, backing vocals)
Max Weinberg (drums)
Suki Lahav (backing vocals, plays violin on “Jungleland”)
Charles Calello (arranged and conducted the strings on “Jungleland”)
David Sancious (keyboards on “Born To Run” )
Ernest 'Boom' Carter (drums on “Born To Run”)
★★特別企画
★ブルース・スプリングスティーン「THE ESSENTIAL BORN TO RUN SESSIONS」の初回ナンバー入りステッカー付きに限り、「BORN TO RUN」のUSオリジナル盤から収録したボーナスディスク「BORN TO RUN US ORIGINAL LP」が特別に付属致します。
BRUCE SPRINGSTEEN - BORN TO RUN US ORIGINAL LP(Special Bonus CDR)
Taken from the original US LP(Columbia PC 33795)
2014年にリリースされたマスターボックスセットは、リマスター化を永く待ち望んでいた全てのブルースファンを納得させる素晴らしい作品でした。そして今回ご紹介するのは"Born To Run"のUSオリジナル盤です。このアルバムはファンにはお馴染みの幾つかのエピソードがあります。音楽的にはこのアルバムの制作時期にデビュー時からのEストーリートバンドのメンバーのうち何人かがバンドから独立することもあり、曲ごとにEストリートバンドのメンバーが異なっていたり、有名スタジオミュージシャンを招いて録音されていること。新たにプロデューサーを招いたこと。このアルバムの完成時にはこれ以降ブルースの現在に至るまでの音楽活動のパートナーとなるEストリートバンドのメンバーがほぼ確立したこと。そしてこのアルバムのアイテム的なことになりますが、発売前になってジャケットに表記されているブルースの名前とタイトルとが違う字体に変更されたこと(当初予定されてた字体でのテストプレス盤が存在しているのは有名です)。そして発売時にプロデューサーの名前の印刷にスペルミスがあり急遽そのミス印刷に正しい綴りが印刷されたシールを貼って発売されたことです。このオリジナル盤は上記の理由からプレス数が少ない為、レコードマニアには有名なレア盤の一枚となっています。
もちろん今回採用したデイスクはこのシールが貼られているUSオリジナル"Born To Run"です。肝心のオリジナル盤の”音”ですがご自身でお聴きになってご判断ください、と申し上げるのが正直なお伝え方だと思います。このアルバムを解説したDVDでブルース本人が語っている箇所を中心に注意深くお聴きになるとリマスター盤とこのオリジナルアナログ盤の明らかな違いがお楽しみいただけることと思います。だだ一言だけ申し添えるとすればこのオリジナル盤には世間で言われているような”霧”は感じられない”音”だと言うことでしょうか。1975年のリアルタイムの「音」で聴ける名盤「BORN TO RUN」を是非、お楽しみ下さい。
1. Thunder Road 2. Tenth Avenue Freeze-Out 3. Night 4. Backstreets
5. Born To Run 6. She's The One 7. Meeting Across The River 8. Jungleland
Special Bonus CDR for limited numbered stickered edition of "THE ESSENTIAL BORN TO RUN SESSIONS"(1CD)