JOURNEY - NORMAN 1983: Pre-FM Master(2CD)*2nd Press plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZION-106]

JOURNEY - NORMAN 1983: Pre-FM Master(2CD)*2nd Press plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZION-106]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Lloyd Noble Arena, Norman, Oklahoma, USA 21st July 1983 STEREO SBD(UPGRADE)

 栄光の“FRONTIERS Tour”を代表する最強ライヴアルバムが復刻。JOURNEY全史の最高蜂と絶賛された伝説盤が2ndプレス2CDで復活です。
 そんな本作に永久保存されているのは「1983年7月21日ノーマン公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。“FRONTIERS Tour”のサウンドボードと言えば、日本公演『DEFINITIVE BUDOKAN 1983(Zion-130)』やもう1つの大定番『PHILADELPHIA 1983: SUPERSTARS IN CONCERT(Zion-128)』といったプレス名盤もお馴染み。まずは当時の活動概要を振り返り、それぞれの位置関係を確かめてみましょう。

《2月22日『FRONTIERS』発売》
・2月22日ー3月4日:日本(8公演)←※DEFINITIVE BUDOKAN 1983
・3月28日ー5月8日:北米#1(29公演)
・5月13日ー6月5日:北米#2(18公演)←※PHILADELPHIA 1983
・6月10日ー26日:北米#3(13公演)
・7月1日ー31日:北米#4(23公演)←★ココ★
・8月5日ー21日:北米#5(12公演)
・9月1日ー6日:ハワイ(5公演)

 本作のノーマン公演は『DEFINITIVE BUDOKAN 1983』『PHILADELPHIA 1983』よりもグッとツアーの進んだ「北米#4」。その18公演目にあたるコンサートでした。このショウはラジオ放送され、古くから無数のサウンドボード・アルバムを生み出してきた定番中の大定番。それだけに世界中のマニアが“頂点盤”を追い求めてもきました。どの盤が最長か、ジェネが最も若いのか……。本作は、そんな歴史に終止符を打った歴史的な決定盤なのです。
 そのベースになったのは「プレFMのトランスクリプションLP落とし」。当店でもギフトCDRでお届けしたことのある音源です。そのクオリティたるや、幾多の既発エアチェックとは次元の違うサウンドであり、ジェネの劣化も電波ノイズも存在せず、未使用アナログ盤ゆえに経年劣化にさえ耐え抜いていたという、文字通り究極的な1本だったのです。
 しかし、本作はそれだけでもなかった。ネットに登場したトランスクリプション・マスターは「1983年の放送そのもの」を正確に届けてくれてはいたものの、「1983年のJOURNEYそのもの」ではなかったのです。その原因とはピッチとノイズ。このピッチ問題は「よーく聞くと分かるかも」レベルではありません。なんと半音もズレていた。もちろん、全編が狂いまくっていたら誰でも気づくのですが、そうではないから困ったもの。なんとも不可解なことに、ショウ中盤の3曲「No More Lies」「Back Talk」「Edge Of The Blade」と、終盤の1曲「Keep On Runnin’」の計4曲だけが半音高かった。さらに、この4曲は音質のニュアンスも他と異なっており、瞬間的な“プッ”としいうノイズも紛れていたのです。これはマニア間に流れる憶測ですが、恐らくこの4曲はなんらかの事情で放送局が他公演に差し替えたのではないでしょうか。特に、このノーマン公演は同会場で「7月19日」「7月20日」「7月21日」の3日連続公演であり、この4曲は他2日間の録音ではないかと言われているのです。
 すっかり前置きが長くなってしまいましたが、それらの欠点を徹底的に修正したのが本作なのです。半音高い4曲をジャストに合わせ、ノイズを1つひとつ丁寧に除去。ついでに(?)他曲に極わずかに残っていたアナログ起こしのスクラッチ・ノイズさえも綺麗サッパリ取り除き、傷のない美しい“鳴り”を実現。“1983年の放送”ではなく、“1983年の名演”そのものを正確に再現しました。
 こうして蘇った歴史的超名録音は、まさにJOURNEY究極のライヴアルバム。実は『DEFINITIVE BUDOKAN 1983』『PHILADELPHIA 1983』ともセットが異なりますので、ここでその内容を整理しておきましょう。

●エスケイプ(7曲)
・Still They Ride/Open Arms/Escape(★)/Who's Crying Now(*)/Don't Stop Believin'/Stone In Love/Keep On Runnin'
●フロンティアーズ(7曲)
・Chain Reaction/Send Her My Love/Back Talk(★*)/Edge Of The Blade(★)/Rubicon(*)/Faithfully/Separate Ways (World's Apart)
●その他(5曲)
・インフィニティ:Wheel In The Sky/Lights(★*)
・ディパーチャー:Line Of Fire/Any Way You Want It(*)
・ショーン&ハマー:No More Lies(★*)
※注:「★」印は『DEFINITIVE BUDOKAN 1983』で、「*」印は『PHILADELPHIA 1983: SUPERSTARS IN CONCERT』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。『INFINITY』の「Wheel In The Sky」「Lights」、『DEPARTURE』の「Line Of Fire」「Any Way You Want It」、SCHON & HAMMERの「No More Lies」といった名曲群も美味しいですが、それ以上に圧倒的なのが名盤『ESCAPE』『FRONTIERS』の各10曲から7曲ずつという大盤振る舞い。当時は歴史的大名盤も単に「新作」としか捉えられておらず、ショウとしての完成度を求めて削るものは削り、その上で超名曲を贅沢に選び抜いている。リアルタイムだからこその豪華さが圧倒的なのです。
 そして、そんなセットリスト以上に圧倒的なのが演奏そのもの。何しろ、超名盤『ESCAPE』『FRONTIERS』を生み出した5人のバンド・ポテンシャルそのままにステージで炸裂する。34年前の若きパッションも閃きも超名盤そのまま。もともと強烈に巧いバンドではありますが、そこに「今まさに全世界を席巻真っ最中!」の勢いが乗るのですから、悪かろうハズがない。特に34歳のスティーヴ・ペリーは脂も乗りきっており、ロック界最高の歌声を存分に響かせてくれるのです。
 大元の放送局がやらかしていたピッチやノイズさえも正され、完璧に仕上げられた歴史的サウンドボード・アルバムの決定盤です。その中身は『ESCAPE』『FRONTIERS』のライヴ篇であり、もはや超名盤2枚と同等の価値さえある。そんなライヴアルバムの絶対盤。2ndプレスCDでここに堂々の復刻です。

★「1983年7月21日ノーマン公演」のステレオ・サウンドボード録音。長年の大定番ながらプレFMの放送原盤起こしをベースに、最新・最新のマスタリングで磨き上げた史上最長・最高峰盤。放送局マスターにあった微細ノイズやピッチの狂いも徹底的に補正。超名盤『ESCAPE』『FRONTIERS』と同等の価値を誇るJOURNEY全史の絶対盤です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (42:01)
1. DJ Intro.
2. Chain Reaction
3. Wheel In The Sky
4. Line Of Fire
5. Send Her My Love
6. Still They Ride
7. Open Arms
8. No More Lies
9. Back Talk
10. Edge Of The Blade
11. Rubicon
12. Drums Solo

Disc 2 (39:48)
1. Escape
2. Faithfully
3. Who's Crying Now
4. Don't Stop Believin'
5. Stone In Love
6. Keep On Runnin'
7. Lights
8. Any Way You Want It
9. Separate Ways (World's Apart)

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Steve Perry - Lead Vocals
Neal Schon - Guitar, Vocals
Jonathan Cain - Keyboards, Vocals
Ross Valory - Bass, Vocals
Steve Smith - Drums



★★特別企画

★黄金時代の頂点に君臨するサウンドボードの大決定盤『NORMAN 1983: PRE-FM MASTER』。その2ndプレス限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じ『FRONTIERS』時代のテレビ特番プロショット『ROCK SPECIAL '83』が特別に付属致します。

JOURNEY - ROCK SPECIAL '83(Bonus DVDR)
Broadcast in Japan 1983

 本編プレス2CDは『FRONTIERS』時代最高のサウンドボード・アルバム。有名ラジオ放送のプレFMマスターから起こされた銘品です。ラジオ放送の最高峰のボーナスには、テレビ放送こそが相応しい。そこで、1983年の薫りを伝えるテレビ特番もご用意しました。
 そんな本作は、1983年に放送された日本の特番“ROCK SPECIAL '83”。国内の録画マニアが秘蔵していたマスターをダイレクトにDVD化したものです。番組内容もスゴいのですが、まず衝撃なのは映像美。コアマニアが当時のハイエンド機材で録画し、(恐らくは)一度も再生していないであろうマスター鮮度が圧倒的。当時のエアチェックですからアナログ感全開でも普通のところなのですが、その鮮やかな映像美はデジタル全盛の今の感覚でも見目麗しい。正直な話、「Who’s Crying Now」にゼロコンマ数秒のノイズが入るために「白線ノイズ1本ない」とは言えないものの、逆を返せばそれ以外に劣化もノイズも一切なし。それこそ、レーザーディスクか?放送局の大元マスターか?という次元。いつの時代も性根の入ったマニアは凄い……改めてまざまざと見せつけられるようなクオリティなのです。

●胸に迫る1983年のJOURNEY特番
 その映像美で描かれる特番は胸アツ。番組は3曲のクリップ「Separate Ways」「Any Way You Want It」「Faithfully」と、6曲+α分のライヴを流しつつ、合間合間にメンバーやスタッフのインタビューが挟み込まれる構成。壁にキーボードを貼り付けた「Separate Ways」のクリップからして猛烈に懐かしく(改めて見ると女優の歩調とビートが完全一致する凝り具合も凄まじい)、大全盛期の貴重なプロショット・ライヴも素晴らしい。そして、それらを繋ぐ番組自体の編集までもが凝りっ凝りなのです。正直なところ、インタビューのコメントは有り体で大したことない(スティーヴ・スミスがなぜかシカゴの観光案内を始める……)のですが、それが音楽と絶妙に組合わされ、得も言われぬ感動まで生み出すのです。
 特に凄いのは「Faithfully」。直前のインタビューでスタッフやメンバーがツアー生活の孤独や家族へのすれ違いを吐露。ジョナサン・ケインが「女房に3週間会えないこともあるんだ。『なんで電話くれなかったの?』『飛行機の中だったんだ』みたいな調子さ」「やっとホテルで会えた時、僕は歌をプレゼントしたんだ」と語るのですが、そこへ「Faithfully」の感動的なイントロが流れ出す。その歌詞は「流れ者に家族なんてと人は言う」「バンドマンとの恋は失望ばかりだろ」……。本作は日本の番組なので、インタビューにも歌詞にも日本語字幕が付き、その内容がビビッドに胸に突き刺さるのです。
 しかも! この「Faithfully」のクリップは番組の独自版。日本でのオフステージや日本武道館の設営シーンがフィーチュアされており、そのセンスまでバツグン。曲の盛り上がりに合わせて武道館の八角形の天井に灯が灯り、心震えるギターのオブリと共に新幹線がホームに滑り込む。そこから出てきたメンバーの戯けた姿に乗るのは、「笑顔をつくる道化師だって必要さ」の歌声……。恐らく、長い歴史でもこの番組のこの瞬間にしか世に出ていない光景なのでしょうが、あまりにもあまりにも感動的な仕上がり。当時の名もない放送局スタッフの想いが時代を超えて蘇るのです。

●時代の薫りにむせ返る懐かCMやライヴ
 また、本作は感動だけでなく微笑ましくもある。当時のテレビCMもノーカットで収録しているのですが、これがもうむせ返るような「1983年」臭。「チョメチョメ」のあの人が蚊取りマットを宣伝するわ、『キイハンター』のおしどり夫婦がカレーを食ってるわ、「お、彫刻の森!?」と思わせといて実は『夕刊○ジ』のCMだわ……。この猛烈な時代感・生活臭。若々しいJOURNEYの姿と、当時の自分の生活が繋ぐCMたちなのです。
 もちろん、そんなCMも編集も小ネタに過ぎない。本道のJOURNEYの音楽こそが素晴らしく、特に6曲+αのライヴショットは極上の上に貴重。「1978年シカゴ」「1981年の厚生年金会館」「1982年オークランド」の3つの映像からチョイスされており、いずれも公式DVD『GREATEST HITS 1978-1997』でも見られないものばかりです(余談ですが、1978年シカゴの「Blues Session」はメンツがスゴい。ニール・ショーンがブルースマンと共演するのですが、大御所アルバート・キングだけでなく後期マディ・バンドのジェリー・ポートノイ&パイントップ・パーキンスという渋いバッキングが付き、そこでギターをかきむしっているのは、なんとルーサー・アリスン! 1978年のルーサーと言えば、欧州へ活路を見出す直前。録音はおろか、クラブ出演さえもままならない大逆境時代のルーサーがプロショットで観られようとは……これも凄いお宝です)。

 閑話休題。本作の主役はあくまでもJOURNEY。大全盛期の彼らの姿、それを迎え入れていた日本の空気が吹き出す1枚です。日本人だからこそ、面白くて、嬉しくて、胸に迫る。本作がなければ、二度と日の目を見る事はなかったであろう日本番組の大傑作。本編プレス2CDと併せ、あの素晴らしき「1983年」を存分にお楽しみください。

(52:22)
1. Introduction
2. CM
3. Separate Ways (Promo Clip)
4. Interview (Neil Schon)
5. Don't Stop Believin' (Koseinenkin Kaikan, Tokyo 31st July 1981)
6. Open Arms (Day On The Green, Oakland 26th June 1982)
7. CM
8. Interview (Steve Perry)
9. Any Way You Want It (Promo Clip)
10. Interview (Neil Schon)
11. Blues Session with Neal Schon, Albert King, Luther Allison, Jerry Portnoy, Gregg Rolie, Pinetop Perkins (Chicago 1978)
12. Soundcheck / Interview (John Griswold (guitar tech.), Kevin Elson (Sound Engineer) & Steve Smith) (Budokan 1st March 1983)
13. Lights (Koseinenkin Kaikan, Tokyo 31st July 1981)
14. Interview (Kenny Mednick (Lightning Design), Ross Vallory, Jonathan Cain)
15. Faithfully (Promo Clip, Stage set up at Budokan 1983, Off stage)
16. CM
17. Lovin', Touchin', Squeezin' (Koseinenkin Kaikan, Tokyo 31st July 1981)
18. Interview (Neil Schon)
19. Who's Crying Now (Day On The Green, Oakland 26th June 1982)
20. Interview (Jonathan Cain)
21. Separate Ways (Day On The Green, Oakland 26th June 1982)

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.52min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "NORMAN 1983: PRE-FM MASTER"(ZION-106)