BLONDIE - MAX'S KANSAS CITY 1976(1CDR) [Uxbridge 1900]

BLONDIE - MAX'S KANSAS CITY 1976(1CDR) [Uxbridge 1900]

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商品詳細

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Max's Kansas City, New York City, USA 23rd July 1976 Early Show PERFECT SOUND

 『妖女ブロンディ』でセンセーショナルなデビューを飾った1976年のBLONDIE。その黎明の現場を体験できる秘宝アルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1976年7月23日ニューヨーク・シティ公演(アーリーショウ)」の絶品オーディエンス録音です(タイトルの「Max's Kansas City」は現場となったナイトクラブの名前。場所としてはニューヨークです)。1976年と言えば、当店では『CBGB 1976(Uxbridge 1471)』も定番として人気。しかし、本作は同じ1976年でもショウの意味は異なる。その辺をご説明するためにも、まずは当時のスケジュールから紐解いてみましょう。

・2月13日ー5月1日:米国#1(14公演)
・5月30日ー7月3日:米国#2(6公演)
・7月23日ー8月3日:米国#3(5公演)←★ココ★
《8月ー9月『妖女ブロンディ』製作》
・9月14日:ポキプシー公演
・10月23日:ニューヨーク公演
・11月16日ー12月4日:米国#4(3公演)
《12月『妖女ブロンディ』発売》
・12月23日ー31日:米国#5(5公演)←※CBGB 1976

 これが1976年のBLONDIE。ただし、当時の記録には曖昧なところもあり、公演数など細部は厳密ではありません。あくまで大まかな流れとして参考にしてください。『CBGB 1976』はアルバム発売後のクリスマス・ギグでしたが、本作のニューヨーク・シティ公演はその5ヶ月前にあたる「米国#3」。デビュー作『妖女ブロンディ』は8月から製作が始まるわけですが、その直前のタイミングでした。
 そんな現場で記録された本作は、新発掘された1stジェネ・リールからデジタル化された銘品で、瑞々しくクリアなサウンドに目も醒める。いかにもオーディエンスらしい音色でサウンドボードと間違うようなタイプではないのですが、だからと言って遠くもない。現場がナイトクラブという事もあって恐らく物理的にステージが近いのでしょう。デボラ・ハリーの歌声を中心に「バンドがすぐそこにいる」感が滲むのです。
 また、密室感は満点ながら極めて聴きやすいのもポイント。現場となった「Max's Kansas City」はCBGBと並ぶセミプロ時代の根城なのですが、レコーディング前の楽曲に馴染みがないのか、あるいは開演時刻の早いアーリーショウのせいか、観客がえらく静か。曲間には声援を送るものの、演奏中は静かに聴き入っており、ライヴというよりスタジオ・リハーサルに立ち会っているような独り占め感があるのです。
 そんな親密サウンドで画かれるのは、デビュー作『妖女ブロンディ』をステージ・テンションで爆上げしたようなショウ。前述の通り、当店の定番『CBGB 1976』とは似て非なる時期でもありますので、比較しながらセットを整理してみましょう。

●妖女ブロンディ(10曲)
・In The Sun/Look Good In Blue(★)/Little Girl Lies/In the Flesh(★)/Man Overboard(★)/Rifle Range/Rip Her To Shreds/A Shark In Jet's Clothing/Kung Fu Girl/X Offender
●その他(3曲)
・The Bilbao Song(★)/Evil Friends(★)/Moonlight Drive
※注:「★」印は『CBGB 1976(Uxbridge 1471)』でも聴けない曲。

……と、このようになっています。『CBGB 1976』では2ndアルバム『囁きのブロンディ』の新曲も披露されていましたが、ここでは徹底的に『妖女ブロンディ』ナンバーの大盤振る舞い。「The Attack of the Giant Ants」以外の全曲を叩きつけてくれるのです。
 デビュー作のレコーディング直前にして、アルバムのほぼ全曲を披露するクラブ・ギグ。そんな貴重な現場を密室サウンドでフル体験できる秘宝アルバムです。まさに「生演奏版の妖女ブロンディ」となる新発掘の1枚。どうぞ、心ゆくまで存分にご体験ください。


★「1976年7月23日ニューヨーク・シティ公演(アーリーショウ)」の密室オーディエンス録音。新発掘された1stジェネ・リールからデジタル化された銘品で、瑞々しくクリアなサウンドに目も醒める。狭いナイトクラブだけにデボラ・ハリーの歌声を中心に「バンドがすぐそこにいる」感も素晴らしい。デビュー作から「The Attack of the Giant Ants」以外の全曲が大盤振る舞いされる「生演奏版の妖女ブロンディ」となる新発掘の1枚です。

01 The Bilbao Song
02 The Bilbao Song (reprise)
03 In the Sun
04 Look Good in Blue
05 Little Girl Lies
06 In the Flesh
07 MC
08 Man Overboard
09 Rifle Range
10 Evil Friends
11 Rip Her to Shreds
12 A Shark in Jet's Clothing
13 Kung Fu Girls
14 X-Offender
15 Moonlight Drive

Debbie Harry - vocals
Chris Stein - guitar
Jimmy Destri - keyboards
Gary Valentine - bass
Clem Burke - drums