JEFF BECK - DEFINITIVE YOKOHAMA 1989(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-549]

JEFF BECK - DEFINITIVE YOKOHAMA 1989(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-549]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Yokohama Arena, Yokohama, Japan 11th & 12th August 1989 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)

 『GUITAR SHOP』時代を代表する名門“キニー”の名録音がブラッシュアップ。「GRAF ZEPPELIN」の細密サウンドを永久保存するプレス2CDが登場です。
 そんな本作に刻まれているのは、ここ日本での2公演。「1989年8月11日/12日:横浜アリーナ」公演の極上オーディエンス録音です。ジェフのライヴ・キャリアは90年代に大きく落ち込む事になりますが、『GUITAR SHOP』時代はその直前。まずは、そんなターニング・ポイントの活動概要を俯瞰し、ショウのポジションを確かめてみましょう。

●1989年
・7月1日:Pistoia Blues Festival出演
・8月5日ー12日:日本(6公演)←★ココ★
《10月『GUITAR SHOP』発売》
・10月25日ー12月8日:北米(33公演)
●1990年
・4月23日ー5月14日:欧州(13公演)
・7月28日+29日:ロンドン(2公演)

【大元カセットからの再トランスファー】
 これが1989年/1990年のジェフ・ベック。この後の4年間(1991ー1994)はイベント的なステージが2回だけでほぼ活動停止。まさに、暗黒時代に陥る寸前のワールド・ツアーだったわけです。本作の横浜公演はスタート地であった日本のハイライト。5公演/6公演目にあたるコンサートでした。
 そんな2公演を記録した本作は、音源不毛時代に光を当てた名作。元々、名門“キニー”のコレクションでもトップクラスの極上録音として絶賛を集めたわけですが、本作はその大元カセットに立ち返って再トランスファーを敢行。2017年の初CD化の際には拾いきれなかった機微の機微まできめ細かにデジタル化できたのです。その効果は1音1音を甦らせているのですが、分かりやすいところでは曲間の拍手でしょうか。拍手というのはアタック音が極端に強い特性があり、ピークが歪みやすい音。実際、前回版『YOKOHAMA 1989(Wardour-213)』ではピークに詰まった感じがあり、続く鳴りも歪んでいました。ところが、今回のトランスファーは打音も鳴りもナチュラルなまま美しいのです。
 ここで念を押しておきたいのは「キレイな拍手が聴けるぞ、スゴいだろ」と申しているのではないということ。拍手はあくまで「精度が分かりやすい」という例示にすぎない。肝心要の演奏音そのものも同様に精度が上がっており、テープが吸い込んでいた現場音を最大漏らさず復刻しているのです。もちろん、仕上げの精度も抜群。例えば、今回も1/1000秒のズレも許さない位相補正を行っているのですが、これによって左右のステレオ・バランスや安定感が向上。ヘッドフォンで聴くと頭が右側に引っぱられるような感覚がなくなり、アンサンブルの明度もくっきりとして聞こえるのです。

【別録音で補完し、過去最長を更新】
 さらに重要なのが収録時間の最長を更新したこと。アナログのカセット録音だけにテープチェンジのカットは避けられないわけですが、本作はそうしたポイントを別録音でパッチ。両日の過去最長盤が実現しているのです。実のところ、横浜初日(DISC 1)最後の2曲「People Get Ready」「Going Down」はキニーの大元カセットに未収録。前回盤でも他音源がパッチされていたのですが、今回はその処理もゼロからやり直し。より自然で違和感のない仕上がりになっています。
 そうして最長を更新したフルショウとはどんなものなのか。最後に、貴重な“GUITAR SHOP Tour”の全景を整理しておきましょう。

●ギター・ショップ(8曲)
・Savoy/Sling Shot/Day In The House(★)/Big Block/Behind The Veil/Guitar Shop/Where Were You/Stand On It
●その他(5曲)
・ワイアード:Goodbye Pork Pie Hat/Blue Wind
・その他:Freeway Jam/People Get Ready/Going Down
※注:「★」印はこのツアーだけの限定曲。

……と、このようになっています。ほとんどの曲が6年後の1995年ツアーでも取り上げられましたが、「Day In The House」だけはそこでも演奏しなかったレア曲です。そして、そんなセットを綴るアンサンブルがまた凄い。ベースレスの特殊な編成にも関わらず不足感がまるでなく、テリー・ポジオもトニー・ハイマスも鬼神のよう。そして、ジェフも真正面からぶつかり、半歩も引かない。ジェフは現在に至るまで素晴らしいギターを聴かせ続けていますが、やはり自在とは言っても少しずつ“型”のようなものにハマッていったのは否めない。しかし、この時はそんなそぶりもまったくなく、1フレーズ1フレーズからして猛烈に才気走り、ギターという楽器の可能性を更に広げるかのように多彩。そんなジェフを弾き出す2人も含め、“GUITAR SHOPトリオ”の真価をスタジオ作以上の鮮やかで叩きつけてくるライヴアルバムなのです。
 ジェフもご機嫌で、横浜初日の熱いムードを正直に吸い込んだDISC 1。集中力も高く“GUITAR SHOPトリオ”のシリアスな演奏力を見せつけるような2日目のDISC 2。個性の異なる横浜2公演を永久保存するプレス2CDです。音源が少なく、なかなか振り返る事のできなかった『GUITAR SHOP』時代を伝えてくれる名門“キニー”の極上録音。どうぞ、ブラッシュアップされた本作で存分にご体験ください。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

(リマスター・メモ)
★両日とも新規でカセット原本から新たにデジタル化!

★位相修正してますが、元々の録音が右寄り

★ありのままのデジタル化で若干の帯域補正。拍手など削り落とさずそのま収録

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★「1989年8月11日/12日:横浜アリーナ」公演の極上オーディエンス録音。名門キニーによる銘品で、「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングでブラッシュアップ。大元カセットから再デジタル化され、録音漏れになっていたパートも別録音でパッチ。最長・最高峰クオリティを更新しています。激レア「Day In The House」も美味しい2公演をフル体験できる『GUITAR SHOP』時代の代表作です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1(68:05)
Live at Yokohama Arena, Yokohama, Japan 11th August 1989

01. Intro.
02. Savoy
03. Sling Shot
04. Day In The House
05. Big Block
06. Behind The Veil
07. Freeway Jam
08. Guitar Shop ★5:30-5:37(演奏後曲間)補填
09. Where Were You
10. Stand Out It
11. Goodbye Pork Pie Hat
12. Blue Wind ★6:08(演奏後)以降丸ごと別ソース
13. People Get Ready ★別ソース
14. Going Down ★別ソース

Disc 2(67:38)
Live at Yokohama Arena, Yokohama, Japan 12th August 1989

01. Intro.
02. Savoy
03. Sling Shot
04. Day In The House
05. Big Block
06. Behind The Veil
07. Freeway Jam
08. Guitar Shop
09. Where Were You ★2:53-2:59(曲間)別ソースで補填メインソースに戻るタイミングで歓声が盛り上がるため、繋ぎが不自然に感じますが、元々の曲間がこういうもの
10. Stand Out It
11. Goodbye Pork Pie Hat
12. Blue Wind★5:45-6:01(曲間)別ソースで補填。但し別ソース自体にも曲間カットが1箇所あるのでそこは違和感なく補正
13. People Get Ready
14. Going Down(with Steve Lukather, Neal Schon & John Waite)★5:19以降別ソースで補填(アナウンスが収録された)

Jeff Beck - Guitars
Tony Hymas - Keyboards
Terry Bozzio - Drums


★★特別企画

★伝説キニー録音の最高峰を更新した『DEFINITIVE YOKOHAMA 1989』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じ横浜アリーナ公演の最終日を収めた映像作品『YOKOHAMA 1989: THE VIDEO』が特別に付属いたします。

JEFF BECK - YOKOHAMA 1989: THE VIDEO(Bonus DVDR)
Live at Yokohama Arena, Yokohama, Japan 12th August 1989

 本編プレス2CDは、名門“キニー”による伝説録音の最高峰を更新した決定盤。まさに『GUITAR SHOP』時代のライヴを伝える世界的な大名盤です。そのボーナスには「名盤の向こう側」に広がる光景を目撃できる映像作品をご用意しました。

●ライヴ本編を楽しめる絶景映像
 そんな本作が撮影されたのは「1989年8月12日:横浜アリーナ」公演。本編プレス2CDは横浜2DAYSを完全収録していましたが、本作はジャパンツアー最終日を2種の映像で記録しています。まず登場するのはメインのオーディエンス・ショット。ステージ左側(テリー・ボジオ側)2階席からの見下ろしショットで、ショウ全編を収録しています。画質はやや甘く「手元や表情までクッキリ」とは言えないのですが、“GUITAR SHOPトリオ”の醸す独特なステージングはシッカリと目撃できる。定位置から動かないボジオとトニー・ハイマスが要塞のように背後にそびえ、その前方でジェフ独りが派手なアクションでギターを操る。まさに1989年ならではの光景なのです。
 さらに、この日だけの必見ポイントなのが「Freeway Jam」と「Going Down」。前者ではSTEVE LUKATHER BANDのウォーレン・ハムが飛び入りし、ハーモニカでの共演を披露する。このシーンは本編プレス2CDでも聞けるのですが、ウォーレンを紹介するMCがないためにやや分かりづらかった。しかし、光景ならムードまでばっちり。どうもウォーレンはジェフと共演したいがために押しかけだったそうですが、そのせいかステージを分け合ってはいても特に仲良く絡むでもなく、火花散るバトルを演じるわけでもない。なんとも微妙な空気がしっかりと目撃できるのです。その反対に盛大に絡んで盛り上がるのがラストの「Going Down」。スティーヴ・ルカサー、ニール・ショーン、ジョン・ウェイトが登場しての豪華共演に、ステージ上も観客も大騒ぎになります。特に、この最終日ではルカサーがはしゃぎまくり、ジェフとギターを交換したり、ハグしたり。やたらと楽しそうな光景が見られます。

●スタッフ撮影によるドラム視点ショット
 さて、そんなオーディエンス・ショットに続いて登場するのが2つめの映像。これは関係者が撮影したもので、開演中の楽屋通路から始まる。そのままスタッフは撮影しながらステージに向かい、ボジオの後ろから間近で録りまくるのです。その近さは、ほぼプロショットのドラムカメラとお考えください。もちろん、引きになればジェフの姿もしっかり映ります。
 こちらは5曲分と短い映像なのですが、最後の「Going Down」を押さえているのが嬉しい。メインのオーディエンス・ショットでも楽しげなムードは十分に伝わりましたが、こちらはギタリスト陣の表情までしっかりと分かる近さ。豪華共演の華やかさが一層輝く貴重な接写ショットなのです。
 ベースレスにも関わらず猛烈なアンサンブルを叩きつけた“GUITAR SHOPトリオ”。その独特な緊張感を“光景”で体験でき、さらに豪華ギターヒーロー3人の共演に間近で迫れる傑作映像。本編ライヴアルバムのイメージを膨らませる意味でも、貴重なシーンの目撃者になるにも最高の1枚。どうぞ、本編プレス2CDと併せ、たっぷりとお楽しみください。

1. Savoy
2. Sling Shot
3. Day In The House
4. Big Block
5. Behind The Veil
6. Freeway Jam
7. Guitar Shop
8. Where Were You ★CDは2:53でテープチェンジ
9. Stand Out It
10. Goodbye Pork Pie Hat
11. Blue Wind
12. People Get Ready
13. Going Down (with Steve Lukather, Neal Schon & John Waite)

Bonus Track ★関係者映像(ボジオの後ろからの撮影)
14. Savoy
15. Sling Shot
16. Day In The House
17. Blue Wind
18. Going Down (with Steve Lukather, Neal Schon & John Waite)

Jeff Beck - Guitars
Tony Hymas - Keyboards
Terry Bozzio - Drums

COLOUR NTSC Approx.87min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "DEFINITIVE YOKOHAMA 1989"(Wardour-549)