【取り寄せ】 WISHBONE ASH - BBC 1972(1CD + Ltd Bonus CDR) [Wardour-173]

【取り寄せ】 WISHBONE ASH - BBC 1972(1CD + Ltd Bonus CDR) [Wardour-173]

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商品詳細

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Paris Theatre, London, UK 25th May 1972 STEREO SBD(UPGRADE)

 「ブリティッシュ・ロックの1つの極み」……そんな大仰な言葉さえも躊躇なく贈れるとんでもない1枚が登場です。英国ロックの歴史は、星の数ほどの名バンドの名前で埋め尽くされていますが、そんな中でも“もっとも英国らしい”と感じさせてくれるバンド、それがWISHBONE ASHではないでしょうか。本作は、そんなWISHBONE ASH永遠の大名盤「ARGUS」の発売から1ヶ月も経たない「1972年5月25日ロンドン」で録音されたBBCライヴです。
 このライヴは、WISHBONE ASHでももっとも古くから知られる超有名録音で、幾多のアイテムはもとより、「BBC RADIO 1 LIVE IN CONCERT」として公式リリースもされている代名詞的なもの。現在まで、その頂点バージョンと言われてきたのは、10年ほど前にリリースされた「POP SPECTACULAR(Wardour-044)」でした。極上のBBC放送のトランスクリプション・ディスクからダイレクトに起こされたサウンドはもちろん、モノラルだったオフィシャル盤をものともしないステレオ・サウンドの美しさは、まさに究極的。その衝撃は海を越え、IRON MAIDENのスティーヴ・ハリスをはじめ、このCDを手に入れたくて足を運ぶミュージシャンもいたほどなのです。
 本作は、それほど究極的だった「POP SPECTACULAR」を超えてしまった1枚。世界の音楽家が愛した「POP SPECTACULAR」は放送原盤から起こされたものですが、本作の元になったのは原盤よりさらに源泉に迫ったリールマスターからデジタル化されたものなのです。放送版の曲間は各トラックをフェイド処理してDJのバンド紹介・曲紹介が挿入されていましたが、このバージョンにはそれさえなく、曲間処理の荒っぽさも生々しい。そして、それ以上に鮮烈なのがサウンド。アナログ盤起こしとは次元が違い、豊かな鳴りは一層深く、マイルドで厚みを感じさせながら、音の1粒1粒は一層鮮やか。まるで極上のビロードのように滑らかで艶やかなサウンドが耳に注がれるのです。また、「ARGUS」のデラックス・エディションでもDJも丸ごとステレオ放送版で再オフィシャル化されてはいるものの、その際に施されたエコーなどの音処理が不自然だった。本作はそれもなく、生演奏そのものが耳へ、脳の中へ飛び込んでくるのです。放送用の6曲以外の「Jailbait」「The Pilgrim」は、「POP SPECTACULAR」と同じく別マスターからボーナス収録しました。もちろん、こちらも現存するベスト・マスターを使用しており、精緻なマスタリングで違和感を最小限に抑えています。
 そんなサウンドの主がWISHBONE ASH。これがなんとも素晴らしい。ピッキングの妙味から克明なツイン・ギター、シンプルなようで多彩でジャジーなビート、派手でも超絶名ハイトーンでもないヴォーカルが幾重にも織りなすハーモニー。枯れていながら豊かという不思議な音楽の深み……。まさに英国でしかあり得ない深い森のようなロック。その極みです。
 そして、その滋味溢れるサウンド・演奏で繰り広げられる大名盤「ARGUS」の世界。リリース直後のプロモーションということもあり、アルバム全7曲中5曲を冒頭から畳みかけている。成功を手中にした「LIVE DATES」に比べると、やや堅めの演奏でもありますが、その分スタジオ作「ARGUS」により近い。まさに、あの大名盤の生演奏バージョンでもあるのです。

 ピーター・ガブリエル時代のGENESISやJETHRO TULL、QUEENなど、“純英国”を感じさせてくれるバンドはいくつかあります。しかし、歌詞やヴィジュアル、コンセプトの力がなくともノート1つ、ハーモニー1つで「あぁ、これが英国なんだ」と魂に刻んでくれるバンドは、WISHBONE ASHをおいて他にない。その頂点たる「ARGUS」時代、その英国BBC録音をまさかのマスター・クオリティで伝えてくれる1枚です。“全世界的”ではなく、あくまでも、どこまでも“英国的”なライヴアルバム。ブリティッシュ・ロックの1つの極み、今週末あなたのお手元へお届けします。

(71:01)
1. Time Was 2. Blowin' Free 3. Warrior 4. Throw Down The Sword 5. The King Will Come
6. Phoenix 

(Bonus Track)
7. Jailbait 8. The Pilgrim

Andy Powell - Guitar, Vocals Martin Turner - Bass, Vocals
Ted Turner - Guitar, Vocals Steve Upton - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

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★★特別企画

★純英国ロックの極みをマスタークオリティで発掘した超名盤「BBC 1972」。ボーナス・ディスクとして、同じライヴを放送原盤から起こしたステレオサウンドボード・アルバム「POP SPECTACULAR」が特別に付属いたします。

WISHBONE ASH - POP SPECTACULAR(Special Bonus CDR)
Paris Theatre, London, England 25th May 1972 STEREO SBD
Taken from the original BBC transcription services disc(CN1552/S)

 “英国ロックの極み”である1972年のBBC録音。本編プレスCD「BBC 1972」は、WISHBONE ASHの歴史に輝く大定番ライヴのリール・サウンドをたっぷりと聴かせてくれる超名盤です。本作はまったく同じライヴながら、本編プレスCDが登場するまで“頂点”の王座を守ってきた放送のトランスクリプション・ディスク起こしで、もともとプレスCDとしてリリースされて世界中のファン、ミュージシャンから愛された1枚です。
 そのサウンドは、本編プレスCDが登場した現在の耳で聞いても完璧にしか思えない。幾多のエアチェックはもとより、今ひとつだったオフィシャル盤「BBC RADIO 1 LIVE IN CONCERT」や音処理の施された「ARGUS」のデラックス・エディションともまったく次元の違うハイクオリティ・サウンドです。ただ、アナログを1段階経ているので、演奏の鮮度は本編プレスには及ばないわけです。
 しかし、だからこそ逆に当時感覚は鮮烈。ここで言う「当時感覚」とは、もちろん経年劣化の話ではありません。言うなれば、本編プレスCDは録音現場そのもののサウンドが聴けるのに対し、こちらは放送スタジオ、もしくは受信状態が極上な自宅で鳴るサウンド。当時イギリスに住んでいたら聴くこともできたであろう、ラジオ放送の感覚とでも言えばいいでしょうか。実際、時代と大洋を越えてスピーカーが吹き出す“1972年の英国”の薫りは絶品なのです。
 当時のイギリスに生き、呼吸したいというのは、私たちの永遠の夢です。本作は、わずか57分間だけ、その夢を叶えてくれる。自分の部屋を、その空気を“70年代の英国”の部屋に変え、その薫りで満たしてくれるのです。ピュアオーディオ的には、本編プレスCDの登場によりお役ご免となるはずなのですが、どうしても捨てきれない。その魅力が詰まったサウンドなのです。44年前のイギリス人は、この音を聴きながら「お、ASHの新作ってイイじゃないの」と思っていた。その呼吸感を味わえる極上の1枚。この薫り、このヴァイヴ、この空気。“究極越え”を果たしたプレスCD「BBC 1972」と共に、ぜひ胸いっぱいに吸い込んでください。

1. Intro. 2. Time Was 3. Blowin' Free 4. Warrior
5. Throw Down The Sword 6. The King Will Come 7. Phoenix 

Andy Powell - Guitar, Vocals Martin Turner - Bass, Vocals
Ted Turner - Guitar, Vocals Steve Upton - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Special Bonus CDR for "BBC 1972"(Wardour-173)