DAVID LEE ROTH - L.A. FORUM 1986 2ND NIGHT(2CDR) [Shades 1118]

DAVID LEE ROTH - L.A. FORUM 1986 2ND NIGHT(2CDR) [Shades 1118]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Live at the Forum, Inglewood, CA, USA 20th December 1986 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 アメリカンHR最強ユニット“EAT ‘EM BAND”の新たなる傑作ライヴアルバムが登場! 今度はなんと名門キニーのオリジナル・マスターです!!
 そんな本作に収められているのは「1986年12月20日イングルウッド公演」。その傑作オーディエンス録音です。“EAT ‘EM AND SMILE TOUR”は、ロック史上最高・最強のストリングス・コンビとダイヤモンド・デイヴが並び立つ唯一無二のツアー。まずは、その軌跡からショウのポジションを確かめておきましょう。

●1986年
《7月7日『EAT ‘EM AND SMILE』発売》
・8月16日-10月11日:北米#1(38公演)
・10月23日-12月20日:北米#2(39公演)←★ココ★
●1987年
・1月7日-2月22日:北米#3(28公演)
《春:『SKYSCRAPER』製作開始》

 これが史上最強バンドの活動全景。『SKYSCRAPER』まではビリー・シーンも在籍したものの、続く2ndツアーには不参加。結果として“EAT ‘EM AND SMILE TOUR”だけが最強バンドのステージとなりました。そんなツアーは大きく3つの北米ツアーに分けられ、本作のイングルウッド公演は「北米#2」の最終日にあたる。一般に知られるツアー・デートでは“12月19日”が最終日となっていますが、実はもう1日同じ“THE FORUM”でショウがあり、本作はその2日目のコンサートです。
 そんなショウを記録した本作は、目も醒めるクリアさが素晴らしい名録音。実のところ、アナログ時代から知られる伝統録音でもあるのですが、それを記録したのはあのキニーだった。本作は、そのキニー・カセットからダイレクトにCD化したものなのです。そのサウンドは、まさに過去最高。実のところ距離感も否めないタイプの録音でして、従来盤は聴けない事はないものの、音色はモコモコとしていてディテールまでは掴めなかった。ところが、オリジナル・カセットはまったく違った。空気感がクリアに透き通り、シンセはキラキラと降り注ぎ、ギターもヴォーカルもエッジ鋭く真っ直ぐ届く。ベースもアタック音にフォーカスされ、速射ソロが1音1音クッキリと楽しめるのです。
 こう書くと高音がキンキンしたサウンドを思い浮かべるかも知れませんが、そうではありません。むしろ中音域の手応えが素晴らしく、輪郭が鮮やかだからこそのシャープさ。耳に痛い要素は皆無なのです。最高傑作『FRESNO 1986 COMPLETE(Zodiac 300)』と比べると、間近感や重低音の力強さで一歩譲る。そして「Everybody Wants Some!!」冒頭がテープチェンジで僅かに欠け、そこでサウンドも一時不安定なる。完全無欠とは言い難いためにツアーNo.1の王座には届きませんでしたが、トータルの聴きやすさとクリアさは大名盤『FRESNO 1986 COMPLETE』にも匹敵する。“EAT ‘EM BAND”は大会場&大熱狂ばかりで名録音が難しいツアーにも関わらず、これだけのサウンド。まさに名門キニーの面目躍如となる名録音です。
 そして、そのサウンドで描かれるのは、これまで聴いたことのない最終日だからこその大熱演。このツアーはセットに変更がなく他作品と変わりませんが、一応整理しておきましょう。

●VAN HALEN(7曲)
・VAN HALEN:Ice Cream Man/Ain't Talkin' Bout Love
・WOMEN AND CHILDREN FIRST:Everybody Wants Some!!
・FAIR WARNING:Unchained
・DIVER DOWN:(Oh) Pretty Woman
・1984:Panama/Jump
●EAT ‘EM AND SMILE(8曲)
・Shyboy/Tobacco Road/Elephant Gun/Ladies Night in Buffalo?/Bump and Grind/Big Trouble/Yankee Rose/Goin' Crazy!
●その他
・Instrumental Jam/California Girls

……と、このようになっています。VAN HALENとソロから珠玉の名曲がセレクトされているわけですが、やはり圧倒的なのはストリングス・コンビによるアップデートぶり。エキゾチックなフレーズも交えて独特な世界観を醸すヴァイに対し、時に真っ向からぶつかり、時に寄りそうビリーのベース。当代きっての速弾き合戦にも関わらず、無味乾燥なバカテクとはまったく違って1フレーズ1フレーズには意味も必然性もある。ギターの感情表現というと泣きや狂気で語られがちですが、ヴァイは高揚感や発奮、笑いさえも表現できる。その個性はWHITESNAKE時代など問題外なほど輝きまくっており、そんなヴァイと語らうからこそ、ビリーもMR. BIG以上に饒舌なのです。
 そして、そんな超個性が突き抜けられるのは「ダイヤモンド・デイヴのショウ」だから。後年、ヴァイのツアーにビリーが参加したこともありましたが、ややマニアックすぎて世界観が内省的でもありました。ところが、“EAT ‘EM AND SMILE TOUR”は希代のエンターテイナーによる底抜けな世界。だからこそ、天才2人の相乗エネルギーが四方八方に放射されて観客を熱狂させ、その熱量がフィードバックして更に爆裂する。デイヴがステージを降りる2人のソロ・コーナーでさえ、ユーモアラスでキャッチーなのです。“EAT ‘EM BAND”はあくまでデイヴのソロが前提ではありましたが、互いが引き立て合うマジックにかけてはこれ以上なく「バンド」な存在でもありました。

 豪華絢爛にして史上最強のアメリカンHR。その現場をキニー・サウンドで本生100%体験できるライヴアルバムの大傑作です。最高傑作『FRESNO 1986 COMPLETE』にも肉薄する新たなる名盤。どうぞ、心ゆくまで思う存分お楽しみください。

Disc 1 (49:10)
1. Intro
2. Shy Boy
3. Tobacco Road
4. Unchained
5. Panama
6. Drum Solo
7. Oh, Pretty Woman
8. Elephant Gun
9. Ladies' Nite in Buffalo?
10. Everybody Wants Some!!
11. On Fire
12. Bump and Grind

Disc 2 (49:52)
1. MC
2. Ice Cream Man
3. Big Trouble
4. Yankee Rose
5. Bass/Guitar Solos
6. Ain't Talkin' 'Bout Love
7. Goin' Crazy!
8. Jump
9. California Girls

David Lee Roth: vocals
Steve Vai: guitar & vocals
Billy Sheehan: bass & vocals
Gregg Bissonette: drums
Brett Tuggle: keyboards