BLACK SABBATH - PORTLAND 1970: REEL TO REEL MASTER(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC 304]
BLACK SABBATH - PORTLAND 1970: REEL TO REEL MASTER(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only
[ZODIAC 304]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Sullivan Gymnasium, University Of Southern Maine, Portland, ME. USA 7th November 1970
BLACK SABBATHが世界に羽ばたいた1970年。その秘宝リール・マスターが永久保存プレスCDで登場です。
本作に収められているのは「1970年11月7日ポートランド公演」。その現場を体験させてくれる極上オーディエンス録音です。1970年と言えば、歴史的な大名盤『BLACK SABBATH』『PARANOID』が発売され、『MASTER OF REALITY』も制作された革命の年。そのうち、本作は“PARANOID TOUR”の一幕です。まずは、サバス初のワールドツアーからショウのポジションをイメージしてみましょう。
【1970年】
《9月18日『PARANOID(UK)』発売》
・9月11日-10月26日:欧州#1(25公演)
・10月30日-11月28日:北米#1(30公演)←★ココ★
・11月29日-12月20日:欧州#2(8公演)
【1971年】
《1月1日『PARANOID(US)』発売》
・1月7日-23日:欧州#3(11公演)
・1月31日:MYPONGA POP FESTIVAL出演
《2月5日『MASTER OF REALITY』制作開始》
・2月6日-4月4日:オランダ+北米#2(39公演)
・4月14日-26日:欧州#4(11公演)
これが“PARANOID TOUR”の概要。『VOL.4』以降は「アルバム制作→ツアー」のローテーションが整いますが、この頃はツアーの最中にも絶え間なくアルバムを作る忙しないスケジュール。そのうち「北米#1」は、サバス初のアメリカ・ツアーでもあり、本作のポートランド公演はその5公演目にあたるコンサートでした。
そんな初々しさ溢れる本作は、極めて素晴らしいヴィンテージ・オーディエンス。1970年というと、デビューから間もない事もあってオーディエンス録音は極少。しかも、そのほとんどが厳しいクオリティの物ばかりです。しかし、そんな中で本作は貴重すぎる例外。近年になって発掘されたマスター・リールからダイレクトにデジタル化されており、その鮮度は究極的。わずかに空間感覚があるためサウンドボード間違えこそしませんが、真っ直ぐに届く演奏音は極めて端正で、どこまでもクリア。骨太な芯が逞しく、ダビング痕のまるでない肉厚の鳴りも美しい。そして何よりも艶やか。ヴィンテージならではの琥珀色のサウンドでありながら、その艶がノイズに汚されずたっぷりと流れ出るのです。しかも、その演奏や歌声を邪魔するものが何もない。アメリカ大陸上陸から5公演目ということもあってか、まだまだ熱狂を巻き起こすほどの人気には至らず、オーディエンス・ノイズもほとんど気にならない。名盤『PARANOID』を創り上げたバンド・ポテンシャルを隅々まで味わう事ができるのです。
まさに奇跡としか言いようのないマスター・リールだけに、その発掘には世界中のマニアが驚喜。これまで“PARANOID TOUR”のベスト・オーディエンスだった『ETERNAL VOID OF DOOM: THE LEGENDARY MASTER』と並ぶ傑作と絶賛を受けました。しかし、奇跡的ではあっても完璧ではなかった。「War Pigs」「Fairies Wear Boots」にテープチェンジがあり、全体的に音量が不安定。さらに致命的だったのはラストの「Fairies Wear Boots」。それまでの艶やかさが損なわれ、ブツブツとしたノイズが入っていたのです(逆に言えば、欠点があっても“ベスト”と言われるほど基本クオリティが高いのですが)。そこで、本作は奇跡のリール・サウンドをさらに細心マスタリングでブラッシュ・アップ。もちろん、見目麗しいヴィンテージの鳴りを損なうような無粋なマネはせず、正確なピッチも当たり前。その上で不安定な音量を(不自然にならない範囲内で)可能な限り補正し、「Fairies Wear Boots」のブツブツしたノイズも徹底的に修正しました。さすがにテープチェンジの欠けは如何ともし難いものの、貴重な1970年の薫りに約46分間、心ゆくまで浸りきれるライヴアルバムに仕上げました。
そのサウンドで描かれるショウの素晴らしさは、言葉を失う。先述した通り、この「北米#1」は彼らにとって初のアメリカ・ツアー。初めて体験する新大陸の文化に圧倒されつつ、若干21歳のオジー・オズボーンが吠え、22歳のアイオミが革命的なヘヴィ・リフを轟かせる。その若々しい勢いはドラッグで倍加されながらも破綻を起こさず、凄まじい混沌を紡ぎ出す。彼らのアメリカ・ツアーは冒頭の数公演が噂となって全米を駆け巡り、終盤には凄まじい人気となっていった。本作は、そんな“噂”を引き起こした現場。古今無象のヘヴィ・サウンドに圧倒される観客の息吹もリアルな1970年のドキュメントなのです。
とにもかくにも、1970年の極上ヴィンテージ・サウンドが美味すぎる1枚。欠点があってもツアー・ベストと呼ばれた超・名録音を磨き上げ、史上最高峰クオリティに引き上げたライヴアルバムの大傑作です。
これまで1970年のハイクオリティ録音と言えばサウンドボードしかなく、現場の本生100%体験はできませんでした。しかし、その歯がゆさも本作で終止符。ブリュッセル公演(かつてパリ70と呼ばれていたもの)にも匹敵するサウンドでありながら、現場に立つ臨場感も絶大な1本。まさに“英国ロックの歴史遺産”以外の何物でもない銘品中の銘品。どうぞ、永久保存プレスCDでたっぷりとお楽しみください。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(46:09)
1. Intro 2. Paranoid 3. N.I.B. 4. War Pigs 5. Behind The Wall Of Sleep
6. Iron Man 7. Hand Of Doom 8. Fairies Wear Boots
----------------------------------------------------------
★★特別企画
★1970年の新たなる秘宝ライヴアルバム『PORTLAND 1970: REEL TO REEL MASTER』。そのナンバー入りステッカー付きに限り、同じく1970年の激レア・プロショットをコンピレーションした傑作映像集『ROCK CIRCUS '70』が特別にボーナス付属いたします。
BLACK SABBATH - ROCK CIRCUS '70(Special Bonus DVDR)
Neiderradeyeling Stadium, Frankfurt, Germany 21st June 1970
本編プレスCDは、マスター・リールから1970年の薫りが漂う極上のライヴアルバムです。そのボーナスには、その“薫り”を“光景”に変える極上のプロショット集をご用意しました。
そんな本作に収録されているプロショットは3種。そのすべてが70年代サバスの超傑作『THE OZZY OSBOURNE YEARS ULTIMATE EDITION』や公式ヒストリーDVDでも観られなかった秘宝中の秘宝ばかり。それでは、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
【1970年6月21日:“ROCK CIRCUS”】
まず、登場するのは西ドイツのテレビ番組“ROCK CIRCUS”のマルチカメラ・プロショット。完奏ではないのですが、とにかく凄まじいのがクオリティ。もし店頭にお越しでしたら、ぜひ画質をご覧ください! ビルの背筋までクッキリと美しく、滲みも一切ない超ウルトラ美麗映像。マスターから直にデジタル化したと思しき映像は、ブリュッセル70(かつてパリ70で知られてきたプロショット)でさえ問題にならない。「当時にしては」「アナログ撮影にしては」の枕詞をヌキにして、現在のデジタル基準でも超極上の完全オフィシャル級プロショットです。
音も映像に負けず凄まじい。このダイレクト感はスタジオ録音と言われても驚かないほどウルトラ・クリア。サバスの最初期記録と言えば1970年5月25日の“BEAT CLUB”出演映像ですが、この映像はその1ヶ月後。「War Pigs」も「Walpurgis」と呼ばれていた仮歌詞の初期バージョンですが、サウンドはオジーの地下室テープを貼るかに超えています!
しかも、1970年の時代感も絶大。ドデカいテロップもヴィンテージなら、なぜかリングに上がって演奏する「Iron Man」もクラシック。ここでも画質・音質ともに驚愕の逸品で、歌詞違いのバージョンが繰り広げられます。さらに熱狂する観客や野外でノンビリとインタビューを受ける光景にも遅れてきたヒッピー感が漂う。一体、どこにこれだけの映像が残っていたのか……もし、続きが発見されたら間違いなくBLACK SABBATH史上、最大・最強の1本になること間違いなしです。ぜひとも発掘していただきたい驚異のプロショットです。
【1970年8月21日“BILZEN BLUES AND JAZZ FESTIVAL”】
続いてはモノクロの屋内スタジオ・ライヴ。『PARANOID』が完成しつつ、まだ発売になっていないタイミングのテレビ番組で、アルバムに先立ってリリースされたシングル「Paranoid」をほぼフル演奏します。サウンドは“ROCK CIRCUS”には及びませんが、画質はコチラも極上。ライヴは屋内なのに観客は野外という不思議なプロショットです。
【1970年8月31日“MONTREUX CASINO”】
最後は1970年8月31日モントルー公演を扱ったモノクロのニュース映像。そう、あの超極上サウンドボード『MONTREUX 1970』の映像版です! さまざまなバンドに混じって「N.I.B.」がほんの少し出てくるだけですが、あの日にカメラも入っていたとは……。ライヴの素晴らしさは『MONTREUX 1970』で保証済みなだけに、こちらも発掘が切望される1本です。
それぞれ存在自体が知られていなかったマルチカメラ・プロショット。歴史を変えた“1970年”をオフィシャル・クオリティで目撃させてくれる極上映像集です。わずか10分程度の映像集ではありますが、一見は百聞を超える。コレクションとしてだけでなく、現場体験させてくれる本編プレスCDのイマジネーションを数倍に引き上げてくれる大傑作。どうぞ、併せてご堪能ください。
(9:45)
Rock Circus '70 (Frankfurt 21st June 1970)
1. War Pigs 2. Iron Man 3. Interview
Bilzen Blues And Jazz Festival (Vlaams 21st August 1970)
4. Paranoid
Montreux Montreux Casino (Montreux 31st August 1970)
5. N.I.B.(portion)
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.10min.
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "PORTLAND 1970: REEL TO REEL MASTER"(ZODIAC 304)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Sullivan Gymnasium, University Of Southern Maine, Portland, ME. USA 7th November 1970
BLACK SABBATHが世界に羽ばたいた1970年。その秘宝リール・マスターが永久保存プレスCDで登場です。
本作に収められているのは「1970年11月7日ポートランド公演」。その現場を体験させてくれる極上オーディエンス録音です。1970年と言えば、歴史的な大名盤『BLACK SABBATH』『PARANOID』が発売され、『MASTER OF REALITY』も制作された革命の年。そのうち、本作は“PARANOID TOUR”の一幕です。まずは、サバス初のワールドツアーからショウのポジションをイメージしてみましょう。
【1970年】
《9月18日『PARANOID(UK)』発売》
・9月11日-10月26日:欧州#1(25公演)
・10月30日-11月28日:北米#1(30公演)←★ココ★
・11月29日-12月20日:欧州#2(8公演)
【1971年】
《1月1日『PARANOID(US)』発売》
・1月7日-23日:欧州#3(11公演)
・1月31日:MYPONGA POP FESTIVAL出演
《2月5日『MASTER OF REALITY』制作開始》
・2月6日-4月4日:オランダ+北米#2(39公演)
・4月14日-26日:欧州#4(11公演)
これが“PARANOID TOUR”の概要。『VOL.4』以降は「アルバム制作→ツアー」のローテーションが整いますが、この頃はツアーの最中にも絶え間なくアルバムを作る忙しないスケジュール。そのうち「北米#1」は、サバス初のアメリカ・ツアーでもあり、本作のポートランド公演はその5公演目にあたるコンサートでした。
そんな初々しさ溢れる本作は、極めて素晴らしいヴィンテージ・オーディエンス。1970年というと、デビューから間もない事もあってオーディエンス録音は極少。しかも、そのほとんどが厳しいクオリティの物ばかりです。しかし、そんな中で本作は貴重すぎる例外。近年になって発掘されたマスター・リールからダイレクトにデジタル化されており、その鮮度は究極的。わずかに空間感覚があるためサウンドボード間違えこそしませんが、真っ直ぐに届く演奏音は極めて端正で、どこまでもクリア。骨太な芯が逞しく、ダビング痕のまるでない肉厚の鳴りも美しい。そして何よりも艶やか。ヴィンテージならではの琥珀色のサウンドでありながら、その艶がノイズに汚されずたっぷりと流れ出るのです。しかも、その演奏や歌声を邪魔するものが何もない。アメリカ大陸上陸から5公演目ということもあってか、まだまだ熱狂を巻き起こすほどの人気には至らず、オーディエンス・ノイズもほとんど気にならない。名盤『PARANOID』を創り上げたバンド・ポテンシャルを隅々まで味わう事ができるのです。
まさに奇跡としか言いようのないマスター・リールだけに、その発掘には世界中のマニアが驚喜。これまで“PARANOID TOUR”のベスト・オーディエンスだった『ETERNAL VOID OF DOOM: THE LEGENDARY MASTER』と並ぶ傑作と絶賛を受けました。しかし、奇跡的ではあっても完璧ではなかった。「War Pigs」「Fairies Wear Boots」にテープチェンジがあり、全体的に音量が不安定。さらに致命的だったのはラストの「Fairies Wear Boots」。それまでの艶やかさが損なわれ、ブツブツとしたノイズが入っていたのです(逆に言えば、欠点があっても“ベスト”と言われるほど基本クオリティが高いのですが)。そこで、本作は奇跡のリール・サウンドをさらに細心マスタリングでブラッシュ・アップ。もちろん、見目麗しいヴィンテージの鳴りを損なうような無粋なマネはせず、正確なピッチも当たり前。その上で不安定な音量を(不自然にならない範囲内で)可能な限り補正し、「Fairies Wear Boots」のブツブツしたノイズも徹底的に修正しました。さすがにテープチェンジの欠けは如何ともし難いものの、貴重な1970年の薫りに約46分間、心ゆくまで浸りきれるライヴアルバムに仕上げました。
そのサウンドで描かれるショウの素晴らしさは、言葉を失う。先述した通り、この「北米#1」は彼らにとって初のアメリカ・ツアー。初めて体験する新大陸の文化に圧倒されつつ、若干21歳のオジー・オズボーンが吠え、22歳のアイオミが革命的なヘヴィ・リフを轟かせる。その若々しい勢いはドラッグで倍加されながらも破綻を起こさず、凄まじい混沌を紡ぎ出す。彼らのアメリカ・ツアーは冒頭の数公演が噂となって全米を駆け巡り、終盤には凄まじい人気となっていった。本作は、そんな“噂”を引き起こした現場。古今無象のヘヴィ・サウンドに圧倒される観客の息吹もリアルな1970年のドキュメントなのです。
とにもかくにも、1970年の極上ヴィンテージ・サウンドが美味すぎる1枚。欠点があってもツアー・ベストと呼ばれた超・名録音を磨き上げ、史上最高峰クオリティに引き上げたライヴアルバムの大傑作です。
これまで1970年のハイクオリティ録音と言えばサウンドボードしかなく、現場の本生100%体験はできませんでした。しかし、その歯がゆさも本作で終止符。ブリュッセル公演(かつてパリ70と呼ばれていたもの)にも匹敵するサウンドでありながら、現場に立つ臨場感も絶大な1本。まさに“英国ロックの歴史遺産”以外の何物でもない銘品中の銘品。どうぞ、永久保存プレスCDでたっぷりとお楽しみください。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(46:09)
1. Intro 2. Paranoid 3. N.I.B. 4. War Pigs 5. Behind The Wall Of Sleep
6. Iron Man 7. Hand Of Doom 8. Fairies Wear Boots
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★★特別企画
★1970年の新たなる秘宝ライヴアルバム『PORTLAND 1970: REEL TO REEL MASTER』。そのナンバー入りステッカー付きに限り、同じく1970年の激レア・プロショットをコンピレーションした傑作映像集『ROCK CIRCUS '70』が特別にボーナス付属いたします。
BLACK SABBATH - ROCK CIRCUS '70(Special Bonus DVDR)
Neiderradeyeling Stadium, Frankfurt, Germany 21st June 1970
本編プレスCDは、マスター・リールから1970年の薫りが漂う極上のライヴアルバムです。そのボーナスには、その“薫り”を“光景”に変える極上のプロショット集をご用意しました。
そんな本作に収録されているプロショットは3種。そのすべてが70年代サバスの超傑作『THE OZZY OSBOURNE YEARS ULTIMATE EDITION』や公式ヒストリーDVDでも観られなかった秘宝中の秘宝ばかり。それでは、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
【1970年6月21日:“ROCK CIRCUS”】
まず、登場するのは西ドイツのテレビ番組“ROCK CIRCUS”のマルチカメラ・プロショット。完奏ではないのですが、とにかく凄まじいのがクオリティ。もし店頭にお越しでしたら、ぜひ画質をご覧ください! ビルの背筋までクッキリと美しく、滲みも一切ない超ウルトラ美麗映像。マスターから直にデジタル化したと思しき映像は、ブリュッセル70(かつてパリ70で知られてきたプロショット)でさえ問題にならない。「当時にしては」「アナログ撮影にしては」の枕詞をヌキにして、現在のデジタル基準でも超極上の完全オフィシャル級プロショットです。
音も映像に負けず凄まじい。このダイレクト感はスタジオ録音と言われても驚かないほどウルトラ・クリア。サバスの最初期記録と言えば1970年5月25日の“BEAT CLUB”出演映像ですが、この映像はその1ヶ月後。「War Pigs」も「Walpurgis」と呼ばれていた仮歌詞の初期バージョンですが、サウンドはオジーの地下室テープを貼るかに超えています!
しかも、1970年の時代感も絶大。ドデカいテロップもヴィンテージなら、なぜかリングに上がって演奏する「Iron Man」もクラシック。ここでも画質・音質ともに驚愕の逸品で、歌詞違いのバージョンが繰り広げられます。さらに熱狂する観客や野外でノンビリとインタビューを受ける光景にも遅れてきたヒッピー感が漂う。一体、どこにこれだけの映像が残っていたのか……もし、続きが発見されたら間違いなくBLACK SABBATH史上、最大・最強の1本になること間違いなしです。ぜひとも発掘していただきたい驚異のプロショットです。
【1970年8月21日“BILZEN BLUES AND JAZZ FESTIVAL”】
続いてはモノクロの屋内スタジオ・ライヴ。『PARANOID』が完成しつつ、まだ発売になっていないタイミングのテレビ番組で、アルバムに先立ってリリースされたシングル「Paranoid」をほぼフル演奏します。サウンドは“ROCK CIRCUS”には及びませんが、画質はコチラも極上。ライヴは屋内なのに観客は野外という不思議なプロショットです。
【1970年8月31日“MONTREUX CASINO”】
最後は1970年8月31日モントルー公演を扱ったモノクロのニュース映像。そう、あの超極上サウンドボード『MONTREUX 1970』の映像版です! さまざまなバンドに混じって「N.I.B.」がほんの少し出てくるだけですが、あの日にカメラも入っていたとは……。ライヴの素晴らしさは『MONTREUX 1970』で保証済みなだけに、こちらも発掘が切望される1本です。
それぞれ存在自体が知られていなかったマルチカメラ・プロショット。歴史を変えた“1970年”をオフィシャル・クオリティで目撃させてくれる極上映像集です。わずか10分程度の映像集ではありますが、一見は百聞を超える。コレクションとしてだけでなく、現場体験させてくれる本編プレスCDのイマジネーションを数倍に引き上げてくれる大傑作。どうぞ、併せてご堪能ください。
(9:45)
Rock Circus '70 (Frankfurt 21st June 1970)
1. War Pigs 2. Iron Man 3. Interview
Bilzen Blues And Jazz Festival (Vlaams 21st August 1970)
4. Paranoid
Montreux Montreux Casino (Montreux 31st August 1970)
5. N.I.B.(portion)
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.10min.
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "PORTLAND 1970: REEL TO REEL MASTER"(ZODIAC 304)