【完売】LED ZEPPELIN - GOING TO CALIFORNIA (4CD + Limited Poster & Inner & Sticker) [Graf Zeppelin / LZSC-020]
【完売】LED ZEPPELIN - GOING TO CALIFORNIA (4CD + Limited Poster & Inner & Sticker)
[Graf Zeppelin / LZSC-020]
販売価格: 5,000円(税込)
商品詳細
★限定ナンバリング入り(ジャケ内側にスタンプ: 1-200まで)
★折込み両面210*210カラーポスター付属(表:イラストジャケ、裏:Pre TMOQジャケ)
★二つ折り120*240カード付属(Pre TMOQのミニジャケ風仕様)
★限定でTMOQスタンディング・ピッグ・ステッカー付属(イメージはフロンドジャケ参照。ケース内に同梱)
Live at Berkeley Community Theatre, Berkeley, California, USA 13th & 14th September1971
★13th September
Very Good Audience Mono
★14th September
Excellent Audience Stereo/Mono(ライブ序盤など一部)
Taken from the vintage LP “GOING TO CALIFORNIA”(TMQ-72004 / LZ 1-4)
*******************************************
13日はネットではなく大物コレクター提供のオリジナルRAWマスターテープからのダイレクトデジタルマスターからCD化!ネットの2ND Genなどの劣化盤ではありません!
一部既発またはその現行ネット音源がかなり強烈なEQ処理を施していることがこれで分かります。
カット部前後は既発やネットより若干ながら長く収録。
14日はビンテージアナログ原盤から漏らさず原盤に忠実に収録!
現在流通する粗悪なネット音源(ネットのアナログ起こしはどれも音悪)ではなく、現物からダイレクトに収録!
一部の既発で未収録の各盤の終盤歓声部分なども漏らさず収録。
スクラッチノイズはピンポイントで丁寧に一個づつ処理。
音圧を稼ぐようなコンプ、EQ処理は施さずにダイナミックレンジ重視で収録!
ナチュラルかつクリアで広がりのある、聴き疲れしないサウンドを実現。
数カ所で散見される片chの録音がオフになる箇所は適宜違和感の出ないように丁寧に処理。
*****************************************
伝説の71年9月バークレイ公演の超有名公演含む2daysのカップリングタイトルが登場!
まさに、やっと決定盤と言えるタイトルがここに登場です!
Disc3、4枚目におなじみ超有名定番タイトル「GOING TO CALIFORNIA」(71年9月14日公演)をビンテージLP盤現物から収録(ネットではありません)。
Disc1,2枚目にはその定番タイトルの前日、13日でのバークレイ初日公演を収録し、1971年バークレイ公演を4CDに収録した決定盤タイトルとなっております。なお、超有名公演(今回の場合二日目の14日公演)をメインとしこちらをDisc1、2に配置すると言う考えもありますが、今回は初日の13日公演はネット音源ではなく、初めてオリジナル・マスターテープからのRAWマスターを使用した決定盤であるため、ここでは素直に時系列での配置としました。
まず1、2枚目に収録のバークレー初日13日の部分の説明です。
この初日13日公演はコレクターズ盤もCD時代に入ってから登場したライブであり、1994年に懐かしのマッドドッグス盤「BACK ON THE WEST COAST」(2CD)で初登場。「マスターテープからダイレクトに収録!」(確か当時の商品カタログがこんなフレコミだった気が)と言うインフォとは裏腹に、ピッチもかなり高く非常に厳しい音質で収録されていました。ちなみに余談ですが、これはマッドドッグス末期のリリースうちの1枚であり、リリースの際にレーベル側も音質の問題を懸念したのか、それまでの同レーベルのタイトルに比べプレスが少なかったのではと推測しています(その後、中古盤でもあまり見かけないので、、)。71年8月のLA公演(多分)を使用したジャケ写もレア。しかしあの頃のリリースのアイテムは未だにタイトルもスラッと出てくるのが不思議(今のタイトルでは絶対無理)。
話は戻りまして、そのマッドドッグスのリリースからちょっと経った95年頃、今度は当時全盛の旧タラから「GOING TO CALIFORNIA II」として紙ジャケ仕様で登場。こちらは音質もマッドドッグス盤と比べだいぶ良く、しかも曲中カットがなかったのもポイントであり、ピッチがまだかなり高いと言う問題はあったものの、ジャケ色を変えて2nd エディションまでリリースされました。
それ以降は、しばらく特記すべきリリースもなかったのですが、旧タラリリースから約10年後の2005年頃、今度は新タラから翌14日とのカップリングなど様々なバリエーションの一環でTMQ名義にてこの13日公演が久々にリリース。旧タラ盤のリマスターらしく、そこでは旧タラにあった若干のヒスを抑え、ピッチもだいぶ修正された状態で登場。
そして2010年頃にネット版のdadgadリマスターが登場。元素材はマスターとのフレコミながら、強烈なイコライジング(エコー処理)とデジタル的なヒス・リダクションを施したこのタイトルはテカテカした加工感が耳に付くものの、元々ダンゴ状態の音源が若干緩和されており、それを元にした2CD「BERKLEY FIRST NIGHT」も登場(その後、同じ素材によるゴッドファザー盤も出てますが割愛)。またネット上には2nd Genとされるバージョンがdadgadバージョンの前後に流通していたようですが、こちらは確実に鮮度も悪く、欠落も多い意味のない音源でした(しかもCelebration Day冒頭で読み取りデジタルエラー音も入る)。
以上、あれこれ書きましたが、ZEPの中で、しかも人気の'71年の中でもリリースタイトル自体は意外と少ない本ライブですが、今回はネット音源や既発とは異なり海外コレクター提供のオリジナル・マスターテープからのRAW バージョンをもとにCD化。さすがにオリジナルテープからのデジタル化だけあり、既発とは音の鮮度、深みに優れていることが分かります。既発やネットの2nd Genとは確実に深みと鮮度、カット部前後の収録長さに勝り、より説得力を感じて頂けるでしょう。また既発ベストとされるネットのdadgadリマスターと比べれば、dadgadリマスターがダンゴ状態の音源が若干緩和され、またヒスも少なくなっているものの、不自然な風呂場エコーとヒス・リダクション後の加工感のあるデジタル処理音が浮き出て耳につくことに気づくでしょう。シンバル類の高域の鳴りを比べてもそれは明か。
本タイトルではアナログ的なヒスノイズはありますが、音処理による鮮度等の変質に配慮し今回は敢えてヒス除去は一切施しておりません。また驚く事に高域も一切持ち上げず、音量調整はしてますが音を潰しレンジを狭めるようなコンプレッサー類は一切廃してCD化。dadgad盤に比べ幾分落ち着いた雰囲気で、かつダンゴっぽさを感じるサウンドですが、今回は音の鮮度と深みを優先しました。ヒスノイズも極めてナチュラル。
次に編集内容面の説明ですが、まず元々全曲収録とされるこの13日の音源ですが、最近になり実際のライブではラストにRock And Rollを演奏していたと言う文献も見られます。残念ながら今回のタイトルでもそれは明らかになっておりません(歓声の中、プラントのGood night! San Fransisco(何故か近所のサンフランシスコ)!、歓声が続きカットアウトで終了)。今回のCD化に際しては既発との差別化のため、カット部前後の楽音や歓声に関してはフェード処理は施さずに、ほぼそのまま収録しております。それにより既発盤でフェード処理等されたり元々未収録で聞こえなかった歓声部分をより長く聴くことができるようになっております。それらポイントは下記曲目を参照下さい。もっとも、長いと言ってもそれは僅かなものであり、場所によってはコンマ数秒のものではありますが、確実にネット音源や既発とは異なるものであり万全を期したものとなっております。また、ネットのdadgadリマスターではImmigrant Song直前にテープの繋ぎによるカット(音切れ)が生じると言う汚点を生じていますが本盤では勿論そのようなことはありません。
次に3、4枚目に収録のバークレー二日目14日の部分の説明です。
こちらはファンにはLP時代からお馴染みの「GOING TO CALIFORNIA」LP(TMQ-72004 / LZ 1-4)現物からダイレクトにデジタル化しリマスター収録。
この14日公演は現在においてもテープの流通は確認されておらず、LPレコード盤からの復刻になります。
ネット上にも本LPをデジタル化したものが複数上がっており、近年それをもとにしたCDが出ていますが、本タイトルは盤質の良いLP盤の現物を厳選した上で本レーベルお馴染みの丁寧なリマスターを施しCD化しております。
有名ライブだけあり、90年代のCDアイテム黎明期から何度かCD化がなされているものの、そのどれもか何かしらの欠点を抱えたリリースであり、LP盤を忠実丁寧に、良い音質で、しかも漏れなく、必要最低限の編集を施して収録したタイトルは意外にも皆無です。現時点でベストとされるタイトルは新タラがTMQ名義で2005年頃に出したタイトルですが、レコードのリードインおよびアウト部のトレースノイズを避けるためにフェード処理が幾分早くなされていたことと、場所によっては曲間カット処理をクロスフェード処理したことで結果的にレコードのそれぞれ端部の歓声部分に収録漏れが生じていました。
今回は必要最低限の処理は施しつつも、敢えてレコードのリードイン・アウト部も若干CDに含め、LP盤に含まれる楽音、歓声など当時の録音物は漏れなく収録し、なおかつ元LP音源に起因する片チャンネルがオフになる箇所は適宜編集処理をすると言うコンセプトでCD化しました。ちなみに2005年リリースの新タラTMQ名義盤でもこの片チャンネルがオフになる箇所のモノラル化の処理はかなりの部分でなされておりますが、今回は折衷案で、モノラルにどうしてもせざるを得ない箇所にはモノラル処理を施し、音量調整のみで済むと判断した箇所はモノラル化せずにレベル調整を適宜施し問題を収めております。例を挙げますとDazed And Confused 13:25-26付近などの元々左チャンネルにあった音切れ箇所、この手の音切れは無理矢理モノラル化はせずに該当箇所の波形調整で対処しておりますがほぼ違和感がないことを今回確認できます。また、Heartbreaker5:29-5:42付近、Black Dog 0:04-0:05、Whole Lotta Love19:03-19:05付近などのレベルダウンの大きな箇所はモノラル化を施し対処しております。なお、その際にはなるべくモノラル化のスパンは短くて済むように配慮しました。
また前後しますが、Immigrant SongからHeartbreaker出だし0:24付近までは元々のLPで殆どモノラルの録音となっている箇所で、ここはそのままモノラルで収録しております。また、Heartbreaker0:24でステレオに切り替わりますが、この箇所にはコンマ数秒の無音部が元々存在します。この無音部は除去するかしないかは判断の分かれるところですが、今回は聴感上のリズムを考慮し、ほぼそのまま残した状態です(要するにつまむと再生演奏がつんのめるため、敢えてそのまま残しました)。
なお、LP再生時の針などの特性により音質(音色)はさまざまだと思いますが、今回は若干落ち着いた質感となっております。またレコードに刻まれた録音(音色)をなるべく尊重すべくCD化しましたので、コンプも掛けていませんのでダイナミックレンジは広めとなっております。そのため、幾分コンプの掛かった既発盤や近年の一般録音盤などと比べ音は若干小さく感じられる場合がありますので、そこは再生時に好みに応じて適宜アンプ側で調整下さい。また再生時に生じるスクラッチノイズは例のごとく一個一個ピンポイントの狙い打ちで処理しました。全体に膜を張ってごまかすような処理はしてませんので、全く違和感なく、凄まじい極上サウンドが鑑賞頂けます。
フロントジャケットの絵柄はヴィンテージLP盤のスリックから直接データを取り、新たに丁寧に起こし直しました。なお、今回はレーベル・オリジナルにより独自に着色を施しておりますが、あらかじめご了承下さい。
(※ちなみに、豚の耳や椰子の木の周囲の島、フニャフニャした曲目クレジットなどを書き足したLP盤も当時から存在し、現在もそれをもとに着色を施した画像データもネット上には存在します。しかし、その書き足されたイラストのジャケのLP盤はオリジナルではなくジャケも中身もコピー盤(CLZ 1-4などのマトリクス)なのです。)
話は戻って、ジャケ内側には多数のオリジナル系列のラベル、ジャケ等を掲載したほか、既発LP盤をモチーフにしたデザインを配し、ファンなら多少はニヤリと出来る仕様になっておりますので是非ご覧下さい。
さらに限定で折込み両面210*210カラーポスターが付属します(ケース内に同梱)
表面は、イラストバージョン、裏面はPre TMOQとされる激レア・ビンテージ盤の現物から起こした画像を掲載。
さらに二つ折り縮小ジャケ風カードも付属。こちらはその激レアPre TMOQ LP盤ジャケをイメージした凝った仕様です(こちらもケース内に同梱)。
さらにTMOQ スタンディングピッグステッカーが付属!(イメージはフロントジャケを参照下さい。実際にはケース内に同梱されます)、
CDラベルはピクチャーディスク(飛ぶ豚仕様)という至れり尽くせりの豪華愛蔵盤です。
13th September
Disc 1
(65:37)
1. Introduction★出だしは敢えてフェード処理せず。
2. Immigrant Song★ネットdadgad盤では演奏直前にテープ繋ぎカットあり。
3. Heartbreaker
4. Since I've Been Loving You
5. Black Dog
6. Dazed And Confused
★曲間カットあり。カット前後はネットや既発より若干長く収録。
7. Stairway To Heaven
8. Celebration Day
★ディスクチェンジ部はDisc2と敢えて長めに重複してます。
(元々の音源に曲間カットがないため)
急ぎたい人はセレブ演奏終了後すぐにDisc2へチェンジして下さい。
Disc 2
(71:35)
1. MC
2. That's The Way
3. Going To California
4. What Is And What Should Never Be
5. Moby Dick
★曲間カットあり。
カット部前後はフェード処理せず、一部既発よりも若干長めに収録。
(※ネット音源の2nd Genはこの箇所大幅に欠落あり)
6. Whole Lotta Love
★曲間カットあり。
カット部前後はフェード処理せず、一部既発よりも若干長めに収録。
7. Communication Breakdown
★最後敢えてフェードせず。既発よりも若干長めに収録。
14th September
Disc 1
(48:25)
1. Immigrant Song★トレース部から漏れなく収録(本曲は元々モノラル)。
既発やネットと違い、左右chの歪みも殆どない落ち着いたサウンド。
2. Heartbreaker★0:24付近モノラルからステレオへテープチェンジ部カットあり。
0.3秒ほど無音残してます(むやみにつまむとリズム狂うため)
★ギターソロ部で既発との音処理の違いを確認できる(ネットや一部既発は、かなりシャリシャリ)
★5:29-42付近左ch音オフのためこの区間違和感ないようモノラル化
3. Since I've Been Loving You
4. Black Dog★0:04-5 左ch音オフのため違和感ないようモノラル化
5. Dazed And Confused★レコード終端部も漏れなく収録(ネット音源や一部既発より2秒ほど長い)
Disc 2
(48:08)
1. Stairway To Heaven★トレース部から漏れなく収録(ネット音源や一部既発より0.7秒ほど長い)
2. That's The Way
3. Going To California★演奏後の歓声も漏れなく収録(ネット音源や一部既発より0.9秒ほど長い)
4. Whole Lotta Love★19:03-05付近左ch音オフのため違和感ないようモノラル化。
★レコード終端部も漏れなく収録。
★折込み両面210*210カラーポスター付属(表:イラストジャケ、裏:Pre TMOQジャケ)
★二つ折り120*240カード付属(Pre TMOQのミニジャケ風仕様)
★限定でTMOQスタンディング・ピッグ・ステッカー付属(イメージはフロンドジャケ参照。ケース内に同梱)
Live at Berkeley Community Theatre, Berkeley, California, USA 13th & 14th September1971
★13th September
Very Good Audience Mono
★14th September
Excellent Audience Stereo/Mono(ライブ序盤など一部)
Taken from the vintage LP “GOING TO CALIFORNIA”(TMQ-72004 / LZ 1-4)
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13日はネットではなく大物コレクター提供のオリジナルRAWマスターテープからのダイレクトデジタルマスターからCD化!ネットの2ND Genなどの劣化盤ではありません!
一部既発またはその現行ネット音源がかなり強烈なEQ処理を施していることがこれで分かります。
カット部前後は既発やネットより若干ながら長く収録。
14日はビンテージアナログ原盤から漏らさず原盤に忠実に収録!
現在流通する粗悪なネット音源(ネットのアナログ起こしはどれも音悪)ではなく、現物からダイレクトに収録!
一部の既発で未収録の各盤の終盤歓声部分なども漏らさず収録。
スクラッチノイズはピンポイントで丁寧に一個づつ処理。
音圧を稼ぐようなコンプ、EQ処理は施さずにダイナミックレンジ重視で収録!
ナチュラルかつクリアで広がりのある、聴き疲れしないサウンドを実現。
数カ所で散見される片chの録音がオフになる箇所は適宜違和感の出ないように丁寧に処理。
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伝説の71年9月バークレイ公演の超有名公演含む2daysのカップリングタイトルが登場!
まさに、やっと決定盤と言えるタイトルがここに登場です!
Disc3、4枚目におなじみ超有名定番タイトル「GOING TO CALIFORNIA」(71年9月14日公演)をビンテージLP盤現物から収録(ネットではありません)。
Disc1,2枚目にはその定番タイトルの前日、13日でのバークレイ初日公演を収録し、1971年バークレイ公演を4CDに収録した決定盤タイトルとなっております。なお、超有名公演(今回の場合二日目の14日公演)をメインとしこちらをDisc1、2に配置すると言う考えもありますが、今回は初日の13日公演はネット音源ではなく、初めてオリジナル・マスターテープからのRAWマスターを使用した決定盤であるため、ここでは素直に時系列での配置としました。
まず1、2枚目に収録のバークレー初日13日の部分の説明です。
この初日13日公演はコレクターズ盤もCD時代に入ってから登場したライブであり、1994年に懐かしのマッドドッグス盤「BACK ON THE WEST COAST」(2CD)で初登場。「マスターテープからダイレクトに収録!」(確か当時の商品カタログがこんなフレコミだった気が)と言うインフォとは裏腹に、ピッチもかなり高く非常に厳しい音質で収録されていました。ちなみに余談ですが、これはマッドドッグス末期のリリースうちの1枚であり、リリースの際にレーベル側も音質の問題を懸念したのか、それまでの同レーベルのタイトルに比べプレスが少なかったのではと推測しています(その後、中古盤でもあまり見かけないので、、)。71年8月のLA公演(多分)を使用したジャケ写もレア。しかしあの頃のリリースのアイテムは未だにタイトルもスラッと出てくるのが不思議(今のタイトルでは絶対無理)。
話は戻りまして、そのマッドドッグスのリリースからちょっと経った95年頃、今度は当時全盛の旧タラから「GOING TO CALIFORNIA II」として紙ジャケ仕様で登場。こちらは音質もマッドドッグス盤と比べだいぶ良く、しかも曲中カットがなかったのもポイントであり、ピッチがまだかなり高いと言う問題はあったものの、ジャケ色を変えて2nd エディションまでリリースされました。
それ以降は、しばらく特記すべきリリースもなかったのですが、旧タラリリースから約10年後の2005年頃、今度は新タラから翌14日とのカップリングなど様々なバリエーションの一環でTMQ名義にてこの13日公演が久々にリリース。旧タラ盤のリマスターらしく、そこでは旧タラにあった若干のヒスを抑え、ピッチもだいぶ修正された状態で登場。
そして2010年頃にネット版のdadgadリマスターが登場。元素材はマスターとのフレコミながら、強烈なイコライジング(エコー処理)とデジタル的なヒス・リダクションを施したこのタイトルはテカテカした加工感が耳に付くものの、元々ダンゴ状態の音源が若干緩和されており、それを元にした2CD「BERKLEY FIRST NIGHT」も登場(その後、同じ素材によるゴッドファザー盤も出てますが割愛)。またネット上には2nd Genとされるバージョンがdadgadバージョンの前後に流通していたようですが、こちらは確実に鮮度も悪く、欠落も多い意味のない音源でした(しかもCelebration Day冒頭で読み取りデジタルエラー音も入る)。
以上、あれこれ書きましたが、ZEPの中で、しかも人気の'71年の中でもリリースタイトル自体は意外と少ない本ライブですが、今回はネット音源や既発とは異なり海外コレクター提供のオリジナル・マスターテープからのRAW バージョンをもとにCD化。さすがにオリジナルテープからのデジタル化だけあり、既発とは音の鮮度、深みに優れていることが分かります。既発やネットの2nd Genとは確実に深みと鮮度、カット部前後の収録長さに勝り、より説得力を感じて頂けるでしょう。また既発ベストとされるネットのdadgadリマスターと比べれば、dadgadリマスターがダンゴ状態の音源が若干緩和され、またヒスも少なくなっているものの、不自然な風呂場エコーとヒス・リダクション後の加工感のあるデジタル処理音が浮き出て耳につくことに気づくでしょう。シンバル類の高域の鳴りを比べてもそれは明か。
本タイトルではアナログ的なヒスノイズはありますが、音処理による鮮度等の変質に配慮し今回は敢えてヒス除去は一切施しておりません。また驚く事に高域も一切持ち上げず、音量調整はしてますが音を潰しレンジを狭めるようなコンプレッサー類は一切廃してCD化。dadgad盤に比べ幾分落ち着いた雰囲気で、かつダンゴっぽさを感じるサウンドですが、今回は音の鮮度と深みを優先しました。ヒスノイズも極めてナチュラル。
次に編集内容面の説明ですが、まず元々全曲収録とされるこの13日の音源ですが、最近になり実際のライブではラストにRock And Rollを演奏していたと言う文献も見られます。残念ながら今回のタイトルでもそれは明らかになっておりません(歓声の中、プラントのGood night! San Fransisco(何故か近所のサンフランシスコ)!、歓声が続きカットアウトで終了)。今回のCD化に際しては既発との差別化のため、カット部前後の楽音や歓声に関してはフェード処理は施さずに、ほぼそのまま収録しております。それにより既発盤でフェード処理等されたり元々未収録で聞こえなかった歓声部分をより長く聴くことができるようになっております。それらポイントは下記曲目を参照下さい。もっとも、長いと言ってもそれは僅かなものであり、場所によってはコンマ数秒のものではありますが、確実にネット音源や既発とは異なるものであり万全を期したものとなっております。また、ネットのdadgadリマスターではImmigrant Song直前にテープの繋ぎによるカット(音切れ)が生じると言う汚点を生じていますが本盤では勿論そのようなことはありません。
次に3、4枚目に収録のバークレー二日目14日の部分の説明です。
こちらはファンにはLP時代からお馴染みの「GOING TO CALIFORNIA」LP(TMQ-72004 / LZ 1-4)現物からダイレクトにデジタル化しリマスター収録。
この14日公演は現在においてもテープの流通は確認されておらず、LPレコード盤からの復刻になります。
ネット上にも本LPをデジタル化したものが複数上がっており、近年それをもとにしたCDが出ていますが、本タイトルは盤質の良いLP盤の現物を厳選した上で本レーベルお馴染みの丁寧なリマスターを施しCD化しております。
有名ライブだけあり、90年代のCDアイテム黎明期から何度かCD化がなされているものの、そのどれもか何かしらの欠点を抱えたリリースであり、LP盤を忠実丁寧に、良い音質で、しかも漏れなく、必要最低限の編集を施して収録したタイトルは意外にも皆無です。現時点でベストとされるタイトルは新タラがTMQ名義で2005年頃に出したタイトルですが、レコードのリードインおよびアウト部のトレースノイズを避けるためにフェード処理が幾分早くなされていたことと、場所によっては曲間カット処理をクロスフェード処理したことで結果的にレコードのそれぞれ端部の歓声部分に収録漏れが生じていました。
今回は必要最低限の処理は施しつつも、敢えてレコードのリードイン・アウト部も若干CDに含め、LP盤に含まれる楽音、歓声など当時の録音物は漏れなく収録し、なおかつ元LP音源に起因する片チャンネルがオフになる箇所は適宜編集処理をすると言うコンセプトでCD化しました。ちなみに2005年リリースの新タラTMQ名義盤でもこの片チャンネルがオフになる箇所のモノラル化の処理はかなりの部分でなされておりますが、今回は折衷案で、モノラルにどうしてもせざるを得ない箇所にはモノラル処理を施し、音量調整のみで済むと判断した箇所はモノラル化せずにレベル調整を適宜施し問題を収めております。例を挙げますとDazed And Confused 13:25-26付近などの元々左チャンネルにあった音切れ箇所、この手の音切れは無理矢理モノラル化はせずに該当箇所の波形調整で対処しておりますがほぼ違和感がないことを今回確認できます。また、Heartbreaker5:29-5:42付近、Black Dog 0:04-0:05、Whole Lotta Love19:03-19:05付近などのレベルダウンの大きな箇所はモノラル化を施し対処しております。なお、その際にはなるべくモノラル化のスパンは短くて済むように配慮しました。
また前後しますが、Immigrant SongからHeartbreaker出だし0:24付近までは元々のLPで殆どモノラルの録音となっている箇所で、ここはそのままモノラルで収録しております。また、Heartbreaker0:24でステレオに切り替わりますが、この箇所にはコンマ数秒の無音部が元々存在します。この無音部は除去するかしないかは判断の分かれるところですが、今回は聴感上のリズムを考慮し、ほぼそのまま残した状態です(要するにつまむと再生演奏がつんのめるため、敢えてそのまま残しました)。
なお、LP再生時の針などの特性により音質(音色)はさまざまだと思いますが、今回は若干落ち着いた質感となっております。またレコードに刻まれた録音(音色)をなるべく尊重すべくCD化しましたので、コンプも掛けていませんのでダイナミックレンジは広めとなっております。そのため、幾分コンプの掛かった既発盤や近年の一般録音盤などと比べ音は若干小さく感じられる場合がありますので、そこは再生時に好みに応じて適宜アンプ側で調整下さい。また再生時に生じるスクラッチノイズは例のごとく一個一個ピンポイントの狙い打ちで処理しました。全体に膜を張ってごまかすような処理はしてませんので、全く違和感なく、凄まじい極上サウンドが鑑賞頂けます。
フロントジャケットの絵柄はヴィンテージLP盤のスリックから直接データを取り、新たに丁寧に起こし直しました。なお、今回はレーベル・オリジナルにより独自に着色を施しておりますが、あらかじめご了承下さい。
(※ちなみに、豚の耳や椰子の木の周囲の島、フニャフニャした曲目クレジットなどを書き足したLP盤も当時から存在し、現在もそれをもとに着色を施した画像データもネット上には存在します。しかし、その書き足されたイラストのジャケのLP盤はオリジナルではなくジャケも中身もコピー盤(CLZ 1-4などのマトリクス)なのです。)
話は戻って、ジャケ内側には多数のオリジナル系列のラベル、ジャケ等を掲載したほか、既発LP盤をモチーフにしたデザインを配し、ファンなら多少はニヤリと出来る仕様になっておりますので是非ご覧下さい。
さらに限定で折込み両面210*210カラーポスターが付属します(ケース内に同梱)
表面は、イラストバージョン、裏面はPre TMOQとされる激レア・ビンテージ盤の現物から起こした画像を掲載。
さらに二つ折り縮小ジャケ風カードも付属。こちらはその激レアPre TMOQ LP盤ジャケをイメージした凝った仕様です(こちらもケース内に同梱)。
さらにTMOQ スタンディングピッグステッカーが付属!(イメージはフロントジャケを参照下さい。実際にはケース内に同梱されます)、
CDラベルはピクチャーディスク(飛ぶ豚仕様)という至れり尽くせりの豪華愛蔵盤です。
13th September
Disc 1
(65:37)
1. Introduction★出だしは敢えてフェード処理せず。
2. Immigrant Song★ネットdadgad盤では演奏直前にテープ繋ぎカットあり。
3. Heartbreaker
4. Since I've Been Loving You
5. Black Dog
6. Dazed And Confused
★曲間カットあり。カット前後はネットや既発より若干長く収録。
7. Stairway To Heaven
8. Celebration Day
★ディスクチェンジ部はDisc2と敢えて長めに重複してます。
(元々の音源に曲間カットがないため)
急ぎたい人はセレブ演奏終了後すぐにDisc2へチェンジして下さい。
Disc 2
(71:35)
1. MC
2. That's The Way
3. Going To California
4. What Is And What Should Never Be
5. Moby Dick
★曲間カットあり。
カット部前後はフェード処理せず、一部既発よりも若干長めに収録。
(※ネット音源の2nd Genはこの箇所大幅に欠落あり)
6. Whole Lotta Love
★曲間カットあり。
カット部前後はフェード処理せず、一部既発よりも若干長めに収録。
7. Communication Breakdown
★最後敢えてフェードせず。既発よりも若干長めに収録。
14th September
Disc 1
(48:25)
1. Immigrant Song★トレース部から漏れなく収録(本曲は元々モノラル)。
既発やネットと違い、左右chの歪みも殆どない落ち着いたサウンド。
2. Heartbreaker★0:24付近モノラルからステレオへテープチェンジ部カットあり。
0.3秒ほど無音残してます(むやみにつまむとリズム狂うため)
★ギターソロ部で既発との音処理の違いを確認できる(ネットや一部既発は、かなりシャリシャリ)
★5:29-42付近左ch音オフのためこの区間違和感ないようモノラル化
3. Since I've Been Loving You
4. Black Dog★0:04-5 左ch音オフのため違和感ないようモノラル化
5. Dazed And Confused★レコード終端部も漏れなく収録(ネット音源や一部既発より2秒ほど長い)
Disc 2
(48:08)
1. Stairway To Heaven★トレース部から漏れなく収録(ネット音源や一部既発より0.7秒ほど長い)
2. That's The Way
3. Going To California★演奏後の歓声も漏れなく収録(ネット音源や一部既発より0.9秒ほど長い)
4. Whole Lotta Love★19:03-05付近左ch音オフのため違和感ないようモノラル化。
★レコード終端部も漏れなく収録。