AEROSMITH - PARIS 1989(2CDR) [Shades 1713]

AEROSMITH - PARIS 1989(2CDR) [Shades 1713]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Le Zenith, Paris, France 24th October 1989 TRULY PERFECT SOUND

 プレス名盤『WINTERTHUR MUSIKFESTWOCHEN FESTIVAL 1990(Zodiac 574)』『MONSTERS OF ROCK NETHERLANDS 1990(Zodiac 573)』の登場もあり、再評価著しい『PUMP』時代のAEROSMITH。全盛を取り戻した現場をフル体験できる新発掘マスターが到着です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1989年10月24日パリ公演」。その一部始終を真空パックした超極上オーディエンス録音です。“PUMP Tour”と言えば、上記の2大サウンドボードだけでなく、昨年オフィシャル公開されたプロショット『LANDOVER 1989(Shades 1583)』も記憶に新しいところ。まずは、ワールド・ツアーの全体像からそれぞれの位置関係を確かめてみましょう。

●1989年
《9月12日『パンプ』発売》
・10月18日ー11月26日:欧州#1(26公演)←★ココ★
・12月15日ー31日:北米#1a(10公演)←※LANDOVER 1989
●1990年
・1月1日ー3月31日:北米#1b(45公演)
・4月17日ー5月28日:北米#2(28公演)
・6月17日ー7月28日:北米#3(29公演)
・8月15日ー9月3日:欧州#2(10公演)←※MOR NETHERLANDS 1990他
・9月8日:ラスベガス公演
・9月12日ー22日:日本(7公演)
・9月29日ー10月15日:豪州(8公演)

 これが1989年/1990年のAEROSMITH。冒頭のサウンドボード2作品もヨーロッパでしたが、それは「欧州#2」。本作のパリ公演は、1年近く前となるツアー序盤も序盤の「欧州#1」。その4公演目となるコンサートでした。
 そんなショウを真空パックした本作は、最近になって公開された1stジェネの極上マスター。極太な芯の密着感がスゴい。ヘッドフォンで聴き込めばホール鳴りにも気づきますが、それは全力でオーディエンスの証拠を探した場合の話。音楽アルバムとして楽しむ聴き方だと距離感などまるで感じられず、密度たっぷりな手応えにはスカスカ感も皆無。ディテールの細やかさも鮮やかなセパレート感もFM放送ばりです。しかも、よくよく分析してみると鳴りが艶と一体感まで生み出している。主にドラムですが、鋭くシャープな残響が金属光沢を演出。楽器同士も同じ空間で鳴っているからこそ一体感に包まれている。あくまでサウンドボード的でありつつ、オーディエンスだからこそのナチュラルなトリートメントが絶妙でもあるのです。
 さらにさらに奇跡的なのがオーディエンス・ノイズ。盛大な合唱も吸い込んでいながらド直近な演奏音の向こう側に広がるような立体感でスペクタクルはあるけれど邪魔にはまったくならない。曲間になると間近な拍手があって「あ、客録だった」と思い出す感じなのですが、それも2席隣くらいで控えめですし、1人だけ。遠く遠くに沸き立つ大歓声が会場中の盛大な盛り上がりを伝えつつ、耳障りな音は何ひとつない……まさに奇跡的です。
 そんな異次元のオーディエンス・サウンドで画かれるのは、ゲフィン時代の最高傑作との呼び声も高い『PUMP』で意気上がるAEROSMITHのフルショウ。サウンドボード・アルバム『WINTERTHUR MUSIKFESTWOCHEN FESTIVAL 1990』とは同じツアーであっても時期が違うせいかセットもまるで異なる。比較しながら整理してみましょう。

●ゲフィン時代(7曲)
・パーマネント・ヴァケイション:Heart's Done Time/Hangman Jury(★)/Dude (Looks Like a Lady)/Rag Doll
・パンプ:Love in an Elevator/Monkey On My Back/Don't Get Mad, Get Even(★)
●クラシックス(14曲)
・闇夜のヘヴィ・ロック:Big Ten Inch Record(★)/Sweet Emotion/Walk This Way
・その他:Mama Kin/Dream On/Same Old Song And Dance(★)/Train Kept a Rollin'/Rats In The Cellar(★)/Last Child(★)/Draw the Line/Milk Cow Blues(★)/Lightning Strikes(★)/Oh Well(★)/Peter Gunn
※注:「★」印はサウンドボード・アルバム『WINTERTHUR MUSIKFESTWOCHEN FESTIVAL 1990』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。アルバム発売直後という事もあってか、まだまだ新曲は小出し。その分70年代クラシックスが多めにセレクトされている。ただし、バンドのコンディションはかなりノっている。一般論ですとロクバンドはツアー5公演くらいで全力運転に入るそうですが、本作は4公演目。本作はまさに「よし、コレだ!」という感触を掴むタイミングだったわけで、どんどん調子づいていくのが手に取る様に感じられるのです。
 事実としてはオーディエンス録音ですが、聴き応えは丸っきりサウンドボード。しかも後からミックスしたようなわざとらしさがなく、隅から隅までナチュラルが美味しすぎる奇跡のライヴアルバムです。1stジェネですので、今後の大元マスター発掘を期待したい……そんな願いも込めてShadesレーベルからのご紹介となりましたが、サウンドも内容も完全にプレス級の新名盤。どうぞ、存分にご堪能ください。

★「1989年10月24日パリ公演」の超極上オーディエンス録音。最近発掘された1stジェネ・マスターで、極太な芯の密着感がスゴい。距離感などまるで感じられず、密度たっぷりな手応えにはスカスカ感も皆無。ディテールの細やかさも鮮やかなセパレート感もFM放送ばりです。貴重な「Don't Get Mad, Get Even」や多彩な70年代の名曲群など、サウンドボード・アルバム『WINTERTHUR MUSIKFESTWOCHEN FESTIVAL 1990』とも違うツアー初期ならではのフルショウを極上体験できます。

Disc 1(42:36)
01. Intro
02. Rats In The Cellar
03. Same Old Song And Dance
04. Big Ten Inch Record
05. Heart's Done Time
06. Love In An Elevator
07. Monkey On My Back
08. Don't Get Mad, Get Even
09. Last Child
10. Mama Kin

Disc 2(56:06)
1. Hangman Jury
2. Lightning Strikes
3. Dude (Looks Like A Lady)
4. Oh Well (part of)
5. Rag Doll
6. Dream On
7. Draw The Line
8. Milk Cow Blues
9. Train Kept A Rollin'
10. Sweet Emotion
11. Peter Gunn
12. Walk This Way

Steven Tyler - Vocals, Harmonica
Joe Perry - Guitars, Vocals
Brad Whitford - Guitars
Tom Hamilton - Bass
Joey Kramer - Drums