ERIC CLAPTON - AUGUSTA 1979 (2CDR) [Uxbridge 1884]
ERIC CLAPTON - AUGUSTA 1979 (2CDR)
[Uxbridge 1884]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Civic Center, Augusta, Maine, USA 25th May 1979 PERFECT SOUND
【1979年全米ツアーの激レア公演の優良オーディエンスソース!】
今週はエリック・クラプトンの激レア音源のリリースです!1979年5月25日、アメリカ、メイン州オーガスタのシヴィック・センターで行われたコンサートの非常に良好なオーディエンスソースがマスターで、過去には海外製のCDRタイトルで少数だけリリースされていたものにつき、日本で入手できた人は僅かだったと思われます。ボーカルを含み楽音は非常に近く、クリアで迫力があり、サウンドバランスも良好な、広がりのある優れたモノラル・オーディエンス録音ですので、この音源をクラプトンファンに知ってもらわねばもったいないと考えました。この年の全米ツアーからは、6月2日のクリーヴランド公演のオーディエンスソースが有名ですが、その一週間前に当たった本公演も聴いてみる価値が非常に高いものなのです。なぜならクリーヴランド公演とはセットリストが異なっていたからです。
【6年間連れ添ったタルサトップスとの最後のツアーを捉えた思い出深い貴重音源】
それではこの公演が1979年にどのような意味合いを持っていたかを時系列で振り返ってみましょう。
・1979年3月4日〜17日:アイルランド・ツアー
・1979年3月28日〜6月24日:長期全米ツアー ←★ココ★
・1979年9月7日:イギリス、サリー州クランレーでオール・ブリティッシュ・バンドでの初めてのウォームアップギグ
・1979年9月30日:イギリス、スタッドフォードシャー、ハンレーで二度目のウォームアップギグ
・1979年10月6日〜29日:東欧、中東ツアー
・1979年11月16日〜12月6日:極東、ジャパン・ツアー
この年にはスタジオアルバムのリリースはありませんでした。その理由は、前年に「BACKLESS」がリリースされていたこと、そして当該アルバムをレコーディングしたバンド(タルサ・トップス)でのプロモーション・ツアーを行なう必要があったからです。ところが、です。3月から6月までタルサ・トップスを率いて行なったこのツアーが終わると、クラプトンは何とアルバート・リーだけを残し、6年間も一緒にやってきた他のメンバー全員を解雇してしまったのです。そして7月、8月に「BACKLESS」のプロデューサー、グリン・ジョンズの取り計らいにより、イギリスのセッションマンとオーディション的セッションを行い、そのフィーリングを気に入ったクラプトンは、そのミュージシャンをバンドメンバーに採用しました。そうしてここに全員がイギリス人という、69年のブラインド・フェイス以来の布陣が誕生したのです。その後、このオールブリティッシュバンドでツアーに出たクラプトンが、その行程で行なわれたジャパン・ツアーから名ライブ盤「JUST ONE NIGHT」を生み出したことはファンならずともご存知でしょう。となると、それ以前のタルサ・トップスでの同年ツアーのライヴ盤が公式に出ることなど、有り得ない話でした。タルサトップスは、74年のカムバック以来クラプトンを支えてきたアメリカ人のバンドです。当時流行語にもなった「レイドバック」を体現するおおらかなグルーヴ感とその一方でタイトネスとを両立した変幻自在のバンドでした。ここでのセットリストのナンバーは「JUST ONE NIGHT」と重複するものもありますが、演奏のグルーヴがまったく違います。その上に、恐らく74年のソロ活動以降、この日しか演奏しなかったと思われる激レア曲を含んでいた(後述)のですから、注目せざるを得ません。タイトにこじんまりとまとまったブリティッシュバンドも良いですが、本盤のタルサ・トップスの演奏を聴くと、決してダラダラなどしていない、スケールの大きなイメージを抱かせます。これを聴くと、「別に解雇などせずともよかったのでは?」とさえ思えるほどです。当時のクラプトンは、このアメリカ人特有のルーズなノリにマンネリズムを感じ、メンバーを解雇したわけですが、実はそれこそがクラプトンが目指したアメリカンミュージックにぴったりだったことは否定できません。何せリズムセクションは、長いクラプトンのキャリアでも最もクラプトンを理解していたと言ってよいカール・レイドルとジェイミー・オールデイカーだったのですから。タルサ・トップスとのツアーの最終行程に当たったこの公演は、彼らの実力を改めて知る上でも貴重な音源であり、クラプトンのキャリア上の重要な節目となったものと言うことができます。
【BACKLESSのプロモーションツアーとして最適の内容、そして激レアナンバーのセットイン!】
前述しましたように、この年はアルバム「BACKLESS」のプロモーションに充てられました。その意味では、本作は、翌年リリースの「JUST ONE NIGHT」よりも当該アルバムの楽曲を多く含んでいる上に、何よりも当該アルバムをレコーディングしたバンドでのツアーであったことで、よりプロモーションツアーの性格を的確に表現していると言えます。その上で注目の激レアナンバーは、It’s Too Lateです。そう、あの名盤「LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS」に収録され、デレク・アンド・ザ・ドミノス時代でもほとんどライブで演奏されたことのなかったナンバーです。この曲をどうして取り上げる気になったのかは分かりませんが、6年も共に活動してきたタルサ・トップスならではのポテンシャルの高さがあったからこそ実現したことでしょう。ドミノス時代のこの曲のライブと言えば、「ジョニー・キャッシュウ・テレビショー」でのテイクが有名ですが、それよりも出来がいいとさえ感じられます。曲中の追い掛けコーラスは、もちろんアルバート・リーが務めています。さらにアルバート・リーをフィーチャーしたNow and Then It's Gonna Rain も本作でしか聴けないレアなナンバーです。いつもならCountry BoyかSweet Little Lisaをプレイするところ、なぜかこの日はこのレア曲をもってきたのです。これら2曲の激レアナンバーを含みつつ、ツアー対象の「BACKLESS」からは4曲がセットインしていました。中でもWatch Out For Lucyはこれまたこの時期しかプレイしていない激レアナンバーとして一際聴く価値のあるものです。しかもこれぞグルーヴィー、と表現できるノリノリのプレイが聴かれます。さらにこの時期には珍しく「461」のMotherless Childrenをプレイしています。74年のカムバックツアーでもプレイしなかったこのナンバーをこのタイミングでプレイしたというのも貴重です。Tulsa Timeからこの曲への流れというのは、85年ツアーの布石とも感じ取れます。他曲も是非「JUST ONE NIGHT」と聴き比べてみてください。「JUST ONE NIGHT」もブルース中心のセットでしたが、本盤のセットもブルースナンバーが中心となっています。イントロ欠けのカットイン収録にもかかわらず、10分を越えるDouble Troubleの後半における、ジャムに発展していく展開は、タルサ・トップスの真骨頂と言えます。クラプトンのプレイもこの日は冴え渡っており、新加入のアルバート・リーに刺激されていたことが窺えますし、リーに各曲のセカンドソロを任せていること、特にIf I Don't Be There By Morningでは全面的にリーのソロをフィーチャーしていることから、クラプトンがリーに対し全幅の信頼を置いて、彼に腕試しをさせてやろうと考えていたことも窺えます。このツアーで二人のコンビネーションが強固になったことは確かですが、バンドが違えば同じ曲でもこうも仕上がりが違うのかというのも確かです。さて、あなたは「JUST ONE NIGHT」か本作か、どちらのノリを好まれるでしょうか?「BACKLESS」は渋〜いアルバムでしたが、ここで聴かれる収録ナンバーのパフォーマンスも、さすがタルサ・トップスと唸らせるような懐の深さを感じさせます。メンバー入れ替えをクラプトンに決意させたツアーでありながら、実のところタルサ・トップスが最後の輝きを見せたツアーと断言できる貴重音源を収録したのが本作です。余談ながらこの日の面白いところは、Laylaが既に同年のジャパンツアー時のように、後奏の演奏中にクラプトンがお礼を述べて一足先にステージを去るというエンディングアレンジになっていたことです(どうもこのエンディングは、「バングラデシュ・コンサート」時のジョージ・ハリスンを参考にしたと思えてならないのですが)。こうしたいろいろな意味でも聴く価値の非常に高い音源だと言えます。
本作は、クラプトンのキャリア上重要な節目に位置し、その前後の変化を明らかにするものです。タルサ・トップスが有終の美を飾ったこの貴重な時期の激レア公演を高音質オーディエンス録音で完全収録したのが本作です。お早めのオーダーをお願い致します。
Disc 1 (40:28)
1. Badge
2. If I Don't Be There By Morning
3. It's Too Late ★激レア曲!!
4. Double Trouble
5. Tulsa Time
6. Motherless Children
7. Early in the Morning
Disc 2 (42:52)
1. Setting Me Up(Albert Lee)
2. Now and then it's gonna rain(Albert Lee)★これも非常に珍しい!!
3. Watch Out For Lucy
4. Lay Down Sally
5. Wonderful Tonight
6. Cocaine
7. Layla
8. Further On Up The Road
Eric Clapton - Guitar, Vocals
Albert Lee - Guitar, Vocals
Carl Radle - Bass
Jamie Oldaker - Drums
Dick Sims - Keyboards
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Civic Center, Augusta, Maine, USA 25th May 1979 PERFECT SOUND
【1979年全米ツアーの激レア公演の優良オーディエンスソース!】
今週はエリック・クラプトンの激レア音源のリリースです!1979年5月25日、アメリカ、メイン州オーガスタのシヴィック・センターで行われたコンサートの非常に良好なオーディエンスソースがマスターで、過去には海外製のCDRタイトルで少数だけリリースされていたものにつき、日本で入手できた人は僅かだったと思われます。ボーカルを含み楽音は非常に近く、クリアで迫力があり、サウンドバランスも良好な、広がりのある優れたモノラル・オーディエンス録音ですので、この音源をクラプトンファンに知ってもらわねばもったいないと考えました。この年の全米ツアーからは、6月2日のクリーヴランド公演のオーディエンスソースが有名ですが、その一週間前に当たった本公演も聴いてみる価値が非常に高いものなのです。なぜならクリーヴランド公演とはセットリストが異なっていたからです。
【6年間連れ添ったタルサトップスとの最後のツアーを捉えた思い出深い貴重音源】
それではこの公演が1979年にどのような意味合いを持っていたかを時系列で振り返ってみましょう。
・1979年3月4日〜17日:アイルランド・ツアー
・1979年3月28日〜6月24日:長期全米ツアー ←★ココ★
・1979年9月7日:イギリス、サリー州クランレーでオール・ブリティッシュ・バンドでの初めてのウォームアップギグ
・1979年9月30日:イギリス、スタッドフォードシャー、ハンレーで二度目のウォームアップギグ
・1979年10月6日〜29日:東欧、中東ツアー
・1979年11月16日〜12月6日:極東、ジャパン・ツアー
この年にはスタジオアルバムのリリースはありませんでした。その理由は、前年に「BACKLESS」がリリースされていたこと、そして当該アルバムをレコーディングしたバンド(タルサ・トップス)でのプロモーション・ツアーを行なう必要があったからです。ところが、です。3月から6月までタルサ・トップスを率いて行なったこのツアーが終わると、クラプトンは何とアルバート・リーだけを残し、6年間も一緒にやってきた他のメンバー全員を解雇してしまったのです。そして7月、8月に「BACKLESS」のプロデューサー、グリン・ジョンズの取り計らいにより、イギリスのセッションマンとオーディション的セッションを行い、そのフィーリングを気に入ったクラプトンは、そのミュージシャンをバンドメンバーに採用しました。そうしてここに全員がイギリス人という、69年のブラインド・フェイス以来の布陣が誕生したのです。その後、このオールブリティッシュバンドでツアーに出たクラプトンが、その行程で行なわれたジャパン・ツアーから名ライブ盤「JUST ONE NIGHT」を生み出したことはファンならずともご存知でしょう。となると、それ以前のタルサ・トップスでの同年ツアーのライヴ盤が公式に出ることなど、有り得ない話でした。タルサトップスは、74年のカムバック以来クラプトンを支えてきたアメリカ人のバンドです。当時流行語にもなった「レイドバック」を体現するおおらかなグルーヴ感とその一方でタイトネスとを両立した変幻自在のバンドでした。ここでのセットリストのナンバーは「JUST ONE NIGHT」と重複するものもありますが、演奏のグルーヴがまったく違います。その上に、恐らく74年のソロ活動以降、この日しか演奏しなかったと思われる激レア曲を含んでいた(後述)のですから、注目せざるを得ません。タイトにこじんまりとまとまったブリティッシュバンドも良いですが、本盤のタルサ・トップスの演奏を聴くと、決してダラダラなどしていない、スケールの大きなイメージを抱かせます。これを聴くと、「別に解雇などせずともよかったのでは?」とさえ思えるほどです。当時のクラプトンは、このアメリカ人特有のルーズなノリにマンネリズムを感じ、メンバーを解雇したわけですが、実はそれこそがクラプトンが目指したアメリカンミュージックにぴったりだったことは否定できません。何せリズムセクションは、長いクラプトンのキャリアでも最もクラプトンを理解していたと言ってよいカール・レイドルとジェイミー・オールデイカーだったのですから。タルサ・トップスとのツアーの最終行程に当たったこの公演は、彼らの実力を改めて知る上でも貴重な音源であり、クラプトンのキャリア上の重要な節目となったものと言うことができます。
【BACKLESSのプロモーションツアーとして最適の内容、そして激レアナンバーのセットイン!】
前述しましたように、この年はアルバム「BACKLESS」のプロモーションに充てられました。その意味では、本作は、翌年リリースの「JUST ONE NIGHT」よりも当該アルバムの楽曲を多く含んでいる上に、何よりも当該アルバムをレコーディングしたバンドでのツアーであったことで、よりプロモーションツアーの性格を的確に表現していると言えます。その上で注目の激レアナンバーは、It’s Too Lateです。そう、あの名盤「LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS」に収録され、デレク・アンド・ザ・ドミノス時代でもほとんどライブで演奏されたことのなかったナンバーです。この曲をどうして取り上げる気になったのかは分かりませんが、6年も共に活動してきたタルサ・トップスならではのポテンシャルの高さがあったからこそ実現したことでしょう。ドミノス時代のこの曲のライブと言えば、「ジョニー・キャッシュウ・テレビショー」でのテイクが有名ですが、それよりも出来がいいとさえ感じられます。曲中の追い掛けコーラスは、もちろんアルバート・リーが務めています。さらにアルバート・リーをフィーチャーしたNow and Then It's Gonna Rain も本作でしか聴けないレアなナンバーです。いつもならCountry BoyかSweet Little Lisaをプレイするところ、なぜかこの日はこのレア曲をもってきたのです。これら2曲の激レアナンバーを含みつつ、ツアー対象の「BACKLESS」からは4曲がセットインしていました。中でもWatch Out For Lucyはこれまたこの時期しかプレイしていない激レアナンバーとして一際聴く価値のあるものです。しかもこれぞグルーヴィー、と表現できるノリノリのプレイが聴かれます。さらにこの時期には珍しく「461」のMotherless Childrenをプレイしています。74年のカムバックツアーでもプレイしなかったこのナンバーをこのタイミングでプレイしたというのも貴重です。Tulsa Timeからこの曲への流れというのは、85年ツアーの布石とも感じ取れます。他曲も是非「JUST ONE NIGHT」と聴き比べてみてください。「JUST ONE NIGHT」もブルース中心のセットでしたが、本盤のセットもブルースナンバーが中心となっています。イントロ欠けのカットイン収録にもかかわらず、10分を越えるDouble Troubleの後半における、ジャムに発展していく展開は、タルサ・トップスの真骨頂と言えます。クラプトンのプレイもこの日は冴え渡っており、新加入のアルバート・リーに刺激されていたことが窺えますし、リーに各曲のセカンドソロを任せていること、特にIf I Don't Be There By Morningでは全面的にリーのソロをフィーチャーしていることから、クラプトンがリーに対し全幅の信頼を置いて、彼に腕試しをさせてやろうと考えていたことも窺えます。このツアーで二人のコンビネーションが強固になったことは確かですが、バンドが違えば同じ曲でもこうも仕上がりが違うのかというのも確かです。さて、あなたは「JUST ONE NIGHT」か本作か、どちらのノリを好まれるでしょうか?「BACKLESS」は渋〜いアルバムでしたが、ここで聴かれる収録ナンバーのパフォーマンスも、さすがタルサ・トップスと唸らせるような懐の深さを感じさせます。メンバー入れ替えをクラプトンに決意させたツアーでありながら、実のところタルサ・トップスが最後の輝きを見せたツアーと断言できる貴重音源を収録したのが本作です。余談ながらこの日の面白いところは、Laylaが既に同年のジャパンツアー時のように、後奏の演奏中にクラプトンがお礼を述べて一足先にステージを去るというエンディングアレンジになっていたことです(どうもこのエンディングは、「バングラデシュ・コンサート」時のジョージ・ハリスンを参考にしたと思えてならないのですが)。こうしたいろいろな意味でも聴く価値の非常に高い音源だと言えます。
本作は、クラプトンのキャリア上重要な節目に位置し、その前後の変化を明らかにするものです。タルサ・トップスが有終の美を飾ったこの貴重な時期の激レア公演を高音質オーディエンス録音で完全収録したのが本作です。お早めのオーダーをお願い致します。
Disc 1 (40:28)
1. Badge
2. If I Don't Be There By Morning
3. It's Too Late ★激レア曲!!
4. Double Trouble
5. Tulsa Time
6. Motherless Children
7. Early in the Morning
Disc 2 (42:52)
1. Setting Me Up(Albert Lee)
2. Now and then it's gonna rain(Albert Lee)★これも非常に珍しい!!
3. Watch Out For Lucy
4. Lay Down Sally
5. Wonderful Tonight
6. Cocaine
7. Layla
8. Further On Up The Road
Eric Clapton - Guitar, Vocals
Albert Lee - Guitar, Vocals
Carl Radle - Bass
Jamie Oldaker - Drums
Dick Sims - Keyboards