JEFF BECK - HAWAII 1975(CD) [Wardour-545]
JEFF BECK - HAWAII 1975(CD)
[Wardour-545]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Honolulu International Center, Honolulu, HI, USA 30th July 1975 PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE
数あるジェフ・ベックの1975年のライブ音源においても、これほどまで限定プレスCDでの再リリースが熱望されていた音源というのもないのでは。それが7月30日のハワイ公演。ご存じのように直前のショーで風邪をこじらせてしまったベックが1ショーをキャンセルして予定より早くハワイ向かった上で静養に努めたところ、温暖な気候のせいでみるみる体調が回復したことから予定通り行われたものの、そこで調子に乗ったことが仇となって再び風邪がぶり返して来日公演が見事に煽りを食らってしまったという曰くつきのライブ。
その事実自体は古くから知られていたものの、それほどまでに回復していたのか?ということを初めて明らかにしてくれたのは夏期ハワイ研修に参加した日本人学生がたまたまライブに参戦し、なおかつ録音してくれたという超貴重なカセット。まずは懐かしのMASTERPORT盤CD-R『IN HAWAII 1975』にてリリースされて世界中のマニアを驚かせる結果に。今まで噂でしか伺い知れなかったハワイ公演が現存していた、しかもこんなに良好なオーディエンス録音で…と大反響だったのです。
そこで2006年には当然のごとくプレス盤『HAWAII 1975』へと昇格。名録音かつ名演が遂に限定プレス盤でリリースされた!と大喝采を浴びた後にほどなくしてSold
Out。ところが皮肉なことに、プレス盤リリースが入手困難となってしまったせいでなおさら本録音のステイタスが上がってしまい、『HAWAII 1975』を求める声がそれまで以上に高まってしまったのでした。
そんな声に応えるべく、今度は名盤『SAPPORO 1975』のボーナスという形で復活。CD-Rという形ではありましたが、ハワイ公演の次にしてあの波乱の来日公演の幕開けとなった札幌との究極カップリングということからむしろ大好評。
ところがこのご時世で『SAPPORO 1975』も遂にSold Outとなってしまい、当然ボーナスのハワイも終了。そんなタイミングだからこそハワイ公演のプレス復活リリースを実現させない訳にはいきません。一人の幸運な日本人学生が録音してくれたマスターカセットはMASTERPORT盤リリース時から既に素晴らしい状態でしたので、今回も再びマスターカセットからのトランスファーを敢行したものの、ブラッシュアップを担当した「GRAF ZEPPELIN」をして「最小限の補正に留めた」と言わしめたほど良好な録音。
確かに「まるでサウンドボード」と呼ばれるような音像の近さではないのですが、これほど程よい距離感が絶妙なバランスへと好転したオーディエンス録音も珍しいのではないのでしょうか。むしろ、そんな位置関係がこの日の一時的に好転した体調を反映して絶好調に弾き倒すベックのプレイの凄まじい破壊力をあますことなく伝えてくれる。臨場感マシマシに貢献を果たしてくれた広がりのあるステレオ録音がまたよき。
この後の展開を考えると、どうしてこれほどまでキレッキレの名演が繰り広げられたのか?ということを推測するのはたやすい。ハワイに着いてみるみる回復してきたベックは「よし、これならステージに上がれる」と自身でもライブをやりたくて仕方がなかったのでしょうし、あるいはプロとして予定通りステージをこなしたかったというのもある。いずれにせよ回復を確信したことで予定されていたハワイでのステージを決行したのでしょう。こうした状況の中でステージに上がったベックはオープニング「Constipated Duck」を始める前の指慣らしからして尋常でないテンションの高さ。こんなところからも体調が回復した喜びがヒシヒシと伝わってきますが、そこから繰り広げられる演奏の激しさは烈火のごとし。
フィナーレ「Diamond Dust」まで一気に突き抜けるような演奏は『IN HAWAII 1975』リリース当時の専門誌をして「当時の体調を考えれば奇跡のような演奏」とまで言わしめたほど。逆に言えば病みあがろうとしていたタイミングでこれほど激しい演奏をすれば相当に汗をかいたであろうことも容易に想像できるというもので、なるほど熱演が故に風邪がぶり返してしまったというのも納得の名演です…皮肉なことに。
そもそも1975年のツアー開始から二か月以上が経過し、バックの面々とのコンビネーションは盤石。ベックの体調さえ良ければ素晴らしい演奏になるのは約束されていたようなものだったのです。正に快演と呼ぶに相応しい奇跡の一日。それどころか75年のステージにおいても名演中の名演が2006年以来となる限定プレスCDにて待望の復活を遂げてくれることになりました。とにかく何度聞いても本当に凄まじい演奏!
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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)
★Masterカセットから改めてデジタル化
★デジタル化した状態で非常に良かったので、ピッチと位相ズレの補正程度に留めてます。
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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(67:24)
01. Introduction
02. Constipated Duck
03. She's A Woman
04. Freeway Jam
05. Definitely Maybe
06. Superstition
07. Air Blower
08. Keyboard Solo
09. 'Cause We've Ended As Lovers
10. Power
11. Got The Feeling
12. You Know What I Mean
13. Diamond Dust / Jeff's Jam
Jeff Beck - Guitar
Wilber Bascomb - Bass
Bernard Purdie - Drums
Max Middleton - Keyboards
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Honolulu International Center, Honolulu, HI, USA 30th July 1975 PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE
数あるジェフ・ベックの1975年のライブ音源においても、これほどまで限定プレスCDでの再リリースが熱望されていた音源というのもないのでは。それが7月30日のハワイ公演。ご存じのように直前のショーで風邪をこじらせてしまったベックが1ショーをキャンセルして予定より早くハワイ向かった上で静養に努めたところ、温暖な気候のせいでみるみる体調が回復したことから予定通り行われたものの、そこで調子に乗ったことが仇となって再び風邪がぶり返して来日公演が見事に煽りを食らってしまったという曰くつきのライブ。
その事実自体は古くから知られていたものの、それほどまでに回復していたのか?ということを初めて明らかにしてくれたのは夏期ハワイ研修に参加した日本人学生がたまたまライブに参戦し、なおかつ録音してくれたという超貴重なカセット。まずは懐かしのMASTERPORT盤CD-R『IN HAWAII 1975』にてリリースされて世界中のマニアを驚かせる結果に。今まで噂でしか伺い知れなかったハワイ公演が現存していた、しかもこんなに良好なオーディエンス録音で…と大反響だったのです。
そこで2006年には当然のごとくプレス盤『HAWAII 1975』へと昇格。名録音かつ名演が遂に限定プレス盤でリリースされた!と大喝采を浴びた後にほどなくしてSold
Out。ところが皮肉なことに、プレス盤リリースが入手困難となってしまったせいでなおさら本録音のステイタスが上がってしまい、『HAWAII 1975』を求める声がそれまで以上に高まってしまったのでした。
そんな声に応えるべく、今度は名盤『SAPPORO 1975』のボーナスという形で復活。CD-Rという形ではありましたが、ハワイ公演の次にしてあの波乱の来日公演の幕開けとなった札幌との究極カップリングということからむしろ大好評。
ところがこのご時世で『SAPPORO 1975』も遂にSold Outとなってしまい、当然ボーナスのハワイも終了。そんなタイミングだからこそハワイ公演のプレス復活リリースを実現させない訳にはいきません。一人の幸運な日本人学生が録音してくれたマスターカセットはMASTERPORT盤リリース時から既に素晴らしい状態でしたので、今回も再びマスターカセットからのトランスファーを敢行したものの、ブラッシュアップを担当した「GRAF ZEPPELIN」をして「最小限の補正に留めた」と言わしめたほど良好な録音。
確かに「まるでサウンドボード」と呼ばれるような音像の近さではないのですが、これほど程よい距離感が絶妙なバランスへと好転したオーディエンス録音も珍しいのではないのでしょうか。むしろ、そんな位置関係がこの日の一時的に好転した体調を反映して絶好調に弾き倒すベックのプレイの凄まじい破壊力をあますことなく伝えてくれる。臨場感マシマシに貢献を果たしてくれた広がりのあるステレオ録音がまたよき。
この後の展開を考えると、どうしてこれほどまでキレッキレの名演が繰り広げられたのか?ということを推測するのはたやすい。ハワイに着いてみるみる回復してきたベックは「よし、これならステージに上がれる」と自身でもライブをやりたくて仕方がなかったのでしょうし、あるいはプロとして予定通りステージをこなしたかったというのもある。いずれにせよ回復を確信したことで予定されていたハワイでのステージを決行したのでしょう。こうした状況の中でステージに上がったベックはオープニング「Constipated Duck」を始める前の指慣らしからして尋常でないテンションの高さ。こんなところからも体調が回復した喜びがヒシヒシと伝わってきますが、そこから繰り広げられる演奏の激しさは烈火のごとし。
フィナーレ「Diamond Dust」まで一気に突き抜けるような演奏は『IN HAWAII 1975』リリース当時の専門誌をして「当時の体調を考えれば奇跡のような演奏」とまで言わしめたほど。逆に言えば病みあがろうとしていたタイミングでこれほど激しい演奏をすれば相当に汗をかいたであろうことも容易に想像できるというもので、なるほど熱演が故に風邪がぶり返してしまったというのも納得の名演です…皮肉なことに。
そもそも1975年のツアー開始から二か月以上が経過し、バックの面々とのコンビネーションは盤石。ベックの体調さえ良ければ素晴らしい演奏になるのは約束されていたようなものだったのです。正に快演と呼ぶに相応しい奇跡の一日。それどころか75年のステージにおいても名演中の名演が2006年以来となる限定プレスCDにて待望の復活を遂げてくれることになりました。とにかく何度聞いても本当に凄まじい演奏!
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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)
★Masterカセットから改めてデジタル化
★デジタル化した状態で非常に良かったので、ピッチと位相ズレの補正程度に留めてます。
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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(67:24)
01. Introduction
02. Constipated Duck
03. She's A Woman
04. Freeway Jam
05. Definitely Maybe
06. Superstition
07. Air Blower
08. Keyboard Solo
09. 'Cause We've Ended As Lovers
10. Power
11. Got The Feeling
12. You Know What I Mean
13. Diamond Dust / Jeff's Jam
Jeff Beck - Guitar
Wilber Bascomb - Bass
Bernard Purdie - Drums
Max Middleton - Keyboards