OZZY OSBOURNE - SOUTH FALLSBURG 1981(1CD) [ZODIAC 591]

OZZY OSBOURNE - SOUTH FALLSBURG 1981(1CD) [ZODIAC 591]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Live at Music Mountain, South Fallsburg, NY, USA 8th August 1981 TRULY PERFECT SOUND

 3年前に発掘され、全世界のランディ・コレクターを震撼させた「現代の新名盤」が復刻。リニューアル・アートワークのプレスCDで登場です。
 その新名盤が記録されたのは「1981年8月8日サウス・フォールズバーグ公演」。そのフル・オーディエンス録音です。8並びの覚えやすい日付にピンと来る方もいらっしゃるでしょう。そう、この日はかつて『MUSIC MOUNTAIN 1981(Zodiac 083)』が大定番として君臨していたショウ。しかし本作は、そのリマスターでもなければ、若ジェネ・マスターでもない。まったくの別人が記録した完全別録音なのです。
 もちろん、単なる別録音なだけでは「現代の新名盤」とまでは呼ばれない。『MUSIC MOUNTAIN 1981』を遙かに凌駕するサウンド・クオリティを誇り、無数に発掘されてきた1981年録音の中でも最重要オーディエンスとなるものだったのです。その重要度をご説明するためにも、まずはランディ時代の活動全景から始めましょう。

●1980年
《Bデイズリー、Lカースレイク、Lブリッジウォーター》
・9月3日ー11月8日:英国(37公演)←※TRIBUTE
●1981年
《Rサーゾ、Tアルドリッジ、Lブリッジウォーター》
・4月22日ー9月13日:北米#1(93公演+英国1)←★ココ★
・11月1日ー12月2日:欧州(11公演)
《Rサーゾ、Tアルドリッジ、Dエイリー》
・12月30日+31日:北米#2a(2公演)
●1982年
・1月1日ー3月18日:北米#2b(45公演)
《3月19日ランディ・ローズ死去》

 これがオジー&ランディが歩んだライヴ・ヒルトリー。本作はメイン・レッグでもあった「北米#1」で記録されたライヴアルバムでした。この「北米#1」は象徴盤『TRIBUTE』が残された事でも知られますが、オーディエンスの名作も大量に生まれました。あまりにも大量ですので、ここでは代表サウンドボードとオーディエンスの最高峰レースにノミネートされているプレス名盤に絞り込んでコレクションを整理してみましょう。

●「北米#1」の詳細
《3月:トミー・アルドリッジ/ルディ・サーゾ加入》
・4月22日ー4月28日(6公演)
*4月29日『THE CRAZY GANG(ロチェスター)』
・4月30日+5月1日(2公演)
*5月2日『PALLADIUM 1981 1ST SHOW』
・5月3日ー10日(6公演)
*5月11日『DEFINITIVE TRIBUTE(クリーヴランド)』
・5月13日ー7月27日(41公演)
*7月28日『DEFINITIVE TRIBUTE(モントリオール)』
・7月31日ー8月6日(6公演)
*8月7日『HOWLING BLIZZARD(プロヴィデンス)』
*8月8日:サウス・フォールズバーグ公演 ←★本作★
・8月9日ー12日(3公演)
*8月14日『NASSAU COLISEUM 1981』
・8月15日ー9月13日(23公演)
※注:「*」印は当店のプレス名盤コレクションで聴けるライヴ。

【1981年オーディエンスの王座を競う超名録音】
 これが「北米#1」のライヴアルバム・アーカイヴ。錚々たる名作がズラリと並んでおりますが、本作のサウス・フォールズバーグ公演は、『HOWLING BLIZZARD』ともなったプロヴィデンス公演の翌日。そしてこの2録音こそ、1981年オーディエンスの2大名作とも言うべき、ツイン・ピークスなのです。そんな本作は世界のコレクターのド肝を抜いている「luvsufo」コレクションから誕生した銘品。それを発掘の名門「Krw_co」がトランスファーしたものなのです。これまたマニアな名詞が並んでしまいましたが、このコンビは2019年から未発表の極上マスターを次々と発表しており、ちょっとしたブームを巻き起こしました。当店でもRAINBOWの『HARRISBURG 1982(Black Box 029)』が大好評となっていますが、あの名作と同じルートなのです。
 実際、本作のクオリティは既発『MUSIC MOUNTAIN 1981』を(軽く)凌駕していました。まず何より、長さ。『MUSIC MOUNTAIN 1981』は開演時の「Carmina Burana」途中から録音が始まり、ショウ終盤の「Children Of The Grave」まででテープが終了。アンコールの「Paranoid」は聴けませんでした。それに対し、本作は開演時の「Carmina Burana」が流れ出す前から記録され、「Paranoid」終了後までしっかりと録音。フルショウを完全収録しているのです。もちろん、アナログ録音ですからテープチェンジのカットは避けられない。新マスターでもドラムソロの真ん中が13秒ほど欠けていましたが、そこは『MUSIC MOUNTAIN 1981』で補完。開演前から終演後まで、シームレスな完全アルバムに仕上げられました。
 その長さ以上に衝撃なのがサウンド。『MUSIC MOUNTAIN 1981』もオンな名録音だったものの、惜しむらくはオーディエンス・ノイズが大きかった(その分、当時の熱狂をリアルに感じられもしましたが)。ところが、今回の新マスターは極太な芯がオンに轟きながら、ディテールを隠す大騒ぎがない。正確に言いますと熱狂声も鋳込まれてはいるのですが、それが妙に遠く、演奏音や歌声の方が遙かに近く、力強い。しかも、それだけパワフルであっても爆音にはならないという安定感まで兼ね備えていたのです。

【『TRIBUTE』と同等以上のフルショウを現場体験】
 そのサウンドで描かれるのは、『TRIBUTE』の本生100%実体験とでも言えるフルショウ。もちろん、『TRIBUTE』とは別コンサートなのですが、かの名盤のメインとなったクリーヴランド公演は本作の約3ヶ月前であり、「Suicide Solution」が採用されたモントリオール公演は本作のわずか11日前。ランディの奏でる旋律は触れたら壊れそうなほど繊細であり、それと同時にスタジオ録音とは比較にならないほど荒々しく猛る。『MUSIC MOUNTAIN 1981』で体験してきた演奏ではありますが、それを周囲の喧噪に邪魔されず、目の前感覚で浴びられる。そして、そんなランディを側らに置いた御大オジー・オズボーンも絶好調。常に不安定なシンガーの代名詞と言われるオジーですが、それを裏返せば良い時は良い。本作はその見本のようなショウであり、音を外すこともほとんどなく、ハイも危なげなく伸びるのです。
 あまりに素晴らしいギターサウンドに書き損じていましたが、本作はドラムも凄い。トミーの硬質なアタック音がクッキリと感じられ、これまた間近感たっぷり。リンゼイも個性が分かるほどの演奏はしていないものの、オリジナルのフレーズはしっかりと再現しており、美しいシンセもキラキラと降り注ぎ、ドラマティシズムの権化だった1981年のショウをたっぷりと味わわせてくれるのです。
 旧『MUSIC MOUNTAIN 1981』もプレス化されるだけはある名作でしたが、本作は尺・質ともに大きく上回っていました。しかも単に同日の最高峰を更新するだけでなく、1981年全般でもトップクラスという歴史的な新発掘だった。その発掘の衝撃ゆえに瞬く間に完売となりましたが、これほど名作が廃盤のままでいいはずがないのです。音源発掘史を現在進行形で突き動かしている現代の新名盤、ここに堂々の復刻です。

★「1981年8月8日サウス・フォールズバーグ公演」の傑作フル・オーディエンス録音。既発『MUSIC MOUNTAIN 1981』も人気でしたが、本作は完全別録音。不完全だった既発とは異なり、開演時の「Carmina Burana」が流れ出す前から記録され、「Paranoid」終了後までしっかりと完全録音。しかも、オンで力強い芯は既発に匹敵しながらも、オーディエンス・ノイズが極端に少ない。既発を尺・質ともに遙かに凌駕するだけでなく、1981年トータルでも1・2を競う現代の新名盤です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(65:14)
1. Carmina Burana
2. I Don't Know
3. Crazy Train
4. Believer
5. Mr. Crowley
6. Flying High Again
7. Revelation (Mother Earth)
8. Steal Away (The Night) 
9. Drum Solo ★2:47 - 3:00 既発イコライズして補填
10. Suicide Solution
11. Guitar Solo
12. Iron Man
13. Children Of The Grave
14. Paranoid

Ozzy Osbourne - Vocal
Randy Rhoads - Guitar
Rudy Sarzo - Bass
Tommy Aldridge - Drums
Lindsey Bridgewater - Keyboards