BOB DYLAN - THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN RADIO STATION DISC & SESSIONS(2CD) [IMPORT TITLE]
BOB DYLAN - THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN RADIO STATION DISC & SESSIONS(2CD)
[IMPORT TITLE]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Studio A, Columbia Recording Studios, New York City, NY, USA
24th & 25th April, 9th July, 26th October, 1st & 14th November, 6th December 1962
ボブ・ディラン、フォーク時代の最高傑作アルバム「FREEWHEELIN’ BOB DYLAN」。現在では歴史的名盤として確固たる地位を築いていますが、そのリリースまでには紆余曲折がありました。レコーディングは1962年の4月から開始されたものの、そこで二日間に渡って行われたセッションから後のアルバムに採用されたテイクはゼロ。それどころかレコーディングは断続的に行われ、12月にようやく完了。この時点でのディランはセールス的に鳴かず飛ばずだったファースト・アルバム一枚だけで芽の出ないアーティストだったにもかかわらず、セカンドアルバムのレコーディングでそこまで時間が費やされた理由は未だに釈然としません。
それどころか一旦は62年に録り終えたマテリアルだけでアルバムがまとめられ、翌年の4月にはラジオ局に配るプロモ盤まで作られてリリース直前の段階にまで進行したにもかかわらず、正にその月になって追加のレコーディングが行われた挙句、アルバムの内容が土壇場になって変更という展開。それが現在に至るまで我々が愛聴している「FREEWHEELIN’ BOB DYLAN」の形な訳ですが、一旦は完成したバージョンもプロモ盤が作られただけに、ディラン・コレクター最難関アイテムの一つとして語り継がれています。そんな文字通りのメガレア・プロモLPから丁寧にマニアがファイル化してくれた名音源を限定のプレスCDにてリリースしてみせたのが「THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN RADIO STATION DISC」でした。
単に撤回されたバージョンのアルバムの曲順を再現するだけなら音源は豊富ですので再現可能でしょう。しかし本タイトルのもとになったのは、ちゃんとプロモ盤からファイル化してくれたおかげで、幻のバージョンに収録されたモノ・ミックスを最高の音質で楽しめるという。例えば本バージョンに収録され、この時点では62年4月のセッションから唯一アルバムに採用された曲であった「Let Me Die In My Footsteps」。本曲は後に新たなステレオ・ミックスが施された上で「BOOTLEG SERIES」に収録されましたが、不思議なことに5番の歌詞がカットされたショート・バージョンでのリリースとなったのです。
それがここでは1962年当時のモノ・ミックスかつコンプリで聞けてしまう。おまけに最高音質ときた。それ故に「THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN RADIO STATION DISC」(以下“既発盤”と称します)は大好評を博し、あっという間にSold Outになったのでした。最近になってデッドストックが発掘され、超限定数での再入荷も瞬殺レベル。正に再リリースが待たれていた一枚かと。
しかし今回は単なる既発盤の再リリースには留まりません。というのもボーナスとして収録した別テイク群が2014年のリリース時と違い、現在では非常に入手困難な状況に陥ってしまった。そこで今回はディスクを二枚とすることで幻のバージョンサイドとセッションサイドに分けたのです。これによってセッションや別テイクの収録時間が大幅に拡大。今からちょうど十年前に登場して世界中のマニアを驚愕させた貴重音源の数々をDisc-2にたっぷり収録しています。
ディランにとっての代表曲どころか1960年代の象徴と言っても過言ではない「Blowin' In The Wind」二種類の別テイクを収めたのは前回と同様ですが、それ以上にディスク一枚を丸ごと別テイクや未発表曲に割いたことで名盤「THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN」制作のドキュメントへとバージョンアップ。特にお蔵入り連発となってしまった62年4月の未発表曲は既発盤と比べて大幅に収録。
「Going Down to New Orleans」やロバート・ジョンソンの「Milk Cow (Calf's) Blues (Good Morning Blues)」などレコーディング開始当初はブルースカバーが多く、これではファースト・アルバムと変わりがないのではないか…という判断から没とされたのではないのでしょうか。とはいえ、これらに加え今回は別テイクも増量された「Baby, Please Don't Go」など、カバー曲でもファースト・アルバムよりディランの演奏技術がはるかに向上しており、ギターの達人としての側面ものぞかせてくれます。それに「Milk Cow〜」ではディランが短いながらも初めてピアノの伴奏を披露するという貴重な場面も。
さらに既発盤では弾き語り別テイクだけを収録していた「Corrina, Corrina」に関しては10月に初めて行われたディラン初のバンドセッションからの別テイクも収録。続いて11月も行われたバンドセッションからも別テイクをふんだんに収録し、中でも二回に渡って録音が行われながら実を結ばなかった「Mixed Up Confusion」に関してはテイクごとに表情を変えてゆく様子が解って面白いのがバンド演奏ならでは。
一方アルバム採用曲に関しても「I Shall Be Free」別テイクはディランの弾き語りながらまるでアレンジが違っており、結果として一年を費やされたアルバムのセッションにおいてディランの創造力がいかに溢れていたかを証明してくれます。こうした貴重なテイクもディスクを拡大したことで収録が可能となりました。ちなみに名曲「A Hard Rain's A-Gonna Fall」と「Don't Think Twice, It's All Right」はどちらもディランが1テイクで決めており、残念ながら別テイクは存在しません。
そして一枚目のアルバム本体ですが、「Blowin' In The Wind」の後にバンド演奏の「Rocks And Gravel (solid road)」が始まりますので、後にリリースされた通常版との違いはあまりに大きい。そこから「Let Me Die In My Footsteps」と続くものだから、印象の違いには今なお驚かされます。おまけにこれらがどちらもイイ曲なのですが、それ以上に名曲であった「Girl From The North Country」に「Masters Of War」が産まれたとなっては差し替えられたのも仕方がない。
こうして二枚のディスクに拡大したことで、アルバム二枚分のマテリアルが録音されたにもかかわらず、そこから絞りに絞って一度は完成したアルバムが土壇場で変更されたことで歴史的名盤になったのだと再認識させてくれる貴重なドキュメントへと昇格。今回も音質は完璧ですし、フォーク期ディランの頂点を迎えるまでの試行錯誤が垣間見られる貴重なセッションはどれも飽きのこない内容。そこに加えて幻のアルバム最初のバージョンという最強二枚組へとバージョンアップ!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1(44:50)
RADIO STATION PROMO DISC MONO
Test pressings and promotional albums for radio station, Columbia CL 1986 (mono) April 1963
1. Blowin' In The Wind
2. Rocks And Gravel (solid road)
3. Let Me Die In My Footsteps
4. Down The Highway
5. Bob Dylan's Blues
6. A Hard Rain's A-Gonna Fall
7. Don't Think Twice, It's All Right
8. Rambling, Gambling Willie
9. Oxford Town
10. Corrina, Corrina
11. Talking John Birch Paranoid Blues
12. Honey, Just Allow Me One More Chance
13. I Shall Be Free
Disc 2(71:35)
SESSIONS
1. Blowin' In The Wind (take 1)
2. Blowin' In The Wind (take 2)
3. Rocks And Gravel (solid road) (solo version take 3)
4. Bob Dylan's Blues (take 2)
5. Rambling, Gambling Willie (take1)
6. Corrina, Corrina (solo version take 1)
7. Corrina, Corrina (take 2)
8. Corrina, Corrina (take 3)
9. I Shall Be Free (take3)
Outtakes
10. Going Down to New Orleans (take 1)
11. The Death of Emmett Till (take 1)
12. (I Heard That) Lonesome Whistle (take 2)
13. Sally Gal (Take 5)
14. Baby, Please Don't Go (take 1)
15. Baby, Please Don't Go (take 3)
16. Wichita Blues (Going to Louisiana) (take 2)
17. Milk Cow (Calf's) Blues (Good Morning Blues) (take 1)
18. Baby, I'm in the Mood for You (take 4)
19. That's All Right, Mama (take 1)
20. That's All Right, Mama (take 5)
21. Mixed Up Confusion (Take 3)
22. Mixed Up Confusion (Take 5)
23. Mixed Up Confusion (Take 10)
24. Rocks And Gravel (Solid Road) (Take 2)
25. When Death Comes Creepin' (Whatcha Gonna Do?) (take 1)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Studio A, Columbia Recording Studios, New York City, NY, USA
24th & 25th April, 9th July, 26th October, 1st & 14th November, 6th December 1962
ボブ・ディラン、フォーク時代の最高傑作アルバム「FREEWHEELIN’ BOB DYLAN」。現在では歴史的名盤として確固たる地位を築いていますが、そのリリースまでには紆余曲折がありました。レコーディングは1962年の4月から開始されたものの、そこで二日間に渡って行われたセッションから後のアルバムに採用されたテイクはゼロ。それどころかレコーディングは断続的に行われ、12月にようやく完了。この時点でのディランはセールス的に鳴かず飛ばずだったファースト・アルバム一枚だけで芽の出ないアーティストだったにもかかわらず、セカンドアルバムのレコーディングでそこまで時間が費やされた理由は未だに釈然としません。
それどころか一旦は62年に録り終えたマテリアルだけでアルバムがまとめられ、翌年の4月にはラジオ局に配るプロモ盤まで作られてリリース直前の段階にまで進行したにもかかわらず、正にその月になって追加のレコーディングが行われた挙句、アルバムの内容が土壇場になって変更という展開。それが現在に至るまで我々が愛聴している「FREEWHEELIN’ BOB DYLAN」の形な訳ですが、一旦は完成したバージョンもプロモ盤が作られただけに、ディラン・コレクター最難関アイテムの一つとして語り継がれています。そんな文字通りのメガレア・プロモLPから丁寧にマニアがファイル化してくれた名音源を限定のプレスCDにてリリースしてみせたのが「THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN RADIO STATION DISC」でした。
単に撤回されたバージョンのアルバムの曲順を再現するだけなら音源は豊富ですので再現可能でしょう。しかし本タイトルのもとになったのは、ちゃんとプロモ盤からファイル化してくれたおかげで、幻のバージョンに収録されたモノ・ミックスを最高の音質で楽しめるという。例えば本バージョンに収録され、この時点では62年4月のセッションから唯一アルバムに採用された曲であった「Let Me Die In My Footsteps」。本曲は後に新たなステレオ・ミックスが施された上で「BOOTLEG SERIES」に収録されましたが、不思議なことに5番の歌詞がカットされたショート・バージョンでのリリースとなったのです。
それがここでは1962年当時のモノ・ミックスかつコンプリで聞けてしまう。おまけに最高音質ときた。それ故に「THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN RADIO STATION DISC」(以下“既発盤”と称します)は大好評を博し、あっという間にSold Outになったのでした。最近になってデッドストックが発掘され、超限定数での再入荷も瞬殺レベル。正に再リリースが待たれていた一枚かと。
しかし今回は単なる既発盤の再リリースには留まりません。というのもボーナスとして収録した別テイク群が2014年のリリース時と違い、現在では非常に入手困難な状況に陥ってしまった。そこで今回はディスクを二枚とすることで幻のバージョンサイドとセッションサイドに分けたのです。これによってセッションや別テイクの収録時間が大幅に拡大。今からちょうど十年前に登場して世界中のマニアを驚愕させた貴重音源の数々をDisc-2にたっぷり収録しています。
ディランにとっての代表曲どころか1960年代の象徴と言っても過言ではない「Blowin' In The Wind」二種類の別テイクを収めたのは前回と同様ですが、それ以上にディスク一枚を丸ごと別テイクや未発表曲に割いたことで名盤「THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN」制作のドキュメントへとバージョンアップ。特にお蔵入り連発となってしまった62年4月の未発表曲は既発盤と比べて大幅に収録。
「Going Down to New Orleans」やロバート・ジョンソンの「Milk Cow (Calf's) Blues (Good Morning Blues)」などレコーディング開始当初はブルースカバーが多く、これではファースト・アルバムと変わりがないのではないか…という判断から没とされたのではないのでしょうか。とはいえ、これらに加え今回は別テイクも増量された「Baby, Please Don't Go」など、カバー曲でもファースト・アルバムよりディランの演奏技術がはるかに向上しており、ギターの達人としての側面ものぞかせてくれます。それに「Milk Cow〜」ではディランが短いながらも初めてピアノの伴奏を披露するという貴重な場面も。
さらに既発盤では弾き語り別テイクだけを収録していた「Corrina, Corrina」に関しては10月に初めて行われたディラン初のバンドセッションからの別テイクも収録。続いて11月も行われたバンドセッションからも別テイクをふんだんに収録し、中でも二回に渡って録音が行われながら実を結ばなかった「Mixed Up Confusion」に関してはテイクごとに表情を変えてゆく様子が解って面白いのがバンド演奏ならでは。
一方アルバム採用曲に関しても「I Shall Be Free」別テイクはディランの弾き語りながらまるでアレンジが違っており、結果として一年を費やされたアルバムのセッションにおいてディランの創造力がいかに溢れていたかを証明してくれます。こうした貴重なテイクもディスクを拡大したことで収録が可能となりました。ちなみに名曲「A Hard Rain's A-Gonna Fall」と「Don't Think Twice, It's All Right」はどちらもディランが1テイクで決めており、残念ながら別テイクは存在しません。
そして一枚目のアルバム本体ですが、「Blowin' In The Wind」の後にバンド演奏の「Rocks And Gravel (solid road)」が始まりますので、後にリリースされた通常版との違いはあまりに大きい。そこから「Let Me Die In My Footsteps」と続くものだから、印象の違いには今なお驚かされます。おまけにこれらがどちらもイイ曲なのですが、それ以上に名曲であった「Girl From The North Country」に「Masters Of War」が産まれたとなっては差し替えられたのも仕方がない。
こうして二枚のディスクに拡大したことで、アルバム二枚分のマテリアルが録音されたにもかかわらず、そこから絞りに絞って一度は完成したアルバムが土壇場で変更されたことで歴史的名盤になったのだと再認識させてくれる貴重なドキュメントへと昇格。今回も音質は完璧ですし、フォーク期ディランの頂点を迎えるまでの試行錯誤が垣間見られる貴重なセッションはどれも飽きのこない内容。そこに加えて幻のアルバム最初のバージョンという最強二枚組へとバージョンアップ!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1(44:50)
RADIO STATION PROMO DISC MONO
Test pressings and promotional albums for radio station, Columbia CL 1986 (mono) April 1963
1. Blowin' In The Wind
2. Rocks And Gravel (solid road)
3. Let Me Die In My Footsteps
4. Down The Highway
5. Bob Dylan's Blues
6. A Hard Rain's A-Gonna Fall
7. Don't Think Twice, It's All Right
8. Rambling, Gambling Willie
9. Oxford Town
10. Corrina, Corrina
11. Talking John Birch Paranoid Blues
12. Honey, Just Allow Me One More Chance
13. I Shall Be Free
Disc 2(71:35)
SESSIONS
1. Blowin' In The Wind (take 1)
2. Blowin' In The Wind (take 2)
3. Rocks And Gravel (solid road) (solo version take 3)
4. Bob Dylan's Blues (take 2)
5. Rambling, Gambling Willie (take1)
6. Corrina, Corrina (solo version take 1)
7. Corrina, Corrina (take 2)
8. Corrina, Corrina (take 3)
9. I Shall Be Free (take3)
Outtakes
10. Going Down to New Orleans (take 1)
11. The Death of Emmett Till (take 1)
12. (I Heard That) Lonesome Whistle (take 2)
13. Sally Gal (Take 5)
14. Baby, Please Don't Go (take 1)
15. Baby, Please Don't Go (take 3)
16. Wichita Blues (Going to Louisiana) (take 2)
17. Milk Cow (Calf's) Blues (Good Morning Blues) (take 1)
18. Baby, I'm in the Mood for You (take 4)
19. That's All Right, Mama (take 1)
20. That's All Right, Mama (take 5)
21. Mixed Up Confusion (Take 3)
22. Mixed Up Confusion (Take 5)
23. Mixed Up Confusion (Take 10)
24. Rocks And Gravel (Solid Road) (Take 2)
25. When Death Comes Creepin' (Whatcha Gonna Do?) (take 1)