U2 - MALIBU NIGHT CLUB, LIDO BEACH 1981(1CD) [Wardour-521]
U2 - MALIBU NIGHT CLUB, LIDO BEACH 1981(1CD)
[Wardour-521]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
The Malibu Night Club, Lido Beach, New York, USA 13th December 1981 STEREO SBD(UPGRADE)
世界に挑みつつ、まだブレイクスルーには至っていなかった1981年のU2。その若武者のようなライヴが脳みそに流し込まれるサウンドボード・アルバムが登場です。
そんな本作に刻まれているのは「1981年12月13日リードー・ビーチ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。1981年のU2と言えば、“BOY Tour”と“OCTOBER Tour”が交錯する時期であり、本作は後者。そして、当店で“OCTOBER Tour”のサウンドボードと言えば、プレス名盤『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981(Wardour-451)』を筆頭に『BOSTON 1981 PRE-FM(Uxbridge 1335)』『THE RITZ 1982 1ST NIGHT(Uxbridge 1592)』といった名作群がひしめいてもいます。良い機会ですので、まずはツアー・スケジュールでそれぞれの位置関係を確認してみましょう。
●1981年
・8月16日ー9月2日:欧州#1(6公演)
《10月12日『OCTOBER』発売》
・10月1日ー11月4日:欧州#2(29公演)←※PARADISO, AMSTERDAM 1981
・11月13日ー12月13日:北米#1(23公演)←★ココ★
・12月20日+21日:ロンドン(2公演)
●1982年
・1月23日ー26日:アイルランド(3公演)
・2月11日ー3月30日:北米#2(32公演)←※THE RITZ 1982
《9月ー11月『WAR』制作》
・12月1日ー24日:欧州#3(20公演)
これが“OCTOBER Tour”の全体像。本作のリードー・ビーチ公演は「北米#1」レッグにあたるわけですが、ここはサウンドボード量産地帯でもありました。スケジュールをさらにズームしてみましょう。
・11月13日:オールバニ公演
・11月14日『BOSTON 1981 PRE-FM』
・11月15日ー25日(8公演)
・11月28日『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』
・11月29日ー12月12日(11公演)
・12月13日:リードー・ビーチ公演 ←★ココ★
これが「北米#1」の全23公演。リードー・ビーチ公演はその最終日であり、プレス名盤『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』の約2週間後でもありました。このショウはラジオ局“WLIR”で放送された事でも知られ、定番の1つに数えられてきました。本作は、そのFMサウンドボードの最高峰を更新するもの。昨今、当店では海外のU2研究家の監修を受け、“WAR Tour”のサウンドボード音源を最高峰マスターでアーカイヴしておりますが、本作はその“OCTOBER Tour”篇となるものなのです。
実際、本作から流れ出るのは、過去最高を更新するオフィシャル級サウンド。ただし、『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』とは趣が異なりまして、ぶ厚くリッチな鳴りが特徴。『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』は透き通るクリアさにエッジが切り立つタイプのダイレクト感でしたが、本作は極太の芯がグイグイと力づくで迫ってくるタイプ。特に素晴らしいのは、リズム隊。アダムのベースがゴリゴリと轟き、その連なりがぶっといグルーヴを生み出す。視覚的に喩えるなら、ゴリッとしたアタック音の1粒1粒は黒光りする玉のようであり、それが連なるグルーヴはぶっとい数珠のよう。それに絡むラリーのドラミングもキットの構造が目に浮かぶほどに立体的なのです。
ここまででリズム隊だけが頭抜けたサウンドをイメージされるかも知れませんが、そうではないから本作は素晴らしい。エッジのギターもボノの歌声も荒縄の如きビートに負ける事なくぶ厚く、実にファット。4人が4人とも鳴りの厚みよって強化されたダイナミズムを伴い、バランスを崩すことなく重層的に押し寄せてくる……。そして、そんなド迫力の「押し」サウンドにも関わらず、ピークにビビりも歪みも起こしていないのです。
そんなファット・サウンドで描かれるのは、HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』を凌駕する長尺のフルショウ。ここで比較しながら整理してみましょう。
●ボーイ(8曲+α)
・Another Time, Another Place/The Cry-The Electric Co./I Will Follow/An Cat Dubh(★)/Into the Heart(★)/Out of Control/Twilight/The Ocean(★)
●その他(7曲)
・アイリッシュ・オクトーバー:Gloria/I Threw a Brick Through a Window/Rejoice/With A Shout(★)/I Fall Down/October(★)
・シングル:11 O'clock Tick Tock(★)
※注:「★」印は『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』で聴けなかった曲。
……と、このようになっています。『BOY』『OCTOBER』を濃縮還元した、まさに初期ベスト。現在では望むべくもない「I Threw a Brick Through a Window」「I Fall Down」も美味しいですが、極めつけは「Rejoice」「With A Shout」で、後にも先にも“OCTOBER Tour”でしか聴けない限定曲。また、前作の「Another Time, Another Place」もこのツアー以降は演奏されていない美味しい1曲です。
そして、そんなセットを紡ぐアンサンブルも素晴らしい。前述したように、このショウは「北米#1」の最終日。全米攻略への手応えを実感した演奏は自信たっぷりですし、最終日だからこそ明日の調子を心配する必要もなし。その思い切りの良さがハジける勢いを生み出し、どの曲も溌剌としているのです。
“WAR Tour”で大好評を博したU2研究家のマスター・コレクション。その“OCTOBER Tour”篇となる名作です。膨大な音源知識と選択眼に裏打ちされた最高峰サウンドを永久保存したプレスCD。どうぞ、心ゆくまで存分にご堪能ください。
★「1981年12月13日リードー・ビーチ公演」のステレオ・サウンドボード録音。U2研究家の監修を受けた過去最高峰マスターで、ぶ厚くリッチな鳴りが素晴らしい。特にアダムのベースがゴリゴリと轟き、その連なりが極太のグルーヴを生み出す様はまるでぶっとい数珠のよう。もちろん、ベースだけでなくエッジのギターもボノの歌声も荒縄の如きビートに負ける事なくぶ厚く、実にファット。4人が4人とも鳴りの厚みよって強化されたダイナミック・サウンドで、「Rejoice」「With A Shout」「Another Time, Another Place」等の貴重曲も満載なフルショウを楽しめます。
(61:31)
1. Radio Announcer Introduction
2. Gloria
3. Another time, Another place
4. I Threw A Brick Through A Window
5. Rejoice
6. With A Shout
7. The Cry / The Electric Co.
8. I Fall Down
9. October
10. I Will Follow
11. An Cat Dubh
12. Into The Heart
13. Out Of Control
14. Twilight
15. 11 O'clock Tick Tock
16. The Ocean
17. Radio Announcer
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
The Malibu Night Club, Lido Beach, New York, USA 13th December 1981 STEREO SBD(UPGRADE)
世界に挑みつつ、まだブレイクスルーには至っていなかった1981年のU2。その若武者のようなライヴが脳みそに流し込まれるサウンドボード・アルバムが登場です。
そんな本作に刻まれているのは「1981年12月13日リードー・ビーチ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。1981年のU2と言えば、“BOY Tour”と“OCTOBER Tour”が交錯する時期であり、本作は後者。そして、当店で“OCTOBER Tour”のサウンドボードと言えば、プレス名盤『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981(Wardour-451)』を筆頭に『BOSTON 1981 PRE-FM(Uxbridge 1335)』『THE RITZ 1982 1ST NIGHT(Uxbridge 1592)』といった名作群がひしめいてもいます。良い機会ですので、まずはツアー・スケジュールでそれぞれの位置関係を確認してみましょう。
●1981年
・8月16日ー9月2日:欧州#1(6公演)
《10月12日『OCTOBER』発売》
・10月1日ー11月4日:欧州#2(29公演)←※PARADISO, AMSTERDAM 1981
・11月13日ー12月13日:北米#1(23公演)←★ココ★
・12月20日+21日:ロンドン(2公演)
●1982年
・1月23日ー26日:アイルランド(3公演)
・2月11日ー3月30日:北米#2(32公演)←※THE RITZ 1982
《9月ー11月『WAR』制作》
・12月1日ー24日:欧州#3(20公演)
これが“OCTOBER Tour”の全体像。本作のリードー・ビーチ公演は「北米#1」レッグにあたるわけですが、ここはサウンドボード量産地帯でもありました。スケジュールをさらにズームしてみましょう。
・11月13日:オールバニ公演
・11月14日『BOSTON 1981 PRE-FM』
・11月15日ー25日(8公演)
・11月28日『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』
・11月29日ー12月12日(11公演)
・12月13日:リードー・ビーチ公演 ←★ココ★
これが「北米#1」の全23公演。リードー・ビーチ公演はその最終日であり、プレス名盤『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』の約2週間後でもありました。このショウはラジオ局“WLIR”で放送された事でも知られ、定番の1つに数えられてきました。本作は、そのFMサウンドボードの最高峰を更新するもの。昨今、当店では海外のU2研究家の監修を受け、“WAR Tour”のサウンドボード音源を最高峰マスターでアーカイヴしておりますが、本作はその“OCTOBER Tour”篇となるものなのです。
実際、本作から流れ出るのは、過去最高を更新するオフィシャル級サウンド。ただし、『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』とは趣が異なりまして、ぶ厚くリッチな鳴りが特徴。『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』は透き通るクリアさにエッジが切り立つタイプのダイレクト感でしたが、本作は極太の芯がグイグイと力づくで迫ってくるタイプ。特に素晴らしいのは、リズム隊。アダムのベースがゴリゴリと轟き、その連なりがぶっといグルーヴを生み出す。視覚的に喩えるなら、ゴリッとしたアタック音の1粒1粒は黒光りする玉のようであり、それが連なるグルーヴはぶっとい数珠のよう。それに絡むラリーのドラミングもキットの構造が目に浮かぶほどに立体的なのです。
ここまででリズム隊だけが頭抜けたサウンドをイメージされるかも知れませんが、そうではないから本作は素晴らしい。エッジのギターもボノの歌声も荒縄の如きビートに負ける事なくぶ厚く、実にファット。4人が4人とも鳴りの厚みよって強化されたダイナミズムを伴い、バランスを崩すことなく重層的に押し寄せてくる……。そして、そんなド迫力の「押し」サウンドにも関わらず、ピークにビビりも歪みも起こしていないのです。
そんなファット・サウンドで描かれるのは、HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』を凌駕する長尺のフルショウ。ここで比較しながら整理してみましょう。
●ボーイ(8曲+α)
・Another Time, Another Place/The Cry-The Electric Co./I Will Follow/An Cat Dubh(★)/Into the Heart(★)/Out of Control/Twilight/The Ocean(★)
●その他(7曲)
・アイリッシュ・オクトーバー:Gloria/I Threw a Brick Through a Window/Rejoice/With A Shout(★)/I Fall Down/October(★)
・シングル:11 O'clock Tick Tock(★)
※注:「★」印は『HOLLYWOOD PALLADIUM 1981』で聴けなかった曲。
……と、このようになっています。『BOY』『OCTOBER』を濃縮還元した、まさに初期ベスト。現在では望むべくもない「I Threw a Brick Through a Window」「I Fall Down」も美味しいですが、極めつけは「Rejoice」「With A Shout」で、後にも先にも“OCTOBER Tour”でしか聴けない限定曲。また、前作の「Another Time, Another Place」もこのツアー以降は演奏されていない美味しい1曲です。
そして、そんなセットを紡ぐアンサンブルも素晴らしい。前述したように、このショウは「北米#1」の最終日。全米攻略への手応えを実感した演奏は自信たっぷりですし、最終日だからこそ明日の調子を心配する必要もなし。その思い切りの良さがハジける勢いを生み出し、どの曲も溌剌としているのです。
“WAR Tour”で大好評を博したU2研究家のマスター・コレクション。その“OCTOBER Tour”篇となる名作です。膨大な音源知識と選択眼に裏打ちされた最高峰サウンドを永久保存したプレスCD。どうぞ、心ゆくまで存分にご堪能ください。
★「1981年12月13日リードー・ビーチ公演」のステレオ・サウンドボード録音。U2研究家の監修を受けた過去最高峰マスターで、ぶ厚くリッチな鳴りが素晴らしい。特にアダムのベースがゴリゴリと轟き、その連なりが極太のグルーヴを生み出す様はまるでぶっとい数珠のよう。もちろん、ベースだけでなくエッジのギターもボノの歌声も荒縄の如きビートに負ける事なくぶ厚く、実にファット。4人が4人とも鳴りの厚みよって強化されたダイナミック・サウンドで、「Rejoice」「With A Shout」「Another Time, Another Place」等の貴重曲も満載なフルショウを楽しめます。
(61:31)
1. Radio Announcer Introduction
2. Gloria
3. Another time, Another place
4. I Threw A Brick Through A Window
5. Rejoice
6. With A Shout
7. The Cry / The Electric Co.
8. I Fall Down
9. October
10. I Will Follow
11. An Cat Dubh
12. Into The Heart
13. Out Of Control
14. Twilight
15. 11 O'clock Tick Tock
16. The Ocean
17. Radio Announcer
STEREO SOUNDBOARD RECORDING