【取り寄せ】JONI MITCHELL - TOKYO 1983 1ST NIGHT(2CD) [ZION-154]
【取り寄せ】JONI MITCHELL - TOKYO 1983 1ST NIGHT(2CD)
[ZION-154]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 28th February 1983 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
ジョニ・ミッチェルが現在に至るまで唯一敢行したジャパン・ツアーが1983年でした。本来なら1976年に初来日が実現するはずだったのが彼女の病気によって中止(ウィキペディアには平然とこの時のスケジュールが載っていますが、実現していません)となってしまい、ようやくの実現でもあったのです。その後も個展と奈良のイベントで来日を果たしていますが、単独でツアーを行ったのは未だに83年だけ。何より彼女も来日が待たれていた大物の一人だっただけに、この時のジャパン・ツアーは大きな話題を呼びました。
第一に積極的なライブ活動とは縁遠いジョニが83年に大々的なワールド・ツアーを行ったのは、それまでのジャズ・フュージョン路線を完結させ、新たにゲフィン・レコードと契約して攻めのロック・サウンドに移ったアルバム「WILD THINGS RUN FAST」をリリースしたからだったから。
そんなアルバムのプロモートを兼ねていたワールド・ツアーですので、随所で収録と撮影が行われました。一番有名なのは今回もリリースされる武道館のラジオ放送でしょうが、他にもウェンブリー・アリーナでのテレビ放送、さらにはシドニーとブリュッセルでのラジオ音源といった具合にマテリアルが多く生み出されたのも、新たなスタイルのアルバムをリリースした攻めの姿勢が成せる技だったのでしょう。
そんなワールド・ツアーのスタート地点が日本であり、武道館公演がラジオ放送されことで多くのファンの記憶に留まることとなりました。しかし武道館以外のオーディンス録音が一切発掘されず、あるいはトレーダー間に出回ることもなく、マニアからすると大いにフラストレーションの溜まる状況が延々と続いていました。そんな状況に一石を投じるどころかマニア狂喜の音源を提供してくれたのが、これまでストーンズ、クラプトン、ベック、フロイド、ジェネシス等を超高音質で録音したテーパーが何と、ジョニの初来日公演まで録音してくれていたのです。おまけに音源が一気に二公演も発掘されるだなんて!
今回まずリリースされるのは、そんなジャパン・ツアーの初日を飾った2月28日の新宿厚生年金会館。遂に武道館以外の日本公演が発掘されたというだけでも世界中のマニアから注目を浴びること間違いなしの超貴重録音であると同時に、「WILD THINGS RUN FAST」を引っ提げたワールド・ツアー初日の記録という貴重音源でもあるのです。
それも先に挙げたアーティストの名作を生み出してくれたテーパーによる録音ですので、音質が非常に素晴らしいというのも驚き。後の武道館と違うコンサート・ホールならではな会場の「鳴り」をリアルに捉えてくれているのはもちろん、演奏の音圧も十分にオンで聞き応えたっぷり。もちろん演奏にテープ・チェンジのカットが入ることもなく、これほどの高音質を誇るオーディンス録音が今まで眠っていたという事実にも驚きを禁じ得ません。
そしてワールド・ツアーの初日にして、ジョニが初めて日本のステージに上がった瞬間でもある。そこに輪をかけて音質が非常に良いので、彼女が緊張気味な様子でライブに挑んでいる様子がはっきりと伝わってきます。「Cotton Avenue」が終わったところで初めて日本の観客に語り掛けているのですが、そこで彼女は「ハイ!」という挨拶しか理解できていないと説明しているのが微笑ましく、これぞ来日公演の初日ならではという場面。それでいて「WILD THINGS RUN FAST」のレコーディングに参加したミュージシャンを平行移動させる形で結成されたバックバンドの演奏のレベルはツアー初日と思えないほど盤石の域。中でもジョニと新婚ほやほやだったベーシストのラリー・クライン、そこにギターのマイケル・ランドーとドラムのヴィニー・カリウタのプレイが加わって素晴らしい演奏を聞かせてくれます。
同アルバムはジョニがポリスやトーキング・ヘッズの影響を受けてジョニが新たなサウンドに取りくんだものだけに、「You Dream Flat Tires」や「Underneath The Streetlights」といった曲がアルバムそのままのハードな雰囲気で演奏されるのはもちろん、「Raised On Robbery」のような過去のナンバーでもランドーのハード・エッジなギターが前面にフィーチャーされたロック寄りのアレンジがとても新鮮で、今なお色褪せていません。
ちなみに「Underneath The〜」を始める前では「チョットマッテ」と日本語を発して会場をドッと沸かせてみたり、あるいは「You Turn Me On, I'm A Radio」を決めていたアレンジとは違うテンポでジョニが歌い出してしまい、それでもバンドがついてきてしまった(さすがは腕利きミュージシャン)ところあえなくやり直すといったハプニングもあり、同時リリースの武道館とまるで違う緊張気味な雰囲気がとにかく面白い。しかも最高の音質で登場してくれたジョニ初来日公演の初日という歴史的発掘。これはもう、すべての音楽ファンに全力で薦めたい昭和の来日公演ドキュメント!
Disc 1(60:20)
1. Intro.
2. Free Man In Paris
3. Coyote
4. Cotton Avenue
5. Edith And The Kingpin
6. I Heard It Through The Grapevine
7. You Dream Flat Tires
8. Song For Sharon
9. God Must Be A Boogie Man
10. For Free
11. Big Yellow Taxi
12. A Case Of You
13. Carey
14. Amelia
Disc 2(61:05)
1. Wild Things Run Fast
2. Ladies' Man
3. Raised On Robbery
4. Don't Interrupt The Sorrow
5. Refuge Of The Roads
6. (You're So Square) Baby I Don't Care
7. Solid Love
8. Chinese Cafe
9. Help Me
10. You Turn Me On, I'm A Radio
11. Love
12. Both Sides Now
13. Band Introduction
14. Underneath The Streetlights
15. Woodstock
Joni Mitchell - Guitar, Dulcimer & Piano
Michael Landau - Guitar
Larry Klein - Bass
Russell Ferrante - Keyboards
Vinnie Colaiuta - Drums
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 28th February 1983 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
ジョニ・ミッチェルが現在に至るまで唯一敢行したジャパン・ツアーが1983年でした。本来なら1976年に初来日が実現するはずだったのが彼女の病気によって中止(ウィキペディアには平然とこの時のスケジュールが載っていますが、実現していません)となってしまい、ようやくの実現でもあったのです。その後も個展と奈良のイベントで来日を果たしていますが、単独でツアーを行ったのは未だに83年だけ。何より彼女も来日が待たれていた大物の一人だっただけに、この時のジャパン・ツアーは大きな話題を呼びました。
第一に積極的なライブ活動とは縁遠いジョニが83年に大々的なワールド・ツアーを行ったのは、それまでのジャズ・フュージョン路線を完結させ、新たにゲフィン・レコードと契約して攻めのロック・サウンドに移ったアルバム「WILD THINGS RUN FAST」をリリースしたからだったから。
そんなアルバムのプロモートを兼ねていたワールド・ツアーですので、随所で収録と撮影が行われました。一番有名なのは今回もリリースされる武道館のラジオ放送でしょうが、他にもウェンブリー・アリーナでのテレビ放送、さらにはシドニーとブリュッセルでのラジオ音源といった具合にマテリアルが多く生み出されたのも、新たなスタイルのアルバムをリリースした攻めの姿勢が成せる技だったのでしょう。
そんなワールド・ツアーのスタート地点が日本であり、武道館公演がラジオ放送されことで多くのファンの記憶に留まることとなりました。しかし武道館以外のオーディンス録音が一切発掘されず、あるいはトレーダー間に出回ることもなく、マニアからすると大いにフラストレーションの溜まる状況が延々と続いていました。そんな状況に一石を投じるどころかマニア狂喜の音源を提供してくれたのが、これまでストーンズ、クラプトン、ベック、フロイド、ジェネシス等を超高音質で録音したテーパーが何と、ジョニの初来日公演まで録音してくれていたのです。おまけに音源が一気に二公演も発掘されるだなんて!
今回まずリリースされるのは、そんなジャパン・ツアーの初日を飾った2月28日の新宿厚生年金会館。遂に武道館以外の日本公演が発掘されたというだけでも世界中のマニアから注目を浴びること間違いなしの超貴重録音であると同時に、「WILD THINGS RUN FAST」を引っ提げたワールド・ツアー初日の記録という貴重音源でもあるのです。
それも先に挙げたアーティストの名作を生み出してくれたテーパーによる録音ですので、音質が非常に素晴らしいというのも驚き。後の武道館と違うコンサート・ホールならではな会場の「鳴り」をリアルに捉えてくれているのはもちろん、演奏の音圧も十分にオンで聞き応えたっぷり。もちろん演奏にテープ・チェンジのカットが入ることもなく、これほどの高音質を誇るオーディンス録音が今まで眠っていたという事実にも驚きを禁じ得ません。
そしてワールド・ツアーの初日にして、ジョニが初めて日本のステージに上がった瞬間でもある。そこに輪をかけて音質が非常に良いので、彼女が緊張気味な様子でライブに挑んでいる様子がはっきりと伝わってきます。「Cotton Avenue」が終わったところで初めて日本の観客に語り掛けているのですが、そこで彼女は「ハイ!」という挨拶しか理解できていないと説明しているのが微笑ましく、これぞ来日公演の初日ならではという場面。それでいて「WILD THINGS RUN FAST」のレコーディングに参加したミュージシャンを平行移動させる形で結成されたバックバンドの演奏のレベルはツアー初日と思えないほど盤石の域。中でもジョニと新婚ほやほやだったベーシストのラリー・クライン、そこにギターのマイケル・ランドーとドラムのヴィニー・カリウタのプレイが加わって素晴らしい演奏を聞かせてくれます。
同アルバムはジョニがポリスやトーキング・ヘッズの影響を受けてジョニが新たなサウンドに取りくんだものだけに、「You Dream Flat Tires」や「Underneath The Streetlights」といった曲がアルバムそのままのハードな雰囲気で演奏されるのはもちろん、「Raised On Robbery」のような過去のナンバーでもランドーのハード・エッジなギターが前面にフィーチャーされたロック寄りのアレンジがとても新鮮で、今なお色褪せていません。
ちなみに「Underneath The〜」を始める前では「チョットマッテ」と日本語を発して会場をドッと沸かせてみたり、あるいは「You Turn Me On, I'm A Radio」を決めていたアレンジとは違うテンポでジョニが歌い出してしまい、それでもバンドがついてきてしまった(さすがは腕利きミュージシャン)ところあえなくやり直すといったハプニングもあり、同時リリースの武道館とまるで違う緊張気味な雰囲気がとにかく面白い。しかも最高の音質で登場してくれたジョニ初来日公演の初日という歴史的発掘。これはもう、すべての音楽ファンに全力で薦めたい昭和の来日公演ドキュメント!
Disc 1(60:20)
1. Intro.
2. Free Man In Paris
3. Coyote
4. Cotton Avenue
5. Edith And The Kingpin
6. I Heard It Through The Grapevine
7. You Dream Flat Tires
8. Song For Sharon
9. God Must Be A Boogie Man
10. For Free
11. Big Yellow Taxi
12. A Case Of You
13. Carey
14. Amelia
Disc 2(61:05)
1. Wild Things Run Fast
2. Ladies' Man
3. Raised On Robbery
4. Don't Interrupt The Sorrow
5. Refuge Of The Roads
6. (You're So Square) Baby I Don't Care
7. Solid Love
8. Chinese Cafe
9. Help Me
10. You Turn Me On, I'm A Radio
11. Love
12. Both Sides Now
13. Band Introduction
14. Underneath The Streetlights
15. Woodstock
Joni Mitchell - Guitar, Dulcimer & Piano
Michael Landau - Guitar
Larry Klein - Bass
Russell Ferrante - Keyboards
Vinnie Colaiuta - Drums