THE ROLLING STONES - ATLANTIC CITY 2006(2CD) [IMPORT TITLE]
THE ROLLING STONES - ATLANTIC CITY 2006(2CD)
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販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Boardwalk Hall, Atlantic City, NJ. USA 17th November 2006 PEREFCT SOUND
ストーンズとアトランティック・シティのボードウォーク・ホールと言えば誰もが思い出すのが1989年12月の生中継ライブ。今をときめくトランプ大統領絡みな場所でもありましたし、天候の問題から中継が途中で途切れてしまったハプニングがあまりにも懐かしい。そして何よりも89年のストーンズを代表するライブ音源であります。しかしストーンズがボードウォーク・ホールでライブを行ったのは89年だけではありません。実は2006年にも行っていたのです。
「A BIGGER BANG」ツアーが二年目を迎えた11月17日、ストーンズは再びアトランティック・シティへの帰還を果たしました。ミックはMCで1989年のライブに関しても触れています。しかしこの2006年版アトランティック・シティを記憶されているマニアはあまり多くないかもしれません。そもそも2006年10月や11月のショーを収録したアイテムというのがほとんとリリースされていないのだから。その頃には市場が前年からの「A BIGGER BANG」ツアーのアイテムで飽和状態と化してしまった(笑)ことが原因だったのではないでしょうか。
ツアーから一年以上が経過し、連日に渡ってハイ・クオリティな演奏を繰り広げていた時期のアイテムが少ないというのは悲劇。中でもこのアトランティック・シティは「A BIGGER BANG WORLD TOUR 2006」というボックスセットにおいて、よりによって東京ドーム公演のおまけとして4曲収録されたにとどまっていたのです。今回も同じオーディエンス録音による初の完全版リリースが実現するのですが、ボックスを聴いたことのあるマニアや専門書などでも上質な録音と評されていただけに、ようやくの登場はマニア待望だと呼べることでしょう。
この日のオーディエンス録音は低音がやや弱めな録音状態ではあるものの、音像は非常にオンなバランスである上にクリアネスも抜群。これまでリリースされて来なかったことが不思議なほどの極上録音だと断言します。
もちろんこれまで忘れ去られていた音源だけのことはあり、音質の良さとは別にわずかなマイナス・ポイントが散見されます。まずは「Sympathy For The Devil」と「You Can't Always Get What You Want」のイントロ若干の欠落。残念ながら同日の別音源が存在しないので、補填は行っていません。もう一つはやはり「You Can't Always〜」の途中で入るノイズ。これは録音者の近くで携帯の着信があったことでDATレコーダー録音中に生じたものだと思われます(スマホでなく携帯の時代、さらにはHDではなくDATレコーダーの時代ですしね)。
こういった状態ゆえに今までアイテムがリリースされなかったのかもしれません。逆に言うと、それらが微塵な問題だと思えるほど聴きやすい音質。それに何と言っても演奏が抜群に素晴らしい!ツアー二年目でストーンズは足腰しなやか。今回同時発売のヒューストンのパワフル・パフォーマンスも圧巻でしたが、それからほとんど一年後のスピーディなパフォーマンスも格別。
ミックはここでも絶好調ですが、バンド全体も絶好調ぶりを見せつけるかのような勢いがとにかく素晴らしい。考えてみれば映画「SHINE A LIGHT」収録のビーコン・シアター・ショーから二週間が経過したところであり、大仕事を終えた余裕が序盤から溢れています。「She Was Hot」などは正にそれを彷彿とさせるような完成度の高さ。さらにや「Ain't Too Proud To Beg」やこれまた映画を彷彿とさせる「Loving Cup」にキースの「Connection」といったマニア好みのレパートリーが立て続けに演奏されるショー前半だけでも相当に魅力的。
ところが前半のハイライトはむしろ「A BIGGER BANG」からの「Streets Of Love」。エンディングでのミックの熱唱ぶりは本当に凄い。まさに絶好調のストーンズがここにある。2006年秋は開始から一年が経過し、おまけにアメリカを回るのが「A BIGGER BANG」ツアーにおいて三度目だったことから、セットリストや構成が大幅に変えられているのも大きな魅力でしょう。
何しろ「Miss You」がレギュラーから外され、代わりに「Under My Thumb」が演奏されていたという時期。その演奏の出来も素晴らしい。そして一年前のヒューストンでも演奏されていた「She's So Cold」はこちらの方が正しい構成で演奏されており(笑)、その聴き比べも楽しめます。
ショー後半の「Paint It Black」以降はミックとキースがそれぞれに不安定になる場面が見受けられるものの、そんなハプニングもなんのその。すべてはこの日の勢いで乗り切ってしまうから爽快。そして最後はかなりの高速演奏だった挙句にチャーリーが自由に叩きまくって終わる「Satisfaction」というゴキゲンなフィナーレ。奇しくも今回「A BIGGER BANG」ツアーの極上音源が二タイトル同時リリースとなりますが、パワフルなヒューストンとスピーディなアトランティック・シティ、どちらも本当に素晴らしい音質と演奏内容です、これは名演!
Disc 1 (61:58)
1. Introduction 2. Jumping Jack Flash 3. It's Only Rock 'n Roll 4. Oh No, Not You Again
5. She Was Hot 6. Loving Cup 7. Streets Of Love 8. Ain't Too Proud To Beg
9. All Down The Line 10. Tumbling Dice 11. Band Introductions 12. You Got The Silver
13. Connection
Disc 2 (55:29)
1. Under My Thumb 2. She's So Cold 3. Start Me Up 4. Honky Tonk Women 5. Sympathy For The Devil
6. Paint It Black 7. Brown Sugar 8. You Can't Always Get What You Want
9. Satisfaction
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Boardwalk Hall, Atlantic City, NJ. USA 17th November 2006 PEREFCT SOUND
ストーンズとアトランティック・シティのボードウォーク・ホールと言えば誰もが思い出すのが1989年12月の生中継ライブ。今をときめくトランプ大統領絡みな場所でもありましたし、天候の問題から中継が途中で途切れてしまったハプニングがあまりにも懐かしい。そして何よりも89年のストーンズを代表するライブ音源であります。しかしストーンズがボードウォーク・ホールでライブを行ったのは89年だけではありません。実は2006年にも行っていたのです。
「A BIGGER BANG」ツアーが二年目を迎えた11月17日、ストーンズは再びアトランティック・シティへの帰還を果たしました。ミックはMCで1989年のライブに関しても触れています。しかしこの2006年版アトランティック・シティを記憶されているマニアはあまり多くないかもしれません。そもそも2006年10月や11月のショーを収録したアイテムというのがほとんとリリースされていないのだから。その頃には市場が前年からの「A BIGGER BANG」ツアーのアイテムで飽和状態と化してしまった(笑)ことが原因だったのではないでしょうか。
ツアーから一年以上が経過し、連日に渡ってハイ・クオリティな演奏を繰り広げていた時期のアイテムが少ないというのは悲劇。中でもこのアトランティック・シティは「A BIGGER BANG WORLD TOUR 2006」というボックスセットにおいて、よりによって東京ドーム公演のおまけとして4曲収録されたにとどまっていたのです。今回も同じオーディエンス録音による初の完全版リリースが実現するのですが、ボックスを聴いたことのあるマニアや専門書などでも上質な録音と評されていただけに、ようやくの登場はマニア待望だと呼べることでしょう。
この日のオーディエンス録音は低音がやや弱めな録音状態ではあるものの、音像は非常にオンなバランスである上にクリアネスも抜群。これまでリリースされて来なかったことが不思議なほどの極上録音だと断言します。
もちろんこれまで忘れ去られていた音源だけのことはあり、音質の良さとは別にわずかなマイナス・ポイントが散見されます。まずは「Sympathy For The Devil」と「You Can't Always Get What You Want」のイントロ若干の欠落。残念ながら同日の別音源が存在しないので、補填は行っていません。もう一つはやはり「You Can't Always〜」の途中で入るノイズ。これは録音者の近くで携帯の着信があったことでDATレコーダー録音中に生じたものだと思われます(スマホでなく携帯の時代、さらにはHDではなくDATレコーダーの時代ですしね)。
こういった状態ゆえに今までアイテムがリリースされなかったのかもしれません。逆に言うと、それらが微塵な問題だと思えるほど聴きやすい音質。それに何と言っても演奏が抜群に素晴らしい!ツアー二年目でストーンズは足腰しなやか。今回同時発売のヒューストンのパワフル・パフォーマンスも圧巻でしたが、それからほとんど一年後のスピーディなパフォーマンスも格別。
ミックはここでも絶好調ですが、バンド全体も絶好調ぶりを見せつけるかのような勢いがとにかく素晴らしい。考えてみれば映画「SHINE A LIGHT」収録のビーコン・シアター・ショーから二週間が経過したところであり、大仕事を終えた余裕が序盤から溢れています。「She Was Hot」などは正にそれを彷彿とさせるような完成度の高さ。さらにや「Ain't Too Proud To Beg」やこれまた映画を彷彿とさせる「Loving Cup」にキースの「Connection」といったマニア好みのレパートリーが立て続けに演奏されるショー前半だけでも相当に魅力的。
ところが前半のハイライトはむしろ「A BIGGER BANG」からの「Streets Of Love」。エンディングでのミックの熱唱ぶりは本当に凄い。まさに絶好調のストーンズがここにある。2006年秋は開始から一年が経過し、おまけにアメリカを回るのが「A BIGGER BANG」ツアーにおいて三度目だったことから、セットリストや構成が大幅に変えられているのも大きな魅力でしょう。
何しろ「Miss You」がレギュラーから外され、代わりに「Under My Thumb」が演奏されていたという時期。その演奏の出来も素晴らしい。そして一年前のヒューストンでも演奏されていた「She's So Cold」はこちらの方が正しい構成で演奏されており(笑)、その聴き比べも楽しめます。
ショー後半の「Paint It Black」以降はミックとキースがそれぞれに不安定になる場面が見受けられるものの、そんなハプニングもなんのその。すべてはこの日の勢いで乗り切ってしまうから爽快。そして最後はかなりの高速演奏だった挙句にチャーリーが自由に叩きまくって終わる「Satisfaction」というゴキゲンなフィナーレ。奇しくも今回「A BIGGER BANG」ツアーの極上音源が二タイトル同時リリースとなりますが、パワフルなヒューストンとスピーディなアトランティック・シティ、どちらも本当に素晴らしい音質と演奏内容です、これは名演!
Disc 1 (61:58)
1. Introduction 2. Jumping Jack Flash 3. It's Only Rock 'n Roll 4. Oh No, Not You Again
5. She Was Hot 6. Loving Cup 7. Streets Of Love 8. Ain't Too Proud To Beg
9. All Down The Line 10. Tumbling Dice 11. Band Introductions 12. You Got The Silver
13. Connection
Disc 2 (55:29)
1. Under My Thumb 2. She's So Cold 3. Start Me Up 4. Honky Tonk Women 5. Sympathy For The Devil
6. Paint It Black 7. Brown Sugar 8. You Can't Always Get What You Want
9. Satisfaction