COLOSSEUM II - BIRMINGHAM 1976(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Virtuoso 488]
COLOSSEUM II - BIRMINGHAM 1976(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only
[Virtuoso 488]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Barbarella's Club, Birmingham, UK 16th March 1976 ULTIMATE SOUND
ギター・クレイジー:ゲイリー・ムーアの絶頂期でもあった名バンドCOLOSSEUM II。苛烈なバトルだったライヴを現場体験できる衝撃マスターが新発掘。永久保存プレスCDで緊急リリース決定です!
そんな本作に刻まれているのは「1976年3月16日バーミンガム公演」。その超絶級オーディエンス録音です。COLOSSEUM IIは天才ギタリスト:ゲイリー・ムーアの名を広めたわけですが、商業的に成功を収めたわけではなく、当時の活動もあまり知られていない。良い機会でもありますので(ちょっと長くなりますが)ゲイリー視点で名バンドの活動全景を俯瞰してみましょう。
●1975年
・9月18日ー10月4日:欧州#1(11公演)
・10月29日ー12月8日:英国#1(19公演)
・12月27日+28日:西ドイツ(2公演)
●1976年
・1月29日ー3月28日:英国#2(25公演)←★ココ★
《4月19日『STRANGE NEW FLESH』発売》
・4月22日ー6月19日:欧州#2(37公演)
・8月19日ー11月13日:英国#3(5公演)
・12月27日:ルートヴィヒスハーフェン公演
●1977年
《1月『ELECTRIC SAVAGE』発売》
*1月3日ー3月18日(THIN LIZZY:44公演)
・3月31日:バート・ブライジク公演
・6月18日ー11月26日:欧州#3(15公演)
《11月『WARDANCE』発売》
*12月11日(THIN LIZZY:1公演)
・12月15日:SIGHT AND SOUND IN CONCERT出演
※注:「・」印はCOLOSSEUM II、「*」印はTHIN LIZZYの公演。
これが1975年ー1977年のゲイリー・ムーア。当時の資料には不明瞭な点も多いので公演数などは断言できませんが、おおよその流れはご理解頂けるのではないでしょうか。COLOSSEUM IIの活動はイギリスをメインとした欧州に限られ、終盤の1977年にはTHIN LIZZYのヘルプで北米ツアーも体験していました。そんな中で本作のバーミンガム公演はデビュー作『STRANGE NEW FLESH』リリース前の「英国#2」。その終盤19公演目にあたるコンサートでした。
そんな現場で記録された本作は、芯も極太な極上オーディエンス……と言いますか、本作を「オーディエンス録音」と呼びたくない。ウソをつくわけにもいかないので書かねばなりませんが、流れ出るサウンドは「オーディエンス録音」の言葉でイメージする物とはまるで違う。スネアやヴォーカルの音色に空間感覚も宿しつつ、オンな芯の極太感やダイレクト感は異様で、細部の微細部まで鮮やかなディテールも完全にサウンドボード級。曲間になると沸き立つ喝采でコンサートだと思い出すものの、演奏中は狭いリハーサル・ルームに同席しているような間近感で生演奏が迫ってくる。
しかも、鮮度がバツグン。録音自体は数年前にも話題になりましたが、本作はごく最近になって登場した1stジェネ・マスターでして、そのアップグレード幅は「まるで別物級」。楽器そのものの鳴りの機微まで克明に残っているからこそ演奏が脳内侵入してくるようなリアリティが感じられ、オーディエンス離れした異次元感も生み出しているのです。
そして極めつけなのが、超絶サウンドで綴られる生演奏そのもの。セットは基本的に「ライヴ版STRANGE NEW FLESH」ですが、それだけでもない。ここでカンタンに整理しておきましょう。
●ストレンジ・ニュー・フレッシュ(4曲)
・Dark Side Of The Moog/Down To You/Secret Places/Gemini And Leo
●その他(2曲+α)
・Walking In The Park/Morning Story/Instrumental
……と、このようになっています。「Walking In The Park」はCOLOSSEUMの『THOSE WHO ARE ABOUT TO DIE SALUTE YOU』でも取り上げていたグレアム・ボンドの曲で、「Morning Story」はジャック・ブルースの『HARMONY ROW』に収録されていたナンバーです。
そして、その演奏ぶりがスゴい。スゴすぎる! どの曲にも言える事ですが、とにかく苛烈なインター・プレイがてんこ盛り。スタジオ作では4分ほどだった「Secret Places」も2倍以上に伸長されていますし、元々9分の「Down To You」は14分以上も演奏。「Walking In The Park」に至っては4分に満たない曲を15分の大作に変貌しているのです。もちろん、ダラダラ長くても意味がないわけですが、本作にその心配はない。止まることを知らない熱いバトルと収まりきれないパッションが溢れ出し、どうしても長くならざるを得ない……そんな猛烈な濃度なのです。
全員が全員スーパー・プレイヤーなわけですが、特に強烈なのはやはりリーダーのジョン・ハイズマンと我らがゲイリー・ムーアでしょう。もう、この2人のバトルをどう形容したら良いのやら……。全キャリアに渡って熱い弾き倒しを聴かせてくれたゲイリーですが、この時は若干24歳。情熱迸る勢いはもちろんのこと、他メンバーの演奏に感応するセンスが鋭く、反応も早い。まさに「才気走る」「神懸かる」とはこのことです。
また、その後すぐ脱退してしまうニール・マーレイもスゴすぎる。彼も26歳の若武者であり、溢れ出すままにフレーズを盛り込んでいくラインは、多彩で複雑で歌心満載。彼を有名にするWHITESNAKE時代も軽々と飛び越え、間違いなくキャリア・ハイです。もちろん、凄まじい手数で歌い続けるハイズマンも、インプロ・マシンと化すドン・エイリーも、熱い歌声のマイク・スターズも、このまま永遠に賛辞を並べ続けていたいくらいです。
スタイルと技術はジャズ/フュージョンで、爆発するような演奏エネルギーとカタルシスはハードロック。そんなCOLOSSEUM IIの生演奏が津波となって押し寄せてくる異次元のライヴアルバムです。この手の音楽はステージこそが本領ではありますが、ここまで強烈というのは想定外でした。畏怖まで憶える生演奏をリアルに描き出す1stジェネの新名盤。永久保存プレスCDでぜひご体験ください。
★「1976年3月16日バーミンガム公演」の超絶級オーディエンス録音。新発掘の1stジェネ・マスターで、オンな芯の極太感やダイレクト感が凄まじく、細部の微細部まで鮮やかなディテールもサウンドボード級。狭いリハーサル・ルームに同席しているような間近感で生演奏が迫ってきます。しかも、その生演奏が苛烈で『STRANGE NEW FLESH』ナンバーも猛烈なインター・プレイの応酬で長大に変貌。ゲイリー・ムーア史上、もっとも苛烈な時代の現場を極上体験できる新名盤です。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(79:59)
1. Soundcheck & Tunes Up
2. Dark Side Of The Moog
3. Walking In The Park
4. Morning Story
5. Down To You
6. Instrumental (incl. Drum Solo)
7. Secret Places
8. Gemini and Leo
9. Band Introductions
John Hiseman - Drums
Gary Moore - Guitar
Don Airey - Keyboards
Neil Murray - Bass
Mike Starrs - Vocals
★★特別企画
★ゲイリー・ムーア史上もっとも苛烈だったCOLOSSEUM IIを極上体験できる新名盤『BIRMINGHAM 1976』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、象徴プロショットの最高峰版『SIGHT AND SOUND IN CONCERT: STEREO UPGRADE VERSION』が特別に付属致します。
COLOSSEUM II - SIGHT AND SOUND IN CONCERT: STEREO UPGRADE VERSION(Bonus DVDR)
Live at Golders Green Hippodrome, London, UK 15th December 1977 PRO-SHOT
Originally broadcasted by Sight and Sound in Concert at the BBC
Broadcast Date: 14th January 1978
本編プレスCDは、新発掘1stジェネ・マスターによって大幅アップグレードした極上ライヴアルバム。英国ロックでも格別に熱い生演奏が噴き出す灼熱の異次元盤です。そんな新名盤のボーナスには、これしかない。「COLOSSEUM IIのライヴと言ったらコレ!」となる象徴映像をステレオ音声で大幅アップグレードさせた最高傑作が特別付属決定です。
その最高傑作が記録されたのは、COLOSSEUM II最後のライヴでもあった「1977年12月15日ヴィクトリア公演」。BBCの名物番組“SIGHT AND SOUND IN CONCERT”に出演した際のマルチカメラ・プロショットです。この映像は古くからアップグレードを繰り返してきた定番中の大定番ですが、本作はその最高峰マスターを元に、海外のコアマニアがラジオ放送版の音声を被せたステレオ・バージョンなのです。
「なんだ、ステレオになっただけか」と思われますか? はい、その通り。しかし、その威力は絶大なのです。今までも超・高音質なサウンドに不満はなかったのですが、実際ステレオ版を耳にしたら、その凄まじい音世界の説得力は数十倍、数百倍にハネ上がっている! なにしろ、冒頭の「Fighting Talk」からして、ドン・エイリーのシンセが左右にグイングイン動いて、スペーシーな感覚がバツグン。ステレオになったことで、各プレイヤーの1音1音が恐ろしいほど際立ち、立体的に組み上がるアンサンブルが超・鮮烈。ラジオ放送は少し短く、最後の「The Scorch」後半はテレビ放送の音声に戻ってしまいますが、そこでも超・高音質ではあるものの、全部の音が塊になってしまう。たかがステレオなだけなのに、音世界の鮮やかさがまるで違うことを実感する瞬間です。
そんなステレオ感覚で蘇った“生コロシアムII”は、まさに絶品。全員が全員達人プレイヤーのバンドではありますが、ここでも抜きん出て輝くのは、やはりゲイリー“ギタークレイジー”ムーア。そのキャリアの中でブルースロック、ハードロック、アイリッシュ・メロディ、ブルース、モダン・ミュージック等々、さまざまな音楽に挑戦してきた人ですが、「燃え上がるギター」ではCOLOSSEUM II時代に勝るものはなく、しかも本作は練度も絶頂に達した最終公演。炎のギターは史上最高に燃えたぎっています。
しかも、ただの圧縮・圧迫・濃密な弾き倒しではなく、フレーズはキャッチーで、泣きも十二分。「Rivers」では、マシンガン・ピッキングでさえ泣きじゃくる。さらには、「The Inquisition」の中盤で披露するスパニッシュ・ギターのカッコイイこと! 名曲「Spanish Guitar」とはまるで違う、天高く舞い上がるような高揚感と緊張感たっぷりに指先が走るフレーズが止めどなく湧き出る。ゲイリーというと、泣きのロングトーンも浮かびますが、代名詞サウンドがなくても軽く圧倒。「ギター・クレイジー」とは良く言ったものです。
もちろん、ゲイリーがそれだけ燃えられるのも、COLOSSEUM IIが達人たちがバトルするバンドだからこそ。全編にわたって緻密に叩きまくるリーダー、ジョン・ハイズマンはもちろんのこと、全員一丸で押し寄せる「The Inquisition」、「Desperado」でのドンとゲイリーのフレーズ合戦も最高にスリリング。ファン心理から、ついつい「ベースがニール・マーレイだったら完璧だったのに」とも思ってしまうのですが、本作のジョン・モールは、そんな薄っぺらい心理をぶち破るほどに強力。「Desperado」中盤でのベースソロも見事ですが、やはり全編で叩きつけるゲイリー、ドン、ハイズマンに半歩も引かないバトルが凄い。セッションワークの多い人でした(2006年に逝去)が、ステージアクションもカッコ良く、スタープレイヤーとして輝いてほしかった達人です。
わずか5曲、35分弱の映像ですが、どの瞬間も最っ高! 「最高」じゃありません。「最っ高!」です。とにもかくにも、燃えに燃えて燃えたぎる“ギター・クレイジー”絶頂の生演奏を極上プロショットで体感できる超・超・傑作映像です。リアル・サウンドによる体験感や放送枠に囚われない長尺バトルでは本編プレスCDに譲りますが、やはりステレオ・サウンドボードのスゴ味と映像の説得力は侮れない。アルバムデビュー前の本編プレスCDに対し、最終公演の本作。COLOSSEUM IIのあらゆる魅力を濃縮した究極セット。どうぞ、併せて心ゆくまで存分にぶちのめされてください!
(34:11)
1. Intro.
2. Fighting Talk
3. The Inquisition
4. Rivers
5. Desperado
6. The Scorch
Jon Hiseman - Drums
Gary Moore - Guitar, Vocal
Don Airey - Keyboard
John Mole - Bass
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 34min.
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "BIRMINGHAM 1976"(Virtuoso 488)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Barbarella's Club, Birmingham, UK 16th March 1976 ULTIMATE SOUND
ギター・クレイジー:ゲイリー・ムーアの絶頂期でもあった名バンドCOLOSSEUM II。苛烈なバトルだったライヴを現場体験できる衝撃マスターが新発掘。永久保存プレスCDで緊急リリース決定です!
そんな本作に刻まれているのは「1976年3月16日バーミンガム公演」。その超絶級オーディエンス録音です。COLOSSEUM IIは天才ギタリスト:ゲイリー・ムーアの名を広めたわけですが、商業的に成功を収めたわけではなく、当時の活動もあまり知られていない。良い機会でもありますので(ちょっと長くなりますが)ゲイリー視点で名バンドの活動全景を俯瞰してみましょう。
●1975年
・9月18日ー10月4日:欧州#1(11公演)
・10月29日ー12月8日:英国#1(19公演)
・12月27日+28日:西ドイツ(2公演)
●1976年
・1月29日ー3月28日:英国#2(25公演)←★ココ★
《4月19日『STRANGE NEW FLESH』発売》
・4月22日ー6月19日:欧州#2(37公演)
・8月19日ー11月13日:英国#3(5公演)
・12月27日:ルートヴィヒスハーフェン公演
●1977年
《1月『ELECTRIC SAVAGE』発売》
*1月3日ー3月18日(THIN LIZZY:44公演)
・3月31日:バート・ブライジク公演
・6月18日ー11月26日:欧州#3(15公演)
《11月『WARDANCE』発売》
*12月11日(THIN LIZZY:1公演)
・12月15日:SIGHT AND SOUND IN CONCERT出演
※注:「・」印はCOLOSSEUM II、「*」印はTHIN LIZZYの公演。
これが1975年ー1977年のゲイリー・ムーア。当時の資料には不明瞭な点も多いので公演数などは断言できませんが、おおよその流れはご理解頂けるのではないでしょうか。COLOSSEUM IIの活動はイギリスをメインとした欧州に限られ、終盤の1977年にはTHIN LIZZYのヘルプで北米ツアーも体験していました。そんな中で本作のバーミンガム公演はデビュー作『STRANGE NEW FLESH』リリース前の「英国#2」。その終盤19公演目にあたるコンサートでした。
そんな現場で記録された本作は、芯も極太な極上オーディエンス……と言いますか、本作を「オーディエンス録音」と呼びたくない。ウソをつくわけにもいかないので書かねばなりませんが、流れ出るサウンドは「オーディエンス録音」の言葉でイメージする物とはまるで違う。スネアやヴォーカルの音色に空間感覚も宿しつつ、オンな芯の極太感やダイレクト感は異様で、細部の微細部まで鮮やかなディテールも完全にサウンドボード級。曲間になると沸き立つ喝采でコンサートだと思い出すものの、演奏中は狭いリハーサル・ルームに同席しているような間近感で生演奏が迫ってくる。
しかも、鮮度がバツグン。録音自体は数年前にも話題になりましたが、本作はごく最近になって登場した1stジェネ・マスターでして、そのアップグレード幅は「まるで別物級」。楽器そのものの鳴りの機微まで克明に残っているからこそ演奏が脳内侵入してくるようなリアリティが感じられ、オーディエンス離れした異次元感も生み出しているのです。
そして極めつけなのが、超絶サウンドで綴られる生演奏そのもの。セットは基本的に「ライヴ版STRANGE NEW FLESH」ですが、それだけでもない。ここでカンタンに整理しておきましょう。
●ストレンジ・ニュー・フレッシュ(4曲)
・Dark Side Of The Moog/Down To You/Secret Places/Gemini And Leo
●その他(2曲+α)
・Walking In The Park/Morning Story/Instrumental
……と、このようになっています。「Walking In The Park」はCOLOSSEUMの『THOSE WHO ARE ABOUT TO DIE SALUTE YOU』でも取り上げていたグレアム・ボンドの曲で、「Morning Story」はジャック・ブルースの『HARMONY ROW』に収録されていたナンバーです。
そして、その演奏ぶりがスゴい。スゴすぎる! どの曲にも言える事ですが、とにかく苛烈なインター・プレイがてんこ盛り。スタジオ作では4分ほどだった「Secret Places」も2倍以上に伸長されていますし、元々9分の「Down To You」は14分以上も演奏。「Walking In The Park」に至っては4分に満たない曲を15分の大作に変貌しているのです。もちろん、ダラダラ長くても意味がないわけですが、本作にその心配はない。止まることを知らない熱いバトルと収まりきれないパッションが溢れ出し、どうしても長くならざるを得ない……そんな猛烈な濃度なのです。
全員が全員スーパー・プレイヤーなわけですが、特に強烈なのはやはりリーダーのジョン・ハイズマンと我らがゲイリー・ムーアでしょう。もう、この2人のバトルをどう形容したら良いのやら……。全キャリアに渡って熱い弾き倒しを聴かせてくれたゲイリーですが、この時は若干24歳。情熱迸る勢いはもちろんのこと、他メンバーの演奏に感応するセンスが鋭く、反応も早い。まさに「才気走る」「神懸かる」とはこのことです。
また、その後すぐ脱退してしまうニール・マーレイもスゴすぎる。彼も26歳の若武者であり、溢れ出すままにフレーズを盛り込んでいくラインは、多彩で複雑で歌心満載。彼を有名にするWHITESNAKE時代も軽々と飛び越え、間違いなくキャリア・ハイです。もちろん、凄まじい手数で歌い続けるハイズマンも、インプロ・マシンと化すドン・エイリーも、熱い歌声のマイク・スターズも、このまま永遠に賛辞を並べ続けていたいくらいです。
スタイルと技術はジャズ/フュージョンで、爆発するような演奏エネルギーとカタルシスはハードロック。そんなCOLOSSEUM IIの生演奏が津波となって押し寄せてくる異次元のライヴアルバムです。この手の音楽はステージこそが本領ではありますが、ここまで強烈というのは想定外でした。畏怖まで憶える生演奏をリアルに描き出す1stジェネの新名盤。永久保存プレスCDでぜひご体験ください。
★「1976年3月16日バーミンガム公演」の超絶級オーディエンス録音。新発掘の1stジェネ・マスターで、オンな芯の極太感やダイレクト感が凄まじく、細部の微細部まで鮮やかなディテールもサウンドボード級。狭いリハーサル・ルームに同席しているような間近感で生演奏が迫ってきます。しかも、その生演奏が苛烈で『STRANGE NEW FLESH』ナンバーも猛烈なインター・プレイの応酬で長大に変貌。ゲイリー・ムーア史上、もっとも苛烈な時代の現場を極上体験できる新名盤です。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(79:59)
1. Soundcheck & Tunes Up
2. Dark Side Of The Moog
3. Walking In The Park
4. Morning Story
5. Down To You
6. Instrumental (incl. Drum Solo)
7. Secret Places
8. Gemini and Leo
9. Band Introductions
John Hiseman - Drums
Gary Moore - Guitar
Don Airey - Keyboards
Neil Murray - Bass
Mike Starrs - Vocals
★★特別企画
★ゲイリー・ムーア史上もっとも苛烈だったCOLOSSEUM IIを極上体験できる新名盤『BIRMINGHAM 1976』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、象徴プロショットの最高峰版『SIGHT AND SOUND IN CONCERT: STEREO UPGRADE VERSION』が特別に付属致します。
COLOSSEUM II - SIGHT AND SOUND IN CONCERT: STEREO UPGRADE VERSION(Bonus DVDR)
Live at Golders Green Hippodrome, London, UK 15th December 1977 PRO-SHOT
Originally broadcasted by Sight and Sound in Concert at the BBC
Broadcast Date: 14th January 1978
本編プレスCDは、新発掘1stジェネ・マスターによって大幅アップグレードした極上ライヴアルバム。英国ロックでも格別に熱い生演奏が噴き出す灼熱の異次元盤です。そんな新名盤のボーナスには、これしかない。「COLOSSEUM IIのライヴと言ったらコレ!」となる象徴映像をステレオ音声で大幅アップグレードさせた最高傑作が特別付属決定です。
その最高傑作が記録されたのは、COLOSSEUM II最後のライヴでもあった「1977年12月15日ヴィクトリア公演」。BBCの名物番組“SIGHT AND SOUND IN CONCERT”に出演した際のマルチカメラ・プロショットです。この映像は古くからアップグレードを繰り返してきた定番中の大定番ですが、本作はその最高峰マスターを元に、海外のコアマニアがラジオ放送版の音声を被せたステレオ・バージョンなのです。
「なんだ、ステレオになっただけか」と思われますか? はい、その通り。しかし、その威力は絶大なのです。今までも超・高音質なサウンドに不満はなかったのですが、実際ステレオ版を耳にしたら、その凄まじい音世界の説得力は数十倍、数百倍にハネ上がっている! なにしろ、冒頭の「Fighting Talk」からして、ドン・エイリーのシンセが左右にグイングイン動いて、スペーシーな感覚がバツグン。ステレオになったことで、各プレイヤーの1音1音が恐ろしいほど際立ち、立体的に組み上がるアンサンブルが超・鮮烈。ラジオ放送は少し短く、最後の「The Scorch」後半はテレビ放送の音声に戻ってしまいますが、そこでも超・高音質ではあるものの、全部の音が塊になってしまう。たかがステレオなだけなのに、音世界の鮮やかさがまるで違うことを実感する瞬間です。
そんなステレオ感覚で蘇った“生コロシアムII”は、まさに絶品。全員が全員達人プレイヤーのバンドではありますが、ここでも抜きん出て輝くのは、やはりゲイリー“ギタークレイジー”ムーア。そのキャリアの中でブルースロック、ハードロック、アイリッシュ・メロディ、ブルース、モダン・ミュージック等々、さまざまな音楽に挑戦してきた人ですが、「燃え上がるギター」ではCOLOSSEUM II時代に勝るものはなく、しかも本作は練度も絶頂に達した最終公演。炎のギターは史上最高に燃えたぎっています。
しかも、ただの圧縮・圧迫・濃密な弾き倒しではなく、フレーズはキャッチーで、泣きも十二分。「Rivers」では、マシンガン・ピッキングでさえ泣きじゃくる。さらには、「The Inquisition」の中盤で披露するスパニッシュ・ギターのカッコイイこと! 名曲「Spanish Guitar」とはまるで違う、天高く舞い上がるような高揚感と緊張感たっぷりに指先が走るフレーズが止めどなく湧き出る。ゲイリーというと、泣きのロングトーンも浮かびますが、代名詞サウンドがなくても軽く圧倒。「ギター・クレイジー」とは良く言ったものです。
もちろん、ゲイリーがそれだけ燃えられるのも、COLOSSEUM IIが達人たちがバトルするバンドだからこそ。全編にわたって緻密に叩きまくるリーダー、ジョン・ハイズマンはもちろんのこと、全員一丸で押し寄せる「The Inquisition」、「Desperado」でのドンとゲイリーのフレーズ合戦も最高にスリリング。ファン心理から、ついつい「ベースがニール・マーレイだったら完璧だったのに」とも思ってしまうのですが、本作のジョン・モールは、そんな薄っぺらい心理をぶち破るほどに強力。「Desperado」中盤でのベースソロも見事ですが、やはり全編で叩きつけるゲイリー、ドン、ハイズマンに半歩も引かないバトルが凄い。セッションワークの多い人でした(2006年に逝去)が、ステージアクションもカッコ良く、スタープレイヤーとして輝いてほしかった達人です。
わずか5曲、35分弱の映像ですが、どの瞬間も最っ高! 「最高」じゃありません。「最っ高!」です。とにもかくにも、燃えに燃えて燃えたぎる“ギター・クレイジー”絶頂の生演奏を極上プロショットで体感できる超・超・傑作映像です。リアル・サウンドによる体験感や放送枠に囚われない長尺バトルでは本編プレスCDに譲りますが、やはりステレオ・サウンドボードのスゴ味と映像の説得力は侮れない。アルバムデビュー前の本編プレスCDに対し、最終公演の本作。COLOSSEUM IIのあらゆる魅力を濃縮した究極セット。どうぞ、併せて心ゆくまで存分にぶちのめされてください!
(34:11)
1. Intro.
2. Fighting Talk
3. The Inquisition
4. Rivers
5. Desperado
6. The Scorch
Jon Hiseman - Drums
Gary Moore - Guitar, Vocal
Don Airey - Keyboard
John Mole - Bass
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 34min.
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "BIRMINGHAM 1976"(Virtuoso 488)