THE ROLLING STONES - LOS ANGELES 1989 3RD NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CD) [IMPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - LOS ANGELES 1989 3RD NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Memorial Coliseum, Los Angeles, CA, USA 21st October 1989 PERFECT SOUND

 伝説のテーパー、マイク・ミラードが1989年の『STEEL WHEELS』ツアーにも参戦して録音を敢行していたという事実は今まで知られておらず、ここ数年のJEMSによる彼のオーディエンス録音マスターの公開によって明らかとなって世界中のマニアを驚かせました。そうして残された記録の中から、これまで『LOS ANGELES 1989 FINAL NIGHT MIKE MILLARD MASTER TAPES』を皮切りとして『OAKLAND 1989 1ST NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』に『OAKLAND 1989 2ND NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』といったアイテムがリリースされてまいりました。
そして今回はLAメモリアル・コロシアムにおける三日目の模様を捉えたオーディエンス・マスターが公開されたのです。既に『LOS ANGELES 1989 FINAL NIGHT』のリリース時から明らかにされていたように、ミラードはメモリアル・コロシアム全四回のショーをすべて録音してくれていたとのこと。となれは最終日以外の録音の公開を世界中のマニアが待ち望んでいたところですが、遂に他の公演のマスターが日の目を見ることになったのです。
メモリアル・コロシアムといえばストーンズが81年ツアーにおけるLAの公演地にセレクトした大会場ですが、ミラードはストーンズの大ファンであったにもかかわらず、広大な野外スタジアムでの録音を苦手とした(おそらく同様の理由で78年も)せいで、参戦を諦めていたのでした。

ところがその間にストーンズが解散寸前の状態にまで陥り、そこからの復活を遂げた『STEEL WHEELS』ツアーが再びメモリアル・コロシアムを使うことは明白。この事実に腹をくくったミラードが(81年を見逃してしまったこともあり)敢行してくれたのが今回の録音になります。とはいえ『LOS ANGELES 1989 FINAL NIGHT』がそうだったように、あるいはオークランド二日間での録音でもみられたような距離感のある音像は今回も同様。この辺りはスタジアム嫌いなミラードの癖が現れた感が否めませんが、それでも周囲の盛り上がりをほとんど拾わずに記録してくれたのが実に彼らしいところで、やはりミラードならではの聞きやすさは健在。
それに何と言ってもこの日はメモリアル・コロシアム4デイズの中でもっともレアな一日でもあった。というのも9月のシラキュースを最後にレギュラー・レパートリーから外されていた「One Hit (To The Body)」が久しぶりに演奏された日だからです。この日を皮切りとして再び散発的にステージで披露されるようになり、その驚きの場面を捉えてくれていたのがこれまたミラード録音の『OAKLAND 1989 2ND NIGHT』だった訳ですが、演奏の出来に関しては圧倒的に今回の方がいい。
『STEEL WHEELS』アメリカ・ツアー9月の行程が初めて地方に向かった時点で「One Hit」がセットから落とされたのは明らかで、再び大都市に戻ってきたところでウケることを踏んで本曲が再び演奏されるようになったのでしょう。だからこそこの日の演奏には一聴して解るほどの気合がみなぎっており、後のオークランド二日目と比べても明らかに勢いがある。それに「Undercover Of The Night」からのエイティーズ・メドレー的な展開も十分にステージ映えするもの。

おまけに大都会になると奮起するストーンズらしく、そもそもこの日の演奏全体に気合が入りまくっている様子もリアルに感じられるのがミラード録音らしい。やたらとシンセが目立つアレンジだったこのツアーの「Bitch」においても従来のストーンズらしいラフさや荒々しさがいつになく感じられますし、それを引っぱるのはもちろんキース。
この日の彼は正に絶好調。ショー全般を通して素晴らしいプレイを聞かせてくれるのですが、その中でも「Sympathy For The Devil」では覚醒しきったかのように弾き倒してくれている。それは『LOS ANGELES 1989 FINAL NIGHT』の同曲はもちろん、流出プロショット映像でもおなじみ二日目のテイクと比べてもさらに冴え渡っている。
惜しむらくは「Paint It Black」が始まったところでカセットの切り替えに当たってしまったが故に同曲が不完全収録となってしまった事ですが、そこはJEMSが公開に際して奇麗につまんでくれました。一か月ぶりのレパートリー復活となった「One Hit」の素晴らしい演奏はもちろん、LAで奮起したキースを中心とした激しいステージングもミラードならではの聞きやすさで捉えてくれたマニア狂喜の新発見マスター。Sold Outとなってしまった『LOS ANGELES 1989 FINAL NIGHT』と同様、今回も絶対にお見逃しなく!

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(リマスター・メモ)

★若干速いピッチを修正。
★曲切り位置調整
★全体の音圧を少し上げました。

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★★この日の音源は初登場!!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (72:32)
1. Continental Drift
2. Start Me Up
3. Bitch
4. Sad Sad Sad
5. Undercover Of The Night
6. One Hit (To The Body)★
7. Tumbling Dice
8. Miss You
9. Ruby Tuesday
10. Play With Fire
11. Dead Flowers
12. Rock And A Hard Place
13. Mixed Emotions
14. Honky Tonk Women
15. Midnight Rambler

Disc 2 (65:17)
1. You Can't Always Get What You Want
2. Before They Make Me Run
3. Happy
4. Paint It Black
5. 2000 Light Years From Home
6. Sympathy For The Devil
7. Gimme Shelter
8. Members Introductions
9. It's Only Rock 'N Roll
10. Brown Sugar
11. Satisfaction
12. Jumping Jack Flash