ELVIS COSTELLO AND THE RUDE 5 - IRVINE 1989: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Uxbridge 1766]

ELVIS COSTELLO AND THE RUDE 5 - IRVINE 1989: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Uxbridge 1766]

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商品詳細

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Irvine Meadows Amphitheatre, Irvine, CA, USA 9th September 1989 TRULY PERFECT SOUND

 エルヴィス・コステロがルード5というバックバンドを引き連れて行ったツアーと言えば来日公演も実現した1991年の印象が強いかと思われますが、同バンドとのツアーが初めて行われたのが実は1989年だった事実は意外と知られておりません。
 89年当時のメンバーは少し違っており、トム・ウェイツから紹介されたパーカッショニストのマイケル・ブレア、ボブ・ディランのローリング・サンダー・レビューのメンバーとして知られるスティーブン・ソールズがリズムギターとハーモニー・ボーカルで参加していました。
 特にアルバムのレコーディングにも参加していたブレアの存在感は非常に大きく、彼のおかげで「SPIKE」のきらびやかなサウンドが見事にステージ上でも再現されることになったのです。おまけに同アルバムからの「Miss Macbeth」や「Chewing Gum」は実質的にこのツアーでしか披露されなかったレパートリーですし、同アルバムのオープニングを飾った「...This Town...」がフルバンドで演奏されたのもこの時だけ。
 
 とはいえ、そうした名だたるセッション・ミュージシャンを雇うということは費用もかさむわけで、当時コステロは「SPIKE」の制作に費やし、なおかつアルバムの売り上げがこれから返ってくるというタイミングが仇となって、ルード5ツアーはアメリカで一か月半だけという短いものでした。
 せっかく名盤「SPIKE」の雰囲気を最も忠実に再現したツアーだったにもかかわらず期間が短かったことが災いし、リアタイでは一切のアイテムが生み出されませんでした。おまけに良質なオーディエンス録音にも恵まれず、文字通りマニアの間で伝説的なツアーとされてきたのです。
 そうした中で突如ネットに現れた極上音源をリリースしたのがUXBRIDGEの名盤「COLUMBIA 1989」でした。トレーダー間に長年出回っていた音源はどれも89年の割にスッキリしないオーディエンス録音ばかりだったというのに、それらを一掃するような見事なクオリティはマニアを狂喜させたもの。

 ところが今度はミラード・マスターからも幻の89年ルード5ツアーの記録が発掘。マイク・ミラードによるルード5の記録といえば既に「LOS ANGELES 1991: MIKE MILLARD MASTER TAPES」がリリース済ですが、まさか彼が89年版ルード5まで録音してくれていたとは!その音質が実に素晴らしい。あの名盤「COLUMBIA 1989」を軽く凌駕するミラード・クオリティ全開のオンな音像。本来であればプレスCDでもおかしくない。
 そして89年のコステロと言えば代表曲「Veronica」の大ヒット。それを受け、このツアーにおいて同曲は当時の最新曲ながらアンコールで演奏されるという破格の扱いを受けました。それだけでなくブレアの鉄琴やソールズのハーモニーが合わさってスタジオ・バージョンの雰囲気をステージで忠実に再現してくれているのが尊い。
 幻のオリジナル・ルード5メンバーによって繰り広げられた、リアタイ「SPIKE」ライブ、あるいは「Veronica」のオリジナル・アレンジがミラードならではの極上音質で聞けるだなんて…世界中のコステロ・マニアが感涙すること間違いなし!

Disc 1 (60:46)
1. Introduction
2. Accidents Will Happen
3. Brilliant Mistake inc. Tangled Up In Blue
4. Clubland
5. Honey, Are You Straight Or Are You Blind?
6. Let Him Dangle
7. Lovable
8. God's Comic inc. I'm A Believer
9. Radio Sweetheart / Jackson Wilson Said
10. Tramp The Dirt Down
11. (The Angels Want To Wear) My Red Shoes
12. Girls Talk
13. America Without Tears

Disc 2 (72:49)
1. ...This Town...
2. Miss Macbeth
3. Uncomplicated / Hidden Charms
4. Chewing Gum
5. (What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding?
6. Man Out Of Time inc. Just Like Tom Thumb's Blues and You've Lost That Lovin' Feelin
7. Don't Let Me Be Misunderstood
8. Mystery Dance
9. Alison inc. Living A Little, Laughing A Little and Clowntime Is Over
10. Veronica
11. Deep Dark Truthful Mirror
12. Watching The Detectives inc. Stalin Malone
13. Pads, Paws And Claws inc. Yeh Yeh and Baby Please Don't Go
14. Pump It Up

Elvis Costello - lead vocal. guitar
Marc Ribot - lead guitar, cornet, Eb horn
Jerry Scheff - bass, tuba
Larry Knechtel - keyboards
Pete Thomas - drums
Michael Blair - percussion, accordion, vocals
Steven Soles - vocals, acoustic guitar, mandolin, trombone