ERIC CLAPTON - EDMONTON 1998 SOUNDBOARD MASTER(2CD) [Beano-238]

ERIC CLAPTON - EDMONTON 1998 SOUNDBOARD MASTER(2CD) [Beano-238]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Edmonton Coliseum, Edmonton, Alberta, Canada 11th September 1998 STEREO SBD(from Original Masters)

【’98年「ピルグリムツアー」の極上ステレオ・オーディエンス録音DATマスターを入手!】

 いよいよ来月にエリック・クラプトンの23回目の来日が迫ってきました。このタイミングで、クラプトン音源では定評あるイギリス在住の重鎮テーパーからの衝撃マスターが到着!1998年、アルバム「PILGRIM」リリースと同時に開始されたワールド・ツアー終盤の北米ツアーから9月11日のカナダ、アルバータ州エドモントン公演をまさに極上と呼べるステレオ・サウンドボード録音で完全収録したDATマスターです。定評ある重鎮テーパーのマスターですが、中でも今回のマスターの音質は、考え得る範囲での最高峰と断言できる「極上」レベルで、このままオフィシャルリリースのライブ盤だと言っても、誰も疑わないでしょう。ガツンと正面から迫る楽音、それでいてクリアな各楽器のセパレート感、会場の広さ、奥行きをも感じさせる抜群のステレオ感、すべての点において、最高のクオリティを備えています。1998年ツアーからはオーディエンス録音の名音源が数々リリースされていますが、本盤の価値はこの極上サウンドボードに加え、メインセットにおけるクオリティの高いパフォーマンスゆえに、本ツアーではトップクラスのものと断言していいでしょう。

【トリプルギター構成で弾き捲るクラプトンの真骨頂がここに!】

 1998年の「ピルグリム・ツアー」とはクラプトンのキャリアにおいて、どのような意味を持っていたのでしょうか?ここでこの年のツアー日程をおさらいしておきますと、下記のようなスケジュールでした。
・1998年3月10日<アルバム「PILGRIM」全世界一斉リリース>
・1998年3月30日〜4月26日:アメリカン・ツアー・ファースト・レッグ
・1998年5月11日〜6月6日:アメリカン・ツアー・セカンド・レッグ
・1998年9月5日〜9月18日:短期アメリカ&カナダ・ツアー ←★ここ★
・1998年10月13日〜12月11日:イギリス、北欧を含むヨーロッパ・ツアー 

 ご覧のとおり、アルバムを全世界で同時リリースし、自身の53歳のバースデイからスタートし、年末までの長期に亘り実施したという、非常に気合の入ったツアーだったことがお判りいただけるでしょう。日本には前年に来ていましたので、アジア圏は回りませんでしたが、ほぼワールド・ツアークラスの規模で実施されたツアーでした。なぜここまで気合が入ったのかと申しますと、アルバム「PILGRIM」は、クラプトンが1991年に不慮の事故により4歳で亡くなった息子さんとの思い出に捧げ、自分の人生を見詰め直した過程で作り上げた内省的な作品、言わば人としてミュージシャンとして、絶対やっておかねばならないこと、だったからです。大半が自作曲で埋められたこのアルバムはクラプトンからの内省的メッセージに富んだものであったため、そのツアーでもアルバムの楽曲をフィーチャーすることで、クラプトンは世界中のファンにライブステージでそのメッセージを届けようと考えていました。オープニングから6曲連続でニューアルバムからのナンバーをプレイしていることでそれは証明されていると言えるでしょう。この6曲でのクラプトンはエンジン全開、スタジオバージョン以上に情熱的でエモーショナルなプレイを披露しています。このパートでのクラプトンの弾き捲り具合は凄すぎます!指が異次元からの音を弾き出すといいますか、それともクラプトンの精神が異次元に行ってしまっているかのような、普通ではないレベルなのです。このパートだけでもリスナーは満足されることでしょう。アルバム収録曲をオリジナルバージョン以上に表現するため、このツアーではクラプトンはサイドギタリストにアンディ・フェアウェザー・ロウとアラン・ダービー(元エイジアのイギリス人。先月、長い癌との闘病の末に亡くなってしまいました)を起用し、トリプルギター体制を築きました(プラス、ダブルキーボードによる音の厚みは群を抜いています)。ツアー当初は帯同していた、アルバム同様の20名から成るストリングオーケストラはこのツアーからは帯同しませんでしたが、ステージ序盤でこれら新曲の呈示を見事に成功させ、一つの区切りをつけた後は自らをクールダウンするかのように、しっとりとプレイするアコースティックセットに移ります。ここではアルバムとも関連の深い、息子さんに捧げた名曲Tears In Heavenをプレイしています。その前に、会場がアルバータ州だったことで、懐かしいAlbertaをご当地ソングとして演奏する特別サービスもあります。この曲が演奏されたのは、ツアーではもちろんこの日だけですので、非常に貴重なセットリストでした。当然オーディエンスは大喜びで、その模様もしっかり捉えられています。そしてLaylaは、中間のソロはクラプトンではなく、アンディ・フェアウェザー・ロウをソロフィーチャーしています。このソロが素晴らしい!演奏後には見事なバックアップをしたキーボードのケニー・クラウチとともにアンディの名をコールしています(クラプトンのソロはイントロで聴けます)。アコースティックセットを締めくくるChange The Worldでのクラプトンのプレイも活き活きとして素晴らしいものです。エレクトリックセットに戻っての一発目はOld Love。この曲では、キーボーディストのティム・カーモンのソロをフィーチャーしながらもエモーションの極致と言えるプレイを披露します。まるでギターが切々と語り掛け、終には感情が爆発してしまうような凄まじいプレイです。続くブルース2連発も凄い!あとは王道のヒット曲、代表曲を畳み掛けてCocaineで大団円へという展開です。

【このツアーだけの妙味。三人ギタリスト体制でのアラン・ダービーの活躍!】

 先月亡くなったアラン・ダービーですが、彼がクラプトンバンドに起用されたのは、このツアーだけでした。彼にとってはクラプトンはヒーローだったようで、66年のアルバム「JOHN MAYALL BLUES BREAKERS WITH ERIC CLAPTON」を聴いて衝撃を受けた若き日のダービーは、これをきっかけにプロのギタリストになる決心をしたとのことです。そしてこのアルバムでのクラプトンのプレイをコピーし、クラプトンに背中を押してもらい、プロになったダービーですが、エイジアを脱退後、活動の方向を見失い、もうプレイすることを止めて引退しようと考えていた時、クラプトンから直接「プレイをやめちゃだめだ。君には実力があるんだから、ギターを弾き続けるんだ。」と励まされたそうです。本人談では、「人生で二度もエリックに励まされたよ。」とのことで、そしてクラプトンはこのツアーに彼を起用したのでした。その恩義に報いるべく、ダービーのサポートプレイは随所で光っています。オープニングナンバーでのスライドプレイ、「One Chance」、「She’s Gone」でのオブリガート。彼がいなかったら再現できなかっただろうと断言できるような、新曲群を見事に彩るプレイを披露しています。この後ダービーは、この後のヨーロッパツアーで共演した女性ギタリスト、ボニー・レイットと意気投合し、彼女のバンドに加入してブルースプレイヤーとして活動しました。クラプトンによって人生の光を失うことなく活動したギタリスト、アラン・ダービーのプレイにも注目して聴いていただきたいアルバムでもありますし、プレイクオリティとサウンドクオリティが最高峰で両立した永久保存するに相応しいライブアルバムです。初回プレスのみの限定盤となりますので、お早めのオーダーをお願い致します。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (58:25)
1. Intro.
2. My Father's Eyes
3. Pilgrim
4. One Chance
5. River of Tears
6. Going Down Slow
7. She’s Gone
8. Driftin' Blues
9. Alberta
10. Tears in Heaven
11. Layla

Disc 2 (58:24)
1. Change The World
2. Old Love
3. Crossroads
4. Have You Ever Loved A Woman
5. Tearing Us Apart
6. Wonderful Tonight
7. Cocaine
8. Sunshine of Your Love

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Eric Clapton - guitar / vocals
Andy Fairweather Low - guitar / vocals
Nathan East - bass / vocals
Alan Darby - guitar / vocals
Tim Carmon - keyboards / vocals
Kenneth Crouch - keyboards
Steve Gadd - drums
Katie Kissoon - backing vocals
Chyna - backing vocals
Charlean Hines - backing vocals