BRAND X - THE ROXY 1979 1ST NIGHT (LATE SHOW): MIKE MILLARD MASTER TAPES(1CDR) [Amity 707]

BRAND X - THE ROXY 1979 1ST NIGHT (LATE SHOW): MIKE MILLARD MASTER TAPES(1CDR) [Amity 707]

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商品詳細

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The Roxy, West Hollywood, CA, USA 21st September 1979 (Late Show) ULTIMATE SOUND

 絶対名手がGENESISファミリーを定点観測していた伝説クラブ“THE ROXY”。そのコレクションにBRAND Xの超極上ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1979年9月21日ウェストハリウッド公演(レイトショウ)」。その超絶級オーディエンス録音です。1979年と言えば、GENESISは三者三様にソロ活動に乗り出した時期。トニー・バンクスが初ソロ『A CURIOUS FEELING』をリリースし、マイク・ラザフォードも『SMALLCREEP'S DAY』を製作。フィル・コリンズもサイド・プロジェクトBRAND Xに参加しました。まずは、そんな当時のスケジュールから振り返ってみましょう。

《4月:PRODUCTセッション》
・9月12日ー16日:英国(3公演)
《9月14日『PRODUCT』発売》
・9月20日ー30日:北米(11公演)←★ココ★
・10月9日:OGWT出演
・10月28日:ユニオンデール公演
《11月ー12月『DUKE』制作》

 これが1979年のフィル・コリンズ。ライヴ活動はサイド・プロジェクトらしくコンパクトにまとめられていたわけですが、その中で“THE ROXY”公演は「北米」の序盤で6連続公演が行われました。その模様は公式ライヴアルバム『LIVE AT THE ROXY L.A.』となった他、ミラードの名作『THE ROXY 1979(Amity 665)』としても大好評を博しました。本作はそのアップグレード盤。。。。ではなく、完全別コンサート。その状況をカンタンに整理しておきましょう。

●THE ROXY6公演の詳細
・9月21日:アーリー ←※Amity 665
・9月21日:レイト ←★本作★
・9月22日:アーリー
・9月22日:レイト
・9月23日:アーリー
・9月23日:レイト ←※公式

 以上、3日連続×2回ずつ=全6公演。本作は『THE ROXY 1979(Amity 665)』と同じ日の2公演目というわけです。そして、そんな現場を真空パックした本作は、前作をも超える超極上サウンド。いや、前作も前作でミラード・コレクションでもトップクラスで公式作『LIVE AT THE ROXY L.A.』も越えるダイレクト・サウンドだったのですが、本作はさらにオンでド密着。「アレ以上のサウンドがあり得たの!?」と驚くばかりですが、現実にスピーカーから完全に上を行くサウンドが流れ出ているのですからグウの音も出ません。その要因は、“THE ROXY”独自のシステムにあるようです。かの伝説クラブでは1日2公演のチケットを両方購入した場合、レイトショウで優先的に良い席を提供してくれる。そのためレイトショウはよりステージに近く、間近なサウンドになりやすい。本作は、その状況がものの見事にサウンドに現れているのです。
 そんなオフィシャル超えの超ダイレクト・サウンドで描かれるのは、前作『Amity 665』とも異なるフルショウ。ここで比較しながら整理しておきましょう。

●プロダクト
・Algon/Dance Of The Illegal Aliens(*)/Don't Make Waves/...And So to F...
●その他
・モロッカン・ロール:Disco Suicide/Malaga Virgen
・マスクス:Access To Data(★*)
※注:「★」印はアーリーショウ『THE ROXY 1979(Amity 665)』で聴けなかった曲。「*」印はスタジオ録音でフィルが参加していない曲。

……と、このようになっています。前作『Amity 665』は公式作『LIVE AT THE ROXY L.A.』と同一だったのですが、本作はレイトショウのためにアンコールを差し替え。「Nuclear Burn」の代わりに「Access To Data」がセレクトされている。もちろん、公式『LIVE AT THE ROXY L.A.』でも聴けないレパートリーです。そして、その「Access To Data」と「Dance Of The Illegal Aliens」は、スタジオ作品ではフィル・コリンズがドラムを叩いていなかった曲。貴重なフィル・バージョンを超極上サウンドで味わえるわけです。
 さて、最後に余談。ミラードによる“THE ROXY”録音は、何もBRAND Xだけではありません。新旧のGENESIS関係を同会場で数多く記録していました。ファミリー・バンドを同会場・同一録音家サウンドで定点観察できるのもオーディエンス録音ならではの愉しみ。以下のコレクションでぜひご堪能ください。

●ピーター・ガブリエル
・THE ROXY 1977 1ST NIGHT(Amity 659)
・THE ROXY 1977 2ND NIGHT(Amity 660)
・THE ROXY 1978 1ST NIGHT EARLY SHOW(Amity 694)
・THE ROXY 1978 1ST NIGHT(Amity 640)
●BRAND X
・THE ROXY 1979(Amity 665)
・THE ROXY 1979 1ST NIGHT (LATE SHOW)←★本作★
●GENESIS
・THE ROXY 1980(Amity 621)
●スティーヴ・ハケット
・THE ROXY 1981(Amity 634)

★「1979年9月21日ウェストハリウッド公演(レイトショウ)」の超絶級オーディエンス録音。前作『THE ROXY 1979(Amity 665)』と同日・同会場の2公演目で、本作も絶対名手マイク・ミラードの銘品。そのサウンドは公式作『LIVE AT THE ROXY L.A.』以上だった前作を更に上回るから驚き。さらにオンでド密着。公式作でも前作でも聴けなかったフィル・バージョンの「Access To Data」も美味しいクラブ・ギグをフル体験できます。

(68:07)
01 Disco Suicide
02 Algon
03 Dance Of The Illegal Aliens
04 Don't Make Waves
05 Malaga Virgen
06 And So To F
07 Access To Data

John Goodsall - guitar
Percy Jones - bass
J. Peter Robinson - keyboards, synthesisers
Robin Lumley - keyboards, synthesisers
Phil Collins - drums, percussion