QUEEN - HAMMERSMITH ODEON 1979: 2022 TRANSFER(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-531]

QUEEN - HAMMERSMITH ODEON 1979: 2022 TRANSFER(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-531]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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The Concerts For The People Of Kampuchea
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 26th December 1979 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE

 「“LIVE AID”を超える奇跡」「QUEEN史上の最高傑作」と激賛された伝説の名録音がまさかのアップグレード! 「GRAF ZEPPELIN」によって大元マスター・カセットの可能性を最大限に引き出した最新・最高峰バージョンが永久保存決定です!!
 そんな本作に刻まれているのは「1979年12月26日ハマースミス・オデオン公演」。チャリティ・コンサート“THE CONCERTS FOR THE PEOPLE OF KAMPUCHEA”でのステージを完全収録した超・極上オーディエンス録音です。このショウはサウンドボード・アルバム『DEFINITIVE HAMMERSMITH ODEON 1979(Wardour-519)』やプロショット作『THE QUEEN SPECIAL: JAPANESE BROADCAST VERSION(Uxbridge 935)』が定番として人気を博しておりますが、本作はそのどちらとも違うフル・オーディエンス録音。しかも、サウンドボードやプロショットを差し置いてこの日のベスト記録……いや、QUEEN全史の最高傑作に君臨する頂点ライヴアルバム。その最高峰更新盤なのです!!!

【想定外のアップグレードを果たした最新トランスファー】
 何やら話がゴチャゴチャしてきましたので、イチから整理し直しましょう。最高傑作たる由縁は「クオリティ/ショウ内容」の両面に渡るわけですが、まずはサウンド。このショウは古くからオーディエンスの名録音が残された事でも有名なのですが、これが何と日本の名門“キニー”による作品なのです。70年代/80年代には度々スタッフを渡英させて録音しており、QUEEN関係で言えば“LIVE AID”の超名録音がつとに有名ですが、1979年にもQUEENを録音していたわけです。そして、本作はその大元カセットからダイレクトにデジタル化した究極ジェネの銘品なのです。
 ここで熱心なコレクター諸兄なら「大元カセット起こしならあったよね?」と思われるでしょう。そう、大ヒット作『HAMMERSMITH ODEON 1979 LEGENDARY MASTER TAPES』です。本作はそのリマスター。。。。。では、ない。キニー・カセット現物に立ち返り「GRAF ZEPPELIN」によって再デジタル化されたものなのです。そして、そのサウンドは確実に超えている。まず、重要なのは最新機材を導入したトランスファー精度のアップ。さすがに新機材の名称/型番はご勘弁いただきますが、この精度がこれまでとまるで違う。超ナチュラルなまま、現代の公式リマスターCDにも負けない鮮やかさを実現しているのです。
 前作『LEGENDARY MASTER TAPES』をお持ちの方ならぜひ聴き比べていただきたい。もともとスカスカ感のない名録音でしたが、さらに濃厚なサウンド密度が素晴らしく、アンサンブルの立体感も圧倒的に向上している。しかも、驚くべき事に音圧稼ぎを一切していないのです。これは波形を見ていただかないと証明できないのですが、超ナチュラルなのにデジリマ級にダイナミック。大元カセットに封じられたサウンドを機微の機微まで精緻に引き出す事で実現しているのです。
 全体的に聴いて一発の鮮やかさですが、より実感されたい方は左チャンネルに注目していたくと良いでしょう。今から思うと前回盤は左チャンネルが拾い切れておらず、全体的に右が強く出ています。これまではそういう録音ポジションなのかと思われていましたが、最新トランスファーでは左チャンネルも格段にディテールアップしており、解像度もヌケも向上。位相ズレも精密に補整されている事も合わせ、芯のアンサンブルが見事に甦っているのです。

【絵画・文化財の補修にも通じる細密マスタリング】
 トランスファー精度だけで長くなってしまいましたが、本作は仕上げ精度も究極。「GRAF ZEPPELIN」の方法論については様々なところで繰り返してきたので省略しますが、本作で重要なのは片チャンネルの(瞬間的な)音切れに起因する揺れ。時間的には0.02秒以下なので人間の耳には「切れ」ではなく「揺れ」に感じる些細なものです。再トランスファーによって格段に少なくなっているのですが、さらに残った「揺れ」もマスタリングでも補整し、ビシッと艶やかサウンドを実現しているのです。
 しかも、処理の手法も極めて入念。そもそも人間の耳に判別できない短さだけに、普通は「切れ」部分を切り取って前後を繋ぐ「つまみ」が一般的です。しかし「GRAF ZEPPELIN」は一切つまんでいない。具体的な作業は専門的すぎて言葉にしづらいのですが、要は切れて失われて聞こえる「音」を復元させている。正直なところ、そこまでやる必要があるのか……とさえ思ってしまう執念の作業量であり、まさに海外の修復に通じるマスタリングなのです。

【究極のショウを完全体験できる究極のライヴアルバム】
 さて、最高傑作たるもう1つの理由はショウ内容。これは前回盤をご存知の方には説明不要でしょう。凄まじいテンションの大名演なのです。何しろ、このショウ……と言いますか、この時のツアー“CRAZY TOUR”自体、マニア筋から「QUEENの頂点」とされている。通常であれば、調子の良いツアーでも名演と普通のショウが混ざるもの。ところが“CRAZY TOUR”にはダメなショウが1つもない。いつもは波の激しいフレディが全公演で凄まじいノドを轟かせる「超名演しかないツアー」だったのです。ここで、そのツアー概要を確認しておきましょう。

●1978年
“JAZZ TOUR”
・10月28日-12月20日:北米(35公演)
●1979年
・1月17日-3月1日:欧州(28公演)
・4月13日-5月6日:日本(15公演)
《6月『THE GAME』制作開始》
・8月18日:SAARBRUCKEN OPEN AIR出演
《10月5日シングル『Crazy Little Thing…』発売》
“CRAZY TOUR”
・11月22日-12月26日:英国(20公演)←★ココ★

 これが奇跡の“CRAZY TOUR”の全体像。一番近いアルバムは『JAZZ』だったわけですが、実は“JAZZ TOUR”では母国イギリス公演がなかった。そのため、シングル『Crazy Little Thing Called Love』に伴い、母国のみの特別ツアーが組まれた。それが“CRAZY TOUR”でした。これだけなら普通の事ですが、その中身が凄かった。何しろ、フレディが連日連夜すべて絶好調。単にノドの調子が良いという次元ではなく、“LIVE AID”ばりのブッちぎれた爆テンションをブチかましたのです。もちろん、“LIVE AID”も奇跡中の奇跡ではありますが、それは約25分という短い時間に濃縮されたからでもありました。しかし、この“JAZZ TOUR”は、110分以上のフルショウでも勢いが衰えず、さらに全公演を駆け抜けてしまったのです。そして、そんな奇跡のツアーの最高峰ライヴアルバム……それが本作なのです。
 同じショウをサウンドボードで綴った『DEFINITIVE HAMMERSMITH ODEON 1979』も傑作ではありましたが、あれは「奇跡ショウのSBDをかき集めてみたい」というマニアの夢を実現したモノ。何種類もの音源を繋ぎ合わせていましたし、サウンドボードが存在しない最後のツメ部分は、キニーのオーディエンス録音も使用されていました。それに対して本作は終始一貫の完全録音であり、クオリティもサウンドボードになんら劣らない。記録としての格も完成度もサウンドボードを超越しているのです。
 本作は、そんな「QUEENの頂点」が誰も聴いたことのないマスター・クオリティに引き上げられた最高峰更新盤です。正直なところ、実際に作業するまではここまでアップグレードするとは想像もしていませんでした。文化遺産、神盤、最高傑作……あらゆる最高級の美辞麗句を注ぎ込みたい究極の絶対盤。どうぞ、極みの輝きを永久に失わないプレス2CDでご体験ください。

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TRANSFERED AND REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

(リマスター・メモ)

★改めてマスターCassetteから最新トランスファー。EQ処理は殆ど施さす、元のマスターデータの質感を尊重した濃密サウンド

★位相修正と音量バランスは適度に調整。

★マスターに起因する音揺れ(片chの音切れ)が減り、聞きやすくなってます

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★「1979年12月26日ハマースミス・オデオン公演」の超絶級オーディエンス録音。「QUEEN全史の最高傑作」とまで言われた名門キニーの大元カセットから再デジタル化。最新機材によるトランスファー精度のアップで、サウンドボード裸足の超極上サウンドを実現。実際サウンドボード盤『DEFINITIVE HAMMERSMITH ODEON 1979』を超える完成度と統一感で「全公演がLIVE AID並み」とまで言われる奇跡の“CRAZY TOUR”のハイライト公演をフル体験できる。最高傑作が自らの高みを更新した究極名盤です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (44:46)
1. Introduction
2. Jailhouse Rock
3. We Will Rock You (Fast)
4. Let Me Entertain You
5. Somebody To Love
6. If You Can't Beat Them
7. Mustapha
8. Death On Two Legs
9. Killer Queen
10. I'm In Love With My Car
11. Get Down, Make Love
12. You're My Best Friend
13. Save Me

Disc 2 (69:12)
1. Now I'm Here
2. Don't Stop Me Now
3. Spread Your Wings
4. Love Of My Life
5. '39
6. Keep Yourself Alive
7. Drum / Guitar Solo
8. Guitar Solo (incl. Silent Night)
9. Brighton Rock (Ending)
10. Crazy Little Thing Called Love
11. Bohemian Rhapsody
12. Tie Your Mother Down
13. Sheer Heart Attack
14. We Will Rock You
15. We Are The Champions
16. God Save The Queen


★★特別企画

★名門キニーの至宝である大元カセットの可能性を最大限に引き出した究極名盤『HAMMERSMITH ODEON 1979: 2022 TRANSFER』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じくショウを収録したマルチカメラ・プロショット『HAMMERSMITH ODEON 1979: THE VIDEO』が特別に付属致します。

QUEEN - HAMMERSMITH ODEON 1979: THE VIDEO(Bonus DVDR)
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 26th December 1979

 本編プレス2CDは、名門キニーの大元カセットを過去最高精度でデジタル化した究極ライヴアルバム。QUEEN全史の最高傑作が最高峰を更新した究極名盤です。その解説でも触れましたが、このショウは何よりも極上プロショットが残された事でも有名。そこで、現場の光景も併せてお楽しみ頂くべく、最高峰バージョンを特別にご用意しました。
 というわけで、本作に収められているのは本編プレス2CDと同じ「1979年12月26日ハマースミス・オデオン公演」。その流出マルチカメラ・プロショットです。このショウは当時テレビでも放送され、プロショットが大定番として知られてきました。本作は、そんなプロショット2種の最高峰版をカップリングしたものです。

【前半:長尺の流出プロショット】
 そんなショウは前述の通りテレビ放送が大定番となってきたわけですが、本作の前半に収められているのはちょっと違う。2012年に発掘された、編集前の関係者流出マスターなのです。これが衝撃だった。何よりも強烈なのは、テレビ放送では観られなかったナンバーが8曲。「Jailhouse Rock(一部)」「We Will Rock You (fast)」「Somebody To Love」「Death On Two Legs」「Get Down, Make Love」「Love Of My Life」「'39」「Tie Your Mother Down」が大幅増量。それでも当日のフルセットには及ばず、曲間に編集カットもあるのですが、それでも約74分に及ぶマルチカメラ・プロショットの登場はあまりにも衝撃でした。
 しかも、クオリティもテレビ放送版を遙かに凌駕していた。時たま微細な白線ノイズや音声の歪みもゼロではないので厳密には「オフィシャル級!」とは言えないものの、それらはあくまで瞬間的なもの。全編を覆い尽くす基本の画質・音質は公式級と呼んでもおかしくない。本作は、そんな流出プロショットでも最高峰。登場から10年以上が経って何種類かのマスターも出回りましたが、そのベストなものを厳選して収録しているのです。
 そして、そんなクオリティで描かれるショウがまた凄い。熱演ぶりは本編解説でも触れましたが、その覇気は光景だからこそビビッド。ダイナミックでキレのあるアクション、絶好調な歌声を振り絞るような表情、半ば暴力的なまでの大暴れ……フレディだけでなく、ロジャーもえらく気合いが入っているのがマルチカメラのド直近アングルで楽しめるのです。

【後半:日本放送プロショット】
 そして、後半に収録されているのは、同じショウのテレビ放送版『THE QUEEN SPECIAL』。イギリスBBCが制作して各国で放送されたのですが、本作はそのうち、“ヤング・ミュージック・ショウ”で放送された日本バージョンを収録しています。実のところ、日本はイギリス放送よりも10分ほど短かいものの、いずれにせよ上記の流出版の方が長い。その流出マスターにはない「Don't Stop Me Now」は日本放送でもしっかりと観られます。
 もちろん、クオリティは最高峰。国内の録画マニアから譲られたマスターでして、その映像美は絶品。オープニング15秒ほど劣化が見られるので流出マスターには及ばないものの、その後は肉薄。ダビング痕も見当たらず、絶品の映像美が番組終了までたっぷり味わえるのです。
 そして、そのクオリティで描かれる番組は流出マスターにはない「Don't Stop Me Now」だけでなく、滲み出る時代感も美味しい。番組冒頭ではナレーションが「日本中を席巻した」「アルバムを五千万枚も売った」「退廃的な無法者!」とまくし立て、曲間にはロンドンのあちこちで「クイーンはどうですか?」と聞いて回る。ファンがマジメに語ったりもしますが、中にはエリザベス女王(のモノマネ)に「陛下、クイーンファンですか?」と問い、パブの親父が「クイーン?がらくたロックだ。我々にはベートーベンがある。即刻止めさせろ!」と吠える。その安っぽいコントがいかにもイギリス臭い。こうした演出は英国制作なのですが、本作は日本放送だけに字幕も入り、珍妙な演出をビビッドに楽しめるのです。
 また、当日演奏していない2曲「Another One Bites The Dust」「Flash's Theme」はクリップなのですが、これが別バージョンなのも美味しい。どちらもお馴染みの演奏シーンではあるのですが、使用されているカットが違う。しかも「Another One Bites The Dust」は尺を切り詰めるために青空(なぜ?)シーンを交えながら豪快に切り貼り。テンポがまったく合わない凄い編集になっています。「Flash's Theme」は演奏シーンだけでなく、挿入される映画シーンもまったく異なりますし、曲の最後には映画のクライタス将軍まで登場。これも番組オリジナルで、惑星モンゴではなくロンドンで「クイーンこそ悪魔だ。邪悪な存在だ」と凄んでくるのです。
 もちろん、ショウこそが本命。『LIVE KILLERS』をイメージさせながらも当時の新曲「Crazy Little Thing Called Love」「Save Me」も盛り込まれ、しかも歌詞の対訳字幕付き。フレディの歌声も感動的な初期のライヴバージョンを満喫できます(「Save Me」のソロでブライアンが音を外してメチャクチャになってしまうのも初期らしさかも知れません)。

 『Crazy Little Thing Called Love』を全米No.1に送り込み、いよいよ大全盛を究めようとしていた1979年のQUEEN。そのハイライトの大熱演を2種のプロショットで目撃できる最高峰映像です。QUEENライヴアルバムの頂点に輝く本編プレス2CDと、その映像版である本作。まさに文化遺産となる超豪華セット。どうぞ、併せてたっぷりとお楽しみください。

(109:13)
1. Jailhouse Rock 2. We Will Rock You (fast) 3. Let Me Entertain You
4. Somebody To Love 5. Death On Two Legs 6. Killer Queen 7. I'm In Love With My Car
8. Get Down, Make Love 9. You're My Best Friend 10. Save Me 11. Now I'm Here
12. Love Of My Life 13. '39 14. Crazy Little Thing Called Love 15. Tie Your Mother Down
16. Sheer Heart Attack 17. We Will Rock You 18. We Are The Champions
19. God Save The Queen

THE QUEEN SPECIAL: Japanese Broadcast Version
Broadcast Date: 19th August 1981

20. Now I'm Here 21. Another One Bites The Dust 22. You're Are My Best Friend
23. Flash's Theme 24. Let Me Entertain You 25. Don't Stop Me Now 26. Killer Queen
27. I'm In Love With My Car 28. Crazy Little Thing Called Love 29. Sheer Heart Attack
30. Save Me 31. We Will Rock You 32. We Are The Champions 33. God Save The Queen

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.109min

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "HAMMERSMITH ODEON 1979: 2022 TRANSFER"(VWardour-531)