JEFF BECK - WALLINGFORD 1999 SOUNDBOARD(2CDR) [Uxbridge 1826]

JEFF BECK - WALLINGFORD 1999 SOUNDBOARD(2CDR) [Uxbridge 1826]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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SNET Oakdale Theatre, Wallingford, CT, USA 21st March 1999 STEREO SBD

 久々の力作『WHO ELSE!』と共に復活の狼煙を上げた1999年のジェフ・ベック。その気迫の生演奏を脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作が記録されているのは「1999年3月21日ウォーリングフォード公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。『WHO ELSE!』自体が久しぶりのオリジナル・アルバムでもありましたが、実はライヴの面でも1999年は復活期でした。その意味をご説明する為にも、ちょっと広めに当時のスケジュールを振り返ってみましょう。

●1996年/1997年:ツアーなし
●1998年
・7月7日ー10月22日:欧州(20公演)
●1999年
《3月16日『WHO ELSE!』発売》
・3月15日ー4月18日:北米#1(22公演)←★ココ★
・5月23日ー6月3日:日本(9公演)
・8月13日ー9月28日:北米#2(24公演)
・10月9日+10日:英国(2公演)

 これが1996年ー1999年のライヴ活動(単発のイベント出演は省略)。1995年には中規模の北米ツアーを行いましたが、その後は年単位で沈黙。1998年の欧州ツアーを契機に活動を再開し、『WHO ELSE!』へと雪崩れ込んでいったわけです。なお、2000年代に入ってからはコンスタントにライヴ活動も継続。場数に波こそありますが、新型コロナ・パンデミックまで毎年何らかのステージを続けていました。ジェフのキャリアにとっていかに90年代後半が雌伏の時であり、1998/1999年の復活が大きいターニング・ポイントだったかがスケジュールの面からも透けるのです。
 ともあれ、本作のウォーリングフォード公演は、そんな復活間もない序盤。「北米#1」の6公演目にあたるコンサートでした。熱心なコレクター諸兄なら『WHO ELSE! IN USA』を思い出されるかも知れませんが、本作はまったくの別物。『WHO ELSE! IN USA』がオーディエンス録音だったのに対し、本作はゴリッゴリのサウンドボード音現なのです。
 しかも、そのクオリティがスゴい。何よりも強烈なのは、脳みそにプラグを突っ込まれたようなド級のダイレクト感。ひと口に「サウンドボード」と言ってもタイプは様々なだったりしますが、本作はいわゆる「ミックス卓直結系」。公式ライヴ盤やFM放送のように家庭用オーディオを想定してミックスを整えるわけではなく、会場ムードを演出する歓声のオーバーダブもない。現場PA用の生々しいミックスがそっくりそのまま無遠慮/無加工に記録されているのです。
 そのため、音楽作品としての完成度はオフィシャル作品等には及ばないわけですが、逆に勝っているのが本生100%丸出しのド迫力と、生演奏と全身が一体化するシンクロ感。今そこで弾かれた弦の振動が出力もされずに無加工で記録されているわけですから、まさにPAシステム内部を駆け巡っている音を脳みそに注入してくれるわけです。この醍醐味は(美しさの面で及ばないとは言え)オフィシャル作品でも決して味わえないもの。サウンドボード・マニアの心を鷲づかみにする快楽です。そして、本作はその直結系サウンドボードの極北。あまりにも生々しくて電子音のピークに接触不良的なノイズまで入るシーンもありますが、細心マスタリングで可能な限りトリートメント。強すぎる低温も整理し、鮮やかなギターがより一層浮き立つサウンドに仕上げられています。
 そんなド級のダイレクト・サウンドで画かれるのは、復活を果たしたばかりのフルショウ。1999年のジェフと言えば、来日公演の放送プロショットが定番ですので、最後に比較しながら整理しておきましょう。

●フー・エルス!(9曲)
・What Mama Said/Psycho Sam/Brush With The Blues/Blast From The East/Declan/THX 138/Space For The Papa/Angel (Footsteps)/Even Odds
●クラシックス他(10曲)
・ブロウ・バイ・ブロウ:'Cause We've Ended As Lovers
・ワイアード:Led Boots(★)/Blue Wind
・ゼア・アンド・バック:Star Cycle/The Pump/You Never Know
・ギター・ショップ:Savoy/Where Were You(★)/Big Block
・その他:A Day In The Life
※注:「★」印は東京公演の大定番プロショットでは聴けない曲。

 とにもかくにも、超ド直結サウンド。音楽作品を目指す公式ライヴ作とも、コンサートの現場体験感を極めるオーディエンス録音とも異なる「直結系サウンドボード」の魅力に溢れた1本です。ヘッドフォンで聴くと、耳にプラグを突っ込まれているかのようにギターと一体化できるサウンドボード・アルバムであり、その主こそ復活を期していたジェフ・ベック。彼の人生をその身に、心に刻み込みたい諸兄にぜひご体験いただきたい衝撃作です。

★「1999年3月21日ウォーリングフォード公演」のステレオ・サウンドボード録音。ミックス卓直結系で、耳にプラグを突っ込まれたようなダイレクト感が強烈。さらに本作では原音をマスタリングで磨き込み、ギターがより一層浮き立つサウンドに仕上げました。日本公演プロショットでは聴けない「Led Boots」「Where Were You」も含め、『WHO ELSE!』で復活を果たしたジェフの生演奏が脳みそに流し込まれるド級のサウンドボード・アルバムです。

Disc 1 (57:47)
1. What Mama Said
2. Psycho Sam
3. Brush With The Blues
4. Star Cycle
5. Savoy
6. Blast From The East
7. A Day In The Life
8. Declan
9. THX138
10. The Pump
11. Led Boots
12. Drum Solo

Disc 2 (45:39)
1. Cause We've Ended As Lovers
2. Space For The Papa
3. Angel (Footsteps)
4. Even Odds
5. You Never Know
6. Where Were You?
7. Big Block
8. Blue Wind

Jeff Beck - guitar
Jennifer Batten - guitar, guitar synthesizer
Randy Hope-Taylor - bass
Steve Alexander - drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING