MCAULEY SCHENKER GROUP - MONSTERS OF ROCK NUREMBERG 1986: MASTER TAPE(1CDR) [Shades 1689]

MCAULEY SCHENKER GROUP - MONSTERS OF ROCK NUREMBERG 1986: MASTER TAPE(1CDR) [Shades 1689]

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商品詳細

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Zeppelinfeld, Nuremberg, West Germany 30th August 1986 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)

 アイルランド人シンガー:ロビン・マッコーリーと新バンドを立ち上げた1986年のマイケル・シェンカー。その原初のライヴを伝える新録音が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1986年8月30日ニュルンベルク公演」。西ドイツ版“MONSTERS OF ROCK”に出演した際の極太オーディエンス録音です。このショウは『MONSTERS OF ROCK IN GERMANY 1986(の一部)』としてもお馴染みですが、本作もまったくの別録音。新発掘された大元マスターからダイレクトにデジタル化された銘品なのです。
 その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション。当店では貴重なMcAULEY SCHENKER GROUPの記録も数々の名作でアーカイヴしてきました。特に初期『PERFECT TIMING』時代はわりと充実していますので、まずはコレクション整理も兼ねて当時のスケジュールを振り返ってみましょう。

●1986年
《1月:ロビン・マッコーリーと合流》
・8月20日ー9月5日:欧州#1(8公演)←★ココ★
●1987年
《2月『PERFECT TIMING』制作開始》
《5月:スティーヴ・マン→ミッチ・ペリーに交代》
《10月12日『PERFECT TIMING』発売》
・11月6日ー12月5日:北米#1(15公演)
・12月29日ー31日:英国#1(3公演)
●1988年
・1月2日ー7日:英国(6公演)
・1月17日ー31日:北米#2(6公演)←※CHICAGO TAPES 1988
・2月5日ー22日:日本(12公演)←※BUDOKAN 1988 1ST NIGHT他
・3月4日ー4月8日:欧州#2(26公演)
・4月27日ー5月17日:北米#3(9公演)←※PERFECT TIMING IN DENVER
《5月:ミッチ・ペリー→スティーヴ・マンに再交代》

 これが結成から1988年までのMcAULEY SCHENKER GROUP。1986年はまだ『PERFECT TIMING』の製作にも入っておらず、キーボード/サイド・ギターもミッチ・ペリーではなくスティーヴ・マンが務めていました。本作のニュルンベルク公演は、そんな「欧州#1」の5公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを真空パックした本作は、既発とは比べものにならないほどの強力サウンド。とにかく力強い極太な芯が鮮やかに飛び出し、距離感もなく手元に飛び込む。オーディエンス録音では弱みになりがちな重低音も美しく、ベースも1音1音まで鮮やかに画かれ、滲みのない輪郭がくっきりと際立つ。多少のヒスノイズもありはしますが、平板でスカスカ感としていた既発マスターとは雲泥の差です。その目も醒める鮮やかさは「録音家の腕・反響ゼロの野外・大元マスターの究極鮮度」の併せ技だからこそ実現した業物サウンドです。
 そんな極太くっきりサウンドで画かれるのは、始動間もないからこそのレア曲も美味しいフルショウ。初期McAULEY SCHENKER GROUPと言えば、当店ですとやはり日本公演が定番。ここでは復刻リリースされるプレス名盤『BUDOKAN 1988 1ST NIGHT(Zodiac 190)』との比較で整理してみましょう。

●MSGクラシックス(7曲+α)
・神:Armed And Ready/Cry For The Nations/Lost Horizons/Into The Arena
・限りなき戦い:Rock My Nights Away(★)/I'm Gonna Make You Mine(★)
・その他:On And On/Courvoisier Concerto
●その他(4曲)
・UFO:Rock Bottom/Doctor Doctor
・新曲:Here I Am(★)/Here Today, Gone Tomorrow(★)
※注:「★」印は来日公演のプレス名盤『BUDOKAN 1988 1ST NIGHT』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。アルバム発売後には演奏しなくなる「Here Today, Gone Tomorrow」も貴重ではありますが、それ以上なのが未発表曲「Here I Am」。マイケルはライヴだけの未発表曲というのが極端に少ない人ですが、「Here I Am」は例外中の例外。「欧州#1」でもホンの数公演でしか演奏していない激レア曲であり、それをサウンドボード級の極太サウンドで聴けるというだけでも、本作の価値は計り知れません。
 また、やはり“PERFECT TIMING Tour”本編では取り上げてない名曲「Rock My Nights Away」「I'm Gonna Make You Mine」も美味しい。まあ、ロビンの声域にはまったく合っていないのは明らかで、素っ頓狂に叫んだり、あきらめちゃったりと外されたのも仕方がない出来。しかしポップなメロディが声質には合っていて、当時より遙かに上達している現在だったら最高に歌いこなしてくれるかも知れない……そんな妄想を掻き立ててくれるテイクではあります。
 対等なパートナーを得て、改名するほどの充実感を味わっていたマイケル・シェンカー。再出発の熱気が(既発録音とは別次元の)極太サウンドで吹き出してくるライヴアルバムです。1986年を初体験される方はもちろん、既発をご存知の方ほど驚く新発掘マスター。どうぞ、存分にご堪能ください。

★「1986年8月30日ニュルンベルク公演」の極太オーディエンス録音。既発『MONSTERS OF ROCK IN GERMANY 1986(の一部)』とはまったくの別録音の大元マスター起こしで、比べものにならないほどの強力。極太な芯が鮮やかに飛び出し、距離感もなく手元に飛び込む。ベースも1音1音まで鮮やかに画かれ、滲みのない輪郭がくっきりと際立つ。未発表曲「Here I Am」や激レアな「Here Today, Gone Tomorrow」「Rock My Nights Away」「I'm Gonna Make You Mine」も美味しい極初期のフルショウを楽しめます。

(59:16)
1. Intro
2. Armed And Ready
3. Rock My Nights Away
4. Cry For The Nations
5. Here I Am
6. Here Today, Gone Tomorrow
7. On And On
8. Courvoisier Concerto
9. Lost Horizons
10. Into The Arena
11. I'm Gonna Make You Mine
12. Rock Bottom
13. Doctor Doctor

Robin McAuley - Vocals
Michael Schenker - Guitar
Steve Mann - Guitar, Keyboards, Vocals
Rocky Newton - Bass, Vocals
Bodo Schopf - Drums