JEFF BECK - MARYLAND HEIGHTS 1995 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 1819]

JEFF BECK - MARYLAND HEIGHTS 1995 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 1819]

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商品詳細

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Riverport Amphitheater, Maryland Heights, MO, USA 27th August 1995 SBD

 テリー・ボジオ&トニー・ハイマス、それにピノ・パラディーノも従えていた1995年のジェフ・ベック。その生演奏を脳みその流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1995年8月27日メアリーランド・ハイツ公演」。その極上サウンドボード録音です。90年代と言えば、ファンにとっては暗黒時代。スタジオ作品が少なかっただけでなく来日も10年間にわたって実現せず、ほとんど想い出らしい記憶がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。実のところ、その状況は日本だけでもなく、世界視点でもジェフはあまりツアーをしていなかった。その辺の状況をイメージする為にも、今回は90年代のツアーをトータルで俯瞰してみましょう。

・1990年:欧州#1(15公演)
・1995年:北米#1(43公演)←★ココ★
・1998年:欧州#2(20公演)
・1999年:北米#2(50公演)+日本&英国(11公演)

 これが90年代のジェフ・ベック。この他にもゲスト出演やイベント参加といった特別公演はあったのですが、まとまった回数をこなす「ツアー」は上記だけ。とても10年分とは思えない規模でした。1998年からライヴ活動を復活させ、その後は2000年代にかけて毎年コンスタントにツアーを行うようになりましたが、90年代前半はほぼ休止状態だったのがご理解頂けるでしょう。そんな90年代前半で、唯一それなりの規模で行われたのが1995年の「北米#1」。本作のメアリーランド・ハイツ公演は、その折り返し期となる21公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを記録した本作は、脳みそド直結の極上サウンドボード。実はモノラルだったりもするのですが、そのサウンド・クオリティ/シンクロ感は異様なレベルです。大歓声も遠く遠くに囁くようなバランスは明らかにミックス卓直結系で、その意味ではコンサートの体験感は皆無。ただし、その直結感は最大級で、生演奏が機微の機微まで脳内再生。それこそ頭蓋がコンソールになったというか、自分がPAシステムの一部に組み込まれたような異次元のシンクロ感に埋没できるのです。
 しかも、音質そのものは超極上。ギター弦もドラムの皮も振動が感じられるほどに鮮明で1音1音がくっきりはっきり。バランス/ミックスはオフィシャル作品ではあり得ない生々しさではあるものの、音質そのものは完全オフィシャル級なのです。
 そんな超絶サウンドボードで画かれるのは、貴重な90年代ジェフ・ベックの熱演。ここでセットも整理しておきましょう。

●ギター・ショップ(7曲)
・Stand On It(★)/Guitar Shop(★)/Savoy/Behind The Veil/Where Were You/Big Block/Sling Shot
●その他(8曲)
・ブロウ・バイ・ブロウ:Freeway Jam/Cause We've Ended As Lovers
・ワイアード:Goodbye Pork Pie Hat/Blue Wind
・ゼア・アンド・バック:Star Cycle/You Never Know
・その他:Hurricane(★)/People Get Ready
※注:「★」印は(ほぼ)このツアーまでの限定曲。

……と、このようになっています。90年代にはサントラ『FRANKIE'S HOUSE』や企画盤『CRAZY LEGS』もありましたが、ライヴの軸となったのは『GUITAR SHOP』。アルバム全9曲中「Day in the House」「Two Rivers」以外の全曲を披露。さらにアルバム未収録に終わった新曲「Hurricane」も演奏されるのです。また、その「Hurricane」に加えて「Stand On It」「Guitar Shop」辺りは、このツアー以降はほとんど演奏されていない限定曲でもあります。
 そして、そんなセットを綴る生演奏こそが素晴らしい。メンバーはジェフ、ボジオ&ハイマスという「GUITAR SHOPトリオ」にピノ・パラディーノを加えたカルテット。ピノはTHE WHOやNINE INCH NAILS、ゲイリー・ニューマン等との活動でも知られ、ローリング・ストーン誌の「史上最高のベーシスト50選」にも選出される名手。そんな達人たちが寄ってたかって繰り広げる妙技が脳みその直接流し込まれてくるのです。そして、最後にして最大の聴きどころがラストの「People Get Ready」。ここでは90年代を代表するブルースマン、ケブ・モが登場。ソウルフルな歌声で共演を果たしているのです。
 オフィシャル作品や日本公演だけではなかなか伝わってこなかった「90年代のジェフ」。しかし、その現場ではいつもと変わらず先鋭的で鋭いセンスを発揮していました。本作は、そんな生演奏を脳みそダイレクトに味わわせてくれる「公式代わり」の1枚。ジェフの人生そのものに注目が寄せられている今だからこそ、じっくりと味わっていただきたい1枚です。

★「1995年8月27日メアリーランド・ハイツ公演」の極上サウンドボード録音。モノラルながらミックス卓直結系のシンクロ感が絶大で、生演奏が機微の機微まで脳内再生され、それこそ頭蓋がコンソールになったような異次元の埋没感を味わえる。テリー・ボジオ&トニー・ハイマス、ピノ・パラディーノを従えたアンサンブルやケブ・モがゲスト参加する「People Get Ready」も美味しいフルショウが脳みそに直接流し込まれる快感盤です。
(72:03)
01 Hurricane
02 Stand On It
03 Star Cycle
04 Guitar Shop
05 Savoy
06 You Never Know
07 Behind The Veil
08 Freeway Jam
09 Where Were You
10 Big Block
11 Cause We've Ended As Lovers
12 Sling Shot
13 Goodbye Pork Pie Hat
14 Blue Wind
15 People Get Ready *

* Keb Mo - vocals

Jeff Beck - guitar
Terry Bozzio - drums
Tony Hymas - keys
Pino Palladino - bass

SOUNDBOARD RECORDING