THIN LIZZY - DEFINITIVE SEATTLE 1977(1CD) [ZODIAC 537]
THIN LIZZY - DEFINITIVE SEATTLE 1977(1CD)
[ZODIAC 537]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Seattle Center Arena, Seattle, WA, USA 13th March 1977 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)
盟友ゲイリー・ムーアを迎え、最強ラインナップにたどり着いた1977年のTHIN LIZZY。その現場を伝える伝説録音がブラッシュ・アップ。「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリング・サウンドを永久保存するプレスCDが登場です。
その伝説録音が記録されたのは「1977年3月13日シアトル公演」。その極上オーディエンス録音です。本作の意義をひと言で表すなら「ゲイリー時代の3大ライヴアルバムの1つ」。この意味を性格にご説明するには、THIN LIZZYとゲイリーの複雑な歴史が欠かせない。少々長くなりますが、ぜひお付き合いをお願いします……。
まず「ゲイリー時代のTHIN LIZZY」ですが、これは3つの時代「A:1974年」「B:1977年」「C:1978年/1979年」があります。「A:1974年」だけ離れているので割愛しまして、ここでは「B:1977年」「C:1978年/1979年」を全景で俯瞰してみましょう。
《1976年11月:ロボ負傷→ゲイリー参加》
●1977年【B】
*1月3日:ロンドン公演
*1月18日ー3月18日:北米#1(37公演)←★ココ★
《3月25日:ロボの脱退発表→トリオ編成に》
《6月『BAD REPUTATION』完成》
《7月20日:ロボの復帰発表》
・8月6日ー9月4日:欧州#1(12公演)
・9月21日ー11月5日:北米#2(32公演)
・11月11日ー12月17日:英国(28公演)
●1978年【C】
・3月29日ー7月6日:欧州#3(16公演)
《春『BACK ON THE STREETS』完成》
・3月29日ー7月6日:欧州#4(16公演:ロボ再離脱)
《7月30日:ゲイリー再加入/ナウシーフ参加》
*8月8日ー10月15日:北米#3(42公演) ←※L.A. FORUM 1978
《9月30日『BACK ON THE STREETS』発売》
*10月20日ー29日:豪州(5公演)←※公式シドニー映像
*12月17日:ロンドン公演(ダウニー復帰)
●1979年【C】
《2月『BLACK ROSE』完成》
*3月2日ー25日:北米#4(24公演)
*3月29日ー5月22日:欧州#5(43公演)
*6月29日ー7月4日:北米#5(5公演)
《7月6日:ゲイリー再離脱》
※注:「・」印はロボが、「*」印はゲイリーが参加したショウ。
これが2つのゲイリー時代「B:1977年」「C:1978年/1979年」の概要。「A:1974」はシングル・ギターでしたが、「B」「C」はツイン体制になってから。「B」は負傷したロボの代役として、「C」は正式に脱退したロボの後任として加入しました。「ゲイリー入りのライヴ」と言えば(最近アップグレードされた)シドニー公演の公式映像が象徴として君臨していますが、最高峰は2つのオーディエンス録音。1本は近年発掘されたマイク・ミラードの名録音『L.A. FORUM 1978: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES(Zodiac 393)』であり、もう1本が本作のシアトル録音なのです。
しかも、本作はそんな名録音の最高峰を更新した決定盤。その要は「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリングでして、その効果は絶大。「GRAF ZEPPELIN」は無闇な音圧稼ぎではせず、絵画・文化財の補修作業のように精密に現場音を復元していくスタイル。そのため、録音によってはほとんど変化がない事もあるのですが、本作はものの見事に「化けた」。元々オンな芯が力強いサウンドボード的な録音でしたが、本作は輪郭がくっきりと鮮やかに切り立ち、空気感もクリスタル・クリアに変貌。その結果、ディテールもセパレート感も別物のように向上しているのです。これまでは「ミラード録音がダントツ1位、シアトルは2位」と順位がハッキリしていましたが、本作はミラードの超名録音と五分に渡り合う「両巨頭」の域に達しているのです。
そして、ここでもう1つのポイント。公式シドニー映像やミラード録音は「C:1978年/1979年」の記録だったのに対し、本作は「B:1977年」であり、セットが異なるのです。つい先日、公式シドニー映像もアップグレード長尺化しましたので、その長尺版と比較しながら整理しておきましょう。
●脱獄(5曲)
・Jailbreak/Emerald(★)/Warriors/Cowboy Song/The Boys Are Back In Town
●その他(3曲)
・ナイトライフ:Still In Love With You
・サギ師ジョニー:Massacre(★)/Don't Believe A Word
※注:「★」印は長尺化したシドニー公演の公式サウンドボードでも聴けなかった曲。
……と、このようになっています。ミラードの『L.A. FORUM 1978』は公式シドニーの短尺盤という感じでしたが、本作は名曲「Emerald」や「Massacre」が披露されている。ゲイリー・ムーアの時代THIN LIZZYは、たとえ1曲でも貴重なお宝。この点だけでも本作はミラード録音を超えており、しかも本作でドラムを叩くのは本家本元のブライアン・ダウニー。まさに、公式シドニーと並ぶ最重要ライヴアルバムなのです。
何度も組んでは離れていった盟友フィル・ライノットとゲイリー・ムーア。その道が交錯する度にロック史の至宝を生み出した奇跡のコンビでした。彼らのスタジオ名盤が『BLACK ROSE』と『BACK ON THE STREETS』であるなら、ライヴの至高作は公式シドニー公演と本作です。その両方がアップグレードを果たした2022年。今を生きるすべての英国ロック・ファンに味わっていただきたい永久保存プレスCDの誕生です。
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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)
★帯域を若干調整。高域を中心に上げてます(やり過ぎない範囲です)。
★デジノイズ除去
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★盟友ゲイリー・ムーアを迎えた「1977年3月13日シアトル公演」の極上オーディエンス録音。ミラードの名作『L.A. FORUM 1978(Zodiac 393)』と並ぶ最強オーディエンス録音が「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングでブラッシュ・アップ。格段に鮮やかになった極上サウンドで、シドニー公演の公式サウンドボードでも聴けない「Emerald」「Massacre」も楽しめる。ゲイリー時代の最重要ライヴアルバムです。
(37:42)
1. Intro
2. Opening S.E.
3. Jailbreak
4. Massacre
5. Emerald
6. Still In Love With You
7. Warriors
8. Don't Believe The Word
9. Cowboy Song
10. The Boys Are Back In Town
Philip Lynott - Bass, Vocals
Brian Downey - Drums
Scott Gorham- Guitar
Gary Moore - Guitar
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Seattle Center Arena, Seattle, WA, USA 13th March 1977 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)
盟友ゲイリー・ムーアを迎え、最強ラインナップにたどり着いた1977年のTHIN LIZZY。その現場を伝える伝説録音がブラッシュ・アップ。「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリング・サウンドを永久保存するプレスCDが登場です。
その伝説録音が記録されたのは「1977年3月13日シアトル公演」。その極上オーディエンス録音です。本作の意義をひと言で表すなら「ゲイリー時代の3大ライヴアルバムの1つ」。この意味を性格にご説明するには、THIN LIZZYとゲイリーの複雑な歴史が欠かせない。少々長くなりますが、ぜひお付き合いをお願いします……。
まず「ゲイリー時代のTHIN LIZZY」ですが、これは3つの時代「A:1974年」「B:1977年」「C:1978年/1979年」があります。「A:1974年」だけ離れているので割愛しまして、ここでは「B:1977年」「C:1978年/1979年」を全景で俯瞰してみましょう。
《1976年11月:ロボ負傷→ゲイリー参加》
●1977年【B】
*1月3日:ロンドン公演
*1月18日ー3月18日:北米#1(37公演)←★ココ★
《3月25日:ロボの脱退発表→トリオ編成に》
《6月『BAD REPUTATION』完成》
《7月20日:ロボの復帰発表》
・8月6日ー9月4日:欧州#1(12公演)
・9月21日ー11月5日:北米#2(32公演)
・11月11日ー12月17日:英国(28公演)
●1978年【C】
・3月29日ー7月6日:欧州#3(16公演)
《春『BACK ON THE STREETS』完成》
・3月29日ー7月6日:欧州#4(16公演:ロボ再離脱)
《7月30日:ゲイリー再加入/ナウシーフ参加》
*8月8日ー10月15日:北米#3(42公演) ←※L.A. FORUM 1978
《9月30日『BACK ON THE STREETS』発売》
*10月20日ー29日:豪州(5公演)←※公式シドニー映像
*12月17日:ロンドン公演(ダウニー復帰)
●1979年【C】
《2月『BLACK ROSE』完成》
*3月2日ー25日:北米#4(24公演)
*3月29日ー5月22日:欧州#5(43公演)
*6月29日ー7月4日:北米#5(5公演)
《7月6日:ゲイリー再離脱》
※注:「・」印はロボが、「*」印はゲイリーが参加したショウ。
これが2つのゲイリー時代「B:1977年」「C:1978年/1979年」の概要。「A:1974」はシングル・ギターでしたが、「B」「C」はツイン体制になってから。「B」は負傷したロボの代役として、「C」は正式に脱退したロボの後任として加入しました。「ゲイリー入りのライヴ」と言えば(最近アップグレードされた)シドニー公演の公式映像が象徴として君臨していますが、最高峰は2つのオーディエンス録音。1本は近年発掘されたマイク・ミラードの名録音『L.A. FORUM 1978: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES(Zodiac 393)』であり、もう1本が本作のシアトル録音なのです。
しかも、本作はそんな名録音の最高峰を更新した決定盤。その要は「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリングでして、その効果は絶大。「GRAF ZEPPELIN」は無闇な音圧稼ぎではせず、絵画・文化財の補修作業のように精密に現場音を復元していくスタイル。そのため、録音によってはほとんど変化がない事もあるのですが、本作はものの見事に「化けた」。元々オンな芯が力強いサウンドボード的な録音でしたが、本作は輪郭がくっきりと鮮やかに切り立ち、空気感もクリスタル・クリアに変貌。その結果、ディテールもセパレート感も別物のように向上しているのです。これまでは「ミラード録音がダントツ1位、シアトルは2位」と順位がハッキリしていましたが、本作はミラードの超名録音と五分に渡り合う「両巨頭」の域に達しているのです。
そして、ここでもう1つのポイント。公式シドニー映像やミラード録音は「C:1978年/1979年」の記録だったのに対し、本作は「B:1977年」であり、セットが異なるのです。つい先日、公式シドニー映像もアップグレード長尺化しましたので、その長尺版と比較しながら整理しておきましょう。
●脱獄(5曲)
・Jailbreak/Emerald(★)/Warriors/Cowboy Song/The Boys Are Back In Town
●その他(3曲)
・ナイトライフ:Still In Love With You
・サギ師ジョニー:Massacre(★)/Don't Believe A Word
※注:「★」印は長尺化したシドニー公演の公式サウンドボードでも聴けなかった曲。
……と、このようになっています。ミラードの『L.A. FORUM 1978』は公式シドニーの短尺盤という感じでしたが、本作は名曲「Emerald」や「Massacre」が披露されている。ゲイリー・ムーアの時代THIN LIZZYは、たとえ1曲でも貴重なお宝。この点だけでも本作はミラード録音を超えており、しかも本作でドラムを叩くのは本家本元のブライアン・ダウニー。まさに、公式シドニーと並ぶ最重要ライヴアルバムなのです。
何度も組んでは離れていった盟友フィル・ライノットとゲイリー・ムーア。その道が交錯する度にロック史の至宝を生み出した奇跡のコンビでした。彼らのスタジオ名盤が『BLACK ROSE』と『BACK ON THE STREETS』であるなら、ライヴの至高作は公式シドニー公演と本作です。その両方がアップグレードを果たした2022年。今を生きるすべての英国ロック・ファンに味わっていただきたい永久保存プレスCDの誕生です。
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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
(リマスター・メモ)
★帯域を若干調整。高域を中心に上げてます(やり過ぎない範囲です)。
★デジノイズ除去
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★盟友ゲイリー・ムーアを迎えた「1977年3月13日シアトル公演」の極上オーディエンス録音。ミラードの名作『L.A. FORUM 1978(Zodiac 393)』と並ぶ最強オーディエンス録音が「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングでブラッシュ・アップ。格段に鮮やかになった極上サウンドで、シドニー公演の公式サウンドボードでも聴けない「Emerald」「Massacre」も楽しめる。ゲイリー時代の最重要ライヴアルバムです。
(37:42)
1. Intro
2. Opening S.E.
3. Jailbreak
4. Massacre
5. Emerald
6. Still In Love With You
7. Warriors
8. Don't Believe The Word
9. Cowboy Song
10. The Boys Are Back In Town
Philip Lynott - Bass, Vocals
Brian Downey - Drums
Scott Gorham- Guitar
Gary Moore - Guitar