ELTON JOHN - LOS ANGELES 1979: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(2CDR) [Uxbridge 1738]

ELTON JOHN - LOS ANGELES 1979: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(2CDR) [Uxbridge 1738]

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商品詳細

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Universal Amphitheatre, Los Angeles, CA, USA 29th September 1979

 当時の表現で言うとすれば「西側」のロックアーティストが初めてソ連でのライブを敢行するという快挙を成し遂げた1979年のエルトン・ジョン。当時大きな話題を呼んだソ連公演後、意気揚々とした中で秋に行われたアメリカ・ツアーはその名も「BACK IN THE U.S.S.A.」名付けられました。
 このツアーに関してはUXBRIDGEからリリースされた「BACK IN THE USSA TOUR: BOSTON 1979」が代表盤とされてきましたが、それに匹敵する衝撃の極上音質オーディエンスが発掘されたのです。
 録音してくれたのはご存じマイク・ミラード。実のところ、彼がエルトンの大ファンであったことはこれまでリリースされてきた「L.A. FORUM 1974: MIKE MILLARD MASTER TAPES」、「SAN DIEGO 1975: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES」そして「ANAHEIM 1980: MIKE MILLARD MASTER TAPES」といった名盤群が証明してくれていましたが、そうなれば「BACK IN THE U.S.S.A.」ツアーだって…そんなマニアの願いが今週叶います。やはりミラードは同ツアーを録音してくれていたのでした。

同ツアーは9月下旬から10月上旬にかけてLAのユニバーサル・アンフィシアターでの10公演がセッティングされており、そこへミラードが向かわないはずがない。おまけに本ツアーと言えばエルトンのピアノにレイ・クーパーの二人だけというシンプルな編成で行われたことから、それまでのエルトンのようなアリーナやスタジアムではなく、代わりに公演数を増やしてシアター・クラスの会場が使われたことでも話題を呼んだもの。
そんな連続公演のちょうど中日に当たる日をミラードは録音してくれていたのですが、ユニバーサル・アンフィシアターは野外のシアター。にもかかわらず当日は天候が思わしくなく、ミラードも録音のセッティングに苦心した模様。
例えば「Daniel」の序盤までは少しだけですがマイクの接続ノイズが混入してしまいますし、遂には途中から雨が降り出してきたせいで音がモノラルになってしまう箇所まである。そのせいで今回はCD-Rでのリリースとなった感は否めません。

ところがライブの内容に関しては雨がむしろ奇跡を呼び起こした感すらあったのです。このツアーではおなじみのR&Bカバー「I Heard It Through The Grapevine」の途中で遂に降りだすと機転を利かせたエルトンが「Singing In The Rain」をアドリブで歌い出したのですが、そこで会場は爆発しそうなほどの盛り上がりに。そもそもこの日のライブ自体がの反応が熱狂的。おまけにミラード録音らしく音像が近い。
きめ細やかな音の鮮度という点では「BACK IN THE USSA TOUR: BOSTON 1979」に軍配が上がるのですが、オンな音像と盛り上がりという点では今回の圧勝。それどころか「Tonight」では雨が当たる音まで(ミラードからしたら災難かもしれませんが)入るという生々しさ。
皮肉なことに、この状況がむしろずぶ濡れとなったであろう観客のテンションを上げる結果となり、それが「Bennie And The Jets」や「I Saw Her Standing There」におけるコール・アンド・レスポンスの場面で頂点に。あまりの盛り上がりを前に、フィナーレでエルトンが思わず「今日はあいにくの天気でごめんね」と語りかけたほど。
そうした盛り上がりまくる場面は是非ヘッドフォンにてたっぷりと感じを掴んでいただきたいほどでして、実際に聞いていて鳥肌が立つレベル。大盛況だったツアーの盛り上がりを絶妙なバランスで捉えてくれたミラードの面目躍如。79年「BACK IN THE U.S.S.A.」ツアーからの新たなるスタンダードがここに!

Disc 1 (69:27)
1. Your Song
2. Sixty Years On
3. Daniel
4. Skyline Pigeon
5. Take Me To The Pilot
6. Rocket Man
7. Don't Let The Sun Go Down On Me
8. Goodbye Yellow Brick Road
9. Roy Rogers
10. Candle In The Wind
11. Ego
12. Where To Now St. Peter
13. I Heard It Through The Grapevine / Singing In The Rain

Disc 2 (72:17)
1. Funeral For A Friend
2. Tonight
3. Better Off Dead
4. Island
5. I Think I'm Going To Kill Myself
6. I Feel Like A Bullet (In The Gun Of Robert Ford)
7. Scott Joplin Intro / Bennie And The Jets
8. Sorry Seems To Be The Hardest Word
9. Mama Can't Buy You Love
10. Part-Time Love
11. Crazy Water
12. Song For Guy
13. Saturday Night 's Alright For Fighting
14. Pinball Wizard
15. Whole Lotta Shakin' Goin' On
16. I Saw Her Standing There
17. Twist And Shout
18. Crocodile Rock
19. Back In The U.S.S.R.

Elton John - Piano, Vocals
Ray Cooper - Percussion, Vibraphone